このような方に向けて、記事を書いています。
高卒で現場仕事に就職したものの肉体労働がきつくてフリーターになった人、就職先が見つからずに仕方なくフリーターになった人。19歳でフリーターになった人には様々な事情があると思います。
でも19歳になると、周りの友人の多くが大学生や社会人になり、急に『フリーターのままだとやばいかも…』という危機感が強くなりますよね。
しかし、いざ就職しようと思っても、何から手をつけたらいいのかわからず、結局フリーターから抜け出せない人も多いです。
では19歳のフリーターが人生やり直すためには、どうすればいいのか?
結論からいうと、19歳のフリーターが今すぐにやるべきことは、次の3つです。
- 19歳フリーター向けの転職エージェントに無料登録する
- 担当アドバイザーに無料で就職相談する
- 自分に合う仕事を紹介してもらい応募してみる
上記のとおり。
世の中には、19歳フリーターの就職をサポートしてくれる『転職エージェント』があるので、とりあえずここに相談するのが1番早いです。
しかも全て無料で利用できるので、あなたのリスクはゼロ。これを利用しない手はないですよね。
⇒高卒フリーターの19歳が就職成功する方法【19歳男性の体験談あり】
記事を書いている僕はもともと年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に就職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は10代20代向けに就職や副業に役立つ情報を発信しています。
僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計978名の方にインタビューしてきたので、19歳フリーターのリアルな情報をお伝えできると思います。
この記事では、僕が実際に19歳フリーターの方から聞いた話をもとに、『19歳フリーターは就職しないとやばい理由』から『19歳の高卒フリーターが就職して人生やり直す方法』までを解説していきます。
この記事を読めば、高卒フリーターの未来に不安を抱えている方でも、人生を変えるための一歩が踏み出せるようになります。
3分で読める内容ですので、それではいきましょう~。
※『今すぐにフリーターから正社員に就職したい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
19歳フリーターは就職しないとやばい理由【高卒フリーターの現実】
僕がこれまでにインタビューした高卒フリーターの方は、カラオケ店、コンビニ、飲食店、居酒屋、アパレル、宅急便の仕分け、警備員、買取専門店…などのアルバイトをしていました。
だいたい月給15〜20万円の方が多く、実家暮らしなら生活していける…という感じでした。
では、なぜ19歳でフリーターだとやばいのか?
19歳のフリーターがやばい1番の理由は、フリーター期間が長くなるほど、就職できないリスクが高くなるから、です。
世の中的に『フリーター=仕事の責任から逃げてきた人』という印象を持たれており、フリーター期間の長い人は書類選考で落とされやすくなります。
実際に、労働に関する調査研究を行なう「労働政策研究・研修機構」が2022年に実施した調査では、フリーター期間が1年以内の就職率が68.8%であるのに対し、4〜5年の場合は37.9%まで低下することがわかりました。
フリーター期間と就職できる割合は、以下のとおり。
- フリーター期間1年以内:68.8%
- フリーター期間1〜2年:61.2%
- フリーター期間2〜3年:56.6%
- フリーター期間3〜4年:61.1%
- フリーター期間4〜5年:37.6%
- フリーター期間5年以上:32.3%
(参照元:労働政策研究報告書No.213 第4節フリーターから正社員への離脱 2.フリーター継続期間と正社員になれた割合 図表4-33 男女別 フリーター継続期間と正社員になれた割合 (128p))
上記のとおり、フリーター期間が長いほど、就職率が下がる傾向にあります。
特に女性の場合は、フリーター期間が4年以上になると、就職率が20%台にまで下がってしまうため、今のうちに就職活動を始めておくのが安心ですね。
さらに、年齢が上がるほど、未経験から応募できる求人数も少なくなるため、早めに行動しておきたいところです。
19歳フリーターは就職しないとどうなる?高卒フリーターの末路は?
