第二新卒 転職 体験談

「第二新卒で転職したい」「第二新卒で転職した人の体験談が知りたい」という方向けの記事です。

『ボクらの転職体験談』は、スーパー店員・パチンコ店員・ホテル業界・塾講師・コールセンター・飲食店など、さまざまな境遇から転職した第二新卒の人たちに取材をしてきました。

それぞれの経験で得た学びや大変だったことを転職物語として保存し、ひとりでも多くの方に届けられたらという思いでサイトを運営しています。

この記事では、今までに執筆した『第二新卒で転職した人たちの体験談記事』をまとめて紹介しています。

インタビューにご協力いただいた皆さんに感謝しつつ、それぞれの記事を読んでいただければ幸いです。

第二新卒でパチンコ店員からガス機器会社の営業職に転職した23歳男性

第二新卒 転職

①就職する前はどんな人生を歩んできましたか?

僕は幼少期から野球やサッカーなど、体を動かすことが大好きでした。中学時代にはサッカー部に所属し、高校ではソフトテニス部を経験した後、大学では温泉卓球部に入るなど、スポーツを通じて多くの人と関わる機会がありました。

また、学生時代は高校から大学卒業までの7年間、マクドナルドでアルバイトをしていました。この経験を通じて、接客の楽しさや仕事の責任感を学ぶことができたと思います。

ただ、家族環境では両親が離婚しており、父親と一緒に暮らしてきました。父とは草野球を一緒にするほど仲が良く、今でも日曜日には一緒にプレイしています。そんな家庭環境も、自分にとって支えになっていたと感じます。

②新卒で就職した会社ではどんな仕事をしていましたか?

新卒で就職したのはパチンコ店のホールスタッフの仕事でした。大学時代に学んだ情報系の専門知識を活かす自信がなかったため、内定をもらった最初の会社で働くことに決めました。

仕事内容はお客様対応や台の管理、入り口での体温チェックやアルコール消毒の業務など、多岐にわたっていました。ただ、僕自身パチンコに全く興味がなく、台の仕組みやルールも覚える気になれませんでした。そのため、お客様から質問されても満足に答えられず、自己嫌悪に陥ることもありました。

職場の人間関係には恵まれていて、先輩や上司も優しく指導してくれましたが、仕事内容に興味が持てず、不規則なシフト制やタバコの煙の影響で体調を崩すことも多く、次第に辞めたいという気持ちが強くなりました。

③第二新卒で転職したきっかけはありますか?

入社3ヶ月目で「自分にはこの仕事は向いていない」と痛感しました。仕事に興味が持てないだけでなく、体調を崩すことも増え、これ以上続けるのは厳しいと感じたんです。

ただ、転職エージェントに相談した際、「入社1年未満で退職すると転職活動が難しくなる」とアドバイスを受けました。その言葉を受けて、1年は続けてみようと決意しました。

転職のきっかけは、「興味を持てる仕事をしたい」という思いです。パチンコ店員ではモチベーションが上がらず、もっと自分の力を活かせる職場に行きたいと思いました。

④第二新卒の転職活動で苦労したことはありますか?

転職活動では、どの業界や職種が自分に合っているのかを見極めるのが一番の課題でした。僕の場合、営業職に興味があったものの、具体的にどの業界で働きたいかまでは明確に決められませんでした。

また、奨学金の返済計画もあったため、給料が安定していて土日休みの職場を探していましたが、条件が多くなるほど選択肢が狭くなっていくのも苦労しました。

幸いにも転職エージェントの担当アドバイザーが親身にサポートしてくれたので、面接対策や応募書類の作成など、プロの力を借りながら乗り越えることができました。

⑤第二新卒で転職後の状況や生活のリアルを教えてください

現在はガス機器会社で営業として働いています。この仕事を選んだ理由は、高校時代に取得した第二種電気工事士の資格を活かせることと、ガスや電気などのインフラ系に興味を持てたからです。

