このような方に向けて、記事を書いています。
会社が倒産して仕方なく派遣社員になった人、新卒で就職できずにとりあえず派遣社員になった人など。派遣社員として働いている人には、それぞれに理由があります。
でも実際に派遣社員として働いてみると、給料が安い、職場での扱いがひどい、いつ解雇されるかわからない、将来に不安しかない…などの理由で、派遣から正社員への転職を考える人も多いです。
結論からいうと、派遣から正社員を目指すなら今すぐに行動するべきです。
その理由は、年齢が上がるほど、派遣から正社員への転職が難しくなるからです。
記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。
僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計985名の方にインタビューしてきたので、派遣社員のリアルな情報をお伝えできると思います。
この記事では、僕が実際に話を聞いた、派遣社員の方の体験談をもとに『派遣社員はやめたほうがいいと言われる理由』から『派遣から正社員に転職するためにやるべきこと』までを解説していきます。
この記事を読めば、派遣社員の未来に不安を感じている方でも、人生を変える一歩が踏み出せるようになります。
3分で読める内容ですので、それではいきましょう〜。
目次
派遣はやめたほうがいい?派遣社員の行く末は?30歳男性の体験談
『未経験でも月給25万円稼げる』『無料で社員寮に住める』などの甘い言葉に誘われて、気軽に派遣社員になる人は多いです。
でも派遣社員としての働き方には、多くのリスクが伴います。
派遣社員の多くは製造業で働いていますが、低賃金と不安定な雇用に悩む人は少なくありません。
会社の都合で突然契約が打ち切られる「派遣切り」される可能性もあり、その場合、次の日から住む場所や働く場所を失うリスクすらあります。
実際に派遣社員として働いている奥山洋一さん(30歳男性・仮名)は「一度派遣になると、なかなか派遣から抜け出せない。何とかしたいけど誰も助けてくれない。辛い日々が続いている…」と言っていました。
特に30代になると、未経験からの正社員転職はよりハードルが高くなり、派遣での経験が転職市場で評価されにくいこともあります。
そのため、選択肢が限られ、将来的に困難な状況に直面する可能性があります。
もしあなたが20代なら、派遣社員を続けるのではなく、できるだけ早く正社員を目指すことをおすすめします。
20代のうちなら、未経験からチャレンジできる正社員の求人数も、それなりに多いですからね。
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⇒僕が派遣を二度とやらないと決めた理由【25歳男の失敗談】
派遣社員の行く末が突然の派遣切りだと本当にみじめになる…
派遣社員として働いている多くの方が、製造業などで単純作業に従事しているのが現実です。
たとえば、次のとおり。
- ボタンを押し続けるだけ
- 製品のキズを確認するだけ
- 部品にネジを付けるだけ
こうした単純労働を続けている限り、専門的なスキルや経験を積む機会が少なく、自己成長も限られてしまいます。
結果的に、いつまでも「誰でもできる作業」に留まってしまう可能性があります。
そのいっぽうで、正社員にはスキルが身に付く仕事が与えられ、社内研修や教育プログラムなどのサポートを受ける機会も多くあります。
企業側も、正社員は将来にわたり活躍してほしい大切な人材と捉えており、派遣社員には臨時的な業務を任せることが多いのです。
正社員と派遣社員では、当然ながら職場での扱いに違いが出ます。
特に派遣社員の場合、企業の都合で契約が突然終了するリスクがつきまといます…。
『会社の業績が悪くなったから今月で打ち切りです』
『社内体制が変わったから来週で終わりです』
派遣会社から突然、このような連絡が来ることがあります。
突然の契約終了は、予期せぬ困難に直面することになり、場合によっては社員寮をすぐに退去しなければならないことも…。
こうした状況に陥ると、自分の存在が軽視されているように感じるため、みじめな気持ちになる人もいます。
不安定な働き方を続けることは、長期的には心身に大きな負担を与えます。
将来の安定を考えるなら、早めに正社員としてキャリアを築く道を選ぶことをおすすめします。
派遣は肩身が狭いからやめたほうがいいと思った【体験談】
派遣社員として働いている奥山洋一さんは、「派遣社員はどこに行っても常に肩身が狭い…」と言っています。
派遣社員として働いていると、どこに行っても職場での居場所がないと感じることが多いようです。
