高卒 転職

「高卒で転職したい」「高卒で転職した人の体験談が知りたい」という方向けの記事です。

『ボクらの転職体験談』は、10代・20代・工場勤務・スーパー店員・飲食店店員・エステティシャンなど、さまざまな境遇から転職した高卒の人たちに取材をしてきました。

それぞれの経験で得た学びやリアルを転職物語として保存し、ひとりでも多くの方に届けられたらという思いでサイトを運営しています。

この記事では、今までに執筆した『高卒で転職した人たちの体験談記事』をまとめて紹介しています。

インタビューにご協力いただいた皆さんに感謝しつつ、それぞれの記事を読んでいただければ幸いです。

高卒でWeb業界に転職して年収600万円になった20代男性

高卒 転職 体験談

①高卒で就職するまではどんな人生でしたか?

小学生の頃から中学まで野球部に所属し、副キャプテンとしてチームを支える立場にいました。仲間と一緒に目標を追いかけることが好きで、責任感も自然と育まれたと思います。

高校では居酒屋でアルバイトを始め、さまざまな人と接する楽しさを感じるようになりました。両親が公務員で安定した職に就いていたことも影響して、家族のためにも自分は大学進学ではなく、高卒で働いて早く経済的に自立しようと決意しました。

②高卒で就職した会社ではどんな仕事をしていましたか?

高校卒業後は自動車工場に就職しました。主にライン作業で、自動車のボディにスプレーを塗る仕事をしていました。作業自体は単調で、正直、毎日がルーティンワークの繰り返しでしたね。

社員寮から工場を往復するだけの生活が続いていましたが、同期との時間や現場での工夫が、単調な仕事の中でもやりがいに感じられる瞬間でした。ただ、これを一生続けるイメージが湧かなくて、23歳の時に退職を決意しました。

③現在の仕事に転職したきっかけはありますか?

工場勤務の時の給料は、夜勤や残業を頑張っても月給20万円程度でした。もっと収入を上げたいと思ったのが転職のきっかけです。

高卒でも未経験から挑戦できて高収入を狙える仕事を探し、ITベンチャー企業の営業職に応募しました。営業未経験で苦労しましたが、その後、Webディレクター職に転向したことで自分の適性を活かすことができ、評価される機会が増えました。

④高卒の転職活動で苦労したことはありますか?

最初は自分ひとりで転職活動を進めていましたが、どの業界で何を目指せば良いのか分からず、かなり迷いました。そこで転職エージェントに相談し、具体的なキャリアプランや自分に合う求人を提案してもらったのが大きな助けになりましたね。

学歴や職歴に自信がない中での転職活動は不安が多かったですが、エージェントのサポートで履歴書や面接対策を行い、自信を持って挑むことができました。

⑤転職後の状況や現在の生活のリアルを教えてください

現在はWeb制作会社で管理職をしています。入社当初は未経験からのスタートで、苦労も多かったですが、努力を続けた結果、20代で年収600万円を達成することができました。

特にWebディレクター職では、営業経験で培ったコミュニケーション力を活かしながら、プロジェクトをまとめるスキルを磨きました。忙しい日々ですが、部下や後輩の成長をサポートすることが新たなやりがいになっています。

⑥今後の目標や将来やりたいことを聞かせてください

今後は、さらに自分のスキルを高めると同時に、部下たちのキャリアを支援していきたいと思っています。個人的な大きな野望はありませんが、いま働いている会社に貢献し続けることが目標です。

また、仕事を通じて得た経験を次世代に伝えていけたらと考えています。特に高卒でキャリアアップを目指す方に対して、少しでも希望を与えられる存在になれたら嬉しいです。

高卒で新規開拓営業からルート営業に転職した21歳男性

高卒 転職 体験談

①高卒で就職するまではどんな人生でしたか?

