求職者
ホテル勤務を検討している人「ホテル勤務に興味があるけど自分でもやっていけるか不安。ホテル勤務のリアルが知りたい。」

この疑問に答えます。

結論から言うと、ホテル勤務は大変な仕事です。

大変な1番の理由は、拘束時間がめちゃくちゃ長いことです。

僕はキャリアアドバイザーをやっており、年間200名ほどの求職者から転職相談を受けています。

元ホテル勤務の人たちの退職理由で、1番多いのが「拘束時間の長さ」です。

たとえば、拘束時間が「朝6時出勤~夜24時退社(中休憩4時間ほど)」という方も珍しくありません。

ホテル勤務を希望するなら、拘束時間が長いことは覚悟しておく必要があります。

今回は「ホテル勤務が大変な理由」を解説していきます。

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ホテル勤務が大変な理由【ホテル勤務の拘束時間がヤバい!】

ホテル勤務 大変

ホテル勤務が大変な理由は「拘束時間がめちゃくちゃ長いこと」です。

拘束時間が12時間越えというのは普通です。

特に社員寮が完備されているようなホテルは、拘束時間が長くなる傾向があり、拘束時間18時間という人もいました。

早朝6時にホテルに出勤して、退社は深夜0時過ぎという感じです。

労働基準法の問題もあるため、途中で休憩時間がたっぷり用意されています。

たとえば、拘束時間の中で4時間の休憩が与えられ、その時間に寮に帰って食事や睡眠をとる、という感じです。

休憩時間は労働から解放されている時間なので、勤務時間には含まれませんが、しっかり拘束はされています。

また夕方から出勤しないといけないので、この時間に食事や睡眠をとっておかないと体力が回復しません。もちろん、お酒なんて絶対に飲めません。

緊急事態のときは、呼び出される可能性もあります。

この4時間は表向きは休憩時間ですが、本質的には夕方以降の労働力を回復させるための時間なのです。

元ホテル勤務の人たちは、この拘束時間について「1日に2回出勤している感覚になる」と口を揃えて言います。

ホテル勤務を考えている人は、拘束時間の長さを覚悟しておかないといけませんね。

【関連記事】パン屋の正社員がマジできつい理由【元パン職人が語るブラック労働】

ホテル勤務の年収が低すぎる!時給がバイト以下!

これだけ長い拘束時間を耐えているホテル勤務の人たち。

給料はいくらもらっているのでしょうか?

たとえば、僕が面談した1年目の人だと、年収230万円ぐらいですね。

月給18万円で手取り15万円、ボーナスはあればラッキーぐらいの感じです。

時給に換算するといくらになるのか?

1日の拘束時間が18時間で、月22日出勤したとすると、月の拘束時間は396時間になります。

月給18万円を時間で割ると「454円」になります。

つまり、時給454円…です。

拘束時間から休憩時間を引いて計算しても「時給584円」です。

これはバイトの時給以下です。

拘束時間と給料のバランスをみると、割に合ってない感は強いです。

これが原因で、ホテル勤務の人たちは離職していくのですね。

ホテル勤務はシフト制だから友達がいなくなる

ホテル勤務 大変

ホテル勤務の休日は固定ではなく、シフト制です。

サービス業にはよくある話です。

特にホテル業界は人手不足が深刻なので、連休なんて絶対に取れません。

ホテル勤務の人たちは寮に住んでいる人が多いので、大半の人は地元から離れています。

帰省となると、日帰りではなく、連休を取ってゆっくりしたいですよね?

でも、ホテル勤務の人に連休はありません。

そのため「まあいいか…」となって、地元に帰らなくなります。

こうしてホテル勤務の人たちは、長時間拘束による日ごろの疲れを癒すために、休日を潰すようになります。

ですから、結果的に友達がいなくなるのです。

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ホテル勤務に資格は不要!必要なのは長時間労働に耐えれる体力と精神力

ホテル勤務 大変

ホテル勤務をするために、資格は必要ありません。

世の中には様々な資格が出回っていますが、転職市場ではほとんどの資格が無価値です。

弁護士、医師、看護師などの国家資格なら独占業務があるので、これらの資格を持っていることは就職に有利です。

しかし、民間の資格や独占業務のない国家資格を持っていても、転職で有利になることはほとんどありません。

ましてや、ホテル勤務には資格は全く要りません。

ホテル勤務に必要なのは、長時間拘束に耐えられる体力と精神力だけです。

【関連記事】底辺層が資格を取っても貧乏になるだけの理由

ホテル勤務あるある!雰囲気が悪くなる瞬間とは?

ホテル勤務をする上で、拘束時間の次にきついのは、繁忙期の忙しさによる職場の雰囲気の悪化です。

何もない時期は業務負荷に余裕があるため、先輩や上司もやさしく対応してくれます。

しかし、ゴールデンウイークやお盆などの長期連休の時期は、めちゃくちゃ忙しくなります。

普段の倍以上のお客様が利用することもあるので、先輩や上司の目が血走り、職場の雰囲気がピリつきます。

仕事に慣れていない新人たちは、拘束時間の長さに加えて、この雰囲気が追い打ちとなり、退職していきます。

「観光業界に興味があって」「ホテルの仕事がしてみたくて」という軽い気持ちで入社すると、現実を知った瞬間にどん底に落とされます。

ホテル勤務を希望する方は、18時間以上の拘束時間や繁忙期のピリつく雰囲気を覚悟した上で、ホテル勤務を選んでくださいね。

【関連記事】身も心も崩壊する職場の7つのチェック項目【転職の思考法】

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ホテル勤務が大変な理由【まとめ】

最後に「ホテル勤務が大変な理由」の要点をまとめておきます。

  • ホテル勤務が大変な理由は拘束時間が長いこと
  • ホテル勤務の中には18時間以上も拘束される人がいる
  • ホテル勤務の年収が低すぎる!時給がバイト以下!
  • ホテル勤務はシフト制だから友達がいなくなる
  • ホテル勤務に資格は不要
  • ホテル勤務に必要なのは長時間労働に耐えれる体力と精神力
  • ホテル勤務の繁忙期は職場の雰囲気が悪くなる

この記事は、ホテルの仕事を否定しているわけではありません。

ホテルの仕事に誇りを持っている方もいらっしゃると思います。

僕が伝えたいことは「ホテル勤務を希望するなら、ホテル勤務のリアルを知った上で働かないと、早期離職になる可能性が高い」ということです。

どんな仕事にもメリット・デメリットがありますし、楽しいこと・辛いことがあります。

大事なのはその両方を比較した上で、覚悟を持って仕事を選ぶということです。

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