

このような方に向けて、記事を書いています。
『就活に失敗した』『大学を中退した』などの理由で、とりあえずフリーターになる人は多いです。
フリーターでも月18~20万円くらいは稼げますし、わりと自由に生活できるので、『別にこのままでもいいんじゃね?』という気持ちになりますよね。
でも結論を言っておくと、フリーターの末路はかなりヤバいです…。
とりあえずフリーターになる
↓
フリーターを5年以上続ける
↓
職歴がないから正社員に就職できない
↓
年齢が理由でアルバイトも受からない
↓
日雇い労働しか選べなくなる
↓
アパートが借りれなくなる
↓
ネットカフェで寝泊まりになる
↓
もう底辺から這い上がれない
上記のとおり。
フリーターを続けることで、人生の選択肢がどんどん消えていきますので、人生をやり直せるうちに行動した方が良いです。
行動を後回しにしていると、本当に取り返しのつかないことになりますからね。

この記事を書いている僕は、26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に就職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や人生に役立つ情報を発信しています。
僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計975名の方にインタビューしてきたので、様々な場所で働く人のリアルな情報をお伝えできると思います。
この記事では、フリーターから日雇い労働者まで人生転落した、原口賢治さん(29歳男性・仮名)の体験談をもとに『フリーターの末路がヤバい理由』を解説していきます。
この記事を読めば、フリーターを続けた先の実態がわかるので、今すぐに人生を軌道修正することができます。
それでは、さっそく見ていきましょう~。
※『今すぐにフリーターから正社員に就職したい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
日雇いに転落した29歳男性の実話【フリーターの末路はやばい…】

この記事では、現在フリーターで働いている人たちの反面教師として、フリーターから日雇い労働者に転落した『原口賢治さん(29歳男性・仮名)』の実体験を紹介していきます。
『日雇い生活になると今日の寝る場所と食事代のことしか考えられなくなる…』
この原口賢治さんの言葉は、色々と考えさせられます。
ぜひ今回の内容を、今後のあなたの人生の参考にしてくださいね。
原口賢治さんは高校を卒業後に就職希望でしたが、景気情勢の影響で高卒の求人がほとんどなく、結局就職できませんでした。
専門学校への進学も考えましたが、金銭的な理由で断念し、仕方なくフリーターになりました。
原口賢治さんが最初に選んだアルバイトは回転寿司のチェーン店で、シャリにわさびを塗ってネタを乗せたり、巻物を一口大に切るという仕事をしていました。
その後、正社員になるために就職活動をしてみましたが、どこからも内定をもらえませんでした。
どの求人広告を見ても『大卒』が多く、その中で見つけた『高卒以上』の求人に履歴書を送っても、ほぼ全て書類選考で落とされていました。
回転ずしチェーン店のアルバイトを1年半で辞めて、その後はコンビニ、ファミレス、家電量販店など、そこから24歳までは複数のアルバイトを転々としました。
フリーターが重宝されるのは20代前半まで!フリーター歴が長いとヤバいです

原口賢治さんが20代前半のうちは、アルバイト先がたくさんあり、どこの職場でも重宝される存在でした。
給料も月20万円以上稼げていたので、普通に生活ができていました。
これによって、原口賢治さんは『フリーターのままでも生きていけるじゃん!』と思っていたそうです。
でも、この油断が命取りになります…。
結局6年ほどフリーター生活を続けてしまい、さすがに両親からも『いつまでフラフラしてるんだ!』『ちゃんと真面目に働け!』と言われるようになりました。
自分でも『さすがにこの年齢でフリーターはヤバいよな…』と思うようになり、就職活動を開始することしました。
でも職歴が6年間のフリーターしかなく、資格もスキルも何もない状態だったので、結局また正社員にはなれなかったのです…。

期間工は格差社会の影響をもろに受ける!一瞬でクビになります

その後、原口賢治さんは大手電機メーカーの期間工に就職して、カメラやテレビなどの製品チェックの仕事をしていました。
大手企業だったので、ここで働けていることに誇りが持てましたし、仕事にもやりがいを感じていました。
とはいえ、期間工という立場なので、正社員とは待遇や労働条件が全く違います。
たとえば、年収ですね。
期間工は賞与がなかったので、同じ年齢の正社員と年収を比べると、約80万円の差がありました。
『まさに格差社会だ…』
原口賢治さんの心の叫びです。
また期間工は『必要なときだけ雇用される便利な人材』なので、会社の都合であっさりとクビを切られます。
実際に原口賢治さんは、会社の生産ラインの変更が理由で、1年6ヶ月で契約解除となりました。
入社時は『数年後に正社員登用する』という甘い言葉もありましたが、入社後に正社員登用の話が出たことはありませんでした。
ちなみに、契約解除のときにもらえた慰労金は『わずか3万円』でした…。
フリーターの末路は日雇い労働!もう這い上がれない無理ゲー