高校では商業科に進学し、資格取得を目指して勉強していました。簿記3級を取得したのが、自分にとって初めての達成感でしたね。

アルバイトも色々経験しました。コンビニや居酒屋、韓国料理店で働きながら、人と接する仕事が好きだと気づきました。また、趣味のスケートボードやカラオケに夢中になったり、充実した学生生活を送っていました。

中学時代はアニメ好きで、ナレーターに憧れていた時期もあります。実は高校2年生のときに同級生だった彼女が、現在の妻です。

②高卒で就職した会社ではどんな仕事をしていましたか?

卒業後は光回線系のベンチャー企業に契約社員として入社しました。法人向けの営業を担当し、コールセンター業務や飛び込み営業、即決営業などを経験しました。

1日の商談数は2~3件、多いときは飛び込みで30件訪問することもありました。厳しい環境でしたが、上司から教わったことを素直に実践することで、月10件以上の契約を安定して獲得することができました。

ただ、夜遅くまでの残業が続く日々の中で、プライベートの時間がほとんど取れず、長期的に続けるのは難しいと感じていました。

③現在の仕事に転職したきっかけはありますか?

一番のきっかけは、子どもを授かり、結婚を決意したことです。将来を見据えて、安定した会社で働きたいと強く思うようになりました。

前職は嫌いではなかったですが、営業の際にお客様に不誠実な対応をしなければならない場面があったり、出張先での同僚との付き合い方が原因で、妻との間に少しわだかまりができたりしていました。その経験から、自分が納得できる営業スタイルを実現できる職場を探したいと思いました。

④高卒の転職活動で苦労したことはありますか?

転職活動では「自分が本当に求めている働き方は何か」を考え抜くことが一番大変でした。そこで転職エージェントを活用し、キャリアアドバイザーのアドバイスを受けながら、自分の適性や希望条件を明確にしていきました。

例えば、「教育体制が整っている職場が良い」「既存顧客をフォローする営業を希望」など、自分の考えを整理できたことが成功のカギだったと思います。

結果的に、創業60年以上の安定した商社に内定をいただき、転職を決めました。

⑤転職後の状況や現在の生活のリアルを教えてください

転職先ではまず内勤営業からスタートしました。上司や同僚たちが明るくて働きやすい雰囲気を作ってくれていて、月末にノルマに追われてギスギスするようなこともありません。

教育体制がしっかりしているので、営業トークやビジネスマナー、PCスキルなどを一から教えてもらえるのがありがたいです。転勤なしで残業も少なく、家庭との両立がしやすい環境で働けています。

初めての子育てでバタバタしていますが、両親のサポートもあり、妻とともに充実した家庭生活を送れています。この選択をして本当に良かったと実感しています。

⑥今後の目標や将来やりたいことを聞かせてください

長期的に腰を据えて働ける会社を見つけたので、この環境で営業としてスキルを磨き、安定したキャリアを築いていきたいです。

転職活動を通じて学んだことは、行動しなければ未来は変わらないということです。今回の転職が自分や家族にとってのターニングポイントだったので、これからも一歩一歩前に進み続けたいと思います。

高卒でスーパーの店員からセキュリティ業界に転職した26歳男性

高卒 転職 体験談

①高卒で就職するまではどんな人生でしたか?

学生時代は、バドミントン部に全力を注いでいました。小学5年生から始めて8年間続け、高校では団体戦と個人戦の両方で優勝しました。部長として27人の部員をまとめながら練習メニューを考え、勝つための戦略を練る日々でした。学校では勉強は得意ではありませんでしたが、友達と遊んだり、人を笑わせたりするのが大好きでしたね。

アルバイトもいくつか経験しました。スーパーや掃除の仕事、コンビニなどです。最終的には高校卒業後、アルバイト先だったスーパーに正社員として就職しました。

②高卒で就職した会社ではどんな仕事をしていましたか?

