このような疑問に答えます。
スーパー店員の仕事は、「サービス残業が多い」「休みが取りづらい」というイメージから仕事がきついと言われることも多いです。
では、スーパーは本当にきつい仕事なのか?
結論からいうと、仕事がきついかどうかは、就職するスーパー次第ですね。
たしかに10年以上前は、長時間のサービス残業や低賃金という労働環境のスーパーが多く、スーパーで働くことにネガティブな印象を持つ人も多かったようです。
しかし最近は労働環境が大きく改善されており、「最近はそこまできついとは思わない」「大手だと福利厚生が手厚い」という意見も増えています。
とはいえ、やはり今でも「スーパーの仕事はきつい…」という理由で、スーパーを辞めていく人がいるのも事実です。
記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。
僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計985名の方にインタビューしてきたので、スーパーを辞める人のリアルな情報をお伝えできると思います。
この記事では、僕が実際に話を聴いた、元スーパー店員の佐藤未央さん(23歳女性・仮名)の体験談をもとに『スーパー店員を辞めたいと思う瞬間』から『スーパーから転職で失敗しない方法』までを解説していきます。
この記事を読めば、スーパー店員を辞めた人のリアルがわかるので、今すぐにスーパーから転職すべきかの参考になるはずです。
3分で読める内容なので、それではいきましょう。
※『今すぐ自分に合う仕事が知りたい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
スーパー店員を新卒1年目で私が辞めた理由【23歳女性の転職体験談】
世の中には約22,000店のスーパーがあり、大手企業から中小零細企業までさまざまです。
スーパーを運営する会社によって、社風や待遇面は異なるため、どのスーパーに就職するかが重要になります。
今回紹介する、元スーパー員の佐藤未央さん(23歳女性・仮名)は、大学卒業後に新卒社員として、某スーパーに入社しました。
約40店舗のスーパーを経営する会社だっため、新入社員研修は充実していましたし、人間関係にも大きな問題はありませんでした。
では、なぜ佐藤未央さんはスーパーを辞めたのか?
佐藤未央さんの退職理由は、転勤の頻度が多かったから、です。
具体的には、1年目に4回の転勤があったようで、これがストレスになってしまい、退職することを決意しました。
これは完全に僕の主観ですが、これまでにインタビューしてきた、スーパー社員の方の傾向をみると、私生活の時間を重視する方が多い印象です。
そのため、転勤が多かったり、長時間労働になったり、休日出勤になったりすると、強いストレスを感じるようですね。
【体験談】スーパーに就職した結果、転勤と通勤時間がきつかった…
前章で、元スーパー店員の佐藤未央さん(23歳女性・仮名)がスーパーを辞めた理由が、年4回の転勤がきつかったから、と説明しました。
これはスーパー店員のあるあるで、複数の店舗を経営する会社の場合、頻繁に転勤があるようです。
また、佐藤未央さんが特にストレスに感じていたのは、通勤時間の長さですね。
通勤時間は片道1時間半かかっていたので、往復で3時間でした…。
毎日3時間もの時間が通勤で消えるのは、なかなかしんどいですよね。
ちなみに、転勤は年4回ありましたが、どれも同県内の転勤だったため、会社から引っ越し手当などは出ず、仕方なく引っ越さずに通勤していたそうです。
プライベートを重視したかった佐藤未央さんは、この通勤時間の長さに耐えられず、スーパーを辞めました。
スーパーへの就職は負け組?いや、ホワイトだという人もいます
世間的には『スーパーの正社員はきつい』というイメージもあるようですが、実際のところはどうなのか?
スーパー社員にやりがいを感じている方の意見は、次のとおり。
- 食に詳しくなり、食生活が豊かになる
- 商売の楽しさを実感できる
- コミュニケーション能力が身に付く
- お客様から褒めてもらえることがある
- チームで協力しながら仕事ができる
また大手上場企業のスーパーで働く社員の場合、年収600~800万円稼ぐ社員もいるようなので、一概に『スーパーの正社員=仕事がきつい』とはいえませんね。
とはいえ、一般的にはスーパー業界の給料は低めです。
TKCグループが公開するBAST速報版によると、野菜小売業の従業員1人当たりの人件費は『188万2,000円』となっています。
ほかの業界と比較すると、次のとおり。(参照:BAST速報版(206業種12分析項目))
- 野菜小売業:188万円
- 婦人服小売業:269万円
- 家具小売業:375万円
- 広告業:594万円
- 電気通信工事業:614万円
- 受託開発ソフトウェア業:625万円
こうやって比較してみると、スーパーの給料が低いことがわかりますよね。
つまり、スーパーの正社員はきつい仕事ではないが、給料が安くなる可能性は高いということです。
スーパーから転職するなら何歳まで?手遅れになる前に行動しよう
ここまでの内容から、『スーパーから転職した方が良さそうだな…』と思った方は、今すぐに行動しましょう。
未経験から転職に挑戦する場合、企業から評価されるのは『若さ』と『コミュニケーション能力』です。
スーパーから転職する方の多くが、コミュニケーション能力を身に付けていると思うので、気を付けるべきは『年齢』です。
「せっかくだからもう少し続けてみようかな~」「区切りの良いタイミングで転職しようかな~」などと行動を先延ばしにしていると、あっという間に20代後半になってしまいます。
転職市場のリアルな話をすると、未経験者は28歳以上になると、書類選考が通りにくくなります。
企業側としては、未経験者を採用すると教育コストがかかるため、未経験から育てるなら、少しでも長く働ける若手社員がいいと考えるのです。
いざスーパーから転職しようと思ったときに、「もう手遅れ…」では辛いですよね。
ですから、今の段階で「スーパーの仕事を辞めたい」と思っている方は、少しでも早いうちに行動しておくのが安全ですよ。
スーパーから転職する前にやっておくべきこと
今の段階で、『スーパー店員は大変すぎる…』『スーパーの正社員はきつい…』と思っている方は、そもそもスーパーの仕事に向いてない可能性が高いです。
そして、自分に向いてない仕事を選んでしまう最大の原因は、自分の強みや弱みを理解できていないからです。
つまり、自己分析が足りていない、ということ。
とはいえ、今まで自己分析をやったことがない人が、自分の強みや弱みを分析するのは大変だと思います。
そんな方のために、世の中には自己分析ツールが多く存在します。
その中でも、特におすすめなのが、無料適職診断テストが受けれる『ミイダス』ですね。
ミイダス :3分で登録完了。面談&履歴書なしでOK。無料適職診断テストあり。780,000人が登録。
ミイダスはすべて無料で利用できますし、面談や履歴書などの手間もないので、あなたにリスクはありません。
合計4種類の診断テストを無料で受けれるのですが、特に『コンピテンシー診断』がおすすめです。
下記のとおり、自分に向いてる仕事を順番に教えてくれるので、職種選びの参考になりますよ!
