20歳 フリーター やばい

「20歳でフリーターの人っているの?」「20歳でフリーターの人の体験談を知りたい」という方向けの記事です。

ボクらの転職体験談では、累計57名のフリーターの方にインタビューしてきたので、20歳でフリーターの人のリアルな情報をお伝えできると思います。

この記事では、20歳のフリーターの人の体験談をもとに『20歳フリーターがやばいといわれる理由』から『20歳フリーターが正社員に就職するために準備すべきこと』までを紹介していきます。

この記事を読めば、20歳でフリーターの人の苦労を理解した上で、正社員への就職に向けて今すぐに何をやるべきかがわかります。

3分で読める内容ですので、それではいきましょう~。

『今すぐにフリーターから正社員に就職したい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。

20歳でフリーターの人の体験談6選【やばい?就職できる?】

20歳でフリーターの人の体験談をいくつか知ることで、「自分の場合はどうか?」といったイメージができるかと思います。

それでは、実際に20歳でフリーターの人の体験談を6つご紹介します。

早期退職後フリーターから正社員に再就職できた20歳女性

20歳フリーター 就職 女

ーフリーターになった理由を教えてください

高校を卒業してから信用組合の事務職で働き始めたものの、わずか3ヶ月で辞めてしまったのが始まりでした。そこを辞めるときに正社員への不安が強くなってしまい、「もう少しアルバイトで気軽に働こう」という気持ちになったんです。

それに私は人と話すことが好きで、アルバイトのほうがいろいろな人と関われる機会が多いと思ったんですよね。高校時代に飲食店とか接客系のバイトも経験していたので、その流れでフリーターを選びました。

ーフリーター期間中はどんな仕事をしていましたか?

フリーター期間中は、チーズケーキの工場と焼肉屋のアルバイトを掛け持ちしていました。

チーズケーキ工場ではひたすらケーキを作る作業をしていて、最初は単調すぎて退屈かなと思ったけれど、慣れると流れがつかめて結構楽しかったです。

焼肉屋は友だちの紹介で入って、ドリンク作りやホール接客を一緒に担当していました。私、人と話すのは大好きなんですけど、店長の説教がきつくて精神的に参る日もあって、辞めたいと思うこともしばしばでした。

それでも友達と一緒に働ける時間は楽しいし、お客さんとも会話する機会があるから「苦痛だけじゃないな」と思いながら続けていました。

ーフリーターのメリットに感じていたことはありますか?

フリーターの一番のメリットは、やっぱり自由度の高さでした。私は旅行や買い物が好きなので、シフトを調整して平日に友だちと出かけたりできるのはよかったです。

正社員だと土日休みに限られてしまうし、有給を取るのもハードルが高いじゃないですか。その点、アルバイトだと「この期間は旅行に行きたいからシフト少なめにしてもらおう」って気軽に言えますから。

あと、自分の性格として「一回嫌いになったらもう二度と好きになれない」ところがあって、合わない職場はさっと辞めたいんですよね。フリーターなら「辞めて次に行こう」がしやすいのもメリットだと思います。

ーフリーター生活で苦労したことはありますか?

一番大きいのは生活が不安定なところですね。社会保険や年金のことも自分で管理しないといけないし、病気になって休めばその分収入が下がるので、将来に備えられない感じが常にありました。

それと、人数の少ない職場では相談相手がいなかったり、店長や上司が説教くさい人だと逃げ場がなくてしんどかったりします。実際、焼肉屋では店長からよく説教されて、それがストレスでした。

ーフリーターから就職したきっかけは何ですか?

大きな理由は、焼肉屋のアルバイトを辞めたかったというのがあります。それに、周りの友だちがもう正社員として働き始めているのを見て、さすがに焦りが募ったんです。

1社目の信用組合を短期間で辞めてしまって、また正社員として働くのが怖かった部分もありましたが、やっぱり将来のことを考えると安定した会社員のほうがいいと思いました。

両親も「そろそろ普通の会社員として落ち着けば?」と言っていたし、私も人と話すのが好きだから接客を活かせる仕事なら向いてるんじゃないかと、少しずつ前向きになれました。

ーフリーターから就職するためにやったことはありますか?

