大学中退してよかった
大学を辞めたい人『大学を辞めたいけど、大学中退だと就職できないって聞くから正直迷っている…。大学を辞めても後悔しないだろうか…』

このような方に向けて記事を書いています。

とりあえず大学に入ってみたものの、授業の内容に興味が持てなくて大学を中退したいと思うようになった…という方は結構たくさんいます。

でも、いざ大学を中退しようとすると「せっかく大学に入ったのにもったいない!」「大学を中退したら後悔するよ!」という周りの声があると、なかなか行動できないですよね。

この記事では『大学中退してよかった理由』『大学を辞めた体験談とその後どうなったか?』を紹介しますので、大学を中退したい方はぜひ参考にしてくださいね。

ドフラ
こんにちは。26歳までフリーターだった、ドフラです。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に就職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに就職や副業に役立つ情報を発信しています。

僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計985名の方にインタビューしてきたので、大学を中退した人のリアルな情報をお伝えできると思います。

この記事では、僕が実際に話を聞いた、大学中退の小川航暉さん(21歳男性・仮名)の体験談をもと『大学中退してよかった理由』から『大学を中退した人が就職で失敗しない方法』までを解説していきます。

この記事を読めば、大学を中退したあとの未来がわかるので、今すぐに大学を中退するべきかを判断できるようになります。

それでは、さっそく見ていきましょう〜。

すぐに『大学を中退した人が就職で失敗しない方法』が知りたい方は、第4章『大学中退した人が就職するための具体的な方法とは?』に進んでくださいね!

大学を辞めたい人は57,000人以上!大学を辞める人の中退理由は?

大学中退してよかった

2021年度の文部科学省のデータによると、大学の中退者数は57,875人です。

以下のとおり、大学を中退する人は毎年57,000人以上います。

  • 2021年度の中退者数:57,875人
  • 2020年度の中退者数:57,913人
  • 2010年度の中退者数:74,129人

大学を中退する人の割合は約2%なので、実際に辞めないまでも「大学を中退したい…」と思っている人は一定数いるということです。

ちなみに、大学を辞める人の中退理由で多いものは、以下のとおり。

  • 転学等:16.3%
  • 学生生活不適応・修学意欲低下:15.7%
  • 就業・起業等:14.3%
  • 経済的困窮:13.5%
  • 学力不振:7.7%
  • 心身耗弱・疾患:5.0%

参照元:学生の修学状況(中退者・休学者)等に関する調査(令和3年度末時点)

「大学の授業に興味が持てなくなった」「大学の人間関係や学生生活に馴染めなかった」という理由で大学を中退する人が多いですね。

では、大学中退してよかったと思っている人は、どんな人なのか?

結論をいうと、大学中退してよかったと言っている人は、大学を中退したあとに就職しているケースが多いです。

ここからは、大学中退の小川航暉さんの体験談を紹介しつつ、『大学中退してよかった理由』をみていきましょう。

大学中退してよかった!大学中退で就職した21歳男の体験談

大学中退してよかった

まずは、今回紹介する大学中退の『小川航暉さん(21歳男性・仮名)』の経歴を簡単に紹介しておきます。

小川航暉さんは高校を卒業後、『ゲームが好きだから』という理由で、情報系の大学に入学しました。

しかし授業を受けていく中で、どうしてもプログラミングに興味が持てず、説明を聞いてもどうすればいいかわからないことが多かったそうです。

ちなみに、小川航暉さんはもともと文系だったこともあり、得意科目は現代文で、数学などの理系科目は苦手でした。

その後、とりあえず大学2年生になったものの、情報系の授業についていけず、プログラミングもできないまま…という日々が続いていました。

そんな中で、『このまま興味のないプログラミングの世界に行っても大丈夫だろうか…』と疑問を抱くようになり、20歳のときに思いきって大学を中退して、就職することを決意します。

『大学中退+初めての就職活動』ということで、自分はかなり不利な状況だと思いつつ、就職活動を続けていった結果、無事にIT企業に就職することができました。

現在の小川航暉さんは、IT企業の営業として、大卒と対等な立場で仕事ができており、将来的には副業も視野に入れているそうです。

小川航暉さんは大学を中退した過去を振り返って、以下のようにコメントしています。

あのときに大学を辞めて本当に良かったです。あのまま大学を卒業していたら、学費はもちろん時間も無駄になっていました。いまは大卒の同僚とも対等に仕事ができているので、現状にはかなり満足していますね!

上記のとおり、大学を中退したあとに就職して、仕事が充実している人は「大学中退してよかった」と言う人が多いですね。

大学中退してよかったと感じる理由5選【体験談あり】

大学中退してよかった

僕が実際に大学を中退した人から聞いた、大学中退してよかった理由の多くは以下のとおりです。

  • 無駄な学費の支払いがなくなった
  • 人間関係のストレスから解放された
  • 興味のない授業に出なくてよくなった
  • 就職してお金を稼げるようになった
  • 大卒の同僚とも対等に仕事ができている

特に大学を中退したあとの就職先で、大卒と同じ立場で仕事ができている人ほど、大学中退してよかったと思えている印象です。

学力不振で大学を中退した山下剛史さん(26歳男性・仮名)は、大学を中退したあとに大手建設企業に就職した結果、いまは大卒の同僚と対等に仕事ができており、現状にはかなり満足しているそうです。