19歳の高卒フリーターの未来は、大きく分けると以下の2つです。
- 正社員に就職して人生をやり直す
- フリーターから抜け出せなくなる
上記のとおり。
高卒フリーターの状態からでも、10代の若いうちに行動して、将来性のある職業に就職できれば、誰でも人生やり直せます。
しかし、そのいっぽうで正社員になるタイミングを逃してしまうと、どんどんフリーターから抜け出せなくなります。
年齢が若いうちは、飲食店、居酒屋、カラオケ店、アパレルショップなどの学生が多い職場でも働きやすいです。
でも20代半ばになると、職場に同世代のアルバイトがほぼいなくなり、徐々に居場所がなくなっていきます…。
その結果、接客系のアルバイトから倉庫作業などの肉体労働系のアルバイトに、移動することになります。
肉体労働系のアルバイトは、1日中同じ作業をくり返すだけなので、何年続けてもスキルが一つも身につきません。
そのため、フリーターから正社員を目指そうと思っても、面接で何もアピールできず、就職するのが難しくなります。
企業の採用担当者の立場になれば、「同じ高卒フリーターを採用するなら、コミュニケーションスキルが身につく接客系のアルバイトをしている人を採用したい」と考えますからね。
ですから、今の段階で『いつかフリーターを抜け出したい…』と思っている方は、19歳のうちに行動しておいてくださいね。
※19歳の高卒フリーターから正社員に就職した方の体験談を、こちらの「高卒フリーターの19歳が就職成功する方法【19歳男性の体験談です】」で紹介していますので、あわせてご覧ください。
19歳フリーターと20代フリーターの割合は?【20代の7割以上は正社員です】
ここでは、19歳フリーターと20代フリーターの割合をみていきましょう。
厚生労働省のデータによると、10代・20代の年齢別の正社員とフリーターの割合は、以下のとおり。
15〜19歳の正社員:62.7%
15〜19歳の正社員以外:36.3%
20〜24歳の正社員:71.8%
20〜24歳の正社員以外:28.0%
25〜29歳の正社員:73.2%
25〜29歳の正社員以外:26.8%
(参照元:厚生労働省「平成30年若年者雇用実態調査の概況 個人調査 1 現在の就業状況 表13 性、年齢階級・在学の有無・最終学歴、雇用・就業形態別若年労働者割合」)
上記のとおり、19歳までは6割以上が正社員、20代は7割以上が正社員として働いています。
また、総務省統計局の労働力調査によると、2022年時点でフリーターの数は132万人となっており、日本における総人口の約1%の割合です。
つまり、フリーターは約100人に1人しかいない…ということです。
さらに、2021年から2022年にかけて、フリーターの数は約6万人も減少しているため、今後もフリーターを続ける人は少なくなりそうですね…。
また、フリーターと正社員では、生涯年収の格差、社会保障や福利厚生の格差、身につく経験やスキルの格差などもあります。
どのタイミングで正社員になるかで、人生の損失の大きさが違ってくるので、手遅れになる前に行動しておきましょう。
19歳フリーターが就職するメリットは?【正社員との格差がやばいです…】
このような疑問もありますよね。
ここからは、「19歳フリーターが就職する6つのメリット」を紹介しますので、正社員との格差がどれくらい大きいのかを知っておきましょう。
雇用が安定している
19歳フリーターが就職するメリットの1つ目は、『雇用が安定している』です。
正社員は一度採用されると、特別な事情がない限り解雇されません。
いっぽうで、フリーターは企業の業績が悪化したり、自分の勤務態度が良くなかったりすると、突然クビにされることがあります。
『いつクビになるかわからない…』という状況で働くのは、精神的にもキツいですよね。
19歳のうちに正社員に就職することで、収入や生活が安定し、将来的に結婚や子育て、マイホームの購入といった人生設計も立てやすくなります。
給料・生涯年収が高くなる
19歳フリーターが就職するメリットの2つ目は、『給料・生涯年収が高くなる』です。
厚生労働省が発表した「令和4年賃金構造基本統計調査の概況」によると、フリーターを含む非正規雇用の平均月収は22万1,300円、正社員の平均月収は32万8,000円となっています。
つまり、正社員の月収はフリーターの約1.5倍、ということです。