期間工の契約を解除された原口賢治さんは、社員寮を出ていかなければいけなくなりました。
とりあえずアパートを借りつつ、仕事を探すものの、アルバイトの面接すら受からなくなりました。
これは、年齢が20代後半になったことが原因です。
アルバイトを採用する企業側からすると、30歳近い人材よりも、若くて素直な10代20代の学生の方が扱いやすいですからね。
それでも働かないとお金がないので、就職先が決まるまでのつなぎで、日雇い派遣を始めることになります。
日給8,000円前後なので、月20日働いて16万円稼げる感じです。
なんとか生活はできるものの、病気になったらアウトのその日暮らしです。
そして、アウトになります…。
原口賢治さんはインフルエンザにかかってしまい、2週間休むことになったんです。
これが理由でお金が底をつき、アパートの家賃が払えず追い出され、最終的にネットカフェで寝泊まりするようになりました。
たった2週間休んだだけで、住む場所がなくなったのです…。
日雇い労働者には有給や福利厚生などはないので、働けなくなった瞬間に無理ゲーになりますね。

日雇い労働者になる前に何としてでも正社員になろう!

原口賢治さんは2つの派遣会社に登録しており、月曜から木曜はコンビニ弁当の製造工場の仕事、土曜日曜は引越し会社の作業員の仕事を掛け持ちしています。
原口賢治さんいわく『両方とも本当に底辺の仕事です…』とのこと。
『こんな生活抜け出したい!』と思いつつも、まとまったお金がないから、その日暮らしを続けるしかない。
まさに、蟻地獄のような状態です。
働いても働いても、知識やスキルは身に付かず、ただ歳をとっていくだけ…。
会社都合で働けない日もあるので、収入は月12~16万円の間です。
これでは当然アパートは借りれず、ネットカフェで寝泊まりするか、最悪の場合はバスターミナルで寝ることもあるのだとか。
派遣先では『そこのお前!ちゃんと働け!』とか『その歳で日雇いやってたら将来はないな!』などと言われたこともあったようです。
原口賢治さんは自分の人生が、ここまで転落してしまった原因について『フリーターをやっていたからです…』と言っています。
実際にフリーターを始めてから2年間は『そこそこ稼げて自由にできるからフリーターでも余裕じゃん!』と思っていたそうですが、22歳23歳になると同世代が就職し始めるので、急に焦りを感じるようになりました。
でもフリーター歴が長くなると、正社員への就職が難しくなってしまい、簡単にはフリーターから抜け出せないようです。
とはいえ、20代ならまだ人生やり直せます。
この記事を読んでいるあなたは、日雇い労働者になる前に、何としてでも正社員になっておいてくださいね。

フリーターの末路はやばい理由【まとめ】
最後に『フリーターの末路がやばい理由』をまとめておきます。
- フリーターが重宝されるのは20代前半まで
- フリーター歴が長いと就職が難しくなる
- 期間工は一瞬でクビになる不安定な仕事
- フリーターの末路は日雇い労働者
- 日雇い派遣まで転落するともう這い上がれない
- 人生やり直せるうちに何とか正社員になろう
今回は、フリーターから日雇い労働者に転落してしまった、原口賢治さん(29歳男性・仮名)の体験談を紹介しました。
原口賢治さんの事例から、人生はたった一つの選択ミスで、一気に底辺まで転落していくことが分かりますよね。
『就職先が決まらずにフリーターになり、ダラダラとフリーター生活を続けてしまった…』
これが原因で、原口賢治さんは日雇い労働者になってしまったわけですが、これは誰にでも起こり得ることです。
記事を書いている僕も元フリーターなので、フリーターの自由で楽な生活の心地よさは知っています。
ぶっちゃけ、なかなか正社員になろうとは思えないですよね…。
でも、5年後10年後のフリーターのヤバい末路を知ると、嫌でも行動する気になりませんか?
自分の未来を想像するのは難しいかもしれませんが、実際にフリーターを続けて、底辺から抜け出せなくなった人がいるのは事実です。
この記事を読んでいるあなたは、これを教訓にして、ぜひ今から行動してみてくださいね。
