コールセンター から転職

こんにちは、リュウセイと申します。

僕は新卒でコールセンターの正社員になり、入社3ヶ月目の研修期間中に退職した後、上場企業の営業職に転職し、今は転職して数年が経ちました。

この度は、僕が前職のコールセンターに入社して感じた違和感の実態や、入社3ヶ月目の研修期間中に辞めることになった経緯、転職して数年経った今思うことを記事に書かせていただこうと思います。

コールセンターから転職を考えている方のみではなく、新卒1年目に転職を考えている方などにも読んでいただければ幸いです。

新卒でコールセンターの正社員に就職するまでの話

コールセンター から転職

僕は高校を卒業後、大学受験に失敗し、一浪して私立大学の法学部に入りました。

大学生の頃は地元のよさこい祭りに参加したり、フットサルサークルに入ったりして、それなりに大学生活を楽しんでいました。

その中でも特に頑張っていたのがアルバイトで、高校3年生の頃から浪人時代も含めて大学を卒業するまでの5年半、スポーツショップのアルバイトを続けました。

アルバイト時代の実績として就職活動のときにもアピールしていたのは、ジョギングシューズのインソール販売で昨年対比400%の予算を達成し、全国の店舗の中で1位を取れたことです。

ジョギングシューズを買いに来るお客様には「タイムを伸ばしたい」「足が痛い」「外反母趾の悩みがある」などのニーズがあったため、お客様と話をする中でニーズを引き出し、それを解決できる商品としてインソールを提案し、多くのお客様に喜んでもらいました。

この成功体験がきっかけとなり、僕は大学を卒業したら接客経験を活かせる営業の仕事をやってみたいと思うようになりました。

その後、就職活動がスタートし、僕は「歳を重ねたときに言葉に説得力がほしい」と考え、不動産業界を中心に営業系の会社の選考を受けていきました。

そして、最終的に新電力や光回線、ウォーターサーバーなどを扱う商社の営業職に就職することが決まりました。

この会社に入社した理由は、オフィスソリューションという事業がなんとなく良さそうだと思いましたし、若いうちにマネジメントに上がれるチャンスがあると感じたからです。

しかし実際に入社してみると、最初の研修期間はコールセンター業務がメインで、9時〜18時まで電気料金の削減を案内する電話をかけ続ける毎日が始まりました。

入社1ヶ月でコールセンターを辞めたいと思った理由

コールセンター 辞める人多い

最初は仕事ってこういうものかなと思い、会社に言われるがままコールセンター業務をやっていたのですが、徐々に違和感が大きくなっていきました。

僕はもともと対面の営業がやりたかったのですが、実際は電話営業のみで全てを完結させる営業スタイルだったため、入社前に想像していたオフィスソリューション事業とはかけ離れていました。

もし契約が取れたとしても、どんな人に販売しているかをイメージできないと、仕事にやりがいを感じられないと思いました。

加えて、見習い期間として3ヶ月の研修期間が設定されていたのですが、この期間中に達成しないといけないノルマを課せられ、それを達成できなければクビになるという条件でした。

入社して1ヶ月しか経っていませんでしたが、自分の中で違和感だらけだったので、誰かに悩みを聞いてもらいたいと思い、会社帰りにスマホで転職エージェントに登録して電話で相談に乗ってもらいました。

キャリアアドバイザーの方に話を聞いてもらったら、頭の中が少しスッキリして、次のようなアドバイスをもらいました。

「まだ入社1ヶ月しか経っていないので、今辞めると転職するときに印象が悪くなります。まずはノルマを達成できるかチャレンジしてみて、その結果次第で転職するかを判断するほうがいいと思います。理不尽な状況でも逃げずにやりきったという実績ができるので、もし転職することになったときにそれをアピールできますから。今は大変だとは思いますが、もう少し続けてみませんか?」

キャリアアドバイザーの方と話をしてみて、「この人の言う通りかもしれない。せっかく新卒で入社したんだからもう少し今の会社で頑張ってみよう」と思いました。

入社3ヶ月の研修期間中にコールセンターを退職した

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転職エージェントに電話で相談してから2ヶ月ほどコールセンター業務を頑張りましたが、結局ノルマを達成できず、僕は入社3ヶ月目に会社を退職することになりました。

