

このような方に向けて、記事を書いています。
高卒で工場に就職したものの体力的にきつくてフリーターになった人、就職先が見つからずに仕方なくフリーターになった人。高卒でフリーターになった人にはそれぞれ事情があると思います。
でも25歳前後になると、まわりの友人の多くが社会人になり、急に『フリーターのままだとやばいかも…』という危機感が強くなりますよね。
しかし、いざ就職しようと思っても、何から手をつけたらいいのかわからず、結局フリーターから抜け出せない人も多いです。
では高卒フリーターが就職するためには、どうすればいいのか?
結論からいうと、高卒フリーターが今すぐにやるべきことは、次の3つです。
- 高卒向けの就職支援サービスに無料登録する
- 担当アドバイザーに無料で就職相談する
- 自分に合う仕事を紹介してもらい応募してみる
上記のとおり。
世の中には、高卒フリーターの就職をサポートしてくれる『就職支援サービス』があるので、とりあえずここに相談するのが1番早いです。
しかも全て無料で利用できるので、あなたのリスクはゼロ。これを利用しない手はないですよね。
⇒高卒フリーターにおすすめの就職支援サービス3社【すべて無料】

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。
僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計978名の方にインタビューしてきたので、高卒フリーターの就職のリアルな情報をお伝えできると思います。
この記事では、高卒フリーターからIT企業に就職した、春岡高貴さん(26歳男性・仮名)の体験談をもとに、『高卒がフリーターを続けるリスク』から『高卒フリーターが就職して人生やり直す方法』までを解説していきます。
この記事を読めば、高卒フリーターの未来に不安を抱えている方でも、人生を変えるための一歩が踏み出せるようになります。
3分で読める内容ですので、それではいきましょう~。
※『今すぐにフリーターから正社員に就職したい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
26歳で高卒フリーターから正社員に就職できた理由【体験談あり】

高卒フリーターがやばい1番の理由は、フリーター歴が長くなるほど、就職できないリスクが高くなるからです。
今回は僕がインタビューした、元居酒屋バイトの高卒フリーター・春岡高貴さん(26歳男性・仮名)の事例をもとに解説していきます。
春岡高貴さんは高校を卒業後、一度は大学に進学しましたが、家庭の事情で学費が払えなくなり、大学2年生の途中で大学を中退し、最終学歴は高卒となりました。
その後、24歳まで居酒屋でアルバイトをしながら、フリーター生活を続けることになります。
バイト先の居酒屋は人手不足だったため、春岡高貴さんはバイトなのに店長を任され、週6日出勤は当たり前で、ひどい時は10連勤もあったそうです。
長時間労働によって、春岡高貴さんは月給25万円ほど稼げていましたが、いつもイライラしていて、居酒屋で学生のアルバイトがダラダラ働いていると、冷蔵庫を殴って怒鳴ったこともありました。
そんなある日、衝撃の出来事が起こります。
なんと、春岡高貴さんがバイトする居酒屋のエリアマネージャーが、店舗のレジから現金を盗んでいっているのを目撃してしまったのです…。
どうやらエリアマネージャーはレジのお金を使って、近くの店で飲み歩いているようでした。
これがきっかけで、春岡高貴さんは『こんな職場でバイトを続けるのは無理だ!』と思い、居酒屋のアルバイトを辞めました。
高卒フリーターはやばいと思った理由【26歳男性の本音】

春岡高貴さんは、24歳まで居酒屋でバイトした経験しかなかったため、『一度はスーツを着て働いてみたい!』という気持ちがありました。
そのため、居酒屋のアルバイトを辞めた後は、スーツ専門店でアルバイトを始めることになります。
春岡高貴さんは居酒屋で接客を経験していたこともあり、スーツ専門店での接客販売のバイトも特に苦労することはなかったようです。
スーツ専門店でのアルバイトは、職場の雰囲気も良く、連日出勤や長時間労働もほとんどなかったため、毎日ストレスなく過ごせていました。
しかし、ひとつ問題だった点は、『月給16万円しか稼げないこと』でした。
春岡高貴さんは年齢が26歳になり、当時付き合っていた彼女と将来結婚を考えるようにもなっていたので、『さすがに、26歳で月給16万円の高卒フリーターはやばい…』と思ったそうです。
実際にDODAが公開する『20代の平均年収』をみると、26歳男性の平均年収は『371万円』になっています。
当時の春岡高貴さんは『月給16万円→年収192万円』ですので、同世代の平均年収と比べると、約180万円も年収が低いことになる。
年齢が上がるにつれて、同世代との年収格差はどんどん広がりますし、正社員に就職できるチャンスも少なくなるので、1歳でも若いうちに行動しておくのが安全ですね。
高卒フリーターがIT企業に就職するためにやったこと【26歳男性の体験談】