スーパーの青果部門で働いていました。入社して2年目にはチーフに抜擢され、仕入れや売場管理を任されるようになりました。特に1年目は夢中で頑張り、前年比150%という結果を残すことができました。それが認められ、「期待の新人」として注目されました。

ただ、仕事は楽しいことばかりではなく、早朝の仕入れや肉体労働が多く、体力的にきつい部分もありました。さらに、売上を伸ばすプレッシャーや、職場での人間関係に悩むこともありました。そうした環境で6年間働いた末に退職を決意しました。

③現在の仕事に転職したきっかけはありますか?

スーパーを辞めた後、しばらくは工場の派遣社員として働いていました。しかし、ライン作業が自分には向いていないと感じたことや、体調を崩してドクターストップがかかったことが転職のきっかけです。

これ以上は体力に負担のかかる仕事は続けられないと思い、転職エージェントを利用して正社員として働ける職場を探しました。

④高卒の転職活動で苦労したことはありますか?

学歴や職歴に自信がなく、自分ひとりでの転職活動に不安がありました。そのため、転職エージェントの力を借りて、自分の強みを明確にしながら活動を進めました。

特に6年間の正社員経験や青果部門のチーフとしての成果をアピールポイントにしました。数字で成果を示すことが大事だとアドバイザーから教わり、そこに自信を持つことでスムーズに活動を進められました。

⑤転職後の状況や現在の生活のリアルを教えてください

現在はセキュリティ業界の総合職として働いています。スーパーで得た「コミュニケーション能力」や「数字を扱う力」が活かせる場面が多く、毎日やりがいを感じています。

体力的な負担も減り、安定した収入と福利厚生のある環境で働けていることに満足しています。まだまだ学ぶことも多いですが、目標を持って取り組めるのは幸せなことですね。

⑥今後の目標や将来やりたいことを聞かせてください

まずは車のローンや奨学金を完済することが目標です。そして、2LDKの部屋に住み、一人暮らしを始めたいと考えています。

仕事面では、社内でキャリアアップを目指し、もっと多くの人に「すごい!」と思われるような存在になりたいですね。何事にも全力で取り組む姿勢を忘れず、充実した生活を送りたいと思っています。

高卒で工場の契約社員から建設業界の施工管理に転職した26歳男性

高卒 転職 体験談

①高卒で就職するまではどんな人生でしたか?

小さい頃から柔道を続けていて、3歳から18歳までずっと打ち込んできました。高校では柔道部に所属していて、キャプテンではありませんでしたが、仲間と一緒に練習に励む日々でしたね。

また、体育大会のリーダーを任されたこともあり、放課後や休日に計画を練って、チームをまとめた経験もあります。それが自分にとって大きな成長のきっかけでした。夏

休みには海の監視員のアルバイトをしていました。海が近かったので、楽しい反面、責任感も感じる仕事でした。

②高卒で就職した会社ではどんな仕事をしていましたか?

最初の就職先では木材加工に携わる製造業の仕事をしていました。3年間リーダーとしてチームをまとめ、4人のメンバーと協力して業務を進めていました。その中で、チームの動きを考えながら作業するスキルやリーダーシップを学びました。

また、仕事後に勉強して「木材加工技術主任者」の資格も取得しました。目標を持つと必ず達成しようと努力するタイプなので、この頃に身につけたスキルは今の自分にも役立っています。

③現在の仕事に転職したきっかけはありますか?

木材加工の仕事もやりがいがありましたが、もっとスケールの大きい仕事に挑戦したいと思うようになったのがきっかけです。また、以前取得した電気工事士の資格を活かせる建設業界に魅力を感じました。

施工管理の仕事では、現場全体を統括する役割が求められますし、自分のリーダーシップや調整力が活きると感じました。

④高卒の転職活動で苦労したことはありますか?