営業の仕事はお客様と直接お話しする機会が多く、相手の課題をヒアリングして解決策を提案することにやりがいを感じています。また、休日はしっかり休めるため、草野球や友人との時間を楽しむ余裕も生まれました。

転職前と比べて生活リズムが整い、体調も良くなりました。収入面でも以前より安定しており、奨学金の返済計画を着実に進められているのも嬉しいです。

⑥今後の目標や将来やりたいことを聞かせてください

まずは営業職としてのスキルを磨き、年収500万円を目指したいと思っています。また、28歳までに結婚して家庭を持ちたいという目標もあります。そのために、仕事でもプライベートでも計画的に動くことを心がけています。

仕事では信頼を築きながらキャリアアップを目指し、長期的には管理職に挑戦してみたいです。そして、いつかは父と一緒に草野球チームを作り、地域で活躍できるような活動にも力を入れたいと思っています。

第二新卒でスーパー店員から事務職に転職した23歳女性

第二新卒 転職

①就職する前はどんな人生を歩んできましたか?

私は昔から人と関わることが好きでした。中学時代は吹奏楽部、高校では手芸部に所属していたものの、大学では部活動には参加せず、接客業のアルバイトを中心に過ごしました。

大学時代のアルバイトは、京都や伊豆でのホテル業務が主でした。ホテルではフロント業務から清掃まで幅広く経験し、清掃業務ではマニュアルを一から作るなど、責任のある仕事にも積極的に取り組んできました。

そのままホテル業界で働く道も考えていましたが、母の体調が悪化したため、地元での就職を選びました。家族を優先した選択ではありましたが、自分らしい働き方を模索する中で新たなキャリアに目を向けることができました。

②新卒で就職した会社ではどんな仕事をしていましたか?

新卒では地元のスーパーに正社員として入社しました。主にサービスカウンター業務を担当し、レジスタッフへの指示出しやお客様対応が主な仕事でした。

お客様から名指しで褒められることも多く、接客業の楽しさを感じることができましたが、転勤が多かったのが辛かったです。半年間で2回の転勤があり、どちらも通勤に片道1時間半かかる場所でした。

また、次の店舗への異動が決まった際、「また片道1時間半以上か…」と思うと、体力的にも精神的にも限界を感じ、退職を決意しました。

③第二新卒で転職したきっかけはありますか?

転職のきっかけは、ワークライフバランスの実現です。新卒でのスーパー勤務は、通勤時間が長く、転勤も頻繁だったため、私生活がほとんどありませんでした。

もともと、長く続けられる仕事に就きたいという思いがありましたが、スーパーではそれが難しいと感じたんです。特に、プライベートな時間が取れないことや、体調を崩すほどの通勤負担がきっかけとなり、地元で安定して働ける仕事を探すことにしました。

④第二新卒の転職活動で苦労したことはありますか?

短期離職の経歴がネックでした。面接で「なぜ半年で辞めたのですか?」と聞かれるたびに、答えに悩むことが多かったです。

また、自己分析が十分でなかったことも苦労の一因でした。自分の強みやアピールポイントがよく分からず、「接客が好き」という漠然としたことしか話せなかったんです。そのため、転職エージェントを利用し、自己分析や面接対策のサポートを受けながら進めることにしました。

さらに、地元に根付いて働きたいという希望があったため、条件に合う求人を探すのにも苦労しました。

⑤第二新卒で転職後の状況や生活のリアルを教えてください

現在は地元で事務職として働いています。転職後の職場は土日休みで、残業も月に6時間程度と、オンオフのメリハリをつけられる環境です。

以前のスーパー勤務時代と比べると、通勤時間が短くなり、体力的にも精神的にも余裕ができました。これまでの接客経験で培ったコミュニケーション能力を活かしながら、事務作業に取り組む日々は充実しています。

また、プライベートの時間が増えたおかげで、趣味の旅行や買い物も楽しめるようになりました。友人や家族との時間も大切にできているので、転職して本当に良かったと感じています。

