フリーター 就職できない
就職できないフリーターの人『自分なりに就活を頑張っているけど、なかなか内定をもらえない…。フリーターから正社員に就職するにはどうすればいいの?』

このような悩みを抱える、フリーターの方に向けて、記事を書いています。

フリーターから正社員になるための就職活動をしていると、書類選考が全然通らなかったり、面接でいつも落ちてしまったり…ということも多いと思います。

就活を頑張っているのに、なかなか内定がもらえないと、就職できるか不安になってきますよね。

そんなわけで今回は、フリーターからIT企業の正社員に就職した僕が『フリーターが就職できない5つの理由』から『フリーターが就活で失敗しない方法』までを解説していきます。

ドフラ
こんにちは、26歳までフリーターだった、ドフラです。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に就職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに就職や副業に役立つ情報を発信しています。

僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計985名の方にインタビューしてきたので、フリーターのリアルな就職事情をお伝えできると思います。

この記事を読めば、どうすればフリーターから正社員に就職できるかがわかるので、就活に失敗するリスクを抑えられるはずです。

3分ぐらいで読める内容なので、さっそく見ていきましょう〜。

『今すぐにフリーターから正社員に就職したい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。

フリーターが就職できない5つの理由|就職できない時はどうする?

フリーターから就職するためには、正しい方法で就職活動に取り組む必要があります。

フリーターの就活は難しいといわれますが、実際には『フリーターの約5割が正社員に就職できた』という調査結果もあり、フリーターの2人に1人は正社員になれることがわかっています。

では、なぜ『就職できるフリーター』と『就職できないフリーター』が存在するのか?

フリーターが就職できない理由には、以下の5つがあります。

  • 就職の目的が明確になっていない
  • 自己分析ができていない
  • 覚悟が決まっていない
  • 行動量が少なすぎる
  • 面接対策や企業研究が足りない

上記の5つのどれかに当てはまっている場合は、考え方や行動を改善しないと、就職できないリスクが高いです…。

ここからは、『フリーターが就職できない理由』をそれぞれ詳しく見ていきましょう〜。

フリーターが就職できない理由①:就職の目的が明確になっていない

フリーター 就職できない

フリーターが就職できない理由の一つ目は、『就職の目的が明確になっていないから』です。

『なぜフリーターから正社員になりたいのか?』
『なぜこの会社や職種に就職したいのか?』

これらの質問に対して、明確な回答ができない人は、就職できない可能性が高い。

なぜなら人材を採用する企業側は、フリーターを採用することに対して、リスクを感じているからです。

フリーターの世間的なイメージは、『責任感がない、社会的信用がない、社会人の基礎ができていない』です。

ですから、フリーターから応募があっても、『採用してもすぐに辞めてしまうのではないか?』『社会人として本当にやっていけるのか?』と思われて、書類選考や面接で落選する確率が高くなってしまいます。

このネガティブなイメージをひっくり返すためには、明確な就職の目的を持っておくことが重要です。

僕が過去にインタビューしたフリーターの方で、正社員への就職に成功した2名の『就職の目的』を紹介しておきますね。

『周囲の同年代が、次々と正社員に就職して活躍する姿を見ているうちに、自分もこのままではマズいと思うようになりました。これからは自分の市場価値を高めるために、まずは正社員としてできることを増やしていきたいと考えて、就職を決意しました。』19歳男性フリーター

『バンドで売れるという夢を追いかけて、フリーターを続けていましたが、将来のキャリアについて考えた結果、年齢的にもそろそろ見切りをつけて、正社員に就職した方がいいと考え、夢を諦めて社会人として活躍できる人材になるために、就職を決意しました。』27歳男性フリーター

上記のように就職の目的が明確になっていれば、『正社員への覚悟が決まっている』という高評価を得ることができ、内定をもらえる可能性も高まります。

※26歳フリーター3名が就職成功した体験談を「26歳フリーターでも正社員になれる理由|3名の体験談と就職方法」で紹介していますので、あわせてご覧ください。

フリーターが就職できない理由②:自己分析ができていない

フリーター 就職できない

フリーターが就職できない理由の二つ目は、『自己分析ができていないから』です。

フリーターからの就職を成功させるためには、自分の強みや弱みを分析して、それらを踏まえて将来のビジョンを設計し、その目標を達成するための手段として就職先を選ぶ必要があります。

