

このような方に向けて記事を書いています。
結論からいうと、どこの工場派遣もきついです…。
なぜなら工場派遣をやっている限り、工場都合で出勤日数を減らされて給料が下がったり、いつ派遣切りされるかわからないリスクがあるからです。
今の段階で工場勤務が辛いと思っているなら、できるだけ若いうちに行動するべきです。
20代なら派遣から正社員に転職できる可能性もありますが、30代になるとかなり厳しくなりますからね…。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や人生に役立つ情報を発信しています。
僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、派遣社員を含め累計975名の方にインタビューしてきたので、様々な業界で働く人のリアルな情報をお伝えできると思います。
この記事では、僕が実際に話を聞いた、元工場派遣の前田優さん(22歳男性・仮名)の体験談をもとに『工場派遣がきつい理由』から『工場派遣から正社員に転職する方法』までを解説していきます。
この記事を読めば、工場派遣を続けるデメリットがわかるので、手遅れになる前に行動できるはずです。
3分で読める内容ですので、それで見ていきましょう〜。
※『今すぐに派遣社員から正社員に就職したい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
工場派遣がきつい5つの理由【派遣の工場は最悪だった体験談】

まずは簡単に、元工場派遣・前田優さん(22歳男性・仮名)の経歴を紹介しておきます。
もともと前田優さんは大学に通っていましたが、入学前のイメージと入学後の現実にギャップを感じて、2年生のときに大学を中退しました。
その後、学生時代のバイト先の居酒屋で正社員になりましたが、その1年半後に店舗の客数が激減して売上も下がったので、このままだとマズいと思って退職を決意します。
しかし、やりたいことが特に決まっていなかったので、とりあえずすぐに働ける工場派遣に登録することにしました。
実際に工場派遣は、すぐに働き始めることができて、月給も20〜30万円もらえていたので、その点は良かったようです。
しかし、想像以上に工場派遣の仕事がきつくて、結局半年で退職することになります…。
ここからは、前田優さんの体験をもとに『工場派遣がきつい5つの理由』を解説していきます。
工場派遣がきつい理由①:仕事がつまらなくて最悪だった
工場派遣がきつい理由の1つ目は、『単純作業がつまらない』です。
前田優さんが派遣されたのは自動車工場で、担当業務は『部品を台車に乗せて指定の場所まで運ぶ』です。
これを1日中やり続けて、次の日もその次の日も、同じ作業をくり返します。
前田優さんは成長意欲が高くて、新しいことに挑戦するのが好きな性格だったので、自己成長を実感できない環境が耐えれなかった…とのこと。
工場派遣がきつい理由②:安月給でデメリットしかない
工場派遣がきつい理由の2つ目は、『工場都合で給料が下がる』です。
景気の影響で自動車の生産台数が下がると、工場派遣は出勤日数を減らされます。
そして出勤日数が減ると、給料も下がる…。
前田優さんの場合、最初のうちは月給20〜30万円もらえていましたが、徐々に給料が減ってしまい、生活がカツカツになったそうです。
派遣先の都合で給料が変動してしまうと、派遣社員の生活は不安定になりますよね…。
工場派遣がきつい理由③:職場の人間関係が最悪だった
工場派遣がきつい理由の3つ目は、『職場の人間が底辺すぎる』です。
前田優さんの職場には、40代以上の人が多かったのですが、とにかく皆んな口が悪かった…。
これに対して、『低学歴の人が多かったので職場も底辺だったのだと思います…』と言っています。
前田優さんはこれが原因で人間的に成長できないと思い、転職を考えるようになったそうです。
工場派遣がきつい理由④:何も身につかなくてキツイ
工場派遣がきつい理由の4つ目は、『知識もスキルも身につかない』です。
基本的には、ライン作業のように毎日同じことをやるだけなので、仕事に役立つ知識もスキルも身につきません。
今は楽でいいかもしれませんが、5年後10年後の未来を考えると、かなり不安になりますね。
これがきっかけで、前田優さんは『資格取得や手に職がつく仕事に転職したい!』と思うようになりました。
工場派遣がきつい理由⑤:正社員になれないデメリット
工場派遣がきつい理由の5つ目は、『正社員になれないリスクがある』です。
ぶっちゃけ工場派遣の仕事自体はラクなので、何も考えずに働いていると、あっという間に月日が流れていきいます。
ここに、工場派遣の最大のリスクがある。
それは、年齢が上がるにつれて、工場派遣からの転職が厳しくなること…。
20代なら未経験でも採用してくれる会社は多いですが、30歳を超えると未経験からの転職が一気に難しくなります。
手遅れにならないためにも、1日でも早く行動するのが安全ですね。

