

このような方に向けて、記事を書いています。
高卒で就職先が見つからずに仕方なくフリーターになった人、大学を中退してそのままフリーターになった人。高卒でフリーターになった人にはそれぞれ事情があると思います。
でも20代になると、周りの友人の多くが正社員になり、急に『フリーターのままだとやばいかも…』と不安になりますよね。
しかし、いざ就職しようと思っても、何から手をつけたらいいのかわからず、結局フリーターから抜け出せない人も多いです。
では高卒フリーターが就職するためには、どうすればいいのか?
結論からいうと、高卒フリーターが今すぐにやるべきことは、次の3つです。
- 高卒向けの就職支援サービスに無料登録する
- 担当アドバイザーに無料で就職相談する
- 自分に合う仕事を紹介してもらい応募してみる
上記のとおり。
世の中には、高卒フリーターの就職をサポートしてくれる『就職支援サービス』があるので、とりあえずここに相談するのが1番早いです。
しかも全て無料で利用できるので、あなたのリスクはゼロ。これを利用しない手はないですよね。
⇒高卒フリーターにおすすめの就職支援サービス3社【すべて無料】

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。
僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計978名の方にインタビューしてきたので、高卒フリーターの就職のリアルな情報をお伝えできると思います。
この記事では、高卒フリーターから正社員に就職できた、山田南実さん(21歳女性・仮名)の体験談をもとに、『高卒フリーターが今すぐに就職すべき理由』から『高卒フリーターから就職で失敗しない方法』までを解説していきます。
この記事を読めば、高卒フリーターの未来に不安を抱えている方でも、人生を変えるための一歩が踏み出せるようになります。
3分で読める内容ですので、それではいきましょう~。
※『今すぐにフリーターから正社員に就職したい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
高卒フリーターでも就職できた体験談【21歳女性・元飲食店バイト】

もし今あなたが、高卒でフリーターの自分の未来に不安を感じているなら、今すぐ就職しないと後悔する可能性が高いです。
なぜならフリーター歴が長くなるほど、正社員に就職するのが難しくなるからです。
記事を書いている僕は、多くの高卒フリーターの方から実際に話を聞いた経験がありますが、就職活動を先延ばしにした結果、非正規から抜け出せないまま30歳になってしまった…という人もいました。
今回は僕がインタビューした、元ラーメン屋バイトの高卒フリーター・山田南実さん(21歳女性・仮名)の事例をもとに解説していきます。
山田南実さんは、金銭的な理由で大学に進学することができなかったため、高校を卒業後にラーメン屋チェーンでアルバイトを始めました。
山田南実さんのバイト先での仕事ぶりは、かなり高く評価されており、新店舗の立ち上げ時には、オープニングスタッフとして何度も呼ばれていたそうです。
しかし、ラーメン屋のアルバイトでは、時給1,100円で働いていたため、月給18万円ほどしか稼げないという悩みを抱えていました。
山田南実さんには弟と妹がいて、『弟と妹は大学に行かせてあげたい!』という気持ちが強く、もっとお金を稼ぎたいと思っていたのです。
そして、21歳の時に『家族のためにも、正社員に就職して収入を増やそう!』と考え、フリーターから就職することを決意します。
21歳で高卒フリーターから就職した方法は?

山田南実さんは、人生で一度も就職活動をした経験がなかったため、正社員に就職したい気持ちはあるものの、最初は何から手をつけていいのかわからなかったそうです。
求人誌で正社員の募集を見てみたり、転職サイトに登録して求人をチェックしたりしましたが、なかなかピンとくるものがなく、応募するところまではいきませんでした。
そして、インターネットで情報を調べているうちに、世の中には転職エージェントというものがあることを知り、とりあえず登録して、相談してみることにしました。
転職エージェントのホームページには、『高卒やフリーターでも就職成功できる!』という文言が書かれていたため、高卒フリーターの自分でも大丈夫そうだと思えたようです。
山田南実さんは、転職エージェントに登録してから2日後に、転職エージェントの事務所で担当のキャリアアドバイザーと面談をしました。
担当のキャリアアドバイザーが1時間半ほどかけて面談をしてくれて、アルバイトや学生時代の部活の経験をヒアリングした上で、山田南実さんの『転職市場でアピールできる強み』を教えてくれました。
そして、山田南実さんの性格や強みとマッチする会社の求人もピックアップしてくれて、各企業ごとの面接対策も細かくやってもらえたそうです。
就職活動の結果は『書類応募3社→面接3社→内定2社』となり、転職エージェントに登録してから約1ヶ月で就職を成功させました。
『IT企業のエンジニア』と『ITベンチャー企業の営業職』から内定をもらいましたが、自分の頑張り次第で早く昇給や昇格ができるという理由で、最終的にITベンチャー企業の営業職に入社を決めたそうです。
高卒フリーターから就職した後の現実は?【21歳女性の体験談】