やはり学歴の壁はありましたね。でも、自分の資格やリーダー経験をしっかりアピールすることで評価してもらえたと思います。

また、施工管理は専門知識が必要なので、転職活動中も業界の知識や用語を勉強し直しました。自分の強みは「やると決めたことは最後までやり抜くこと」なので、それが実を結んだと感じています。

⑤転職後の状況や現在の生活のリアルを教えてください

施工管理の仕事はやりがいが大きいですね。現場では多くの人と関わるので、リーダーとしてチームをまとめるスキルが重要です。

工事全体の進捗を管理したり、安全確認を徹底したりする毎日ですが、自分の努力が現場のスムーズな進行に繋がるのを実感できるのが嬉しいです。

休日はサウナに行ったり、料理を楽しんだりしてリフレッシュしています。

⑥今後の目標や将来やりたいことを聞かせてください

将来的には地元に戻りたいという思いがあります。そのために今はスキルアップに集中しています。

また、いずれは施工管理としてさらに上を目指し、困っている部下をしっかりサポートできるリーダーになりたいですね。資格取得にも引き続き挑戦して、頼られる存在になりたいです。

高卒で食品工場からベンチャー企業の営業に転職した28歳男性

高卒 転職 体験談

①高卒で就職するまではどんな人生でしたか?

学生時代は陸上競技に夢中でした。特にリレー競技が好きで、仲間と競いながらタイムを縮めることにやりがいを感じていました。自主練習を通して成長を実感できる瞬間が一番楽しかったですね。

高校卒業後は学校の紹介で食品工場に正社員として就職しました。

②高卒で就職した会社ではどんな仕事をしていましたか?

冷凍食品の揚げ物を製造する工場で働いていました。白身フライや唐揚げなど、一日に1000個以上の揚げ物を作る作業です。10年間勤務しており、2番目の役職として、アルバイトスタッフの指示や後輩の教育を任されることもありました。業務は単調でしたが、責任感を持って取り組んでいました。

③現在の仕事に転職したきっかけはありますか?

10年間同じ作業を続ける中で、「このままではスキルが身につかない」という危機感を抱くようになりました。また、新型コロナの影響で給与が大幅に下がり、将来への不安も増しました。

その結果、「もっと成長できる環境で働きたい」という思いが強くなり、転職を決意しました。

④高卒の転職活動で苦労したことはありますか?

食品工場での経験をどうアピールすれば良いか分からず、履歴書や面接で苦戦しました。また、10年間の単純作業でビジネスマナーやコミュニケーションスキルが不足していると感じる場面が多かったです。さらに、自動車免許を持っていないため、選べる求人が限られていることも課題でした。

転職エージェントを利用したことが転機になりました。担当者が履歴書や職務経歴書の作成をサポートしてくれただけでなく、面接対策や自己PRの仕方まで丁寧に指導してくれました。

エージェントのサポートを受ける中で、自分の強みや成長意欲を効果的に伝えられるようになり、最終的にIT系ベンチャー企業の営業職に内定をいただきました。

⑤転職後の状況や現在の生活のリアルを教えてください

最初は不安もありましたが、新しい環境での挑戦が楽しいです。営業職は食品工場での業務とは全く違う世界ですが、目標を達成するやりがいが大きいです。

IT業界は成長スピードが速く、日々学ぶことが多いですが、同僚のサポートもあり、少しずつ成果を出せるようになっています。

⑥今後の目標や将来やりたいことを聞かせてください

営業職としてさらにスキルを磨き、キャリアアップを目指したいです。また、将来的には結婚して安定した生活を送りたいと思っています。そのためにも資格取得や新しいスキルの習得に挑戦し続けていきたいです。

高卒で自動車部品工場からスポーツジムへ転職した27歳男性

高卒 転職 体験談

①高卒で就職するまではどんな人生でしたか?

小学生の頃からバスケットボールに夢中で、身体を動かすことが何より好きでした。中学・高校でもバスケットボール部に所属し、フォワードとしてチームを支えました。172cmとフォワードとしてはやや小柄でしたが、それをカバーするために筋力トレーニングや瞬発力を鍛える努力を重ねました。

部活を通して得たチームワークの大切さや、粘り強く取り組む姿勢は今の自分の基盤になっていると思います。また、部活動に集中していたため、進路について深く考えたのは高校の終盤になってからです。

②高卒で就職した会社ではどんな仕事をしていましたか?