工場派遣の最悪な現状から抜け出す方法は一つしかない

では、工場派遣から這い上がるためには、どうすればいいのでしょうか?
結論からいうと、どこの会社でもいいので、とにかく正社員に就職することです。
とりあえず正社員になっておけば、その後のキャリアの選択肢は一気に広がります。
派遣社員のままだと、どうしても『仕事に対して無責任な人』とか『何もスキルがない人』というイメージを持たれやすいです。
そのため、派遣社員のまま歳をとってしまうと、いざ転職しようと思ったときに書類選考がほとんど通らない…という悲劇になります。
そのいっぽうで正社員なら、2社目3社目で希望の業界や職種に転職できるチャンスが生まれます。
企業の採用担当は『正社員=責任感を持って働いている人』という良い印象を持っているので、書類選考だけで落選することも少なくなるのです。
ですから工場派遣から人生やり直したい方は、とにかく正社員に就職することを最優先に考えて行動しましょう。
派遣社員から正社員への転職に失敗しない方法とは?


このような疑問もありますよね。
結論からいうと、派遣社員が転職で失敗しないためには、転職エージェントを利用するべきです。
ただし、あくまでも僕のように『学歴や職歴に自信のない凡人』の方に限ります。
※有名大学を出ている方や一流企業に勤めた経験のある方は、ヘッドハンティングや知人の紹介で転職する方が、良い条件で転職できると思います。
ちなみに僕は『26歳までフリーター』という底辺の経歴だったため、自分ひとりで転職するのは無謀すぎました。
実際に30社に書類を応募して、そのうち28社が書類選考で落選、残りの2社は面接で説教される…という結果でした。
そんな状況のときに、友人から『転職エージェント』というサービスを教えてもらい、とりあえず登録してみたのが人生のターニングポイントです。
転職エージェントに登録したあとは、担当のキャリアアドバイザーが求人をピックアップしてくれて、応募書類の作成から面接対策までを手厚くサポートしてくれました。
担当アドバイザーの話によると、世の中には『派遣社員からでも採用してくれる会社と採用してくれない会社がある』とのことでした。
要するに、未経験者を積極的に採用する会社と経験者しか採用しない会社がある、ということですね。
ぶっちゃけ、担当アドバイザーがやってくれたことを自分ひとりでやるのは無理でしょ…と思いました。
その後、僕は転職エージェント経由でIT企業の営業職に転職して、年収300万円アップすることができました。
当時を振り返ると、20代で行動しておいて、本当によかったと思います。
ここまでの内容からもわかるとおり、工場派遣から転職で失敗したくない方は、とりあえず転職エージェントに登録しておくのが安全です。

工場派遣がきつい5つの理由【まとめ】
最後に、工場派遣がきつい5つの理由をまとめておきます。
- 単純作業がつまらない
- 工場都合で給料が下がる
- 職場の人間が底辺すぎる
- 知識もスキルも身につかない
- 正社員になれないリスクがある
工場派遣はすぐに働けるというメリットもありますが、人生を長いスパンで考えると、やはりデメリットの方が大きいですね。
20歳前後のときは『今が良ければそれでいい!』と思うかもしれませんが、20代半ばになってくると、嫌でも将来のことを考えるようになります。
現実と向き合わずにダラダラと派遣社員を続けてしまうと、年齢的に手遅れになり、低所得者から一生抜け出せないこともある…。
実際に僕がインタビューした方の中には、30代まで派遣社員を続けた結果、日雇い労働者まで転落してしまった人もいます。
この記事を読んでくれたあなたには、同じような失敗をしてほしくないので、ぜひこの機会に行動しておいてくださいね。
あとは、あなた次第です。
今から行動して、あなたの理想の未来を手に入れませんか?