自分は何が得意で何が苦手かを分析できていれば、自分の強みが活かせる求人を見つけることができます。

自分の強みとマッチする求人に応募するメリットは、選考通過率が高まることです。

自分の強みを活かせる仕事に就職できると、入社後に活躍できる可能性が高いので、企業側も喜んで採用してくれます。

また自己分析ができていると、履歴書や職務経歴書でアピールする内容や、面接での質問に対する回答に一貫性が出てきます。

『一貫性がある』というのは、面接官に対して、かなり好印象です。

※3分で簡単に自己分析できる無料適職診断テストを「無料で簡単に性格診断できる!Re就活の適職診断はガチでおすすめ」で紹介していますので、ぜひ試してみてくださいね。

フリーターが就職できない理由③:覚悟が決まっていない

フリーター 就職できない

フリーターが就職できない理由の三つ目は、『覚悟が決まっていないから』です。

フリーターの多くが、心の中では『いつかは正社員にならないとダメなんだろうな…』と思っています。

でも、いざ就職するとなると、尻込みしてしまうのです。

『親に止められたから…』
『バイト先に引き留められたから…』

このような言い訳をして、選考の途中で就職活動を辞めてしまうフリーターは結構多い。

では、なぜフリーターから正社員になる決意が、就職を目の当たりにすると消えてしまうのか?

その理由は、人間が心理的に『今の自分を変えることに対して、大きなストレスを感じるから』です。

つまり、正社員にはなりたいけど、新しい環境に飛び込むのが怖くて行動できない…ということ。

このように一歩前に踏み出せないときは、『正社員になったときのメリット』や『正社員にならないことのデメリット』を改めて確認しておきましょう。

『新しい環境に飛び込まないと損をする』という心理状態をつくれれば、自動的に就職する覚悟が決まります。

※27歳フリーター3名が就職成功した体験談を「27歳フリーターでも正社員になれる理由|3名の体験談と就職のコツ」で紹介していますので、ぜひご覧ください。

フリーターが就職できない理由④:行動量が少なすぎる

フリーター 就職できない

フリーターが就職できない理由の四つ目は、『行動量が少なすぎるから』です。

就職できないフリーターは、圧倒的に応募数が少ないです。

『なかなか就職先が決まりません…』と悩むフリーターの多くが、たったの3〜5社にしか応募していません。

はっきり言って、これでは行動量が少なすぎます。

そもそも書類選考の通過率は、『5社応募して1〜2社通過するかどうか』の世界。

ですから、転職市場で不利な立場にあるフリーターは、行動量を増やすことが必須なのです。

フリーターからの就職では、『5社送ってダメなら10社。10社送ってダメなら20社』という姿勢が大切です。

そもそもフリーターを採用する企業は限られているのに、フリーター側が求人を選び過ぎていると、応募できる求人はほとんどありませんからね…。

フリーターは『少しでも良さそうだと思った求人には、とりあえず書類応募してみる!』という感じで、就職活動を進めるのがおすすめです。

もともと興味がなかった仕事でも、実際に企業に訪問して、採用担当から話を聞いていくうちに、興味が出てくる仕事もあります。

行動する前から、自分の可能性を狭めてしまうのは、もったいないですよ。

※20代後半フリーター3名が就職成功した体験談を「20代後半のフリーター男でも正社員になれる理由【3名の体験談】」で紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

フリーターが就職できない理由⑤:面接対策や企業研究が足りない

フリーター 就職できない

フリーターが就職できない理由の五つ目は、『面接対策や企業研究が足りないから』です。

特に『アルバイトの面接しか受けたことがない人』は、要注意です。

面接で不採用になるフリーターの落選理由は、次のとおり。

  • 面接を受けている企業の事業内容を調べていない
  • 面接の途中で固まってしまい話せなくなった
  • 志望動機と企業が求める人物像がマッチしない

これらは、明らかに準備不足ですよね…。

本気で正社員になりたいと考えているなら、面接を受ける企業のHPや求人情報を細かくチェックして、どのような事業をやっていて、どのような人物が求められるかを把握しておきましょう。