姉が利用していた転職エージェントの話を聞いて、「そんなに親身に相談に乗ってくれるなら私もやってみよう」と思い、姉と同じ転職エージェントに登録しました。そこでアドバイザーの人と面談し、自分の強みや好きなことを見直しました。

そのときにカウンセリングを受けさせてもらって、私の場合、人と話すことが得意だったり、一つのことに集中してやるスペシャリストタイプだという結果が出て、じゃあアパレルなどの接客業も視野に入れようと思いました。

その後はエージェントに自分に合う企業を紹介してもらったり、応募書類の作成や面接対策を手伝ってもらったりしました。さらに自分でもネットで求人情報を探して、応募条件を確認しながら大量にエントリーしました。

こうしたことを積み重ねた結果、最終的にアパレル企業から内定をもらうことができて、20歳のうちに正社員としてキャリアを再スタートできました。

正社員になった今の状況や感想は?

現在はアパレルショップの販売員として働いています。職場には同世代の先輩や同僚がたくさんいるので、わからないことがあればすぐ相談できる環境なのがありがたいです。

やっぱり人と話すのは好きなので、お客様と接して「これ、似合いそうですね」とかコミュニケーションを取りながら仕事を進めるのが楽しいですね。

また、朝9時くらいに家を出ればちょうど良く通勤できるので、信用組合時代のような早朝に起きる生活リズムからも解放されました。

そして、何より自分に合う仕事に就職できたおかげで、人生が変わりました。まだまだ慣れない部分もありますが、「ここなら長く続けられそうだな」と思える職場に出会えて本当に良かったです。

ちなみに、私が利用した転職エージェントは、以下の記事で紹介されている『第二新卒エージェントneo』です。

専門学校中退後フリーターになった20歳女性

20歳フリーター女

ーどうしてフリーターになったのでしょうか?

もともとゲームを作りたくて専門学校に入ったものの、中退してしまったので「一度落ち着いて自分が本当にやりたいことを探そう」という気持ちでした。

最初は「専門学校に入り直すか、正社員になるか」といろいろ考えていたんですけど、思い描いていた道がパッと見つからなくて、生活費を稼ぐためにもアルバイトを始めるのが手っ取り早いかなと思ったんです。

正社員としてガチガチに縛られるよりも、時間の融通がきくフリーター生活のほうが、自分のペースで自分を見直す期間としていいんじゃないかと考えたんです。

ただ、それがずるずる続くとは思っていなくて、最初は「数ヶ月くらいで何か見つかるだろう」という甘い考えもありましたね。

ー今はどんな仕事をしているんですか?

今はスニーカーショップでアルバイトをしています。店長がほぼ一人で運営しているお店なので、私が入ることで売り場づくりや商品の仕入れ相談など、けっこう幅広く任されているんです。

具体的には、スニーカーの在庫チェックや、ディスプレイのレイアウト変更などの業務もやっていて、接客だけにとどまらないところが面白いですね。

フリーターになる前に経験したバイトもほとんど接客系で、これまでにドンキホーテやコンビニ、ネットカフェ、ゲームセンターなどで働いたことがあります。

ーフリーター生活のメリットとしては、どんなところを感じていますか?

やっぱり時間の融通がききやすいのは、大きなメリットだと思います。

私の場合、ゲームを作りたいという夢があるので、専門学校で学んだイラストレーターやフォトショップの技術を勉強し直したり、PCスキルを身につけたりする時間が必要です。

フリーターであればシフトの組み方を変えたり、勉強したい時間を優先したりもしやすいんですよね。

ー逆に、フリーター生活で苦労していることは何でしょう?

一番はやっぱり金銭的な厳しさですね。今、彼氏と同棲していて家賃や光熱費を折半しているとはいえ、手取りが17~18万円しかないので、貯金がほとんどできないんです。

ご飯とか趣味とか、ちょっと欲しい物があるとすぐにお財布がピンチになってしまうという現状で、何か将来のために勉強したくてもお金を工面するのが難しいんですよ。

ーそんな中、フリーターからの就職は考えていますか?