高卒で就職した製造業では、自動車部品の組付けや樹脂成形の機械操作を担当しました。最初は部品の組付けやネジを締めるといった単純作業でしたが、徐々に機械トラブルの対応や新人の教育も任されるようになりました。

月80~100時間の残業をこなす日々は体力的に厳しかったですが、スムーズにラインを動かせたときや新人が成長する姿を見ると、大きな達成感を得られました。

また、自分なりに作業効率を改善する工夫をしていく中で、責任感や問題解決能力が身についたと感じています。

③製造業を辞めて転職を考えたきっかけはありますか?

6年働いても仕事内容がほとんど変わらず、「このまま同じ仕事を続けていていいのだろうか」と悩むようになりました。また、三交代制の勤務で生活リズムが不規則だったことや、長時間労働で体力的にも限界を感じるようになり、将来を見据えて転職を決断しました。

給与面では満足していましたが、それ以上に「このままの生活では成長できない」と感じたことが一番の理由です。退職後は時間を使って自分と向き合い、新たな道を探ることにしました。

④製造業を辞めた後、どんな生活を送っていたのですか?

退職後の1年間は無職で、趣味に没頭していました。特にハマったのがボルダリングで、朝から晩までジムに通い、技術を磨くことに熱中していました。

この期間は自分の好きなことに全力で取り組む貴重な時間でしたが、1年が過ぎた頃、貯金が尽きかけたことで現実に目を向けざるを得ませんでした。

その後、フィットネスジムでアルバイトを始め、スポーツを通じて仕事を楽しむ感覚を取り戻しました。空白の期間は自分を見つめ直す良い機会だったと思っています。

⑤フリーターとして働く中で、どんな仕事をされていましたか?

フィットネスジムのスタッフとして、利用者への施設案内や清掃、入会希望者への説明などを担当しました。もともと体を動かすことが好きだったので、楽しみながら働けたのですが、月収が17~18万円と低かったため、「このままでは将来が不安だ」と感じるようになりました。

接客が得意ではないため、最初は緊張していましたが、お客様と話を重ねるうちに少しずつ慣れてきました。それでも27歳でアルバイトのままではいけないと思い、正社員を目指して転職活動を始めることを決意しました。

⑥高卒の転職活動で苦労したことはありますか?

1年間の無職期間やアルバイト経験があったため、「これをどう説明しよう」と悩むことが多かったです。

また、特に「これがやりたい」という明確な希望がなく、自分の適性が分からない状態での活動だったので、最初は応募先を選ぶのにも苦労しました。

そこで転職エージェントを利用し、キャリアアドバイザーのサポートを受けました。エージェントを通じて履歴書の書き方や面接対策を学び、仕事への真剣な思いをうまく伝える方法を身につけました。

⑦転職後の状況や現在の生活のリアルを教えてください

アルバイトをしていたフィットネスジムの責任者から「うちで正社員にならないか」と声をかけてもらい、現在はそのジムで正社員として働いています。

アルバイト時代に培った業務経験のおかげで、スムーズに業務に馴染むことができました。正社員になってからは業務の幅が広がり、スタッフの管理や新人教育も担当しています。

収入が安定したことで、今後の生活にも安心感が持てるようになりましたし、やりがいを感じながら働ける職場に出会えたことに感謝しています。

⑥今後の目標や将来やりたいことを聞かせてください

30代ではさらにスキルを磨き、収入を上げるとともに、役職にも挑戦したいと考えています。現在の職場では人と関わる機会が多いため、コミュニケーション能力やマネジメントスキルを高めていきたいです。

高卒でエステティシャンから事務職に転職した23歳女性

高卒 転職 体験談

①高卒で就職するまではどんな人生でしたか?

