「飲食店から転職したい…」
「飲食を辞めようか迷ってる…」
「でも飲食から転職するのは難しいかな…」
このような疑問に答えます。
接客が好きで飲食店に就職する人や、明るくて楽しそうな雰囲気が好きで飲食店に就職する人は多いです。
でも実際に飲食店で働いてみると、「業務負荷が高い…」「プレッシャーがきつい…」などの理由で早々に飲食店を辞める人もいます。
この記事では『飲食店を新卒1年目で辞めた23歳男性の体験談』を紹介しますので、飲食店を辞めようか迷っている方は参考にしてみてくださいね。
僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計985名の方にインタビューしてきたので、飲食店を辞める人のリアルな情報をお伝えできると思います。
この記事では、元飲食店勤務の大原健太さん(23歳男性・仮名)の体験談をもとに『新卒1年目に飲食店を辞めようと思った理由』から『飲食からの転職に失敗して後悔した話』までを解説しています。
この記事を読めば、飲食店を辞めた人のリアルがわかるので、今すぐに飲食店を辞めるべきかの参考になるはずです。
3分ぐらいで読める内容なので、さっそく見ていきましょう〜。
※「今すぐ自分に合う仕事が知りたい!」という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
新卒1年目に飲食店を辞めた私が転職に失敗して後悔した話【23歳男性】
飲食店を辞める人の退職理由で1番多いのは、『長時間労働がきついから』です。
飲食業界は人手不足によって、社員の労働時間が長くなってしまい、休日が週1日しか取れない…という職場もあるようです。
そのため飲食店で働く人の多くが、体力的な限界と将来に対する不安が原因で、飲食を辞めていきます。
しかし、飲食経験者のほとんどが「飲食店の仕事内容は楽しい!」と言います。
つまり、『仕事は楽しいけど長時間労働がきつい』ということ。
飲食店を辞める人の大半が、長時間労働を理由に退職しますが、元飲食店勤務の大原健太さん(23歳男性)の場合は少し特殊でした。
ここからは、新卒で飲食店に入社した大原健太さんの簡単な経歴から話していきますので、飲食店を辞めようか迷っている方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
大原健太さんは大学生のときに喫茶店でアルバイトをしていたため、飲食の仕事なら自分に合うかもな〜と思い、飲食系を中心に就職活動していました。
そして、最終的に飲食店をフランチャイズで経営する会社に就職が決まり、カレー屋の調理スタッフに配属されました。
職場の先輩や上司はめちゃくちゃ良い人たちで、仕事も丁寧に教えてくれたそうです。
しかしその後、大原健太さんは入社から1年経たずに、飲食店の正社員を辞めることになります…。
私が新卒で入社した飲食店を1年経たずに辞めた理由・自分には向いてなかった
元飲食店勤務の大原健太さん(23歳男性)が勤めていたのは、大手飲食店のフランチャイズを営む会社でした。
全国展開している飲食店だったため、業務内容はすべてマニュアル化されており、調理時間や盛り付けなどが、完全に効率化されていました。
大手飲食チェーン店の作業内容は、誰でもできるように仕組み化されているようです。
では、なぜ大原健太さんは飲食店を辞めたのか?
その理由は、同時並行の作業ができなかったから、です。
大手飲食チェーン店には毎日たくさんのお客様が来店するので、『いかに効率よく料理を提供できるか?』が勝負になる。
そのため、注文を受けてからゆっくり時間をかけて、一品ずつ作っている余裕なんてありませんでした。
お客様が求めるのは『早い、安い、美味い』。この中でも特にスピードが重視されるのだとか。
『大手飲食チェーン店=すぐに料理が出てくる』というイメージがあるので、料理提供までのスピードが遅いとクレームになってしまう。
大原健太さんが学生時代にバイトしていた喫茶店のように、個人経営の飲食店であれば、提供時間が多少遅くても許されるかもしれません。
しかし大手飲食チェーン店を利用するお客様は、短時間で食事を済ませたい人ばかりなので、提供が遅くなることは絶対に許されない、と言います。
ですから、大手飲食チェーン店で働く人には『マニュアル通りで正確に素早く作業できる能力』が求められるようです。
大原健太さんは会社から求められる能力に対して、大きなプレッシャーを感じるようになり、最終的に入社1年も経たないうちに飲食店を辞める決断をしました。
飲食からの転職に失敗して後悔した私の話・まさに急がば回れでした
元飲食店勤務の大原健太さん(23歳男性)は『同時並行で作業できない・スピードについていけない・プレッシャーに耐えれない』といった理由から、新卒1年目に飲食店を辞めました。
「とにかく飲食の仕事から離れたい!」という勢いだけで退職したため、特にやりたい仕事も決まっていませんでした。
また、転職活動をする上で『新卒で入社した会社を短期離職したことが不利になる』と思っていたので、「自分を採用してくれる会社ならどこでもいい!」という気持ちもあったそうです。
飲食店を辞めたあとは、両親からも転職のことを心配されて、顔を合わせば転職のことを聞かれる生活にもうんざりしていました。
その後、大原健太さんは「すぐに転職できる仕事なら何でもいい!」と少し投げやりになって、1回の面接ですぐに内定をくれた引っ越し会社に転職することを決めました。
しかし、両親には引っ越し会社に転職することをギリギリまで黙っていました。絶対に反対されると思ったからです。
そして、入社予定日の前日になり、ついに大原健太さんは『引っ越し会社に転職すること』を両親に打ち明けました。
すると案の定、両親から転職を猛反対されたのです…。
引っ越し会社に転職することを両親に否定され続けた結果、大原健太さんは「本当に自分は引っ越し会社でやっていけるのか…」という不安が大きくなっていきました。
そして、最終的に大原健太さんは、引っ越し会社への入社手続きのあと、すぐに退職を申し出たそうです。
大原健太さんは転職活動を振り返り、「とにかく早く転職しないと!と焦ってしまい、深く考えずに転職活動を進めたのが失敗でした…。もう少し時間をかけて転職先を探そうと思います」とコメントしています。
…ということで、今回は以上です。
この記事が、あなたの転職活動のヒントになれば嬉しいです。
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