もちろん考えています。というか、ここまでフリーターを続けてきて、もう限界だと思っているんですよね。

専門学校で学んだイラストや3D CGのスキルを活かしたいから、できればゲーム会社とか、事務系の仕事でもPCを触れるところがいいなと思っています。まだ書類選考で落ちたりしてますけど…。

正直、今まで接客系のバイトを経験してきて、自分はコミュニケーション系の仕事に向いてないと思えてきたんですよね。だから今はデスクワーク寄りの仕事を探しています。

ー正社員になるために、いま準備していることはありますか?

求人サイトに登録して気になる会社に応募してみたり、フリーター向けの転職エージェントに相談して自分に合う求人を紹介してもらったりしています。

また、専門学校で学んだイラストレーターやフォトショップのスキルを面接でアピールするために、自分のポートフォリオを作ろうかなと思っています。

今の希望はデスクワーク系の正社員になること。将来的には絵とかゲームが好きなので、それに関わる仕事にも挑戦したいですね。

高校卒業後フリーターになった20歳男性

20歳フリーター男

ーなぜフリーターになったのか教えてください。

実は高校を卒業したとき、何をしたいのかはっきり見えていなかったんです。漠然と「いろんな経験をしてみたい」という感じで、当時は声優やプログラミングに興味があったので、いきなり正社員になるよりはアルバイトでゆっくり進路を探したいと思いました。

でも、実際にフリーター生活を始めてみると、毎日が予想以上に慌ただしく、働きながら夢を追うのは簡単ではありませんでした。

ー現在、フリーターとしてどんな仕事をしているのでしょう?

今はいくつかのアルバイトを転々とした末に、牛乳配達のバイトをしています。2ヶ月目に入ったところで、朝早く起きて牛乳を配達する作業がメインです。意外と体力を使いますし、朝が苦手な自分にはちょっとハードに感じています。

以前は工場でおしんこの流れ作業をしたり、牛丼屋さんで接客をしたり、イベント警備をしたり、単発バイトを何度も経験したりしていました。嫌な職場ばかりではなかったですけど、長く続けられないというか、「これって本当に自分のやりたい仕事かな?」と迷ってしまって…。

何度か「正社員になろう」と思って正社員の求人に応募しても、うまく採用まで進めず、気づいたらまた別のアルバイトに流れている感じですね。

ーフリーターのメリットは何だと思いますか?

フリーターのメリットは「好きなことに時間を使いやすいこと」だと思います。正社員だと勤務時間や休日が固定されますし、残業や休日出勤の可能性もありそうですよね。

だけどフリーターは自分でシフトを選べるので、空いた時間に趣味のロードバイクに乗ったり、ゲームや声優の勉強をしたりと、やりたいことに時間を充てやすいです。

あとは、いろんな業界や職種を軽い気持ちで体験できることですね。私も工場のライン作業や接客、警備など、短期間で多種多様な仕事を経験してみて、「世の中にはこんな仕事があるんだな」と視野が広がりました。

ーフリーター生活で苦労していることはありますか?

正直、お金に余裕がないですね…。フリーターになってから既に2年が経ちますけど、貯金はほとんどできていません。仕事を掛け持ちしようかと考えても、体力的に続ける自信がなくて結局断念してしまうんですよね。

あと、保険や年金の面でも自分で手続きをしなきゃいけないので、ちゃんと管理しないと後で困ることになりそうです。

今は実家に住んでいるので、ぶっちゃけそこまで生活には困っていませんが、親には「そろそろ正社員としてちゃんと働いてほしい」と言われたりして、肩身が狭くなる瞬間もありますね…。

ーフリーターから就職を考えていますか?

はい、考えています。収入面の不安定さもそうですし、将来どうなるか分からない恐怖も大きいです。今までは自由さを優先してアルバイトを選んでいたけど、そろそろ安定した収入やキャリアを築きたいという思いが強くなっています。

最近はプログラミングやIT系にも興味があって、アプリケーション開発とかクリエイティブな仕事にも憧れがありますし、そういう仕事に正社員で携わってみたいです。

ー正社員になるためにどのような準備をしていますか?