年齢別に、正社員とフリーターを含む非正規雇用の平均月収を比較すると、以下のとおり。
〜19歳の正社員:18万5,000円
〜19歳の非正規:17万100円
20〜24歳の正社員:22万1,000円
20〜24歳の非正規:19万6,200円
25〜29歳の正社員:25万5,900円
25〜29歳の非正規:21万2,300円
30〜34歳の正社員:28万8,400円
30〜34歳の非正規:21万5,500円
35〜39歳の正社員:32万3,500円
35〜39歳の非正規:21万3,300円
40〜44歳の正社員:34万7,500円
40〜44歳の非正規:21万7,600円
(参照元:厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概要『雇用形態別にみた賃金』第6-1表 雇用形態、性、年齢階級別賃金、対前年増減率及び雇用形態間賃金格差」)
上記をみると、どの年齢層においても、正社員の給料はフリーターを上回っています。
19歳のフリーターは正社員に就職すると、毎月1万5,000円ほど給料がアップする可能性が高いです。
また、正社員は年齢が上がるにつれて給料も増えますが、フリーターは年齢が上がっても給料は横ばいの状態です。
そのため、フリーターと正社員の収入差は、年齢が上がるほど大きくなるといえます。
実際に、労働政策研究・研修機構の「ユースフル労働統計2022」によると、フリーターと正社員の生涯年収の格差は最大1億円です。
高卒の正社員とフリーターの生涯年収の格差は、以下のとおり。
【高卒男性の生涯年収の格差】
正社員:2億1,000万円
フリーター:1億3,000万円
【高卒女性の生涯年収の格差】
正社員:1億5,000万円
フリーター:1億円
(参照元:労働政策研究・研修機構 ユースフル労働統計労働統計加工指標集2022(p317、P336))
正社員は基本給が高いだけでなく、賞与や手当、退職金などももらえるため、フリーターよりも生涯年収が高くなるのです。
上記の給料や生涯年収の格差をしっかり考えた上で、19歳以降もフリーターのままで問題ないかを判断してくださいね。
福利厚生を受けられる
19歳フリーターが就職するメリットの3つ目は、『福利厚生を受けられる』です。
フリーターでも一部の企業で福利厚生を受けられる場合がありますが、一般的には正社員の方が多くの福利厚生を受けることができます。
福利厚生の例は、以下のとおりです。
- 家族手当
- 社員食堂
- 家賃補助・社宅・独身寮
- 健康診断
- 託児施設
- 財形貯蓄制度
- 慶弔・災害見舞金
- 宿泊施設やレジャー施設の代金補助
- ジムやマッサージの代金補助
- 資格支援・図書手当
福利厚生は金銭的な補助に加えて、宿泊施設やレジャー施設の利用など日常生活の楽しみをサポートするものや、社員のキャリアアップやスキルアップに役立つものも含まれています。
社会保障を受けられる
19歳フリーターが就職するメリットの4つ目は、『社会保障を受けられる』です。
正社員は基本的に社会保険に加入が必須ですが、フリーターは加入条件を満たしていないと加入することができません。
社会保険は、以下の4つから成り立っています。
- 健康保険:仕事以外の怪我や病気に対する補償であり、治療費の一部が補助される。出産時には出産手当金や傷病手当金として、給与の3分の2程度を受け取れる制度もある。
- 厚生年金保険:全ての国民が支払い義務のある、国民保険に加えられる保険で、厚生年金保険受給者の方が将来の受給額が高い。企業は保険料の半額を負担し、配偶者は保険料を払わずに保障の対象になることも可能。
- 雇用保険::失業時に給付金を受け取れる保険で、失業保険とも呼ばれる。失業した場合に一定期間にわたり給付金を受け取れる。
- 労災保険:仕事中や通勤中のケガや病気に対する保険で、対象の怪我や病気の治療費が全額補償される。雇用者本人や遺族が保険金を受け取れる。
19歳のうちに正社員に就職すれば、上記の保険を早い段階で受けられるので、安心して普段の生活を送ることができます。
社会的信用が上がる
19歳フリーターが就職するメリットの5つ目は、『社会的信用が上がる』です。
正社員はフリーターと比べて、仕事と収入が安定しているため、社会的信用を得やすい傾向があります。
この社会的信用は、クレジットカードの審査や転職などにも影響します。