面接前に企業や業界のことを調べた上で、自分が疑問に思ったことを面接時に質問できると、採用担当の印象はかなり良くなります。

ビジネスシーンにおいて事前準備はめちゃくちゃ重要なので、面接の場でそれをアピールできる人は選考を通過しやすいです。

また『企業が掲げるビジョンや求める人物像に自分がマッチしているかどうか?』を確認できていると、どのように面接で振舞えばいいかわかりますし、入社後に自分が活躍できているイメージもできます。

内定をもらうことをゴールに設定している人よりも、入社後に活躍することをゴールに設定している人の方が、採用担当の印象が良くなるので、就職できる可能性も高くなります。

なお『自分ひとりでは面接対策や企業研究ができないかも…』という方は、フリーターに特化した転職エージェントに登録するのがおすすめですよ。

ドフラ
僕は26歳の時に下記の転職エージェントを利用して、フリーターから年収500万円のIT企業に就職できましたよ。

フリーターから就職できない人はどうすればいい?

フリーター 就職できない

ここでは、フリーターから就職できない時の対処法を紹介します。

  • 第一印象を良くする
  • 自己分析をしっかり行う
  • 就職活動に対して明確な目的を持つ
  • 人の意見を素直に聞ける柔軟性を持つ

20代後半でフリーターからIT業界に就職した僕の実体験も踏まえて、それぞれのポイントを解説していきますね。

第一印象を良くする

「第一印象は3~5秒で決まる」と言われています。

これは「メラビアンの法則」に基づいており、人は視覚情報から半数以上の印象を受け取るのです。

書類や面接の準備はもちろん重要ですが、それ以上に初対面の印象が大切です。

清潔感のある身だしなみ、明るい笑顔、姿勢の良さ、そしてはっきりとした声で話すことが、面接担当者に好印象を与えます。

見た目がきちんとしていると、ビジネスシーンでも安心して仕事を任せられる人だと思われます。

自己分析をしっかり行う

自己分析ができていないと、無計画に就職活動をしてしまいがちです。

自分に合わない求人に応募すると、採用されにくいだけでなく、採用されてもすぐに辞めてしまうリスクがあります。

じっくりと自己分析をして、自分がどんな仕事に向いているのか、どんな仕事を目指すべきなのかを言語化しましょう。

自己分析ができている人は、面接でも自信を持って自分をアピールできます。

※3分で簡単に自己分析できる無料適職診断テストを「無料で簡単に性格診断できる!Re就活の適職診断はガチでおすすめ」で紹介していますので、ぜひ試してみてください。

就職活動に対して明確な目的を持つ

就職できない人は、一貫性がないことが多いです。

ただ「就職したい」というだけでは、素晴らしい企業に出会うことは難しいでしょう。

どんな職種や業種で働きたいのか、仕事を通じてどんな自分になりたいのか、社会にどう貢献したいのかを考えましょう。

確固たる「軸」と「目的」があれば、就職活動でもブレずに自信を持って行動できます。

人の意見を素直に聞ける柔軟性を持つ

人の意見に耳を傾けられる人は、自分の弱点や改善点に向き合うことができます。

柔軟な考え方を持って、自分の欠点を改善することで、就職に成功しやすくなります。

フリーターから就職できない人が絶対にやるべきこと

フリーター 就職できない

ここでは、正社員経験なしのフリーターの方が就職活動で失敗しないように、これだけは守ってほしい3つのポイントをお伝えします。

フリーター期間と就職理由をポジティブに答える

「なぜフリーターをしていたのか」「なぜ就職したいのか」をポジティブに答えられるようにしましょう。

フリーター期間をネガティブに捉えてしまうと、自信を持って就職活動に挑むのが難しくなります。

フリーターとしての経験から得た学びや成長をアピールし、今回なぜ就職したいと思ったのかを前向きに説明しましょう。

ネガティブな要素は、面接官に悪い印象を与えがちですので、書類や面接での回答はポジティブにまとめることが重要です。

面接での回答に不安がある場合は、就職エージェントに無料相談してみてください。就職のプロからアドバイスを受けることができます。