さらに『適性の低い職種』も表示してくれるので、自分に合わない仕事を選ぶリスクも回避できますよ。
ちなみに私は事務職や公務員の適性が低かったです。
下記の『パーソナリティの特徴』という項目では、自分の個性や特徴を数値化してくれるので、客観的なデータをもとに自己分析も可能ですよ!
スーパーを辞めたいと思っている方は、転職する前にミイダスの無料適職診断テストで『自分に向いてる仕事』や『自分の強みと弱み』を調べておいてくださいね。
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スーパーから転職で失敗しない方法とは?
スーパーからの転職活動を成功させるためには、自分ひとりで転職活動を進めるのではなく、転職エージェントを利用することをおすすめします。
まず第一に、転職エージェントを利用する最大のメリットは「非公開求人」を紹介してもらえることです。
一般の転職サイトには掲載されていない、限られた人だけに公開される求人にアクセスできるのは、エージェントを使う大きな強みです。
これにより、他の応募者と差別化を図りながら、より条件に合った職場を見つけやすくなります。
「こんな求人があったなんて…」と思わず驚くこともあるでしょう。
次に、キャリアプランについての相談ができる点も重要です。
「この先、どんなキャリアを築いていけばいいのか…」と悩んでいる方にとって、エージェントのプロフェッショナルな意見は非常に参考になります。
特に、未経験の業界や職種への転職を考えている場合は、しっかりとしたキャリアプランを立てることが必要です。
エージェントと一緒に今のスキルをどう活かせるかを考え、「ここなら挑戦できるかもしれない」と思える業界を見つけ出すことが、後悔しない転職への第一歩です。
転職活動においては、書類作成や面接対策も避けて通れませんが、エージェントはこの部分でも大きなサポートを提供してくれます。
「履歴書や職務経歴書をどう書けばいいのか分からない…」「面接で何を聞かれるのだろう…」という不安を持つ方にとって、エージェントからの具体的なアドバイスは心強い味方となります。
採用担当者の目を引く書き方や、面接での受け答えのコツを教えてもらえるため、自信を持って選考に臨むことができるのです。
さらに、転職活動の中で避けられないのが企業との交渉です。
特に給与や休日、入社日など、直接交渉するのが難しい条件については、エージェントが代行してくれることで安心感が得られます。
「こんな条件でお願いしてもいいのかな…」とためらうことなく、希望をエージェントに伝えることで、選考に集中できる環境が整います。
このようにスーパーからの転職活動を本格的に始める場合は、自分ひとりで進めるのではなく、転職エージェントを利用するのがおすすめですよ。
まとめ:スーパー店員を辞めたいと思ったら今すぐに行動すべきです
最後に、この記事のまとめです。
- 転勤の頻度が多すぎてストレスだった(年に4回の転勤)
- 同県内の転勤だと引越し手当が出ないから通勤するしかなかった
- 通勤時間が長い店舗に配属されると辛かった(往復3時間)
- 私生活の時間やプライベートが充実しないから辞めたいと思った
- スーパー業界はほかの業界に比べて給与水準が低い
今回の内容は、僕が元スーパー店員(正社員)の方から実際に聞いた話がもとになっています。
『精神的にも肉体的にも、スーパーの仕事がきつくなってきた…』という方は、できるだけ若いうちに転職しておくのが安全です。
年齢を重ねるほど、未経験からの転職が難しくなるので、やり直せるうちに行動しておきたいところです。
この記事で紹介した元スーパー店員の佐藤未央さんは、23歳でスーパー店員から事務職に転職して、自分にとってホワイトな労働環境に移動することができました。
この転職事例はたくさんある中の一つのサンプルにすぎませんが、一番伝えたいのは『20代なら絶対にスーパーから転職できる』ということです。
まずは小さな一歩でもいいので、あなたにできることから始めてみませんか?
「スーパーの仕事を続ける自信がない…」という方は、ぜひこの機会に行動してみてくださいね。