⑥今後の目標や将来やりたいことを聞かせてください

長く続けられる仕事を見つけた今、まずはこの職場でしっかりと経験を積みたいです。事務職としてさらにスキルを磨き、将来的には業務効率化やプロジェクト管理にも関われるようになりたいと考えています。

また、家族を大切にするライフスタイルはこれからも変えたくありません。地元で安定して働きながら、ゆっくりと自分のキャリアを積み上げていくことが目標です。

「普通に働き続けること」が私にとっての理想なので、焦らず、一歩一歩進んでいきたいです。

第二新卒でホテル業界から測量機器のルート営業に転職した23歳男性

第二新卒 転職

①就職する前はどんな人生を歩んできましたか?

学生時代はとにかくスポーツに打ち込んでいました。中学ではハンドボール、高校では軟式テニスを続け、大学でもテニスは趣味として楽しんでいました。勝ったときの喜びや、チームで勝利を分かち合う瞬間が本当に好きで、それが僕の原動力になっていました。

一方で、大学時代のゼミでは「補助犬に関する啓発活動」に取り組みました。地元の店舗に直接アプローチし、補助犬受け入れのシールを設置してもらう活動です。7店舗に提案して5店舗に設置してもらえたのは、小さな成功体験として今でも記憶に残っています。

ただ、就職活動では自分のやりたいことが明確に定まらず、興味があった観光業界に絞って進めましたが、旅行会社への内定は得られませんでした。その後、ホテル業界を選んで就職しました。

②新卒で就職した会社ではどんな仕事をしていましたか?

新卒で入社したのはリゾートホテル内のレストランです。ホールスタッフとして接客業務を担当し、観光地ならではのお客様との触れ合いにやりがいを感じる日々でした。

しかし、仕事の実態は想像以上にハードでした。勤務時間は長く、早朝6時から深夜0時まで拘束されることも珍しくありません。途中4時間の休憩があるとはいえ、社員寮で仮眠を取っても、緊急対応で呼び出されることがあったため、完全には休めない環境でした。

また、シフト制のため、友人との予定が全く合わず、休日も一人で過ごすことが多かったです。職場の人間関係も、忙しい時期はピリピリした雰囲気になることが多く、プレッシャーを感じていました。

③第二新卒で転職したきっかけはありますか?

転職を考えたきっかけは、以下の3つです。

  • プライベートの時間が欲しかった:土日休みの友人と予定が合わず、孤独を感じる日々が続きました。友人との時間や趣味のスポーツを楽しむ余裕がほしかったんです。
  • 体力的に限界を感じた:長時間労働が続く生活に疲れ切ってしまい、このままでは健康を害するのではないかと不安になりました。
  • 新しい挑戦がしたかった:ホールスタッフとしての経験しかない自分が、このままではスキルアップできないと感じ、思い切って別の職種に挑戦しようと決意しました。

④第二新卒の転職活動で苦労したことはありますか?

一番苦労したのは、自己分析とアピールポイントの整理です。ホールスタッフとしての経験しかなかったため、「自分には特別なスキルがない」と思い込んでいました。

そこで転職エージェントを利用し、担当アドバイザーと面談を重ねながら、自分の強みを見つけていきました。たとえば、接客業で培った「コミュニケーション力」や「お客様に寄り添う姿勢」が、営業職に活かせるとアドバイスをもらったことで、自信が持てるようになりました。

また、書類選考や面接の対策もエージェントの力を借りて進めました。一人で転職活動をしていたら、おそらく挫折していたと思います。

⑤第二新卒で転職後の状況や生活のリアルを教えてください

現在は測量器械を扱う会社でルート営業職として働いています。土日祝が休みなので、友人と予定を合わせやすくなり、趣味のテニスや旅行を楽しむ時間が増えました。

営業職は初めての経験でしたが、これまでの接客経験が活かされていると感じています。お客様とのやり取りではコミュニケーション力を評価されることが多く、自分に向いている仕事だと思えています。

プライベートが充実したことで、精神的にも余裕が生まれ、仕事にも前向きに取り組めるようになりました。

⑥今後の目標や将来やりたいことを聞かせてください

将来的には営業職でキャリアを積み重ねていきたいです。新しいスキルや知識を吸収しながら、いずれはチームリーダーとして後輩の育成にも携わりたいと思っています。

また、仕事だけでなくプライベートも充実させ、30歳までに結婚して家庭を築くのが目標です。しっかりとした収入を得て、経済的にも精神的にも自立した大人になりたいですね。

第二新卒でコールセンターから不動産業界の営業職に転職した24歳男性

第二新卒 転職

①就職する前はどんな人生を歩んできましたか?