山田南実さんは、21歳の時にフリーターからITベンチャー企業の営業職に就職し、入社後1年ほどで年収420万円を稼げるようになったそうです。
入社後の数ヶ月は、先輩や上司の商談について行って、商談の流れや営業トークを勉強させてもらい、入社から半年で営業としてひとり立ちしました。
最初はなかなか契約が取れず、先輩や上司に叱られて、落ち込む日も多かったそうですが、営業ロープレをくり返すことで、徐々に成果が出るようになりました。
現在の山田南実さんは、部署の売上をつくる主力メンバーとして活躍しており、大事な商談を任されることも多くなってきている、とのこと。
山田南実さんは、フリーターから就職した後の現実について、以下のようにコメントしています。
今の職場は学歴や社歴に関係なく、仕事での結果を評価してもらえる環境なので、自分にはかなり合っていると思います。年収もフリーター時代の2倍以上になりましたし、就職して本当に良かったです。今後はもっと収入を増やせるように仕事を頑張りたいですね。
ちなみに、山田南実さんが就職したITベンチャー企業は、部署の責任者や役員クラスにも高卒がいて、社員の半数以上が高卒なので、学歴で不利になることはないようです。
上記のとおり、高卒フリーターから就職する場合は、『社内に高卒社員がどれだけいるか?』もチェックしておいたほうが良さそうですね。

高卒の女性が勝ち組になれる職業は?【21歳で就職した高卒女性の年収のリアル】

ここでは、高卒の女性でも『勝ち組になれる職業』という視点から、おすすめの職業を紹介していきます。
まずは『令和2年賃金構造基本統計調査』のデータをもとに、高卒の平均年収をみていきましょう。
10代20代30代の高卒女性の平均年収は、年齢別にみると、次のとおり。
- 19歳まで:174.5万円
- 20~24歳:189.6万円
- 25~29歳:201.5万円
- 30~34歳:206.6万円
- 35~39歳:216.1万円
ちなみに全世代をまとめると、高卒男性の平均年収は約300万円、高卒女性の平均年収は約220万円となります。
つまり、高卒フリーターから就職するなら、30代のうちに年収300万円稼げていれば、とりあえず同年代の高卒の年収と同じくらいにはなれる、ということです。
でも、勝ち組という視点から考えると、大卒女性の平均年収より稼げたら、けっこう嬉しいですよね?
厚生労働省が発表した『平成30年賃金構造基本統計調査』によると、大卒男性の平均年収は約480万円、大卒女性の平均年収は約350万円となっています。
ですから、高卒で年収350万円稼げれば、大卒女性の平均年収よりも稼げていることになります。
では、高卒女性で年収350万円稼ぐには、どんな職種に就けばいいのか?
結論をいうと、『IT業界の営業職』に就職するのがおすすめです。
その理由は、次のとおり。
- IT業界は利益率が高いから給料も高くなりやすい
- 営業職は成果を出せば昇給がしやすい
- IT業界も営業職も未経験の若手採用を積極的にやっている
上記の3つの理由から、高卒フリーターの女性が年収350万円目指すなら、IT業界の営業職に就職するのがおすすめといえます。
ちなみに、山田南実さん(21歳女性・仮名)は高卒フリーターからIT企業の営業職に就職し、入社2年目で年収420万円を達成しました。
また、山田南実さんが就職したIT企業は、約4割が女性社員で、そのうち半数が年収350万円以上を稼いでいるそうです。
もちろん就職後に努力しなければいけませんが、わりと『高卒の女性が年収350万円稼ぐ』という目標は達成しやすいと思いますよ。
ここからは、あなたが就職活動で失敗しないように、『高卒フリーターから就職で失敗しない方法』を紹介しておきますので、ぜひチェックしてくださいね。
高卒フリーターから就職で失敗しない方法を伝えます!

では高卒でフリーターの方が、就職で失敗しないためには、具体的にどうすればいいのか?
結論をいうと、『高卒フリーターに特化した就職支援サービス』に無料登録すればOKです。
高卒フリーターの就活の流れは、次のとおりです。
- 高卒向けの就職支援サービスに無料登録する
- 担当アドバイザーに無料で就職相談する
- 自分に合う仕事を紹介してもらい応募してみる
就職支援サービスに登録すれば、あとは担当アドバイザーが就職までサポートしてくれるので、めちゃくちゃ楽です。
でも就活を自分ひとりでやろうとすると、企業選びから面接対策まで全部自分でやらないといけないので、かなり大変です。
ちなみに、記事を書いている僕は、フリーターのときに自分ひとりで就活して、30社応募しても内定ゼロという失敗をしています…。
僕のような失敗をしたくなければ、最初からプロに頼るのがおすすめですね。
高卒フリーターに特化した就職支援サービスには、フリーターからの就職事例がたくさんあるので、とりあえず登録してみて、『自分にはどんな仕事が選べるのか?』を聞いてみるの良いかと思います。
行動しないと、人生は何も変わりません。むしろフリーター期間が長いほど、損することが増えていきます。
『今すぐフリーターを辞めろ』とは言いませんが、徐々に行動して変えていかないとですね。
