この記事では『22歳で就職活動を始めた、22歳のフリーター6名の体験談』を紹介します。
- フリーター生活の収入は不安定で、急なリスクに対応しにくい
- 興味やスキルを踏まえ、自分に合う職業を見極める大切である
- 夢を追いながらも現実的な判断をすることが将来の安定につながる
- 就職先の職場の人間関係がキャリアに影響を与える
- 就職の軸が定まらないと、就職しても離職のリスクが高くなる
22歳フリーターが就職活動を始めたきっかけ、22歳フリーターの就職活動のリアル、22歳におすすめの就職方法までを解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
※「今すぐにフリーターから正社員に就職したい!」という方は、以下の記事を読むほうが役に立つかもです。
目次
22歳の専門卒フリーターが就職を焦っている体験談|22歳男性
私は専門学校を卒業後、木型を製作する工場に就職しました。
入社して数ヶ月は、仕事内容も人間関係も問題なく働いていたのですが、ある日に事件が起きました。
私の上司の奥さんが交通事故にあったのですが、運が悪いことに、その事故を起こした相手が、私の父親だったんです…。
最初は上司も、事故の相手が私の父親とは気づいていなかったのですが、この地域では珍しい苗字だったため、上司から父親の下の名前を質問されたのがきっかけで、全部バレてしまいました。
その交通事故があってからは、上司も上司の周りの社員も、私への態度が冷たくなり、職場に居づらくなって、最終的に入社6ヶ月で退職することになりました。
その後、カラオケ店でアルバイトを始めて、現在はフリーター生活を8ヶ月続けている状況です。
しかし、最近は同年代の友達の多くが正社員で働いている姿を見て、「自分も手遅れになる前に就職しないとやばい!」という焦りが強くなってきたので、正社員になるために就職活動をスタートしました。
フリーターはストレスがなくて気楽なので、一度フリーター生活を始めてしまうと、なかなか就職する気になれません。
バイトを始めてからも、一応自分なりに就職活動はやっていましたが、8ヶ月間で応募したのは1社だけ。もちろん不採用でした。
自分の場合は、友達に正社員が多くなったことで、ようやく本気で就活を始める気になりました。
年齢が上がると手遅れになるリスクもあるので、そこは注意したいと思っています。
22歳の大卒フリーターが就職をやめて資格を取ろうと思った体験談|22歳男性
私は「大手に入りたい!」という理由で、大学卒業後に某カーディーラーの自動車販売の営業職に就職しました。
しかし入社後、個人に車を営業するという仕事内容や休日の少なさに、ストレスを感じるようになりました。
また、職場に40代50代の社員しかおらず、直属の上司も40代だったため、『年齢が離れすぎてコミュニケーションがうまく取れない』という悩みも抱えていました。
そして、精神的なストレスが積み重なって、入社4ヶ月目で体調を崩してしまい、そのまま退職することに…。
その後はトレーニングジムでアルバイトをしつつ、とりあえず転職サイトには登録して、「自分が働きたいと思える会社に出会えたらいいな〜」という気持ちで求人を眺めていました。
しかし、最近はどうすればいいかよくわからなくなり、とりあえず資格でも取ろうと思って、キャリアコンサルタントの資格取得講座に申し込みました。
私の場合は「大手で働きたい」という理由だけで、就職先を選んでしまったのが失敗でした。
今も就職する目的や就職の軸は定まっていないので、このまま就職したらまた短期離職になる可能性が高いと思いました。
どうすればいいかわからなかったので、資格を取ればなんとかなるかなと思って、講座に申し込んだのが本音です。
フリーターのままだとやばいとは思いますが、自分に合いそうな仕事もやりたい仕事も見つからないので、とりあえず資格を取ってから考えようと思います。
22歳の大卒フリーターが就職の軸が決まらず前に進めない体験談|22歳男性
私は「これからの時代は介護業界が成長産業になるはずだから、介護業界の営業職として働きたい!」という理由で、高齢者介護サービス事業のある会社に就職しました。
しかし、私は入社前と入社後のギャップに悩むことになります。
なぜなら『最初に介護の現場を少し経験してから営業職に進める』という話で入社したのに、現実は『介護職として最低3年は働かないと次に進めない』という条件だったからです…。
私はもともと営業職をやりたいと考えていたため、「介護現場で3年も働くのは無理だ。介護の現場で身につくのは介護職のスキルだけだし、それがやりたくて入社したわけじゃない!」と思いました。
そして、入社2週間で、スピード退職をしてしまいました。
いまはフリーターをしながら就職活動もしていますが、いったん介護業界で働くという考えをリセットしたため、なかなか就職の軸が決まりません。
就職活動をイチから始めないといけないので、希望の業界や職種も決められず、就職の軸はブレブレです…。
自分の成長が大事か、人の役に立てることが重要か、これから伸びる業界を選ぶべきか、身につくスキルが大切か…という感じで、ずっと迷っています。
自己分析や業界研究をして就職の軸を決めるのは、かなりの集中力とエネルギーをつかうので、就活のモチベーションを維持するのも大変です。
22歳の大学中退フリーターが収入の安定が大事だと痛感した体験談|22歳女性
私は大学3年生の時に「海外に行って働きたい!」と思い立って、そのまま大学を中退しました。
その後は、焼肉屋のアルバイト、カフェやスナックでのアルバイトをしながら、フリーター生活を1年ほど続けていました。