転職エージェントに登録して適職診断を受けてみたら、「専門性を高めるタイプ」「チームで協力しながら正確に進めることが得意」という結果が出たので、それをもとに自分に合う仕事を探しているところです。

担当のキャリアアドバイザーにアドバイスをもらいながら、履歴書や職務経歴書も見直しています。職歴がバイトだけでもマイナスに捉えず、「いろんな業種を経験したことでコミュニケーション力が身についた」「短期間でさまざまな業務に対応してきた」という形で、ポジティブに書くことが大事だと教えてもらいました。

あとは、PCの勉強を独学でやろうと思っていて、YouTubeとかオンライン講座を参考に、基礎的なプログラミングやエクセルのスキルを身につけようと計画中です。

高校中退後フリーターをしている20歳男性

高校中退 フリーター 20歳

ーどうしてフリーターになったのですか?

高校を中退してから、とにかく早くお金を稼ぐ必要があったんです。家が5人兄弟というのもあって、家計のことはずっと頭の片隅にありました。

高卒認定を取っていずれ就職しようと思っていたんですけど、特にやりたいことがなくて…。そんなとき、知り合いの紹介で焼き鳥居酒屋のキッチンのアルバイトを始めることになり、「正社員になるにしても、まずはいろいろな仕事を経験してみたい」という気持ちもあって、とりあえずフリーターを選びました。

ー現在、フリーターとしてはどんな仕事をしているんでしょう?

実は最近までスーパーで1年近く働いていました。飲料や食料品の品出しから、店内の片付け、ほかの売り場の応援までやらせてもらって、体力は相当つきましたね。

今は別のアルバイトを探しつつ、単発で呼ばれる仕事もしている状況です。たとえば、友人経由でイベントの設営手伝いに行ったり、短期の工場ライン作業があれば応募したりという感じですね。

最近はITエンジニアに興味があるので、本当はプログラミングのスキルを身につけたいのですが、経済的な理由で働かないと生活が厳しく、結局いろいろなバイトを点々としている状態です…。

ーフリーターのメリットは何だと感じていますか?

いろんな業界の仕事を気軽に体験できるのがメリットだと思います。実際、焼き鳥屋のキッチン、スーパーの店員、イベント設営、短期の工場などをやってみて、「自分にはこういう仕事が向いていそう」とか「こういう環境は合わないかも」ということを発見できました。

また、嫌だと思ったらバイトを変えやすいのもフリーターならではかもしれません。特にやりたいことがない僕にとっては、自分に合う職場を探す時間は大切だったので、フリーターの柔軟さは助かりましたね。

ーフリーター生活で苦労していることは何でしょう?

やはり収入が不安定なので、将来のことを考えると頭が痛いですね。特に僕は5人兄弟の2番目ということもあって、兄弟に比べて遅れを取ってるような焦りを感じます。

家計的にも早く自立して安定した収入を得たいのに、アルバイトだとシフトが減らされる時期もありますし、トータルの月収が想定より少なくなることがしばしばです。

お金が足りなくなると、また別の短期バイトを探さなくちゃいけなかったり、家に余計な心配をかけてしまうのが辛いです。

それから「積極性がない」性格のせいで、職場であまり意見が言えなかったり、もう少し頑張って続ければ正社員登用の話が来るかもしれないのに、うまく売り込めずにフェードアウトしてしまうこともありました。

アルバイトを転々とするのってすごく体力も要りますし、社会保険や年金の面で不安定なので、やっぱり長くは続けられないなと感じています。

ーフリーターから就職することは考えていますか?

はい、強く考えています。2年間フリーターをやってみて、やはりどこかで正社員にならないと一生このままじゃまずいなって思い始めたんです。

最近になって「自分はITやものづくりのような、コツコツした作業や技術を活かす仕事に興味があるんだ」と分かってきました。特にITエンジニアに興味を持ったのは、プログラミングを覚えれば将来の幅が広がると感じたからです。

また、周囲の友人が正社員としてキャリアを積んでいるのを見ると、「自分もそろそろ動かなきゃ」という危機感もありますね。

ー正社員になるためにどんな準備をしていますか?

