

このような悩みを抱える、派遣社員の方に向けて記事を書いています。
派遣社員として働いている人には、正社員での就職に失敗して仕方なく派遣社員になった人や、金銭的な理由で1日も早く就職しなければいけなかった人など、それぞれに事情があると思います。
派遣社員の仕事は、責任がなくて楽かもしれませんが、5年後10年後の自分の未来を考えると、ちょっと不安になりませんか?
5年後の先輩社員や10年後の先輩社員が、あなたの未来の姿なので、「自分もあんなふうになるのかぁ…」と思うと、急に辞めたくなりますよね。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。
この記事では「派遣社員はデメリットしかない理由」から「派遣社員から正社員に転職する方法」までを解説しています。
この記事を読めば、派遣社員の実態を理解した上で、派遣社員を辞めるべきかどうかを判断できるようになります。
3分で読める内容なので、それではいきましょう。
※『今すぐに派遣社員から正社員に転職したい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
- 1 派遣社員はデメリットしかない理由【失敗する理由は超簡単です】
- 2 派遣社員のデメリット①:派遣期間に上限がある
- 3 派遣社員のデメリット②:突然リストラされる
- 4 派遣社員のデメリット③:スキルが身に付かない
- 5 派遣社員のデメリット④:給料が安い
- 6 派遣社員のデメリット⑤:派遣会社に給料を吸い取られる
- 7 派遣社員のデメリット⑥:生活が安定しない
- 8 派遣社員のデメリット⑦:市場価値が低い
- 9 派遣社員のデメリット⑧:職場の人間関係が悪い
- 10 派遣社員のデメリット⑨:仕事への意識が低くなる
- 11 派遣社員のデメリット⑩:成長の機会を失う
- 12 派遣社員から抜け出すには、今すぐ行動するしかない!
- 13 派遣社員が転職で失敗しないコツ
派遣社員はデメリットしかない理由【失敗する理由は超簡単です】

派遣社員を続けていると、「自分の将来、このままで大丈夫かな…」と思う瞬間がたくさんありますよね。
僕も26歳まで倉庫作業員のアルバイトという、かなり底辺の生活を送っていたので、あなたの気持ちは痛いほどよくわかります。
僕はピッキングをメインにやっていたので、朝から晩までずっと倉庫内で荷物を運んでいました。
毎日同じ業務をくり返していたので、当然成長もせず、給料も恥ずかしいくらい安かったです。
ここだけの話、26歳で年収190万円くらいしか稼げておらず、まさに底辺労働者でした…。
こんなダメダメな僕でも、IT業界に転職したことで、年収500万円稼げる正社員になれました。
僕はこの経験から、「働く環境を変えるだけで年収は上がり、人生をやり直せる」ということを実感しました。
僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計157名の会社員の方にインタビューしてきたので、かなりリアルな「派遣社員の実態」を伝えれると思います。
ここからは、僕の実体験と僕が派遣社員の方から直接聞いた話をもとに、「派遣社員のデメリット」を詳しく解説していきます。
派遣社員のデメリット①:派遣期間に上限がある
派遣社員のデメリットは、「派遣期間に上限があること」です。
派遣社員は長期間働くことができず、長くても「3年間」しか働けません。
派遣社員の契約期間が「3年まで」なのは、派遣法で定められています。
実際に派遣社員として働いている人の話を聞くと、現実は「2年以内」に契約期間が終わることが多いようです。
同じ職場で長く働けないと、なかなか生活も安定しないですよね。
派遣社員のデメリット②:突然リストラされる
派遣社員のデメリットは、「突然リストラされること」です。
僕のもとに転職相談にくる派遣社員の方は、「来月から来なくていいと言われました…」というような感じで、急に解雇された人が多いです。
解雇理由は「会社の業績が悪くなったから」や「会社的に今の業務をやらなくなった」などです。
これは完全に会社都合の解雇なので、派遣社員の人がどうこうできる問題ではありません。
突然リストラされる危機感を持ちながら働き続けるのは、かなりきついですよね。
【関連記事】
⇒派遣社員が底辺だといわれる理由【3分で解説します】
派遣社員のデメリット③:スキルが身に付かない
派遣社員のデメリットは、「スキルが身に付かないこと」です。
派遣社員の仕事内容は、部品の検査、自動車部品のライン作業、製造業のライン作業、倉庫作業、などです。
これらは誰でもできる業務内容で、入社1ヶ月目の派遣社員と入社10年目の派遣社員を比べても、仕事の成果にほとんど差はありません。
つまり何年続けても、まったくスキルが身に付かないということです。
スキルが身に付かないと、当然年収も上がらないので、将来を考えると結構きついです…。
派遣社員のデメリット④:給料が安い
派遣社員のデメリットは、「給料が安いこと」です。
派遣社員の給料は、年齢や勤務年数に関係なく、平均年収が「約300万円」といわれています。
派遣社員は年齢が上がっても、スキルが上がるわけではないので、20代、30代、40代、50代と年齢を重ねても、残念ながら「年収は300万円前後」です。
これを20代の平均年収で考えると、29歳男性の平均年収は「約430万円」なので、100万円以上も給料が安いことになります。
派遣社員の給料では、一人暮らしや結婚は無理ゲーだと思った方がいいですね。
派遣社員のデメリット⑤:派遣会社に給料を吸い取られる
派遣社員のデメリットは、「派遣会社に給料を吸い取られること」です。
派遣社員の給料の仕組みは、次の順番でお金が流れていきます。
「派遣先の企業→派遣会社→派遣社員」
上記のとおり、派遣先の企業と派遣社員の間に派遣会社が入っているので、ここでマージン(派遣会社の取り分)を持っていかれます。
派遣会社のマージン率の平均は30%なので、派遣社員が手にする給料は、単純に考えると「30%差し引かれたお金」だといえます。
こうやって考えると、派遣社員で働くのは損だと思いますよね。
派遣社員のデメリット⑥:生活が安定しない
派遣社員のデメリットは、「生活が安定しないこと」です。
派遣社員は、給料が安い、いつ解雇されるか分からない、契約期間が3年まで、スキルが身に付かない、などの理由から生活が安定しません。
その日暮らしで生きていかないといけないので、長期的な計画が立てれず、派遣社員から抜け出せなくなることも多いです。
ですから、お金や体力に余裕のあるうちに、とにかく行動しておきたいところです。
派遣社員のデメリット⑦:市場価値が低い
派遣社員のデメリットは、「市場価値が低いこと」です。
派遣社員は「誰でもできる仕事」をやっているので、いざ転職しようと思っても、なかなか採用されない…という現実があります。
部品の検査や自動車のライン作業の経験を、そのまま活かせる仕事って、本当に限られちゃうんですよね。
たとえば、「工場→工場」「倉庫作業→倉庫作業」「ライン作業→ライン作業」というように横に移動するしかないんです…。
とはいえ、派遣社員になった事実は変えれないので、何とかして「市場価値の高い仕事」に移動するしかありません。
まずは派遣社員の経験は、転職市場で評価されない事実を理解しておきましょう。
派遣社員のデメリット⑧:職場の人間関係が悪い
派遣社員のデメリットは、「職場の人間関係が悪いこと」です。
これは実際に派遣社員の方から聞いた話ですが、派遣社員の職場には次のような人たちがいるようです。
- ギャンブルばかりやっている人
- 突然会社に来なくなる人
- やたらお金を借りてくる人
- コミュニケーションがとれない人
- 言葉遣いがめちゃくちゃ悪い人
- 暴力をふるってくる先輩
- 派遣社員をバカにする正社員
なかなか大変な人間関係ですよね…。
正直、僕がこの目で見たわけではないので、この真相は分かりませんが、派遣社員の方がこのように感じたのは事実です。
ただし、派遣先が大手企業の場合は、管理が行き届いているので、そこまで人間関係は悪くない印象です。
派遣社員のデメリット⑨:仕事への意識が低くなる
派遣社員のデメリットは、「仕事への意識が低くなること」です。
派遣社員を続けていると、毎日同じ作業のくり返し、新しく覚えることがほとんどない、頑張っても給料が上がらない、スキルが身に付かない、などの理由から、仕事に対するモチベーションが低下していきます。
職場の同僚や先輩にも、仕事に対する意識の低い人が多いので、どんどんやる気がなくなっていきます。
最終的にたどり着くのは、「お金がもらえればいいや…」です。
20代30代の働き盛りに、このようなマイナスなマインドを持ってしまうのは、人生において大きなデメリットです。
派遣社員のデメリット⑩:成長の機会を失う
派遣社員のデメリットは、「成長の機会を失うこと」です。
派遣社員として働いていると、自分をレベルアップさせようという思考になりません。
なぜなら、自分を成長させる理由がないからです。
しかし20代30代のうちに、専門知識や経験、自分にできることを増やしておかないと、40代以降で路頭に迷ってしまいます。
特に「20代で何を経験しておくか」が、めちゃくちゃ大事です。
20代で何を経験するかで30代が決まり、30代で何を経験するかで40代が決まります。
5年後10年後の自分の未来を考えて、いまの自分の延長戦上にある未来に納得できないなら、今すぐに派遣社員から転職するべきです。