学生時代はバレーボールに熱中していました。部活では、負けず嫌いな性格もあって、チームを引っ張るような存在だったと思います。

バイトもしていて、ドリア専門店やラーメン屋で働いていました。接客を通して、コミュニケーション力が磨かれたと思っています。

②高卒で就職した会社ではどんな仕事をしていましたか?

最初はチケット販売会社で働いていました。店頭での買取や販売の業務を1年半ほど経験しました。でも、同僚たちが次々に辞めていき、職場環境が悪化していったので、私も退職を決意しました。

その後、エステティシャンとして美容業界に挑戦しました。お客様と美容の話をする時間や、エステの施術でお客様がきれいになっていく姿を見るのはとても楽しかったです。

でも、売上ノルマや施術以外の業務が多く、プレッシャーを感じる日々でした。入社して3ヶ月で副店長に任命され、店舗管理やスタッフ育成まで担うことになりましたが、業務量の多さに限界を感じて退職し、歯科助手に転職しました。

歯科助手として1年8ヶ月働きました。資格を取得し、医事コンピューターや歯科助手の業務を学ぶことができました。ただ、職場でのパワハラに悩むようになり、続けていくことが難しくなったため、再び転職を考えるようになりました。

③高卒の転職活動で苦労したことはありますか?

自分のスキルや経験をどうアピールすれば良いか悩みました。特に、事務職や営業職を希望していたものの、業界未経験であったため、どんな求人が自分に合っているのか分からず、方向性に迷うことが多かったです。

また、安定した職場を求めていたので、条件に合う求人を見つけるのに時間がかかりました。

④どのようにして現在の職場にたどり着いたのですか?

転職エージェントを利用したことで、自分に合った求人を見つけることができました。エージェントのサポートで履歴書や職務経歴書を整え、面接対策もしていただいたので、自信を持って選考に臨むことができました。

最終的に、大手企業の派遣事務として働くことが決まりました。

⑤転職後の状況や現在の生活のリアルを教えてください

事務職はエステ業界とは全く異なりますが、安定した環境で働けるので満足しています。

業務自体は忙しく、時には残業が発生しますが、残業代がしっかり支給される点に安心感があります。給与や休暇もしっかりしているので、転職して良かったと思います。

⑥今後の目標や将来やりたいことを聞かせてください

事務職としてのスキルをさらに磨き、将来的には正社員として働きたいです。資格取得やスキルアップにも挑戦していく予定です。

高卒で転職6回目に不動産営業に転職した23歳男性

①高卒で就職するまではどんな人生でしたか?

小学生の頃は吹奏楽部に所属していましたが、小学2年生から始めた拳法に本格的に打ち込むようになりました。中学・高校では部活には参加せず、総合格闘技やボクシングといった体を動かすことを中心に過ごしていました。格闘技は今も続けていて、忍耐力や集中力を養う大切な存在です。

将来を考えたとき、人を助けるような格好いい仕事をしたいという思いが芽生え、介護職を目指したのも、こうした経験が影響しています。

②高卒で就職した会社ではどんな仕事をしていましたか?

最初は塗装や荷上げといった体力仕事を経験しましたが、長く続けるのは難しいと感じて退職しました。

その後、介護職に転職し、ヘルパー資格を取得して、施設長の一つ下の中間管理職にまで昇格しました。介護業界でやりがいを感じながら働いていましたが、給料面での不満があり、不動産業界に挑戦しました。

不動産ではテレアポ営業や飛び込み営業を経験しましたが、人間関係や業務内容が原因で転職を繰り返し、現在の職場にたどり着きました。

③現在の仕事に転職したきっかけはありますか?

母が新築専門の不動産会社を経営していた影響もあり、不動産業界には以前から興味がありました。また、自分の実力次第で収入を伸ばせる営業職に魅力を感じたことも大きいです。

過去には不動産会社でのテレアポや飛び込み営業の経験があり、それらの経験を活かせると感じたことも転職の決め手でした。自分の努力次第で結果が出せる環境で、実績を積みたいと思いました。

④高卒の転職活動で苦労したことはありますか?