派遣先の正社員との交流は限られており、何より契約が不安定なため、いつでも契約が終了するリスクがあります。
「そうした状況では、安心して働ける環境を見つけるのは難しい…」と奥山洋一さんは語ります。
また、賃金も正社員に比べて低く、専門的なスキルを身につける機会も限られています。
加えて、職場に心を許せる同僚も少なく、孤立感を感じることも少なくないといいます。
このような状況では、「派遣の肩身が狭い」と感じるのも無理はありません。
特に、高卒で派遣社員として働いていると、職場での扱いが一層厳しくなることもあるようです。
奥山洋一さんは自分よりだいぶ年下の正社員から「お前ら!」と呼ばれたり、見下しているような態度を取られた経験もあり、「どの職場に行っても派遣社員としての立場が弱く感じられる瞬間が多い」と語ります。
派遣社員として働くことで感じるこうした厳しい現実を踏まえると、将来的により安定したキャリアを築くためには、正社員を目指すことが重要だと感じさせられます。
派遣社員の行く末がやばいと感じた理由【30歳男性が正社員を目指すきっかけ】
派遣社員の給料は、正社員と比べて低めに設定されていることが多く、そのため将来に不安を感じる方も少なくありません。
現役時代の収入が低いと、受け取る年金の額も少なくなるため、老後の生活が厳しくなる可能性が高いのです。
また、正社員には退職金制度がありますが、派遣社員にはそのような保障がなく、さらに不安が募ります。
奥山洋一さんさんも、「派遣社員としてこのまま働き続けると、将来の生活が非常に不安です」と語っています。
派遣の仕事に一度就くと、そこから抜け出すのが難しく、同じような職種を繰り返す人も多いです。
派遣会社を変えたとしても、状況が大きく変わることは少なく、職歴を積んでも市場価値が上がりにくいのが現実です。
転職活動において、派遣社員としての経験が正社員選考で十分に評価されにくいことも問題です。
採用担当者の中には「責任の少ない業務をしていたのでは?」という偏見を持っている人もいるため、派遣の経験が転職市場で不利になることもあります。
さらに、派遣切りに遭うと急に仕事を失うだけでなく、住む場所も失うリスクがあります。
最悪の場合、日雇いバイトに頼らざるを得ない状況に陥ることもあるのです。
「派遣切りに怯えながら働くのは本当に辛い」と、奥山洋一さんは振り返ります。
そのため、奥山さんは現在、正社員への転職を目指して奮闘中です。
将来の安定を手に入れるためにも、彼は早めに行動を起こし、安定した職場でスキルを磨くことを目指しています。
このような不安定な働き方から抜け出し、将来を見据えたキャリアを築くためには、早めの決断と行動が大切です。
派遣はやめたほうがいいかも…派遣から正社員への転職で失敗しない方法
「派遣はやめたほうがいいかもしれないと思ったけど、何から始めればいいのかわからない…」
このような方もいますよね。
派遣社員から抜け出したいなら、とりあえず正社員になりましょう。
就職しやすい雇用形態として、契約社員、期間工、アルバイトなどもありますが、絶対に正社員にならないとダメです。
そうしないと、不安定な雇用からは抜け出せません。
でもぶっちゃけ派遣社員から正社員に就職するのは、めちゃくちゃ難しいです。
じゃあ、どうすればいいのか?
派遣から正社員に転職できる確率が1番高い方法は、『派遣から正社員への転職に強いエージェント』を利用することです。
転職エージェントに登録すると、担当アドバイザーが求人選びから面接対策まで手厚くサポートしてくれます。
ただ覚悟しないといけないのは、派遣から正社員になるのが難しいことには変わりないので、転職エージェントから紹介してもらえる求人数が少ないこともあると思います。
そのような場合も想定して、できるだけ多くの転職エージェントに登録して、多くの求人を紹介してもらえる環境を作っておくことが重要です。
とにかくチャレンジできる求人に応募しまくって、どんな会社でもいいので、とりあえず正社員になりましょう。
ちなみに、記事を書いている僕もこのおかげで、最終的にフリーターからIT企業の正社員に転職することができ、その2年後には年収500万円稼げるようになりました。
派遣社員やフリーターに特化した転職エージェントには、派遣社員からの転職事例がたくさんあります。
まずは登録してみて、「自分にはどんな仕事が選べるのか?」を聞いてみるのが良いですよ。
転職エージェントはすべて無料なので、あなたのリスクはゼロです。
ちなみに、転職エージェントの選び方にはコツがあるので、よろしければ、こちらの記事もどうぞ。