塾講師から転職

「塾講師から転職 したい…」
「塾講師の正社員がつらい…」
「新卒だけど塾講師を辞めたい…」

このような方に向けて記事を書いています。

塾講師は教育に関われる素晴らしい仕事なので、大きなやりがいを感じながら働いている方も多いです。

しかしそのいっぽうで「仕事の責任やプレッシャーに耐えれない…」「業務量の多さがきつい…」などの理由から、塾講師からの転職を考える人がいるのも事実です。

この記事では『塾講師から経理事務に転職した22歳女性の体験談』を紹介しますので、塾講師から転職したい方はぜひ参考にしてくださいね。

ドフラ
こんにちは。転職インタビュアーのドフラです。

僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計985名の方にインタビューしてきたので、塾講師から転職する人のリアルな情報をお伝えできると思います。

この記事では、元塾講師の加藤優香さん(22歳女性・仮名)さんの体験談をもとに『塾講師の正社員がつらい理由』から塾講師から転職で失敗しない方法までを解説していきます。

この記事を読めば、塾講師の正社員がつらくて悩んでいる方でも、人生を変えるための一歩が踏み出せるようになります。

3分ぐらいで読める内容なので、さっそく見ていきましょう〜。

「今すぐ自分に合う仕事が知りたい!」という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。

私が大手の塾講師から経理事務に転職した理由【22歳女性の体験談】

塾講師から転職

この記事で紹介する、元塾講師の加藤優香さん(22歳女性)が、塾講師から転職した理由は『塾講師の正社員が体力的につらいと感じたから』です。

では、なぜ加藤優香さんは塾講師に就職したのか?

その理由は、『教育実習で行った塾での経験が楽しかったから』です。

もともと加藤優香さんは公務員志望で、大学に通いながら公務員試験の勉強をしていました。

大学が教育学部だったので、教育実習で塾に行ったのですが、実習先の塾での経験がとても楽しかったそうです。

これがきっかけで、公務員になることをやめて、塾講師に就職する道を選びました。

加藤優香さんが入社した会社は、塾業界の中ではホワイト企業といわれる会社で、しっかり休日はあったようです。

では、なぜホワイト企業の塾講師を辞めたのか?

加藤優香さんが塾講師を辞めた理由は、『塾講師の業務量の多さに耐えれなかったから』です。

塾講師の正社員がきつい理由は業務量が多いから【元塾講師の体験談】

塾講師から転職

元塾講師の加藤優香さん(22歳女性)の話によると、『塾講師は業務量がとにかく多い』とのこと。

加藤優香さんの本来の勤務時間は『13時~22時』でしたが、実際には『11時~23時』まで働いていました。

さらに自宅に帰ってからも『深夜1時~2時』まで仕事をしていたため、単純に計算すると『労働時間は13〜14時間』になりますね…。

これによって睡眠時間が十分にとれず、最終的に体調を壊してしまったそうです。

では、塾講師の何の業務に時間を取られていたのか?

それは『授業準備の時間』です。

塾講師として授業を担当するようになると、生徒からの質問に対応するため、あらかじめ自分でも問題集を解いておかなければいけません。

さらに授業中にホワイトボードに書く内容も、事前に準備しておく必要があります。

これらの授業準備をするために、加藤優香さんは平日の勤務時間外はもちろん、休日の時間も仕事をしていたのです。

加藤優香さんが担当していた授業は、週に10コマ程度で、1コマ60分の授業でしたが、授業1コマあたりに費やす準備時間は2~3時間。

平日の空き時間で足りない分は、週2日の休日を全て使っていた…とのこと。

塾講師の正社員に就職してから、プライベートの時間がほとんど確保できなくなり、心身ともに病んでしまい、最終的に加藤優香さんは塾講師を辞めたのです。

ちなみに、厚生労働省が発表した新規学卒者の3年以内の離職率によると、教育・学習支援業の離職率は45%以上。これは業種別で第2位の離職率です。

塾講師の正社員は精神的につらいと感じた体験談【元塾講師の22歳女性】

塾講師から転職

元塾講師の加藤優香さん(22歳女性)は塾講師の正社員がつらい理由について、『ちゃんと授業をしなければいけない!というプレッシャーがあるから』と語ります。

加藤優香さんの表面上の勤務時間を見れば、『週休2日、残業時間は月40時間以内』となるので、別にブラック労働ではありません。

むしろ加藤優香さんが入社したのは、『塾業界ではホワイト企業』といわれる大手企業なので、塾講師の中では労働環境はマシな方かと。

では、なぜ塾講師の正社員がつらくなるのか?

塾講師を辞めたくなる最大の原因は、見えない残業が大量に発生すること…。

加藤優香さんは塾講師の正社員の仕事に対して、下記のようなプレッシャーを常に感じていたそうです。

  • ちゃんとした授業をしないと保護者からクレームがくる…
  • しっかり授業準備をやらないと授業本番で失敗する…
  • 事前に問題集を解かないと生徒の質問に対応できない…

責任感の強い塾講師の方ほど、時間をかけて授業準備を行うため、担当する授業数が多くなると、オーバーワークになってしまうのだとか…。

入社2年目以降の塾講師の場合は、過去に担当した授業をもとに準備できるので、そこまで授業準備に時間を取られない人もいます。

しかし、加藤優香さんのように新卒1年目の塾講師の場合は、イチから授業の準備をしなければならず、授業準備に大量の時間を奪われてしまうようです。

加藤優香さんは塾講師時代を振り返って、「見えない大量の残業に耐えれる体力と精神力がないと、塾講師の正社員を続けるのは厳しいと思いました…」とコメントしています。

加藤優香さんは新卒1年目(入社8ヶ月)に塾講師の正社員を退職し、1ヶ月ほど休息期間を挟んでから転職活動をスタートしました。

その後、転職エージェントや転職サイトを利用しながら約3ヶ月の転職活動を経て、最終的に希望の経理事務に転職することができました。

ただ、最初から正社員としての雇用は難しかったため、まずはアルバイトとして経理業務を経験しながら、簿記の資格取得を目指すことに決めたそうです。

…ということで、今回は以上です。

この記事が、少しでもあなたのヒントになれば嬉しいです。

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