コールセンター 底辺
コールセンターの仕事を辞めたい人『コールセンターの仕事が底辺すぎて毎日ストレスがやばい…。ほかの会社のコールセンターもこんなにきついの?』

このような方に向けて、記事を書いています。

結論からいうと、どの会社のコールセンターの仕事もきついです。

その理由は、コールセンターで働く限り、営業電話をかけて毎日断られるストレスはありますし、ノルマをクリアできないと詰められるプレッシャーがあるからです。

特に発信がメインのコールセンターは底辺ですね。離職率もかなり高めです。

今の段階でコールセンターのストレスに耐えれないのなら、できるだけ早く転職した方がいいですよ。

5年後10年後も、そのストレスは続きますからね。

ドフラ
こんにちは。26歳まで底辺労働者だった、ドフラです。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。

僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計975名の方にインタビューしてきたので、様々な業界で働く方のリアルな情報をお伝えできると思います。

この記事では、僕が実際に話を聴いた、元コールセンター勤務の村上流星さん(24歳男性・仮名)の体験談をもとに、『コールセンターが底辺な理由』から『コールセンターを辞めるべき理由』までを解説していきます。

この記事を読めば、コールセンターの実態が理解できるので、今すぐコールセンターを辞めるべきか判断できるはずです。

それでは、さっそく見ていきましょう〜。

『今すぐにコールセンターから転職したい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。

コールセンターが底辺な理由【ストレスがやばいから絶対やめとけ!】

コールセンター 底辺

まずは今回紹介する、元コールセンター正社員の『村上流星さん(24歳男性・仮名)』の簡単な経歴を紹介しておきます。

村上流星さんは大学を卒業後、新卒社員としてオフィス機器を販売する営業会社のコールセンターに就職しました。

この会社を選んだ理由は、若くても成果を出せば早く出世できて、将来的に対面営業の仕事にステップアップできると思ったからです。

でも実際に入社してみると、コールセンターは想像以上にきつい仕事だったのです。

村上流星さんがやっていた仕事は、毎日300件ほどの営業電話をかけることで、そのうち99%以上は断られるので、精神的にかなり辛かったそうです。

営業電話をかける相手は中小零細企業で、電力削減の商品を案内していました。

村上流星さんが入社した会社はノルマ達成に対してかなり厳しく、入社後3ヶ月の見習い期間が設定されており、この期間内にノルマを達成できないとクビになる、という条件でした。

結局28名いた新卒社員のうち27名が入社3ヶ月以内で退職し、村上流星さんもノルマ達成が見込めず入社3ヶ月目で退職しました。

村上流星さんは退職後、約1ヶ月の転職活動を経て、不動産管理会社の営業職に転職することができました。

現在はクビ切りやノルマ達成の恐怖から解放されて、しっかりと地に足をつけて仕事ができているそうです。

ここからは、村上流星さんの体験談をもとに『コールセンターが底辺な理由』を詳しく解説していきます。

コールセンターは誰でもできる!社員は使い捨てのように入れ替わる

コールセンターの仕事が底辺だといわれる理由は、誰でもできる仕事だから、です。

簡単にいうと『毎日300件ほどの電話をかけるだけ』なので、ほとんど頭を使わないですし、知識もスキルも必要ありません。

実際にコールセンターの職場には正社員のほかに、パートやアルバイト、派遣社員も多くいるので、社員じゃなくてもできる仕事ということですね。

ちなみに村上流星さんは約2ヶ月間、毎日300件の営業電話をかけ続けた結果、契約につながったのは1件だけでした。

つまり、営業電話の99%以上は断られるわけです。

普通の人は断られ続けると精神的にきつくなって、仕事のモチベーションも下がり、数ヶ月で会社を辞めていきます。

そのためコールセンターの営業戦略は大量に人員を採用して、ストレスに耐えられる限界まで営業電話をかけさせて、ダメになったら退職してもらう、というまるで使い捨てのような感じです。

『営業電話に耐えれない社員=会社に必要ない』となるので、コールセンターの離職率はめちゃくちゃ高いのです。

コールセンターはノルマをクリアできないとクビになる!?

