『フリーターだと将来やばいかな…』
『そろそろ就職した方がいいかな…』
『フリーターの現実が知りたい…』
このような方に向けて記事を書いています。
なんとなくフリーターになって、なんとなくフリーターを続けている人は多いです。
頑張って入った大学を中退した人、新卒で入った会社をすぐに辞めた人など、それぞれに事情がありますよね。
でも結論からいうと、20代の若いうちにフリーターを辞めないと、そのまま非正規労働者から抜け出せなくなるリスクが高いです。
なぜなら社会人経験のない人材は、年齢が上がるにつれて、書類選考で落とされるケースが増えるからです。
特に28〜30歳ぐらいになると、なかなか書類選考が通らなくなりますね…。
記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に就職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに就職や副業に役立つ情報を発信しています。
この記事では、僕がインタビューした元フリーター3名の体験談をもとに『フリーターの現実がやばい理由』から『フリーターから人生をやり直す法法』までを解説します。
この記事を読めば、フリーターの現実が理解できるので、今すぐにフリーターを辞めるべきかを判断できるはずです。
3分ぐらいで読める内容なので、さっそく見ていきましょう〜。
※『今すぐにフリーターから正社員に就職したい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
20代後半のフリーター男が大手建設会社の正社員に就職できた体験談|26歳男性
最初に紹介するのは、元フリーターの山下剛史さん(26歳男性・仮名)です。
山下剛史さんは、偏差値70ほどの高校を卒業後、某有名大学に進学しましたが、大学の勉強に付いていけず、2年留年した結果、大学を中退しました。
大学入学まではエリートコースを走ってきたのですが、大学で挫折してしまい、そのままフリーターに転落したのです…。
地元を離れて大学生活を送っていたので、大学中退と同時に地元に帰ればよかったのですが、卒業できなかった恥ずかしさもあり、なかなか実家に帰れませんでした。
大学中退後は、カラオケ店で夜勤のバイトをして、生活費を稼ぎつつ、フリーター生活を送っていました。
でもフリーター生活は、かなり惨めでした…。
山下剛史さんは浪人と留年をしていたこともあり、年齢的には26歳になっていたので、バイト先のアルバイトは当然ほぼ年下、さらに社員も年下だったのです。
そのため、新入社員に仕事を教えることも多く、その度に「本当は俺も今ごろは…」という悔しさを感じていました。
その後、30歳までのカウントダウンが始まったこともあり、山下剛史さんは地元に帰って就職する決心をして、なんとか正社員になるために一生懸命に就活しました。
面接後に面接官宛にお礼状を書くなど、学歴や職歴の不利さをカバーするために、とにかく必死で行動したそうです。
その結果、建設業界の大手企業に見事採用が決まり、社会人としてのキャリアをスタートさせることができました。
山下剛史さんは、フリーターから正社員に就職したことで、『非正規労働者の惨めな立場』を克服できたということですね。
20代後半のフリーター男がホワイト企業の正社員に就職できた体験談|27歳男性
次に紹介するのは、元フリーターの菅原翔太さん(27歳男性・仮名)です。
菅原翔太さんは大学院を卒業後、税理士を目指しつつ、税理士事務所に就職しました。
しかし税理士事務所の仕事がハードワークだったため、なかなか資格取得のための勉強ができず、入社3ヶ月で退職しました。
その後、コンビニのアルバイトをやりつつ、資格の勉強を続けていましたが、なかなか自分で自分をコントロールするのが難しく、結局あまり勉強できませんでした。
結局2年フリーター生活をしましたが、税理士になれる見込みは持てず、年齢も27歳になっていたので、「このままだと自分の未来は絶望しかない…」と思い、就職することを決意します。
しかし問題は、菅原翔太さんがほとんど正社員経験のないまま、27歳になっていたことです。
ビジネスマナーが、全くできなかったのです…。
面接での質疑応答、言葉のつかい方、コミュニケーションの基礎からやり直す必要がありました。
でも「なんとか正社員になって人生やり直したい!」という強い気持ちがあったので、菅原翔太さんは必死に努力して、落選をくり返しながらも、最終的に内定を勝ち取ることができました。
その後は、中小規模のホワイト企業の正社員として、キャリアをスタートさせています。
菅原翔太さんは、フリーターから正社員に就職したことで、『何もできない自分の未来への絶望』を克服できたのです。
20代半ばのフリーター男がIT企業の正社員に就職できた体験談|24歳男性
最後に紹介するのは、元フリーターの佐藤裕介さん(24歳男性・仮名)です。
佐藤裕介さんは高校を卒業後、「将来仕事に困らなさそう」という理由で、看護の専門学校に入学しました。
しかし看護の勉強に興味が持てず、バイトばかりするようになり、そのうち授業にも出席しなくなりました。
その後、専門学校を中退して、学生時代から続けていたバーのバイトでお金を稼ぎつつ、フリーター生活に突入します。
結局3年フリーターを続けていたのですが、年齢が上がるとともに、周りに取り残されている劣等感が強くなっていきました…。
バイト先ではバイトリーダーを任されていましたが、どれだけ頑張っても年下の社員より給料は少ないですし、もちろん有給や賞与もありませんでした。
さらに職場にいた大学生のアルバイトが、就職してバイト先を卒業していく姿を何度もみて、「俺だけ何やってるんだろう…」と落ち込むことが増えていったのです。
そして、24歳のときに「このままだと俺だけ取り残される!」と思って、就職活動を必死に頑張りました。
その結果、IT系ベンチャー企業の営業職に就職が決まり、現在は大卒とも肩を並べて仕事ができているそうです。
佐藤裕介さんは、フリーターから正社員に就職したことで、『取り残されている劣等感』を克服できたということですね。
【関連記事】
⇒専門学校中退の24歳男でもIT企業に就職できた体験談
20代はまだ間に合います!【フリーターが正社員になって人生やり直す方法】
では、フリーターが正社員になって人生をやり直すためには、どうすればいいのか?