まずは、これまでのアルバイト経験の中で「どんなスキルを身につけたか」「どんな結果を出したか」を言葉にできるように整理しました。

たとえば、スーパーで品出しを担当していたときは体力や段取り力が身につきましたし、メモを取る習慣でミスを減らした成功体験など、意外と面接で話せることもありそうだと思いました。

また、最近は転職エージェントに登録して、担当の方とメールや電話でやり取りしながら、自分に合いそうな企業をいくつか紹介してもらっているところです。

ITエンジニアや工場勤務などの正社員求人を中心に、フリーターでも採用してもらえるチャンスがある企業を狙って応募していくつもりです。

大学中退後フリーターになった20歳男性

大学中退 フリーター 20歳

ーフリーターになった理由を教えてください

もともとゲームが好きだったので、高校を卒業後は情報系の大学に進学したのですが、プログラミングの授業に全然ついていけなくて、2年生の9月に中退することになりました。

正直、大学を辞めた直後は何をしていいか分からなくて、親には「とにかく働いてほしい」と言われていたので、とりあえずアルバイトを始めました。

ー今はどんな仕事をしているんですか?

焼肉屋のキッチンで働いています。オープニングスタッフとして入ったんですけど、調理場でお肉に味をつけたり、盛り付けをしたりするのがメインの仕事です。

最初はお客さんが多いと慌ただしくて大変でしたけど、思ったより早く作業の流れを覚えられました。店長からは「盛り付けが丁寧」「覚えるのが早い」と言われました。

調理場には3〜4名いますが、20代前後の人が多くてコミュニケーションも取りやすいので、バイト先の人間関係は良いと思います。

ーフリーターのメリットはどんな点だと思いますか?

やっぱり自由な時間を確保しやすいことだと思います。自分の場合は、バイトは週3日〜4日くらいで入っていて、それ以外は家でライトノベルなどの本を読んだりしています。

大学を中退して焦りや不安もありますが、そもそも自分に何が向いているのかをゆっくり考えたくてフリーターを選んだので、そういう意味では今の働き方は助かっていますね。

ーフリーター生活で苦労していることはありますか?

家族からは「早くちゃんとした仕事に就いたほうがいい」と言われているので、気持ちが落ち込む日もあります。今のアルバイトが楽しいとはいえ、実際に社会保険や年金などの面で正社員と比べると不安定なのは理解しています。

それでもまだ、自分のやりたいことが見つからなくて踏み出せない状態なので、このあたりが一番の苦労かもしれません。

ーフリーターからの就職は考えていますか?

もちろん正社員で働く道も考えてはいます。両親に勧められて看護学校を受験してみたときも、安定した仕事への期待と、自分でも何かやれることがあるんじゃないかという希望を込めて挑戦したんです。

でも結果は不合格で、結局は自分自身が「本当にやりたいのか」という気持ちを持てなかったから失敗したんだろうなと思っています。

だからこそ今は焦って就職先を探すのではなく、自分が何をしたいのか、どんな仕事なら自分が活かせるのかをじっくり考えつつ、いずれは正社員としてしっかり働く道を見つけたいという気持ちでいます。

ー正社員になるために準備していることはありますか?

時間があるときに求人サイトや職業情報を見て、どんな仕事や業界が自分に合いそうかを調べるようにしています。

また、大学を辞めてしまったことで学歴が不安要素にならないように、何か資格を取るのも手かもしれないと思っていて、自分が興味を持てる資格も探しています。

結局、やるからにはしっかりやりたい性格なので、どこかで覚悟を決めたら一気に進もうと思っています。

学校中退後フリーター、飲食店バイトの20歳男性

学校中退 フリーター 20歳

ーどうしてフリーターになったんですか?

高校を卒業後、スポーツ系の専門学校に進学したのですが、家庭の金銭的に厳しいという理由で1年で中退することになり、そのままフリーターになりました。

高校生のときに飲食店でホールやキッチンのアルバイトをした経験があったので、とりあえず飲食店でバイトを始めることにしたんです。

ーいまフリーターとしてはどんな仕事をしているんでしょう?

今は飲食店や事務系のアルバイトを掛け持ちしながら、生活費を稼いでいます。飲食店はホールスタッフが中心で、オーダー取りや配膳、簡単な調理補助を任されています。高校時代からホール業務は慣れていますし、接客自体も嫌いではありません。

事務の仕事は商品の受付対応や法人向けのデータをまとめる作業をしています。最初はパソコン作業に戸惑いましたが、ワードやエクセルを覚えるうちにデスクワークにも興味が出てきました。

ーフリーターでいるメリットは何だと思いますか?