転職回数が多いことや、いくつかの職場で短期間しか働いていなかったことをどう説明するか悩みました。また、不動産業界の営業職は経験を重視する傾向があり、応募書類が通らないことも多かったです。

しかし、転職エージェントを活用することで、自分の強みや経験を効果的にアピールする方法を学びました。特に「飛び込み営業で培ったコミュニケーション能力」と「体力と行動力」を具体的に伝えることが、内定を得るきっかけになったと思います。

⑤転職後の状況や現在の生活のリアルを教えてください

現在は不動産会社の営業職として、戸建てやマンション、空き家などの売却や購入をサポートしています。訪問営業や商談を通じてお客様のニーズを引き出し、最適な提案をする仕事にやりがいを感じています。

これまでの経験で培った初対面の方との会話術や、提案力が役立っています。収入面も安定し、将来を見据えた生活を送ることができています。

仕事とプライベートのバランスも取れており、目標に向けたステップを着実に進んでいる実感があります。

⑥今後の目標や将来やりたいことを聞かせてください

将来的には不動産業界で独立することを目標としています。まずは営業職としてのスキルや実績を積み上げ、市場価値の高い人材になることが目標です。

また、独立後は自分の店舗を構え、お客様一人ひとりに寄り添ったサービスを提供したいと考えています。そのためにも、現在の職場で経験を積み、成果を上げながらスキルアップに努めていきたいです。

高卒で介護職から携帯ショップ店員に転職した21歳女性

①高卒で就職するまではどんな人生でしたか?

高校時代は、手芸部に所属していましたが、基本的には部活よりも家でバラエティ番組やドラマを観るのが好きでした。

家から近い高校で、生活文化学科で学び、2年生からは食物を選択しました。この選択が、自分らしくのびのびと過ごせた理由だったかもしれません。

将来は保育士やパティシエになりたいと思っていましたが、進学はせず、就職を選びました。

②高卒で就職した会社ではどんな仕事をしていましたか?

最初の会社では介護職の正社員として働きました。夜勤が月6回もあり、生活リズムが崩れるのが大変でしたが、高齢者とお話しするのが好きで、特におばあちゃんたちと交流する時間が楽しみでした。

業務では、声かけや目線を合わせるなど、コミュニケーションを大事にしていました。イベントの運営や、食事を工夫するなど、利用者の方に喜んでもらうために工夫することがやりがいでした。

③現在の仕事に転職したきっかけはありますか?

介護職では、人間関係は良好でしたが、夜勤や給与面で将来に不安を感じました。

その後、派遣社員として事務やコールセンターの仕事を経験し、自分にとって「土日休み」や「チームで働く」環境が大事だと気づきました。

転職活動を通じて、人と関わる仕事や接客に興味を持ち、現在の携帯ショップでの仕事に繋がりました。

④高卒の転職活動で苦労したことはありますか?

正社員として安定して長く働ける場所を探していたため、希望に合う求人を見つけるのに時間がかかりました。

また、パソコン作業が苦手だったり、じっとしているのが得意でなかったりする自分の弱点を受け入れつつ、自分に合った仕事を見つけるためにエージェントを活用しました。5社応募して1社内定という結果は、努力の賜物だと思います。

⑤転職後の状況や現在の生活のリアルを教えてください

携帯ショップでは正社員として働いており、お客様とのコミュニケーションが楽しいです。特に、わかりやすい言葉で説明し、お客様に感謝される瞬間が嬉しいです。

以前より残業が少なく、休日もしっかり取れるため、自分の時間を大切にしながら働けています。安定した収入があることで、趣味の買い物やリラックスタイムも楽しめるようになりました。

⑥今後の目標や将来やりたいことを聞かせてください

今後は、後輩に教えられる立場になりたいと思っています。介護職のときも指導する役割は苦ではなかったので、経験を活かしてチームを引っ張れる存在になりたいです。