「ワーホリ後に就職できない…」
「ワーホリから帰国後に無職になった…」
「ワーホリに行って人生終わった…」
このような方に向けて、記事を書いています。
「海外で暮らしてみたい」「海外に行って自分探しがしたい」という理由で、ワーキングホリデー(ワーホリ)に行く人は多いです。
結論からいうと、ワーホリ後の就職活動はめちゃくちゃ苦労することになります。
その理由は、ワーホリに行ったことが、就職するときには全くアピールにならないからです。
むしろ、「ただ仕事がしたくなかっただけの人」という不利な印象を持たれることもある…。
とはいえ、ワーホリ後に絶対に就職できないわけではないので、今すぐに就職に向けて動き出すことが重要ですよ。
記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に就職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに就職や転職に役立つ情報を発信しています。
この記事では、僕が累計985名の方にインタビューした内容をもとに『ワーホリ後に就職できない理由』から『ワーホリから帰国後に無職になった時の対処法』までを解説していきます。
この記事を読めば、ワーホリから帰国して就職できずに悩んでいる方でも、すぐに就職するための一歩を踏み出せるようになります。
3分で読める内容なので、それではいきましょう。
※「いますぐに正社員に就職したい!」という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
ワーホリ後は就職できない?帰国後は無職になる理由と就職成功のコツ
ワーホリに行こうかどうかを迷っているなら、辞めておいた方がいいです。
なぜなら迷っている時点で、ワーホリに行く目的が明確になっていないからです。
僕のところに就職相談にくる、ワーホリ後の求職者の多くが、特に目的なくワーホリに行っています。
「何となく英語を身に付けたい」や「海外で生活してみたい」という理由で、ワーホリに行く人がめちゃくちゃ多いです。
しかし、何となくワーホリに行って帰国しても、就職できない可能性が高いです。
社会人のワーホリ後は就職するのがめちゃくちゃ難しい…
ワーホリ後の求職者は、転職市場で就職活動をすることになります。
しかし転職市場には、直近まで正社員としてバリバリ仕事をしていた人たちがたくさん動いているので、その人たちと比較されると、ワーホリ後の求職者は選考で落とされやすくなります。
ワーホリでは飲食店などでアルバイトをする人が多いですが、要は日本の飲食店でバイトしているフリーターと一緒なのです。
外国人を相手にして接客している分、ワーホリ後の求職者は国内のフリーターよりも不利になります。
外国人を相手に接客する業務がない会社では、ワーホリの経験は全く価値がないからです。
【注意】ワーホリから帰国しても人材の市場価値は上がりません
ワーホリに行こうか迷っている方は、ワーホリから帰国しても人材の市場価値が上がらないことを理解しておくべきです。
「ワーホリに行ったら人生が変わる!」と思っているかもしれませんが、ワーホリに行っても人生は変わりません。
自分の履歴書に、就活で不利になる空白の期間ができるだけです。
人生を変えたいなら、自分の思考を変えるのが1番早いです。
ワーホリに行っても、特別なスキルや経験は身に付かないので、転職市場においての市場価値は全く上がりません。
むしろ下がってしまいます。
毎日まじめに働いている採用担当からみると、ワーホリ後の求職者は「ただ海外で遊んできた人」としか思われないのです。
ワーホリから帰国後に無職になる理由:ワーホリ後に就活でアピールできるものがない…
ワーキングホリデー後の求職者の問題は、就活でアピールできるものがないことです。
面接では必ず、「なぜワーキングホリデーに行ったのか?」を質問されます。
しかし、この質問に対して、採用担当を納得させる答えを返せる人はほとんどいません。
なぜなら多くの人が、何となくワーホリに行っているからです。
ワーホリで得られるものは、「海外で1年間生活をした」「海外で1年間アルバイトをした」「英語で日常会話ができるようになった」などの経験です。
でも残念ながら、採用担当の意見は「だから何?」なのです。
あなたは、ワーホリの経験が、どのように就職先で活かせると思いますか?
僕が就職相談に乗った、ワーホリ経験者の多くは、「わからない」と答えました。
これが、ワーホリ後の現実ですね…。
ワーホリ後に就職できない人の5つの特徴
ワーホリ後に就職できない人には、どのような特徴があるのか?
ワーホリ後に就職できない人には、5つの特徴があります。就職できない人の5つの特徴
- 就職の目的が決まっていない
- 就職する覚悟ができていな
- 何もかもがふわふわしている
- 楽をしたい気持ちが残っている
- またワーホリに行く計画を立てている
ワーホリに行く人たちの目的は、公には「英語を勉強したいから」などと言っていますが、実際は「働きたくないから」というのが大半です。
働くのに疲れてしまって、働かないための言い訳として、ワーホリを使っているのです。
僕が就職相談に乗った、ワーホリ後の人たちの場合も、「まだ正社員になりたくないから…」というのが本音でした。
本気で就職を考えるなら、ワーホリ後の就職が難しいという現実を受け入れて、「どこの会社でもいいからとにかく就職する!」という覚悟が大事です。
ワーホリ後の人でも、選り好みしなければ、就職先はいくらでもあります。
※フリーター向けの求人が多い就職サイトは下記に記載してありますので、ぜひこの機会に無料登録してワーホリ後に就職できる求人をチェックしてみてくださいね。
ワーホリから帰国後に無職、どうしても就職できない時の対処法
前章でも伝えたとおり、ワーホリ後の就職はかなり大変です。
自分ひとりで就職活動をしていると、どうしても視野が狭くなりますし、不採用が続いたときのメンタルケアも難しいですよね。
では、ワーホリから帰国後に無職になってしまった人は、どうすれば就職できるのか?
結論からいうと、とりあえず転職エージェントに登録して、ワーホリ後の自分が選べる仕事を聞いてみるのがおすすめです。
ただし、世の中の多くの転職エージェントが『正社員から転職したい人向け』なので、あなたが選ぶべきなのは『フリーターやニートの就職に強い転職エージェント』です。
このタイプの転職エージェントは、職歴や経歴に自信のない方を対象としているため、過去のワーホリ経験者の就職成功事例をもとに、手厚くサポートしてくれます。
僕がインタビューした吉川将暉さん(28歳男性・仮名)は、ワーホリでオーストラリアから帰国後に転職エージェントを利用して、IT企業の営業職に就職成功しています。
吉川将暉さんは「30歳手前」という年齢的に不利な状況から正社員になれたわけですから、20代の方なら十分に就職のチャンスはありますよ。
まとめ:ワーホリで人生終わったと諦めないでください
この記事のまとめです。
- ワーホリに行く人は働く意欲が低いと思われる
- ワーホリ後の就職はめちゃくちゃ難しい
- ワーホリから帰国後に無職になる人は多い
- ワーホリでは人材の市場価値は上がらない
- ワーホリの経験は就活でアピールできない
- ワーホリ後に就職できない人には5つの特徴がある
なんとなくの憧れでワーホリに行く人もいますが、明確な目的がないならワーホリは行かない方がいいです。
はっきり言っておきますが、ワーホリに行くと就職で不利になります。
「ワーホリに行けば就職できる会社の幅が広がるのでは?」と期待している人もいるかもしれませんが、これは大きな間違いです。
僕が実際に話を聞いた、ワーホリ後の求職者のほとんどが、就職活動で苦労しています。
でも、20代ならまだ間に合います。
すぐに就職して新しい未来を手に入れるか、そのままフリーターを続けるか…。
価値観は人それぞれなので、どちらを選んでもOKです。
あとは、あなた次第です。
今から行動して、あなたの理想の未来を手に入れませんか?