フリーターを続けていて良かったと思うのは、複数のアルバイトを経験できたことです。

特に事務系のアルバイトを経験したことで、「自分はデスクワークに向いてるかも!」という気づきがありました。

ーフリーターからの就職を考えていますか?

はい、本格的に考えています。このままフリーター生活を続けていると、いずれ年齢的に正社員になるのが難しくなるなと思うようになったんです。

20歳という年齢はまだ若いかもしれないけど、数年後にはもっと就職が厳しくなるかもしれないので、早めに正社員としてキャリアを積んだほうがいいと感じています。

それに、アルバイトだと責任ある仕事は任せてもらえないですし、どんなに頑張っても時給も上がりませんから…。

まだ具体的な職種や業界は決めていませんが、就活では事務のアルバイトで身につけたワードやエクセルのスキルをアピールしようと考えています。

ー正社員を目指すにあたって何か準備していることはありますか?

いまは就活で必要な情報収集をしています。求人情報をチェックしたり、面接のやり方を調べたり、少しずつ準備を進めています。

いずれは一人暮らしをして自立したい気持ちがあるので、正社員に就職して安定した収入を得られるようになって、自分ひとりでも生活に困らないようにしたいですね。

※フリーターから正社員への就職に失敗したくない方は、以下の記事で紹介する転職エージェントを利用するのがおすすめですよ。

20歳フリーターから正社員への就職は難しい?

20歳フリーター 就職

20歳フリーターから正社員を目指すのは難しいと思われがちです。

その理由のひとつに、「フリーターは就職意欲が低い」という企業側の先入観があり、早期退職を懸念して採用を見送るケースがあります。

さらに、アルバイト歴が長くても、そこで培ったスキルを正社員としてどのように活かせるかをうまくアピールできずに悩む人は少なくありません。

加えて、未経験者向けの求人が十分に見つからないこともあり、必要な知識や実務経験の差から、就職競争を勝ち抜くのが難しいと感じてしまうこともあるでしょう。

しかし実際には、フリーターから正社員へと転身した人の例はたくさんあります。

2021年の統計によれば、正社員を目指す多くのフリーターが採用を勝ち取っており、たとえば25~29歳では63.6%、30~34歳では68.5%の人が正社員になっています。

つまり、フリーターから正社員への道は決して閉ざされておらず、適切な方法と努力によって十分に実現できるのです。

だからこそ、20歳のフリーターの皆さんも自信を持って就職活動に挑んでみてください。

たとえば求人サイトや転職エージェントなどを活用することで、希望に合った企業を効率よく見つけることができます。

また、就活の初期段階から履歴書や面接対策にしっかり取り組むことで、企業へ自分の強みを的確に伝えられるようになるでしょう。

新しい一歩を踏み出すときは不安がつきものですが、実際にフリーターから正社員になった人の体験談を参考にすれば、より具体的なイメージを描きやすくなります。

どのような進路を選ぶにしても、まずは行動を起こしてみることが、フリーターから正社員へとつながる大切な第一歩です。

20歳フリーターの就職活動のやり方

20歳フリーター 就職

20歳フリーターから正社員を目指すには、効果的な就職活動の進め方を把握しておくことが重要です。

まずは、自分に合った企業を探すために、求人サイトや転職エージェントを積極的に利用しましょう。

こうしたサービスを上手に活用することで、未経験歓迎の求人や、自分の希望条件にマッチした企業情報を効率よく集めることができます。

求人サイトを利用する

求人サイトを使う際は、検索ワードの設定がポイントです。

「フリーターOK」や「未経験歓迎」といったキーワードを入力することで、あなたに合った求人を見つけやすくなります。

また、求人情報の詳細をしっかり確認し、企業が求める人物像や具体的な仕事内容が自分に合っているかを見極めることも大切です。

※フリーターにおすすめの求人サイトが知りたい方は、以下の記事をどうぞ。

転職エージェントを利用する

転職エージェントを利用すると、個別のサポートを受けられる点が大きなメリットになります。

エージェントを選ぶ際には、口コミや評判、サービスの内容を比べながら自分に合ったところを探しましょう。

担当アドバイザーとの面談を通じて、履歴書や職務経歴書の書き方、面接対策、さらに企業選びのアドバイスなど、多角的な支援を受けることが可能です。

就職活動をスムーズに進めるには、自己分析が欠かせません。

これまでのアルバイト経験をどう活かせるか、どんな強みや弱みがあるのかを明確にして、企業にどんな形で貢献できるか、将来どのようなキャリアを築いていきたいのかを整理しましょう。

