このような方に向けて、記事を書いています。
スーパーの青果の仕事は、お客様と直接会話ができたり、仕入れから売り場作りまでを任されたりするので、とてもやりがいのある仕事です。
でも、いっぽうで20代30代の中には『スーパーの青果は辛い…』と言って辞めていく人もたくさんいます。
なぜ、スーパーの青果は辛いのか?
結論からいうと、スーパーの青果が辛い理由は次のとおり。
- 体力的にきつい
- プレッシャーに耐えられない
- 仕事が難しい
スーパーの青果の仕事を続けている限り、このストレスと付き合っていかなければいけません。
仕事のやりがいとストレスを天秤にかけて、スーパーの青果を辞めるべきかどうか判断する必要がありますね。
記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。
僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計978名の会社員の方にインタビューしてきたので、スーパーで働く人のリアルな情報をお伝えできると思います。
この記事では、僕が実際にインタビューした、元スーパー青果担当の西山優二さん(26歳男性・仮名)の体験談をもとに、『スーパーの青果が辛い理由』から『おすすめの転職方法』までを解説していきます。
3分で読める内容なので、それではいきましょう。
※「自分に向いてる仕事が知りたい!」という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
スーパーの青果が辛い理由【26歳男性の体験談】3分で読めます
まずは今回紹介する、元スーパー青果担当の『西山優二さん(26歳男性・仮名)』さんの簡単な経歴からお伝えします。
西山優二さんは高卒で、19歳の時に地方の某スーパー正社員に就職しました。
このスーパーは約20店舗あり、西山優二さんは入社2年目の時に、青果部のチーフに抜擢されました。
仕入れから売場管理までを全て任されており、青果部のチーフになった初年度は昨年対比150%の実績を出し、社内でも注目されるようになります。
自分で仕入れから販売までを担当できる点や、お客様から喜びの言葉を直接聞ける点に、やりがいを感じていました。
しかし、入社3年目以降は良い成績を残せず、悪戦苦闘していました。
そんな中、会社から突然、転勤と降格の辞令があり、チーフからただの一般社員に戻され、転勤先の職場にもうまく馴染めず、最終的に入社6年でスーパーを辞めることになったのです。
ここからは、元スーパー青果担当の西山優二さんの体験談をもとに『スーパーの青果が辛い理由』を詳しく解説していきます。
【関連記事】
⇒スーパーの正社員がきつい理由【25歳男性の体験談】
スーパーの青果は忙しい!体力勝負だから辛い…
スーパーの青果が辛い理由には、『体力的にきつい』というのがあります。
元青果部チーフの西山優二さん(26歳男性・仮名)の場合、1日の仕事の流れは次のとおりです。
- 朝4時に市場で仕入れ
- 朝7時に店舗で当日の売場作り・陳列
- 朝9時〜18時まで店舗で接客・売場管理
- 19時までに閉店作業と事務作業を終わらせて退社
これは、なかなかハードですね…。
4時〜19時まで働いていることになるので、拘束時間は15時間になります。
拘束時間が長いことに加え、陳列作業などの肉体労働もあるので、現場は若いうちしかできないと思う人も多いようです。
実際に西山優二さんは、『自分で仕入れから売場管理までやれるのは面白いですが、ぶっちゃけ体力的にずっと続けられるかは微妙でしたね…』とコメントしています。
スーパーの青果は難しい!プレッシャーに耐えられない…
スーパーの青果が辛い理由には、『とにかく仕事が難しい』というのがあります。
一般社員の場合は、商品陳列や接客がメインになりますが、チーフになると売り場の全てを任せられます。
西山優二さんが勤めていたスーパーは、約20店舗ほどの零細企業だったので、店舗運営の仕組みが整っておらず、各社員に丸投げという感じでした。
そのため、『どこの業者から仕入れるか?』『いくらで仕入れていくらで売るか?』などはチーフの自由でした。
これは小さなお店の経営者のような立場なので、やりがいがある反面、プレッシャーも大きいですよね。
実際に西山優二さんは、青果部のチーフ1年目では好成績で賞賛されましたが、2年目以降は思うような結果が出せず、会社からプレッシャーをかけられていました。
『なぜ昨年より売上が伸ばせないのか?』
『このままではマズい!何とかしろ!』
このような電話が、本部から週1回以上かかってきて、かなりストレスだったそうです。
青果の売上を左右するのは、収穫量、仕入れ業者との交渉、景気状況、競合店舗の出店状況など、あらゆる要素が絡むので、毎年売上を伸ばしていくのは難しいです。
西山優二さんは本部からのプレッシャーに対して、『売上を伸ばすために何かアドバイスをいただけませんか?』と何度も尋ねましたが、毎回の返答は『俺たちの時代と今の時代は違うから、自分で考えてくれ!』というだけでした。
何の助言もなく、ただプレッシャーだけをかけられる環境は、非常に辛いですね…。
スーパーの青果に向いている人、向いていない人
ここまで、スーパーの青果が辛い理由を紹介してきましたが、もちろんスーパーの青果の仕事にもやりがいはあります。
西山優二さんがやりがいに感じていたのは、次のとおりです。
- 仕入れから売場管理までの全てに携われる
- 商売の基本が学べる
- お客様から直接喜びの声を聞ける
- 売上が好調だと社内の雰囲気がとても良い
上記のとおり、仕事の裁量権が大きかったり、お客様とコミュニケーションがとれたりする部分は、スーパー青果のやりがいですね。
その反面、スーパーの青果には大変な部分も多いので、以下のストレスに耐えれない人は辞めておいた方がいいです。
- 拘束時間が長い
- 売場作りは肉体労働も多い
- 自分で全てを考えなければいけない
- 本社からのプレッシャーがある
仕事のやりがいとストレスを比較して、やりがいが勝てばスーパーの青果を続ける、ストレスが勝てばスーパーの青果を辞める、と判断するのがおすすめですね。
スーパーの青果を辞めたいと思ったら即行動すべき!おすすめの転職方法とは?
ここまでの内容をみて、『スーパーの青果を辞めたい…』と思った方は、今すぐ行動しましょう。
スーパーの中で出世する気がないなら、スーパーで何年働いていても意味がありません。
むしろスーパーでの経験は、他の業界に応用できる部分が限られてくるので、できるだけ若いうちに動かないと、選べる仕事が少なくなります。
サービス業以外の仕事への転職も視野に入れるなら、20代のうちには行動しておきたいところです。
では、スーパーの青果から転職したい方は、具体的に何から始めればいいのか?
転職活動の方法には、ハローワークに行く、転職サイトを利用する、求人誌から探す、企業のホームページから応募する、など。いろいろあります。
でも、今までスーパーでしか働いたことがない方は、いざ転職しようと思っても、『自分がどんな仕事に向いているか?』がわからないと思います。
そのため、おすすめなのは『転職支援サービスに相談してみること』です。
転職支援サービスに登録すると、キャリアアドバイザーがカウンセリングをしてくれます。
カウンセリングの中で、『自分に向いている仕事』と『現実的に挑戦できそうな仕事』を教えてもらえます。
初めての転職だと、1人で悩んでいてもよくわからないと思うので、プロに相談するのが1番早いです。
しかも、すべて無料で利用できるので、あなたにリスクは一切ありません。
あなたが失うのは、登録にかかる3分とカウンセリングの30分くらいですね。
もしこの33分を失うのさえも嫌だ、という方は絶対に登録しない方がいいです。
でも、スーパーで働く自分の未来に不安がある方は、ぜひこの機会に登録してみてくださいね。