会社から課せられていたノルマは4件の受注で、最終的に僕は1件の受注しか取れませんでした。

ちなみに、僕が退職するタイミングでは、同期の新卒社員は27名も辞めていました。

自分の中では「やれるだけのことはやった」というある種の達成感もあったので、過去を後悔するのではなく、切り替えて次に進もうという前向きな気持ちになれていました。

いま振り返ると、入社1ヶ月目に辞めずに、とりあえず限界まで続けておいて良かったな、と思います。

※第二新卒で転職した人の体験談は、以下の記事でまとめて紹介しています。

第二新卒枠でコールセンターから転職するためにやったこと

コールセンター から転職

僕は前職のコールセンターを辞めた後、電話で相談に乗ってもらった転職エージェントに加えて、もう1社別の転職エージェントも併用しながら転職活動を進めていきました。

電話で相談に乗ってもらったキャリアアドバイザーの方はめちゃくちゃ良い人だったのですが、転職エージェントとしては規模が小さめで、紹介してもらえる求人の数が少なかったんですよね。

それで仕方なく、第二新卒の転職に強そうなエージェントも併用して、自分の転職先の選択肢を広げることにしました。

コールセンターからの転職活動の結果と振り返り

コールセンター から転職

そんな感じで2社の転職エージェントから求人を紹介してもらいながら、最終的に3社に絞って面接を受け、2社から内定をいただき、最終的に第二新卒の転職に強いエージェントから紹介してもらった会社を選びました。

もともと希望していた不動産業界の営業職でしたし、上場企業なので安定感もあると思いました。

丁寧に相談に乗ってくれた1社目のキャリアアドバイザーの方には申し訳ないと思いましたが、電話で就職先を決めたことを伝えたら祝福してくれました。

僕の転職活動を振り返ると、前職で自分なりにやり切ってから退職したことと、複数の転職エージェントを利用したことが良かったと思っています。

転職活動の面接では『理不尽な状況にも逃げずにノルマ達成と向き合った姿勢』をアピールできましたし、幅広い選択肢の中から応募する企業を選ぶこともできました。

現在転職して数年経ちますが、完全週休2日制の土日祝休みで年間休日も120日以上ありますし、売上は安定しているので毎日ノルマに追われることもなく、精神的にはかなり楽になりました。

今後は資格取得や役職も視野に入れて、長期的に今の会社でキャリアを築いていきたいと考えています。

ちなみに、僕が利用した第二新卒向けの転職エージェントは10時間以上のフォローがある『第二新卒エージェントneo』です。

第二新卒エージェントneo :20代の転職に強い。未経験OKの求人が豊富。10時間以上の無料転職サポートあり。

まとめ:新卒1年目に会社を辞めたい人へアドバイス

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いろいろと書きましたが、特に新卒で入った会社をすぐに辞めたいと思っている方には「一度キャリアアドバイザーの方に相談してみること」をおすすめしたいです。

行動しなければ人生は変わらないのは確かですが、どのように行動するかで得られる結果も変わってきます。

僕の場合も、もし入社1ヶ月目に辞めていたら「嫌なことからすぐ逃げる人間」という印象になっていたと思いますが、やれるだけのことをやってから退職したことで「理不尽な状況にも逃げずに向き合った人間」という評価を得ることができました。

ですから転職で失敗しないためにも、どう行動すれば自分に有利になるかを知っておくことがとても重要だと思います。

僕もそうだったように、最初の就職活動で仕事選びに失敗しているわけですから、転職活動でも同じ失敗をするかもしれません。

そのようなリスクを回避する意味でも、情報収集や事前準備はしっかりやるべきです。

この記事では、僕の恥ずかしい失敗談も含めて、入社3ヶ月目にコールセンターを退職してから上場企業の営業に転職するまでの話を包み隠さず書いたつもりです。

コールセンターから転職を考えている方はもちろん、新卒1年目に転職を考えている方のお役に立てれば幸いです。

あなたの転職活動がうまくいき、あなたの理想の生活が手に入ることを祈っています。

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