参考⇒【失敗談あり】元フリーターがおすすめする転職エージェント3社

履歴書と職務経歴書の一貫性を保つ

面接に進むためには、提出書類で選考を通過することが必要です。

履歴書や職務経歴書の内容に一貫性を持たせましょう。

これらの書類は、あなたの過去の経験やスキルを示す重要なものです。

在籍年数や職務内容に矛盾がないか、しっかり確認してください。

一貫性のある書類は、面接官に対して信頼感を与えます。

企業研究をしっかり行う

「とりあえず就職したい」という気持ちだけでは、良い結果を得るのは難しいです。

応募先の企業がどんな会社かをしっかりリサーチしましょう。

企業の概要、社風、共感できるポイントなどを事前に調べておくことが重要です。

無計画に多くの企業に応募するのではなく、自分が本当に働きたいと思える企業を見つけるために企業研究を徹底しましょう。

長く働ける環境を見つけるためにも、このステップは欠かせません。

以上が、フリーターから就職できない時の対処法です。

フリーターの就活は厳しい部分もありますが、フリーターの約5割は正社員に就職できているわけですから、あなたにも正社員に就職できるチャンスはあります。

ちなみに僕のフリーター時代は全部できていなかったため、30社応募して内定ゼロだったり、面接中に面接官から説教されたり…という失敗をしました。

その後、自分の考え方や行動を改めて、なんとか20代後半でIT業界に就職することができました。

あなたは僕のような遠回りをしないためにも、ぜひ上記を参考にしていただければと思います。

「自分ひとりではフリーターから就職できない…」と感じたらプロに相談しよう

フリーター 就職できない

フリーターの約5割が正社員に就職できるとはいえ、自分ひとりで就職活動することに不安を感じている人も多いと思います。

このような方におすすめなのが、『フリーターに特化した転職エージェント』を利用することです。

転職エージェントでは、『自己分析、応募する求人選び、応募書類の作成、面接対策』までを手厚くサポートしてくれます。

フリーターが転職エージェントを利用するメリットは、次のとおり。

  • 自分に向いている仕事がわかる
  • 求人とのマッチ度が上がる
  • 書類選考の通過率が高まる
  • 面接のチャンスも増える
  • 面接の合格率も高まる
  • 企業との調整を全部やってもらえる

転職エージェントには、過去にフリーターから就職した人たちの成功事例がたくさんあるので、そのノウハウを使って、多くのフリーターを正社員に就職させている、ということですね。

『自分ひとりでフリーターから就職できるかな…』という不安のある方は、とりあえず転職エージェントに相談してみてくださいね。

ドフラ
僕は26歳の時に下記の転職エージェントを利用して、フリーターから年収500万円のIT企業に就職できましたよ。

フリーターが就職できない5つの理由【まとめ】

最後に『フリーターが就職できない5つの理由』をまとめておきます。

  • 就職の目的が明確になっていない
  • 自己分析ができていない
  • ネガティブ思考で就活している
  • 行動量が少なすぎる
  • 面接対策や企業研究が足りない

フリーターの2人に1人は正社員に就職できているわけですから、正しい方法で就職活動を進めていくことが大事ですね。

自己分析をしっかりして、何のために就職するかを明確にし、覚悟を決めて行動量を増やし、事前準備をしっかり行えば、高い確率で就職できます。

ただし、フリーターから正社員に就職したいなら、20代の若いうちに行動しておくべきです。

なぜなら30歳に近づくほど、書類選考で落とされやすくなり、非正規労働者から抜け出せなくなるから…。

実際に30歳までフリーターを続けた結果、日雇い労働者まで転落した人もいたので、せっかく記事を読んでくれたあなたは、ぜひ手遅れになる前に行動してくださいね。

あとは、あなた次第です。

今のうちに行動して、あなたの理想の未来を手に入れませんか?

ドフラ
フリーターから正社員への就職に失敗したくない方は、下記の記事で紹介する転職エージェントを利用するのがおすすめですよ。