ぶっちゃけ普通レベルのフリーターの方が、大手上場企業に就職するのは、めちゃくちゃ難しいです。
フリーターから大手上場企業に就職できるのは、メジャーリーガー級に優秀な一部の人たちだけ。
フリーター時代から自分でビジネスをしていた人や、前職で自分主導で会社に大きな利益をもたらした人だけが、ヘッドハンティングによって大手上場企業に就職できます。
そのため、普通レベルのフリーターの方が、大手上場企業に就職するためには、メジャーリーガー級の人材になるしかないのです。
でも、9割以上の人は普通レベルかと。
ちなみに、この記事を書いている僕も、あなたと同じ普通レベルの凡人フリーターでした。
では、凡人が有利に生きていくためには、どうすればいいのか?
凡人が選ぶべきなのは、会社に依存する働き方ではなく、自分のスキルに依存する働き方です。
いまは終身雇用が崩壊して、大手上場企業にいても安定はないと言われています。
しかし、そもそもフリーターの人は大手上場企業に就職できないので、これとは無関係に安定はありません。
会社に依存して生きている限り、いつ解雇されるか分からない不安や、頑張っても給料が上がらないストレスからは、解放されないのです。
ですからフリーターの方は、いつでもどこでも誰とでも働けるスキルを身に付けることが重要になります。
フリーターの気持ちがわかる転職エージェントを利用するのがおすすめ!
フリーターの方が、自分のスキルを身に付けるためには、どうすればいいのか?
それは、フリーターの気持ちがわかる、転職エージェントを利用することです。
フリーターの人が、自分ひとりで就職活動をする場合、ハローワークを利用したり、転職サイトに登録したり、転職エージェントを利用したりすると思います。
企業の選考は『書類選考→面接→内定』という流れで進んでいくので、履歴書の最終職歴が『アルバイト』だと、職歴フィルターで落選する可能性が高い…。
企業の採用担当は、効率よく選考をしたいと考えていますので、フリーターはそもそも面接しないという会社も多いのです。
そのため、フリーターの方は、ハローワークから応募したり、転職サイトから応募したりすると、書類選考で落とされやすいです。
フリーターの方が就職する場合は、フリーターの気持ちがわかる転職エージェントを利用しましょう。
転職エージェントの中には、経験者に有利な求人を中心に扱っているところや、フリーターの就職実績が少ないところも多いです。
このような転職エージェントを利用すると、よほど優秀なフリーターの方じゃないと、手厚いフォローが受けれない可能性があります。
なぜなら転職エージェントのビジネスモデルは、求職者を企業に入社させないと、利益が発生しない仕組みになっているからです。
経験者を欲しがっている企業に対して、フリーターの人を紹介しても内定がもらえないので、経験者の求職者を優先的にフォローするということですね。
ですからフリーターの方は、社会人未経験の求人をメインに扱っていて、フリーターの就職実績が豊富な転職エージェントを利用するのがおすすめです。
キャリアアドバイザーも人間なので、あなたが本気で就職したいことをしっかり伝えれば、特に手厚くサポートしてくれますよ。
人間は、感情で動く生き物ですからね、
フリーターから人生を逆転させたい方は、フリーターの就職を本気で考えてくれる、転職エージェントを利用しましょう。
ちなみに、転職エージェントの選び方にはコツがあるので、よろしければ、こちらの記事もどうぞ。