春岡高貴さんは26歳の時に『正社員に就職したい!』と思ったものの、今まで就職活動を一度もやったことがありませんでした。
そのため、就職活動が始まっても、履歴書や職務経歴書の書き方がわからない、求人の選び方がわからない、面接での受け答えの仕方が分からない…などの課題が山積みでした。
春岡高貴さんはハローワークで求人を紹介してもらったり、求人誌から仕事を探したり、転職サイトに登録したり、転職エージェントに相談したりして、就職するためにできることは手当たり次第にやったそうです。
書類選考や面接で何社も落とされましたが、約2ヶ月の就職活動を続けた結果、最終的に『IT企業の営業職』から内定をもらうことができました。
春岡高貴さんはIT企業に入社した後、採用担当者に採用してくれた理由を質問したら、『就職して人生をやり直したい熱意が伝わってきたし、性格も明るくて元気だから会社の雰囲気に合うと思った!』と言われたようです。
現在の春岡高貴さんは入社3年目で、中小企業のWebマーケティングやSNSを支援する業務を担当しており、かなりモチベーション高く仕事ができている、とのこと。
春岡高貴さんはフリーターから就職した当時を振り返り、『もしあの時に行動してなかったら今もフリーターを続けていたと思います。就職せずに30代になる自分を想像すると正直ゾッとしますね…』とコメントしています。
高卒でも年収500万円は夢じゃない!【元フリーター・26歳男性の体験談】

『令和2年賃金構造基本統計調査』のデータをもとに、高卒の平均年収をみると、10代20代30代の高卒男性の平均年収は、次のとおりです。
- 19歳まで:182万円
- 20~24歳:204万円
- 25~29歳:233万円
- 30~34歳:258万円
- 35~39歳:285万円
ちなみに全世代をまとめると、高卒男性の平均年収は約300万円、高卒女性の平均年収は約220万円となります。
つまり、高卒フリーターから就職するなら、30代のうちに年収300万円稼げていれば、とりあえず同年代の年収と同じくらいにはなれる、ということです。
でも、『どうせならもっと稼ぎたい!』と思いませんか?
たとえば、大卒の平均年収より稼げたら、ちょっと嬉しくないですか?
厚生労働省が発表した『平成30年賃金構造基本統計調査』によると、大卒男性の平均年収は約480万円、大卒女性の平均年収は約350万円となっています。
ですから高卒で年収500万円稼げれば、大卒の平均年収よりも稼げていることになります。
では、高卒で年収500万円稼ぐには、どんな職種を選べばいいのか?
結論をいうと、『IT業界の営業職』に就職するのがおすすめです。
その理由は、次のとおり。
- IT業界は利益率が高いから給料も高くなりやすい
- 営業職は成果を出せば昇給しやすい
- IT業界も営業職も未経験の若手採用を積極的にやっている
上記の3つの理由から、高卒フリーターが年収500万円を目指すなら、IT業界の営業職に就職するべきだといえます。
ちなみに、春岡高貴さんは高卒フリーターからIT企業の営業職に就職し、入社後2年で年収500万円を達成しました。
春岡高貴さんが就職したIT企業は、約7割が高卒社員で、そのうち半数が年収500万円以上を稼いでいます。
もちろん就職後に努力しなければいけませんが、わりと『高卒で年収500万円稼ぐ』という目標は達成しやすいと思いますよ。

高卒フリーターが就職で失敗しない方法を伝えます!

では高卒でフリーターの方が、就職で失敗しないためには、具体的にどうすればいいのか?
結論をいうと、『高卒フリーターに特化した就職支援サービス』に無料登録すればOKです。
高卒フリーターの就活の流れは、次のとおりです。
- 高卒向けの就職支援サービスに無料登録する
- 担当アドバイザーに無料で就職相談する
- 自分に合う仕事を紹介してもらい応募してみる
就職支援サービスに登録すれば、あとは担当アドバイザーが就職までサポートしてくれるので、めちゃくちゃ楽です。
でも就活を自分ひとりでやろうとすると、企業選びから面接対策まで全部自分でやらないといけないので、かなり大変です。
ちなみに、記事を書いている僕は、フリーターのときに自分ひとりで就活して、30社応募しても内定ゼロという失敗をしています…。
僕のような失敗をしたくなければ、最初からプロに頼るのがおすすめですね。
高卒フリーターに特化した就職支援サービスには、フリーターからの就職事例がたくさんあるので、とりあえず登録してみて、『自分にはどんな仕事が選べるのか?』を聞いてみるのが良いと思います。
行動しないと、人生は何も変わりません。むしろフリーター期間が長いほど、損することが増えていきます。
『今すぐフリーターを辞めろ』とは言いませんが、徐々に行動して変えていかないとですね。