高校3年生の頃から大学卒業までの5年半、スポーツショップでアルバイトをしていました。アルバイトを始めた当初は軽い気持ちだったのですが、いつの間にか本気で仕事に向き合うようになり、インソールの販売では全国200店舗中1位を取ることもできました。

「タイムを伸ばしたい」「足が痛い」「外反母趾の悩みがある」など、ジョギングシューズを求めるお客様のニーズを引き出し、それに合ったインソールを提案して喜んでもらえることが何より嬉しかったです。この成功体験を通じて、人の役に立つことにやりがいを感じるようになりました。

また、高校時代はバドミントン部でキャプテンを務め、自分たちで練習メニューを考えるなど、主体的に動く力を養いました。この経験やアルバイトでの接客スキルを活かして、「営業職として活躍したい」と強く思うようになりました。

②新卒で就職した会社ではどんな仕事をしていましたか?

新卒で入社したのは、新電力や光回線、ウォーターサーバーなどを扱う商社でした。営業職として採用され、研修期間中はコールセンター業務を担当していました。

具体的には、9時〜18時まで電話をかけ続ける業務で、電気料金の削減について企業に提案する内容です。業務自体はシンプルで、電話を通じて契約を取ることが求められていましたが、僕自身は対面でお客様と話をする営業スタイルをイメージしていたので、電話だけで完結する仕事には少し違和感を覚えていました。

研修期間中にノルマが課され、達成できなければ退職という条件があり、かなりのプレッシャーを感じていました。それでも、先輩たちや同期と励まし合いながら、なんとか1ヶ月、そして2ヶ月と頑張り続けました。

③第二新卒で転職したきっかけはありますか?

転職を考えたきっかけは、自分の理想と現実のギャップを感じたからです。

入社前は「お客様と直接対話し、課題を解決する営業」をイメージしていましたが、実際の業務は電話営業がメインで、相手の顔が見えないまま契約を進めるスタイルでした。これでは「自分が誰の役に立っているのか」が実感できず、やりがいを感じるのが難しかったです。

さらに、ノルマの達成が厳しく、同期が次々と辞めていく状況も精神的に辛かったです。「このままでは自分も体力的にも精神的にも持たない」と思い、転職を決意しました。

④第二新卒の転職活動で苦労したことはありますか?

一番の苦労は、前職の退職理由をどう説明するかでした。

「入社後のギャップを感じた」という理由を正直に話すと、面接官に「環境が合わないとすぐに辞めるのではないか?」と思われるリスクがありました。

そこで、転職エージェントの担当アドバイザーと相談し、「理不尽な状況でもノルマに向き合い、1件の契約を取った実績がある」といったポジティブな話に切り替えるようにしました。

また、前職で得たスキルや経験を具体的に語りつつ、「次の職場では長期的にキャリアを築きたい」という意欲をしっかりアピールすることで、信頼感を高める工夫をしました。

⑤第二新卒で転職後の状況や生活のリアルを教えてください

現在は、不動産業界の営業職として働いています。上場企業の安定した環境で、完全週休2日制の土日祝休みという希望通りの条件で働けているので、生活の質が大きく向上しました。

営業職としては新人ですが、前職のコールセンターで鍛えたコミュニケーション能力が活きていると感じます。お客様の話を丁寧にヒアリングし、最適な提案をすることで信頼を得られたときは、本当にやりがいを感じます。

