塾講師 正社員 つらい

『塾講師の正社員がつらい…』
『塾の正社員が想像以上にきつい…』
『塾講師の正社員はもう辞めたい…』

このような方に向けて記事を書いています。

塾講師は教育に関われる素晴らしい仕事なので、大きなやりがいを感じながら働いている方も多いです。

しかしそのいっぽうで、仕事の責任やプレッシャーに耐えれない人や業務量の多さに病む人がいるのも事実です。

ドフラ
こんにちは。26歳まで倉庫作業員だった、ドフラです。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。

僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計985名の方にインタビューしてきたので、塾講師の正社員を辞める人のリアルな情報をお伝えできると思います。

この記事では、僕が実際にインタビューした、元塾講師の加藤優香さん(22歳女性・仮名)さんの体験談をもとに、『塾講師の正社員がつらい理由』から塾講師から転職で失敗しない方法までを解説していきます。

この記事を読めば、塾講師の正社員がつらくて悩んでいる方でも、人生を変えるための一歩が踏み出せるようになります。

3分ぐらいで読める内容なので、さっそく見ていきましょう〜。

『今すぐ自分に合う仕事が知りたい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。

塾講師の正社員がつらい理由【元塾講師の22歳女性のきつい失敗談】

塾講師 正社員 つらい

塾講師の正社員を辞める人の退職理由で1番多いのは、『塾講師の仕事がつらいから』です。

この記事で紹介する、元塾講師の加藤優香さん(22歳女性・仮名)の場合も、『塾講師の仕事がきつくて肉体的に限界だったから…』という退職理由でした。

では、なぜ加藤優香さんは塾講師に就職したのか?

その理由は、『教育実習で行った塾での経験が楽しかったから』です。

もともと加藤優香さんは公務員志望で、大学に通いながら公務員試験の勉強をしていました。

大学が教育学部だったので、教育実習で塾に行ったのですが、実習先の塾での経験がとても楽しかったそうです。

これがきっかけで、公務員になることをやめて、塾講師に就職する道を選びました。

加藤優香さんが入社した会社は、塾業界の中ではホワイト企業といわれる会社で、しっかり休日はあったようです。

では、なぜホワイト企業の塾講師を辞めたのか?

加藤優香さんが塾講師を辞めた理由は、『塾講師の業務量の多さに耐えれなかったから』です。

塾講師の正社員がつらいのは業務量の多さが原因!しんどいから病む人も…

塾講師 正社員 つらい

加藤優香さんの話によると、『塾講師は業務量がとにかく多い』とのこと。

加藤優香さんの本来の勤務時間は『13時~22時』でしたが、実際には『11時~23時』まで働いていました。

さらに自宅に帰ってからも『深夜1時~2時』まで仕事をしていたため、単純に計算すると『労働時間は13〜14時間』になりますね…。

これによって睡眠時間が十分にとれず、最終的に体調を壊してしまったそうです。

では、塾講師の何の業務に時間を取られていたのか?

それは『授業準備の時間』です。

塾講師として授業を担当するようになると、生徒からの質問に対応するため、あらかじめ自分でも問題集を解いておかなければいけません。

さらに授業中にホワイトボードに書く内容も、事前に準備しておく必要があります。

これらの授業準備をするために、加藤優香さんは平日の勤務時間外はもちろん、休日の時間も仕事をしていたのです。

加藤優香さんが担当していた授業は、週に10コマ程度で、1コマ60分の授業でしたが、授業1コマあたりに費やす準備時間は2~3時間。

平日の空き時間で足りない分は、週2日の休日を全て使っていた…とのこと。

塾講師の正社員に就職してから、プライベートの時間がほとんど確保できなくなり、心身ともに病んでしまい、最終的に加藤優香さんは塾講師を辞めたのです。

塾講師の正社員はプレッシャーがきつい!元塾講師の精神的につらい体験談

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塾講師の正社員がつらい理由は、『ちゃんと授業をしなければいけない!』というプレッシャーがしんどいからですね。

加藤優香さんの表面上の勤務時間を見れば、『週休2日、残業時間は月40時間以内』となるので、別にブラック労働ではありません。

むしろ加藤優香さんが入社したのは、『塾業界ではホワイト企業』といわれる大手企業なので、塾講師の中では労働環境はマシな方かと。

では、なぜ塾講師の正社員がつらくなるのか?