派遣社員から抜け出すには、今すぐ行動するしかない!

「派遣社員の将来が不安になってきた…」という方は、今すぐに行動しましょう。
では具体的に行動って、何をすればいいのか?
それは「1日でも早く派遣社員から正社員に転職すること」です。
できれば、ライン作業などの工場系の仕事ではなく、コミュニケーション能力が身に付く仕事を選んだ方がいいです。
その方が、人材の市場価値を高めやすいですからね。
たとえば、「営業」や「施工管理」などの職種です。
コミュニケーションに自信がないという方は、ITスキルが身に付く「ITエンジニア」などの職種を選ぶといいです。
転職活動を始めてみればわかると思いますが、未経験から自分の市場価値を高めるなら、「営業」「施工管理」「ITエンジニア」に転職するのが現実的です。
派遣社員の人が、いざ転職活動を始めても、なかなか内定をもらえないかもしれませんが、何とかして正社員になりましょう。
※なんと0円のコースがあります
TechAcademyは1週間の無料体験があるとの情報をいただきました。無料体験カリキュラムを見る限りだと、Webサイト制作の基礎を学べるようです。無料なのでとりあえず試してみるのが良いかなと思います。
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派遣社員が転職で失敗しないコツ
派遣社員の人が転職を成功させるコツは、自分ひとりで転職活動をしないことです。
転職の素人が時間をかけて頑張っても、うまくいかないんですよね…。
僕自身もフリーターから転職するときに、最初は自分ひとりで転職活動をしていましたが、応募しても9割は落選でした。
ですから、あなたは僕と同じ失敗をしないように、最初から転職のプロである「転職エージェント」を頼ってくださいね。
転職エージェントでは、企業選びから応募書類の作成、面接対策までをサポートしてくれるので、派遣社員の人でも楽に転職活動を進めていけます。
とにかく行動しないと、現状の底辺生活は変わらないので、今日とはいわず今から行動しましょう。
この記事を読み終わったら、とりあえず転職エージェントに登録してくださいね。