また、仕事とプライベートのバランスが取れるようになり、友人と旅行に行ったり趣味を楽しむ時間も増えました。

⑥今後の目標や将来やりたいことを聞かせてください

将来的には「人事職」にチャレンジしてみたいと考えています。

営業職でお客様と向き合う中で、組織の改善や効率化に興味を持つようになりました。社員一人ひとりが働きやすい環境を整えることで、会社全体をより良くしていきたいです。そのために、今は営業職として成果を上げ、マネジメントスキルを磨いていきたいと思っています。

最終的には「自分が働きたいと思える会社」を作ることが目標です。長い道のりかもしれませんが、少しずつ前進していきたいです。

第二新卒で塾講師から経営事務に転職した22歳女性

第二新卒 転職

①就職する前はどんな人生を歩んできましたか?

私はもともと引っ込み思案で、人と話すことが少し苦手な性格でした。ただ、勉強することや数字に触れるのが好きで、小学生の頃からカレンダーの数字を切り取って並べたり、計算問題に夢中になったりしていました。

中学2年生のときに3ヶ月間入院した経験がありますが、その期間中に出会った「ユニット折り紙」が私の楽しみになり、手を動かして何かを作ることの魅力を知りました。その後、高校では総局部で琴の合奏を楽しみ、大学では天文部のイベント運営を担当するなど、チームで物事に取り組む機会が増え、少しずつ自分の殻を破ることができたと感じています。

大学では教育学を専攻し、公務員を目指して勉強していましたが、教育実習で訪れた塾での経験が楽しく、そこで「塾講師として子どもたちに向き合いたい」と思うようになり、新卒では塾業界に飛び込むことを決めました。

②新卒で就職した会社ではどんな仕事をしていましたか?

新卒で入社したのは、大手の進学塾でした。生徒と保護者の対応、授業準備、校舎運営、テスト監督など、多岐にわたる業務を担当しました。特に授業準備には多くの時間を費やしました。

たとえば、1コマ60分の授業に対して2〜3時間かけて予習をし、生徒が解く可能性のある問題をすべて解きました。また、授業中に使うホワイトボードの内容も事前に準備し、自分の中で疑問点がない状態にするまで徹底しました。

授業そのものや子どもたちと話す時間は楽しかったのですが、担当授業が週に10コマ以上あり、毎日の準備が膨大だったため、次第に体力的にも精神的にも限界を感じるようになりました。

③第二新卒で転職したきっかけはありますか?

転職のきっかけは、業務量の多さに伴う体力的な負担でした。

本来の勤務時間は「13時~22時」でしたが、実際には「11時~23時」まで働き、自宅に戻ってからも「深夜1時~2時」まで授業の準備をする日々が続きました。休日も仕事の準備に時間を取られてしまい、自分の時間がほとんど確保できず、心身ともに疲弊してしまいました。

また、保護者対応や校舎運営の業務も増えていく中で、一人ひとりの負担が大きく、続けるのが難しいと感じるようになりました。実際に同期の中でも退職者が多く、この環境で働き続けることに不安を感じたのが転職を決めた理由です。

④第二新卒の転職活動で苦労したことはありますか?

転職活動では、応募書類の準備と面接での自己アピールが特に大変でした。

塾講師時代の経験をポジティブに伝えるために、転職エージェントにサポートを依頼しました。たとえば、「授業準備に徹底的に取り組んだ姿勢」や「子どもたちや保護者と良好な関係を築いた経験」を強みとしてアピールしました。

また、体力的に厳しかった退職理由を正直に伝えつつも、「自分の時間を確保しながら長く働ける環境でスキルを活かしたい」という前向きな理由に変換するよう心がけました。

一方で、応募先の業界や職種をどこに絞るかで悩むこともありました。最終的には、事務職やエンジニアなど、チームで協力しながら働ける職場を中心に応募を進めました。

⑤第二新卒で転職後の状況や生活のリアルを教えてください

現在は経理事務として働いています。

仕事内容は数字を扱う作業が多く、集中して取り組める点が自分に合っていると感じています。また、業務を効率的に進めるための工夫を考えるのが楽しく、やりがいを感じています。