スナックのアルバイトだけで月給18万円稼げており、ほかのバイトも含めると月給25万円ほどあったため、実家を出て一人暮らしを始めていました。
しかし、景気情勢の影響でスナックが閉店してしまい、大きな収入源を失って、金銭的に一気にピンチになりました。
これによって、「とにかく収入を安定させることが大事だ!」と痛感したため、現在の私は必死に就職活動をしています。
フリーターでも月25万円稼げるなら余裕で暮らせると思っていましたが、急にバイトや収入源がなくなるリスクもあるので、「やっぱり収入が安定している正社員はいいな」と思いました。
フリーターは正社員のような雇用契約を結ばないことも多いので、どうしても収入や生活が不安定になりますから…。
22歳の高校中退フリーターが就職しないとやばいと思った体験談|22歳男性
私は高校2年生の時に「本気でアーティストになりたい!」と思い、高校を中退してフリーター生活を始めました。
東京に通いたいダンスクールがあったため、東京に住んでいる姉の家に居候しながら、アーティストになるためにアルバイトをしながらダンススクールに通う生活を4年ほど続けました。
この期間に経験したアルバイトは、警備員、コンビニ、居酒屋、ラウンジのボーイなどです。
しかし年齢が22歳になったことと、4年も続けてアーティストになれなかったことによって、「もう自分は若くないから、そろそろ夢に見切りをつけて、社会人としてスタートしないとやばい…」と思うようになりました。
現在の私は『ある程度の生活ができる稼ぎをもらえればいい』という条件で、とにかく正社員になるために就職活動を続けています。
アーティストになりたい気持ちがゼロになったと言えばウソになりますが、22歳という年齢は若くないので、もう夢に見切りをつけないといけないと思いました。
将来的にチャンスがあれば、副業でアーティスト活動ができればいいかな〜というのが今の本音です。
夢を叶えるためにフリーターを続けている人は多いですが、いざ就職するとなったときに『年齢が原因で就職先がない』というリスクもあると思うので、なるべく早めに就職したいです。
22歳の高卒フリーターがバイト経験を活かして就職できた体験談|22歳男性
私は高校を卒業後、アパレル雑貨店でアルバイトをするフリーターになりました。
20歳のときに「実家を出て一人暮らしがしたい!」と思うようになり、さらにお金を稼ぐためにバイトを増やしました。
その後、平日の昼間はコールスタッフ、平日の夕方以降と土日はアパレル雑貨店、という2つのバイトを掛け持ちするフリーターになり、念願の一人暮らしも始めました。
一人暮らしを始めてしばらく経った後、私は年齢が22歳になり、「自分と同い年の高卒はほとんど就職してるし、もうすぐ同い年の大学生も就職するから、自分もフリーターのままではやばい…」と思うようになりました。
私はコールスタッフとアパレル雑貨店のバイトをしていたため、正社員として働く姿をイメージしやすかったのは、この2つの職種でした。
そして、給料・将来性・やりがい・キャリアアップなどを考えた結果、私は『コールスタッフの経験を活かせる営業職に挑戦すること』を決めました。
しかし、私は高校を卒業してから一度も正社員になるための就職活動をしたことがなかったので、自分ひとりで就職するのは無理だと思っていました。
インターネットでフリーターが就職する方法を調べた結果、『就職エージェント』という就職支援サービスがあることを知り、「これだ!」と思ってすぐに登録しました。
担当のキャリアアドバイザーからは「コールセンターでアポ取りの経験があるのは有利ですよ!」と言われ、たまたまコールセンターのバイトを選んでおいて良かったと思いました。
その後、担当のキャリアアドバイザーに求人探しや応募書類の作成、面接練習などを手厚くフォローしてもらった結果、Web広告業界の営業職に就職することができました。
いまは月給28万円ほどですが、営業で契約を取れるようになれば、月30〜40万円は稼げそうなので、自分のスキルアップのために先輩や上司に営業トークの練習を手伝ってもらっています。
将来的には自分がチームリーダーになれるように、今の職場で頑張っていきたいと思います。
22歳フリーターにおすすめの就職方法を紹介します
では22歳でフリーターの方が、就職で失敗しないためには、具体的にどうすればいいのか?
結論をいうと、『フリーターの就職に強いエージェント』に無料登録すればOKです。
22歳フリーターの就活の流れは、次のとおりです。
- 22歳フリーター向けの就職エージェントに無料登録する
- 担当アドバイザーに無料で就職相談する
- 自分に合う仕事を紹介してもらい応募してみる
就職エージェントに登録すれば、あとは担当アドバイザーが就職までサポートしてくれるので、めちゃくちゃ楽です。
でも就活を自分ひとりでやろうとすると、企業選びから面接対策まで全部自分でやらないといけないので、かなり大変です。
22歳のフリーターから就職で失敗したくない方は、最初からプロに頼るのがおすすめですよ。
フリーターの就職に強いエージェントには、22歳フリーターの就職事例がたくさんあるので、とりあえず登録してみて、『自分にはどんな仕事が選べるのか』を教えてもらうのが良いかと思います。
行動しないと、人生は何も変わりません。むしろフリーター期間が長いほど、損することが増えていきます。
『今すぐフリーターを辞めろ』とは言いませんが、徐々に行動して変えていかないとですね。
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