コールセンター ストレス やばい

村上流星さんが勤めていたコールセンターでは、入社3ヶ月の見習い期間中にノルマを達成できなければクビになる、という条件が課せられていました。

ぶっちゃけ大卒でこんな会社に入社してしまうなんて、完全なハズレくじですよね…。

社会人経験のない就活中の大学生たちは、『ソリューション営業』『コンサルティング営業』『キャリアプランが選べる』など言葉から、なんとなく良さそうという理由だけで就職先を決めがちです。

実際に毎年多くの新卒社員が、『こんなはずじゃなかった!』『イメージしていた仕事と違った!』という理由で、入社した年の4月5月に会社を退職していますよね。

村上流星さんが入社したコールセンターは、特にノルマ達成に対するプレッシャーが厳しい会社なので極端な例ですが、ほかのコールセンターでも同じようにノルマのプレッシャーはあります。

コールセンターでは月間の契約目標が設定されており、月ごと、週ごと、日ごとに細かいノルマが用意されています。

毎日300件の電話をかけるなら、そのうち決済者と何件接触できたか、興味を持ったのは何件か、明日以降に決済者と接触できる見込みは何件あるか、などのノルマを毎日追わされます。

コールセンターの仕事は毎日このプレッシャーがあるので、一生気を休めることはできません。

そしてノルマが達成できない社員は、『なぜ達成できないのか?』という質問責めにあったり、結果を出せないから社内に居づらくなったりして、これに耐えきれずコールセンターを辞めていくのです。

コールセンターはやめとけ!ストレスがやばくて飛ぶ社員が多すぎ!

コールセンターの仕事がきついと思うなら、今すぐにコールセンターを辞めるべきです。

コールセンターの職場では、社員が急に飛ぶ(音信不通で会社に来なくなる)ことは日常茶飯事です。

コールセンターの社員をまとめる管理者には、ノルマに対して厳しい人間が多く、とても退職を言い出せる雰囲気じゃないんでしょうね。

コールセンターを辞める人の半数以上が、上司に退職の相談をせずに退職する印象です。

いつか辞めようと思っているなら、できるだけ早く辞めるべきです。

なぜならコールセンターの経験は、コールセンターの仕事でしか活かせませんからね。

つまり、コールセンターを続ければ続けるほど、転職先もコールセンターしか選べなくなるということです。

電話営業で商品を買う人がいる限り、コールセンターの仕事はなくならないと思います。

でも最近は、すぐにネットに評判を書かれますし、迷惑電話をブロックするサービスも普及しています。

そもそも必要な商品やサービスがあったら、自分でネットで検索して買いますよね?

これらの時代背景からも、コールセンターの仕事の未来は先細りが予想できます。

あなたが今20代なら、あえてコールセンターの仕事を選ぶ必要はないと思いますよ。

ドフラ
自分に向いてる仕事が知りたい方は、以下の記事で紹介する『無料適職診断テスト』を受けるのがおすすめですよ。

コールセンターの社員は20代が限界!長くは続けられない仕事です

コールセンター やめとけ

コールセンターの社員をやってみるとわかると思いますが、管理者以外のコールスタッフのほとんどが20代ですよね?

30代以上のコールスタッフの9割以上は、パートやアルバイト、派遣社員になる場合が多いです。

これは、なぜか?

結論からいうと、コールセンターの社員は20代までが限界なんですよね…。

毎日朝から晩まで営業電話をかけ続ける人生なんて、普通の人は耐えられないと思います。

20代のコールセンター社員の多くが、30代40代の自分の未来を想像したときに絶望して、退職して行くのです。

20代社員がコールセンターを辞めようとすると、上司から『ここで辞めたら逃げグセがつくぞ!』『成長したいなら今が頑張りどきだ!』と言われるかもしれません。

でも、その上司も内心では『俺だって早くコールセンター辞めたいのに、ふざけんなよ!』と思っていることでしょう。

上司が部下の退職を止めるのは、部下の未来を考えているからではなく、シンプルに上司の評価が下がるからです。

いずれにせよ、コールセンターの社員は長く続けられる仕事ではないので、転職の決断は早いに越したことはありません。

あなたがまだ20代なら、未経験から挑戦できる職種はたくさんありますからね。

これが30代でコールセンターの職歴しかないと、20代と比べて選べる転職先が圧倒的に少なくなるので、注意してくださいね。

『明日やろうはバカヤロウだ!』と言葉もあるので、コールセンターを辞めたいと思っているなら、ぜひこの機会に行動してみましょう。

ドフラ
コールセンターから転職で失敗したくない方は、こちらの記事で紹介する転職エージェントを利用するのがおすすめですよ。