勤務時間は規則的で、土日祝日が休みなので、プライベートの時間も十分に確保できるようになりました。仕事と休息のバランスが取れたことで、体調も安定し、趣味の折り紙や読書に没頭できる時間が増えたのも嬉しい変化です。

⑥今後の目標や将来やりたいことを聞かせてください

今後は、資格取得を目指してスキルアップしていきたいです。具体的には、簿記や税理士、公認会計士などの資格を取得し、経理や財務の分野で専門性を高めたいと思っています。

また、職場の同僚やチームと連携しながら、一人ひとりが働きやすい環境を作ることにも興味があります。数字を扱う業務を通じて、会社全体の業務効率化や改善に貢献できるような存在になりたいです。

第二新卒で現場作業員からキャリアアドバイザーに転職した24歳男性

第二新卒 転職

①就職する前はどんな人生を歩んできましたか?

学生時代は、ほとんどバスケットボールに打ち込んでいました。小学4年生のときから始めて、中学・高校と9年間続けました。中学では選抜にも選ばれ、早朝5時から夜遅くまで練習する日々でした。

大学でも1年目は神奈川県で活動していましたが、2年目から青森県に移り、バスケサークルに参加しました。スポーツを通じて得た仲間や、目標に向かって努力する姿勢は、僕の人生における大切な経験です。

アルバイトの経験はありませんでしたが、幼い頃から習い事に打ち込んでいて、サッカーや野球、スイミングスクールなど、幅広く経験しました。こうした活動を通して、体力や協調性を身に付けることができました。

②新卒で就職した会社ではどんな仕事をしていましたか?

新卒で入社したのは施工管理の会社でした。僕はもともと内勤の施工管理業務やCAD作業を希望していましたが、実際には現場作業員として肉体労働がメインでした。

最初の2ヶ月間はオンラインでのビジネスマナー研修や工事内容の基礎知識を学び、その後は公園の街灯の付け替えやビル、空港の設備管理に従事しました。

現場では10代から50代まで、幅広い年代の方々とコミュニケーションを取る必要がありました。現場作業そのものは真剣に取り組みましたが、「自分がやりたい仕事とは違う」と感じるようになり、入社7ヶ月で退職を決意しました。

退職時には、同期の新卒社員の半数がすでに辞めている状態でした。

③第二新卒で転職したきっかけはありますか?

転職を決意したのは、前職での仕事内容が自分の希望と大きく違っていたからです。

もともと施工管理の仕事をしたいと思っていましたが、実際には肉体労働が中心で、理想とのギャップが大きかったです。また、現場での危険性もあり、「これを続けていくのは違うかもしれない」と思うようになりました。

さらに、若いうちにもっとコミュニケーション能力を高めたいという思いもあり、「人と接する仕事」に挑戦したいと考えるようになったのが転職のきっかけです。

④第二新卒の転職活動で苦労したことはありますか?

最初は自分ひとりで転職活動を進めていましたが、2ヶ月間で成果が出ず、行き詰まりを感じていました。

もともと電気設備工事や土木関連の会社を中心に応募していて、1社から内定をもらうことができました。しかし、身体的なリスクが高い仕事だと感じたため、途中で異業種への転職を検討するようになりました。

転職エージェントを利用するようになってからは、効率よく求人を紹介してもらい、自己PRや面接対策のサポートを受けました。特に「前職の退職理由を他責にしないこと」「未経験でも学ぶ意欲を伝えること」をアドバイスしてもらい、選考を進める上で非常に助けられました。

⑤第二新卒で転職後の状況や生活のリアルを教えてください

現在は、施工管理の人材紹介を行うキャリアアドバイザーとして働いています。

この仕事では、企業側と技術者側の両方の視点に立って対応する必要があり、コミュニケーション能力が求められます。前職で学んだ現場の知識や経験が役立つ場面も多く、やりがいを感じています。