ちなみに、山下剛史さんは「あのときに大学を辞めて本当に良かったです。あのまま大学に通い続けても卒業は無理ですし、学費も時間も無駄になっていました」と言っていました。
参考記事:山下剛史さんのインタビュー記事

経済的な理由で大学を中退した春岡高貴さん(29歳男性・仮名)は、大学を中退したあとにWebマーケティング会社に就職した結果、いまは学歴を気にせず仕事ができており、大学を中退したことに後悔はないそうです。

ちなみに、春岡高貴さんは「いまは大学を中退してよかったと思えています。仕事はやりがいがありますし、わりと良い給料をもらえています」と言っていました。
参考記事:春岡高貴さんのインタビュー記事

上記のとおり、大学中退してよかったと思えるかどうかは、大学を中退したあとに『どんな行動をして、どんな未来を手に入れるか』次第ですね。

次章からは、小川航暉さんがどのように就職活動を進めていったのかを中心に解説していきます。

大学中退した人が就職するための具体的な方法とは?

大学中退してよかった

ここでは、大学を中退した小川航暉さんが、IT企業に就職するまでの具体的なステップを紹介していきます。

大まかにいうと、次のとおりですね。

①就職エージェントに登録する
②担当アドバイザーに自己分析を手伝ってもらう
③担当アドバイザーに自分の強みを活かせる求人を紹介してもらう
④担当アドバイザーと相談しつつ、応募する求人を決める
⑤担当アドバイザーに履歴書・職務経歴書を作ってもらう
⑥担当アドバイザーに書類を応募してもらう
⑦担当アドバイザーに面接日程を調整してもらう
⑧担当アドバイザーに企業ごとの面接対策をやってもらう
⑨企業の面接を受ける
⑩担当アドバイザーに面接後の感想を伝える
⑪担当アドバイザーから企業からの選考結果を受ける
⑫担当アドバイザーと相談しつつ、内定が出た会社の中から入社する企業を決める

上記のとおり。

これを見て気づいた方も多いと思いますが、『担当アドバイザーがほとんどやってくれるじゃん!』という感じですね。

就職エージェントに登録すると、担当のキャリアアドバイザーの人が付いてくれて、かなり手厚くサポートしてくれます。

ただし、大手の就職エージェントやハイクラス求人専門の就職エージェントだと、ここまで担当アドバイザーが手厚くフォローしてくれないこともあるので、注意が必要です。

なぜなら、大手エージェントやハイクラス専門エージェントに登録する転職者は、転職経験があったり、社会人としての実績も豊富だったりするので、そこまで手厚くサポートしなくても転職できるからです。

そのため大学を中退した人が利用するべきなのは、『学歴や職歴に自信のない方向けの就職エージェント』ですね。

このような就職エージェントは、フリーターや大学中退などの就職支援実績が豊富なので、学歴や職歴のない人でも安心して利用できます。

ちなみに、小川航暉さんが利用した就職エージェントも、『学歴や職歴に自信のない方向けの就職エージェント』です。

ぶっちゃけ就職エージェントに登録すれば、担当アドバイザーがほぼやってくれるので楽ですね。(アドバイザーは大変だと思いますが…感謝)

ドフラ
ちなみに、小川航暉さんが利用した就職エージェントは、以下の記事で紹介する『就職カレッジ』です。

大学中退したい人が今すぐにやるべきこと

大学中退してよかった

大学を辞めたいと思ったら、まずは自己分析と情報収集から始めましょう。

『大学を辞めたいと思ったから』という理由で、無計画に大学を中退してしまう人もいますが、できれば次の進路が決まってから辞めたほうがいいです。

なぜなら就職活動をスタートしても、すぐに就職先が決まらない場合もあるからです。

無職の期間が3ヶ月くらいになると、周りの目が気になったり、金銭的にきつくなったりします。

そうすると、『とにかく働かないと!』と焦ってしまい、全然自分が望んでいない進路を選んでしまうリスクがあります。

たとえば、本当は正社員に就職しようと思っていたのに、なかなか内定がもらえず、結局フリーターになってしまう…という感じです。

『そんな人いるの?』と思うかもしれませんが、このような行動をとってしまう人は結構多いです。

実際に大学を中退したあとにフリーターになるのは、めちゃくちゃ簡単ですからね。

あなたは、このような無駄な行動で経歴を汚さないように、しっかりと自己分析や情報収集に時間をかけてくださいね。

まとめ:大学中退してよかったと思えるかは自分次第

とはいえ、自分ひとりで自己分析や情報収集をするのって、なかなか大変ですよね?

そんなときは、就職エージェントの担当アドバイザーに相談すればOKです。

就職の初心者が自力で行動するよりも、就職のプロからアドバイスをもらって行動する方が、何倍も効率がいいです。

『大学中退から就職したい…』と思っている方は、今すぐに行動しないとチャンスを失う可能性もあるので、注意してくださいね。

大学を中退した人が就職するなら、理想は『大学を中退してから1年以内』です。

大学を中退したあとの空白期間が長くなるほど、就職が難しくなりますからね。

現状に納得できないなら、今すぐ行動して、徐々に変えていくしかありません。

この記事で紹介した小川航暉さんも、大学中退からIT企業に就職できたわけですから、ほとんどの方が就職できるはずです。

あとは、あなた次第です。

今から行動して、あなたの理想の未来を手に入れませんか?

ドフラ
大学中退から就職で失敗したくない方は、以下の記事で紹介する就職エージェントを利用するのがおすすめですよ。