29歳 フリーター 男
フリーターをやめるべきか迷っている人「フリーターでもそこそこ稼げて生活はできるけど、やっぱり正社員に就職しないとダメなのかなぁ…」

このような方に向けて、記事を書いています。

「就活に失敗した」「大学を中退した」などの理由で、とりあえずフリーターになる人は多いです。

フリーターでも月20万円くらいは稼げますし、わりと自由に生活できるので、「別にこのままでもいいのでは?」と思いますよね。

しかし、そのままフリーターを続けると、このような末路になるリスクもあるので注意が必要です。

とりあえずフリーターになる

フリーターを5年以上続ける

職歴がないから正社員に就職できない

年齢が理由でアルバイトも受からない

日雇い労働しか選べなくなる

アパートが借りれなくなる

その日暮らしから抜け出せない

上記のとおり。

フリーター期間が長くなりすぎると、人生の選択肢がどんどん消えていきますので、特別な理由がない限りは、少しでも若いうちに就職しておくのがおすすめです。

大事な行動を先延ばしにすると、あとで後悔することになりますからね。

ドフラ
こんにちは。26歳までフリーターだった、ドフラです。

この記事を書いている僕は、26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に就職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに就職や人生に役立つ情報を発信しています。

この記事では、僕がインタビューしたフリーターの原口賢治さん(29歳男性・仮名)が『29歳までフリーターを続けた結果、日雇いの単発バイトになってしまった理由』から『フリーターの最悪な末路を避ける方法』までを解説します。

この記事を読めば、20代で就職しないままフリーターを続けるリスクがわかるので、手遅れになる前に人生を軌道修正できます。

3分で読める内容なので、さっそく見ていきましょう~。

「今すぐにフリーターから正社員に就職したい!」という方は、こちらの記事を読むほうが早いかもです。

29歳男性が日雇いフリーターの単発バイトになった理由【体験談】

フリーター 末路

ここからは、現在フリーターで働いている人たちの反面教師として、29歳で日雇いフリーターとして単発バイトをするようになった『原口賢治さん(29歳男性・仮名)』の体験談を紹介していきます。