また、内勤業務が中心となったことで、規則的な勤務時間が確保できるようになり、プライベートの時間も持てるようになりました。趣味のスポーツ観戦やゲームを楽しむ時間が増え、心身ともに余裕が生まれています。

⑥今後の目標や将来やりたいことを聞かせてください

具体的には、資格取得や研修を通じて新しい分野に挑戦しながら、長期的に安定したキャリアを築きたいと思っています。また、現在の仕事で人材や企業をサポートする中で得た経験を活かし、より多くの人のキャリア形成に寄与できる存在になりたいです。

将来的には、IT業界やPC技術にも興味があるため、スキルを身に付けてキャリアの幅を広げていきたいです。

第二新卒で飲食店から建設業界の施工管理に転職した24歳男性

第二新卒 転職

①就職する前はどんな人生を歩んできましたか?

学生時代はマクドナルドでのアルバイトを通じて接客を学びました。高校時代から専門学校時代まで3年間続けていたので、自然と接客の楽しさやお客様への対応スキルが身に付きましたね。

部活では中学時代はパソコン部に所属し、CGやアニメーション制作を楽しみました。高校でもパソコンやプログラミング系の活動をしていたので、手を動かして何かを作り上げることが好きだったんだと思います。

プライベートでは、もともとゲームが趣味でしたが、社会人になってからは服を買うことに夢中になりました。アパレルショップで働く憧れの店員さんの影響もあって、接客業への興味がさらに深まりましたね。

②新卒で就職した会社ではどんな仕事をしていましたか?

新卒で飲食店の正社員として入社しました。最初の3年間は接客を担当していましたが、その後は厨房での調理や製造が主な業務になりました。

接客業では、特に常連のお客様とのやり取りが楽しかったですね。「また来たい」と言ってもらえるのがやりがいでした。後輩を指導する立場にもなり、適性を見ながら教える楽しさも味わえました。ただ、厨房の製造業務に異動してからは、接客をしたい気持ちが募るようになりました。

③第二新卒で転職したきっかけはありますか?

飲食店での接客が好きだったのに、調理や製造がメインの業務になったことで、仕事へのモチベーションが低下しました。やはり直接お客様と接する仕事が自分に合っていると感じて、接客業への転職を決意しました。

④第二新卒の転職活動で苦労したことはありますか?

一番苦労したのは、自分に本当に合う仕事や業界を見極めることです。

最初はアパレルショップや高級時計販売店などを目指していましたが、思うように内定が出ず、焦りもありました。

そんな中で、転職エージェントのアドバイスを受け、自分の適性や将来性を見直すことができました。その結果、自分のキャリアを広げるために建設業界の施工管理職に挑戦する道を選びました。

⑤第二新卒で転職後の状況や生活のリアルを教えてください

現在は建設業界で施工管理として働いています。入社してからは覚えることが多く、現場でのコミュニケーションや工程管理に奮闘していますが、新しい挑戦にやりがいを感じています。

仕事の中で、「国家資格を取得してプロフェッショナルになりたい」という目標ができました。これまでの接客業で培ったコミュニケーション能力も活かしながら、一歩ずつ成長していきたいと思っています。

⑥今後の目標や将来やりたいことを聞かせてください

将来的には施工管理のプロフェッショナルを目指し、国家資格の取得に挑戦したいです。

これからも成長を続けながら、仕事に誇りを持てるようなキャリアを築いていきたいです。もちろん、趣味の服やアパレルへの興味も大切にしつつ、仕事とプライベートの両方を充実させていきたいと思っています。

参考:第二新卒の転職支援に積極的な転職エージェント

第二新卒エージェントneo

第二新卒 転職

第二新卒エージェントneoは、第二新卒をはじめとした20代の転職に強いエージェントです。

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第二新卒で転職したい20代の場合は、第二新卒エージェントneoを利用して10時間以上の無料転職サポートを受けるのが良いかと思います。

ビジネスマナーや面接対策までしっかりやってもらえるので、自己肯定感が高まり、前向きに転職活動を進められますよ。

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