塾講師を辞めたくなる最大の原因は、見えない残業が大量に発生すること…。

『ちゃんとした授業をしないと保護者からクレームがくる…』
『しっかり授業準備をやらないと授業本番で失敗する…』
『事前に問題集を解かないと生徒の質問に対応できない…』

上記のとおり。

塾講師の正社員は、常にプレッシャーとの戦いです。

ですから責任感の強い塾講師の方ほど、時間をかけて授業準備を行います。

しかし担当する授業数が多くなると、当然オーバーワークになってしまう…。

入社2年目以降の塾講師の場合は、過去に担当した授業をもとに準備できるので、そこまで授業準備に時間を取られないかもしれません。

でも新卒1年目の塾講師だと、イチから授業の準備をしなければならず、授業準備に大量の時間を奪われます。

『見えない大量の残業』に耐えれる体力と精神力がないと、塾講師の正社員を続けるのは厳しいですね…。

ちなみに、厚生労働省が発表した『新規学卒者の3年以内の離職率』によると、教育・学習支援業の離職率は『45%以上』。これは業種別で第2位の離職率です。

塾の正社員がきついと感じる理由【塾講師のつらい部分とやりがい】

塾講師 正社員 つらい

ここまでの内容から、塾講師の仕事が大変なことはわかったと思います。

しかし僕はすべての人に対して、『塾講師の仕事はやめとけ!』と言いたいわけではありません。

塾講師の正社員にも、仕事のやりがいや楽しいところは、たくさんあります。

  • 子どもと話をするのが楽しい
  • 授業をするのが面白い
  • 生徒の成長を見れるのがやりがいになる

上記のとおり。

大切なことは、塾講師の正社員に就職する前に、『塾講師のやりがい』と『塾講師の大変なところ』を理解しておくことです。

どんな仕事にも、楽しい部分ときつい部分があります。

ですから『きつい部分を我慢してでも、やりがいを手に入れたい!』という強い信念を持つ人だけが、入社後に活躍できます。

塾講師は教育が好きな人には天職だと思うので、仕事の大変さを覚悟できるなら、塾講師を選ぶのもアリですね。

価値観は人それぞれなので、どの仕事を選んでもいいと思います。

ただし、塾講師の正社員で働き続けることに少しでも不安を感じるなら、塾講師以外の仕事も視野に入れたほうがいいかもしれませんね。

ドフラ
自分に向いてる仕事が知りたい方は、以下の記事で紹介する『無料適職診断テスト』を受けるのがおすすめですよ。

塾講師の正社員がつらい理由【まとめ】

最後に、塾講師の正社員がつらい理由をまとめておきます。

  • 塾講師の正社員は業務量が多い
  • 塾講師は授業準備が大変すぎる
  • 平日の勤務時間外や休日も作業に追われる
  • 塾講師は見えない残業が大量に発生する
  • 塾講師の正社員は責任とプレッシャーがきつい
  • 授業数が増えるとオーバーワークになる
  • 教育・学習支援業の離職率は45%以上もある

今回は元塾講師の方の体験談をもとに、塾講師の仕事の実態を紹介しました。

塾講師は教育に関われる素晴らしい仕事なので、大きなやりがいを感じて就職する人も多いです。

しかし、そのいっぽうで、仕事の責任やプレッシャーに耐えれない人や業務量の多さに病む人がいるのも事実…。

塾講師の正社員で働くことのメリットとデメリットを比較した上で、ぜひあなたの納得できるキャリアを選んでくださいね。

ドフラ
今すぐ転職できない方は、以下の記事で『無料適職診断テスト』を紹介していますので、試しにやってみてくださいね。