『日雇い生活になると今日の寝る場所と食事代のことしか考えられなくなる…』

この原口賢治さんの言葉は、いろいろと考えさせられます。

原口賢治さんは高校を卒業後に就職希望でしたが、景気情勢の影響で高卒の求人がほとんどなく、結局就職できませんでした。

専門学校への進学も考えましたが、金銭的な理由で断念し、仕方なくフリーターになりました。

原口賢治さんが最初に選んだアルバイトは回転寿司のチェーン店で、シャリにわさびを塗ってネタを乗せたり、巻物を一口大に切るという仕事をしていました。

その後、正社員になるために就職活動をしてみましたが、どこからも内定をもらえませんでした。

どの求人広告を見ても『大卒向け』が多く、その中で見つけた『高卒OK』の求人に履歴書を送りましたが、書類選考で落ちることが多かったそうです。

回転ずしチェーン店のアルバイトを1年半で辞めて、その後はコンビニ、ファミレス、家電量販店など、そこから24歳までは複数のアルバイトを転々としました。

※フリーター向けの求人が多い就職サイトは下記に記載してありますので、ぜひこの機会に無料登録して29歳から就職できる求人をチェックしてみてくださいね。

フリーターが重宝されるのは20代前半までだと痛感しました…

フリーター 末路

原口賢治さんが20代前半のうちは、アルバイト先がたくさんあり、どこの職場でも重宝される存在でした。

給料も月20万円以上稼げていたので、普通に生活ができていました。

これによって、原口賢治さんは『フリーターのままでも生きていけるじゃん!』と思っていたそうです。

でも、この油断が命取りになります…。

結局6年ほどフリーター生活を続けてしまい、さすがに両親からも『いつまでフラフラしてるんだ!』『ちゃんと真面目に働け!』と言われるようになりました。

自分でも『さすがにこの年齢でフリーターはヤバいよな…』と思うようになり、就職活動を開始することしました。

でも職歴が6年間のフリーターしかなく、資格もスキルも何もない状態だったので、結局また正社員にはなれなかったそうです…。

※何の仕事がしたいか分からない29歳フリーターの方は、以下の記事を仕事選びの参考にしてみてくださいね。

24歳でフリーターから期間工になり、1年6ヶ月で契約解除された…

フリーター 末路

その後、原口賢治さんは大手電機メーカーの期間工として働き始め、カメラやテレビなどの製品チェックの仕事をしていました。

大手企業だったので、ここで働けていることに誇りが持てましたし、仕事にもやりがいを感じていました。

とはいえ、期間工という立場なので、正社員とは待遇や労働条件が全く違います。

たとえば、年収ですね。

期間工は賞与がなかったので、同じ年齢の正社員と年収を比べると、約80万円の差がありました。

『まさに格差社会だ…』

原口賢治さんの心の叫びです。

また、期間工は『必要なときだけ雇用される便利な人材』なので、会社の都合であっさりとクビを切られます。

実際に原口賢治さんは、会社の生産ラインの変更が理由で、1年6ヶ月で契約解除となりました。

入社時は『数年後に正社員登用する』という甘い言葉もありましたが、入社後に正社員登用の話が出たことはありませんでした。

ちなみに、契約解除のときにもらえた慰労金は『わずか3万円』だったそうです…。

※20代後半フリーターの就職成功体験談は以下の記事に記載してありますので、ぜひ参考にしてみてください。

20代後半で単発バイトを始めたら、日雇いフリーターから抜け出せなくなった…

フリーター 末路

期間工の契約を解除された原口賢治さんは、社員寮を出ていかなければいけなくなりました。

とりあえずアパートを借りつつ、仕事を探すものの、アルバイトの面接すら受からなくなりました…。

これは、年齢が20代後半になったことが原因です。

アルバイトを採用する企業側からすると、30歳近い人材よりも、若くて素直な10代20代の学生の方が扱いやすいですからね。

それでも働かないとお金がないので、就職先が決まるまでのつなぎで、日雇いの単発バイトを始めることになります。

日給8,000円前後なので、月20日働いて16万円稼げる感じです。

なんとか生活はできるものの、病気になったらアウトのその日暮らしです。

そして、運が悪いことに、原口賢治さんはインフルエンザにかかってしまい、2週間も仕事を休むことに…。

これをきっかけにお金が底をつき、アパートの家賃が払えず追い出され、最終的にネットカフェで寝泊まりするようになりました。

たった2週間休んだだけで、住む場所がなくなったのです…。

日雇いフリーターには有給や福利厚生などはないので、働けなくなった瞬間に無理ゲーになることを痛感したそうです。

※29歳の職歴なしから正社員を目指す男性の体験談は以下の記事に記載してありますので、気になる方はぜひ読んでみてください。

日雇いフリーターになる前に正社員になっておくのが安全です

フリーター 末路

原口賢治さんは2社の単発バイトに登録しており、月曜から木曜はコンビニ弁当の製造工場の仕事、土曜日曜は引越し会社の作業員の仕事を掛け持ちしています。

原口賢治さんいわく「両方とも本当にきつい仕事です…」とのこと。

「こんな生活抜け出したい!」と思いつつも、まとまったお金がないから、その日暮らしを続けるしかないそうです。

「働いても働いても、知識やスキルは身に付かず、ただ歳をとっていくだけ。会社都合で働けない日もあるので、収入は月12~16万円の間です」と語ります。

日雇いのバイト先では「そこのお前!ちゃんと働け!」とか「その歳で日雇いやってたら将来はないな!」などと言われたこともあるようです。

原口賢治さんは自分の人生がこうなった原因を『20代のうちにフリーターから正社員に就職しなかったから』と考えています。

フリーターを始めてから2年間は「そこそこ稼げて自由にできるからフリーターでも余裕じゃん!」と思っていたそうです。

でも年齢が22〜23歳になると、まわりの同世代が就職し始めるので、将来に焦りは感じていました。

ただ、フリーター期間が長くなると、フリーターの楽な生活を手放せなかったり、就職のハードルが上がったりするので、結局フリーターから抜け出せなかったそうです…。

とはいえ、人生をやり直すのに、遅すぎるというのはありません。

この記事を読んでいるあなたは、ぜひこの機会に行動しておいてくださいね。

日雇いフリーターになる前に、なんとしてでも正社員になっておきましょう。

ドフラ
僕は20代後半の時に下記の転職エージェントを利用して、フリーターから年収500万円のIT企業に就職できましたよ。

まとめ

この記事のまとめです。

  • フリーターが重宝されるのは20代前半まで
  • フリーター期間が長いと就職が難しくなる
  • 期間工は突然クビになるリスクがある
  • フリーターの末路は日雇いフリーター
  • 日雇いフリーターから抜け出すのは難しい
  • 人生やり直せるうちに正社員に就職すべき

今回は、29歳で日雇いフリーターとして単発バイトをするようになった「原口賢治さんの体験談」を紹介しました。

原口賢治さんの事例から、『20代をどう過ごすかで人生が決まること』がわかりますよね。

「就職先が決まらずにフリーターになり、ダラダラとフリーター生活を続けてしまった…」

これが原因で、原口賢治さんは日雇いフリーターになってしまったわけですが、これは誰にでも起こり得ることです。

記事を書いている僕も元フリーターなので、フリーターの自由で楽な生活の心地よさは知っています。

ぶっちゃけ、なかなか正社員になろうとは思えないですよね…。

でも現実に29歳までフリーターを続けた結果、「あのときに行動すればよかった…」と後悔している人がいます。

あなたは、5年後10年後の自分の未来に満足できそうですか?

ぜひこの機会に行動して、あなたの理想の未来を手に入れてくださいね。

※フリーター向けの求人が多い就職サイトは下記に記載してありますので、ぜひこの機会に無料登録してフリーターから就職できる求人をチェックしてみてくださいね。