このように、フリーターから正社員になった人たちの体験談を参考にしながら、求人サイトや転職エージェントを使って計画的に行動することが成功への近道です。

自分に合った職場を見つけるために、様々な情報源を活用し、正社員としての一歩を力強く踏み出していきましょう。

※20歳フリーターの方におすすめの転職エージェントは、以下の記事で紹介しています。

20歳フリーターの就職活動のコツ

20歳フリーター 就職

20歳フリーターから正社員への転身を考えると、就職活動自体にハードルを感じることが多いかもしれません。

しかし、いくつかのコツを押さえておけば、採用される確率を高めることができます。

自己分析に時間をかける

自分の得意なことや苦手なことを整理し、どのように企業にアピールすれば良いのかを明確にしましょう。

フリーターから正社員になった先輩たちの多くも、「自己理解を深めることで面接時に自信を持って話せた」と語っています。

アルバイト経験を上手にアピールする

フリーターとして働いていた期間をただの空白にしないことが大切です。

接客やチームワークなど、身につけたスキルを具体的に説明できるよう準備しておきましょう。

面接対策をしっかりと行う

模擬面接やセミナーに参加して、実践的なスキルを磨くことが必要です。

フリーター時代の経験をどう説明するか悩む人は多いですが、成功者の話を参考にしながら、自分なりの表現方法を見つけると良いでしょう。

自分の可能性を信じる

最後に、ポジティブな思考を持ち続けることも忘れずに。

フリーターから正社員への道は簡単ではありませんが、適切な準備と強い意志があれば、目標を達成している人はたくさんいます。

自分にできることを信じて前進してみてください。

20歳フリーターから正社員を目指す人へのアドバイス

就職活動

諦めない姿勢で挑戦し続ける

20歳フリーターから正社員への道のりは決して楽ではありませんが、粘り強く挑戦し続ける姿勢が大切です。

最初は不安に感じたり、なかなか結果が出ずに落ち込むこともあるでしょう。

しかし、粘り強く行動を重ねることで道が開けるケースは多く、たとえ失敗しても、その経験を活かして次のステップに進むことで成長できます。

自分に合った仕事への見極め方

自分に合った企業や職種を見つけることは、20歳フリーターから正社員を目指すうえでとても重要です。

まずは自己分析によって強みや興味をハッキリさせましょう。

その上で、求人サイトや転職エージェントを活用して企業情報を幅広く収集し、「ここなら自分が活躍できそうだ」と思える企業をじっくり選んでください。

フリーターという立場に引け目を感じる必要はありません。

※フリーターが無料で利用できる「適職診断テスト」は、以下の記事で紹介しています。

周囲のサポートを活用する大切さ

20歳フリーターから正社員になるには乗り越えるべき課題も多いですが、支えてくれる人々の存在が大きな力になります。

家族や友人の励ましはモチベーション維持に役立ち、キャリアアドバイザーや転職エージェントは専門的な視点でアドバイスをくれます。

自分では気づけなかった可能性や新しい選択肢を見つけるきっかけになることも多いので、周りにいる人たちのサポートを上手に活かしながら前向きに歩んでいきましょう。

20歳フリーターから正社員への就職はエージェントに相談しよう

20歳フリーターから正社員への就職を考えている方は、ぜひ転職エージェントに相談してみてください。

フリーターの就職事情を熟知したアドバイザーが、就職活動の悩みの相談や、選考を通過するためのポイントを教えてくれますよ。

転職エージェントはすべて無料で利用できるので、まずは気軽に登録してみましょう。

ちなみに、転職エージェントの選び方にはコツがあるので、よろしければ、こちらの記事もどうぞ。