クレジットカードを作る場合、返済能力や現在の働き方などが審査され、正社員はフリーターと比べて審査が通りやすいです。
また、将来的に車やマイホームを購入するときなども、正社員はローンの審査を通過しやすいです。
さらに、転職する際も正社員の実績があれば、「この人は正社員として働ける能力がある」と信頼されやすくなり、転職がスムーズに進む場合が多いです。
いまの時代はどんな仕事をしていても、一生安泰というのはあり得ません。将来的には『転職してキャリアの選択肢を広げる』という考え方も大事になります。
19歳でフリーターから就職しておくことで、あなたが世の中からどう見られるかが、大きく変わるということですね。
スキルアップ・キャリアアップがしやすい
19歳フリーターが就職するメリットの6つ目は、『スキルアップ・キャリアアップがしやすい』です。
フリーターは好きなときに自由に働けますが、そのせいで責任のある仕事を任せてもらえず、ずっと同じ単純作業をくり返している人が多い。
そのため、フリーターを数年続けたけど、何もスキルが身につかなかった…というのはよくある話です。
いっぽうで、正社員は社内で研修を受けれたり、幅広い業務を深く経験できたりするので、専門的な知識や個人のスキルが身につきます。
19歳のうちに正社員に就職した人は、早い段階で人材の市場価値を高めることができます。
19歳フリーターが就職しやすい職種を紹介
19歳のフリーターから就職を成功させるコツは、「未経験OKの求人」や「フリーターの就職実績が多い求人」を選ぶことです。
世の中には、経験がないと就職が難しい職業もあるため、まずは経験やスキルを積むことから始めるのがおすすめです。
ここからは、19歳のフリーターが就職しやすい職種を紹介しますので、自分に合いそうな仕事を考えてみてくださいね。
営業職
19歳フリーターが就職しやすい職種の1つ目は、『営業職』です。
営業職は、自社の商品やサービスを提案してお客様の課題を解決する仕事で、どの業界でも『会社の売上をつくる重要な職種』として需要が高まっています。
また、営業職は就職するにあたり、特別な資格や専門的な知識・スキルが不要なため、19歳のフリーターでも採用してもらえる可能性が高いです。
企業によっては、インセンティブ制度が用意されており、成果に応じて基本給以上の給与を得ることもできます。
営業の仕事を経験すると、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力などのビジネスの基本スキルが身につくため、将来的にどの業界でも転職しやすくなるというメリットがあります。
営業職にはルート営業や新規開拓営業、内勤営業など様々な形態が存在するので、自分に合った働き方を見つけやすいです。
※フリーターから営業職に就職した方の体験談を、こちらの「大学中退の26歳が就職できた体験談【資格なしでも就職できる!】」で紹介していますので、あわせてご覧ください。
接客・販売職
19歳フリーターが就職しやすい職種の2つ目は、『接客・販売職』です。
接客・販売職は、商品やサービスの販売をする仕事で、未経験でも人柄で採用してもらえることが多いため、19歳のフリーターでも挑戦しやすいです。
また、19歳でフリーターの方の中には、接客や販売のアルバイト経験がある方もいると思います。
その場合は、アルバイト経験をアピールすれば、書類選考や面接で有利になります。
接客・販売職では、年齢や経験年数に関係なく、仕事の成果や頑張りが評価されて、店長やマネージャーに昇進できるケースもあります。
そのため、人と話すのが好きな方や目標に向かって努力できる方は、接客・販売職で成功しやすいです。
※フリーターから接客・販売職に就職した方の体験談を、こちらの「飲食店フリーターが底辺から抜け出した体験談【22歳男性の実話】」で紹介していますので、あわせてご覧ください。
ITエンジニア
19歳フリーターが就職しやすい職種の3つ目は、『ITエンジニア』です。
「ITエンジニアは難しそう…」「ITエンジニアは未経験だと無理そう…」というイメージを持っている方も多いと思います。
しかし最近は、時代の変化とともに、多様なニーズに対応するITエンジニアが不足しており、未経験者を採用する企業も増えています。
実際に、未経験OKのITエンジニアの求人は多く、入社後に研修を受けながら学べるなど、教育体制が整っている企業は特におすすめです。
ITエンジニアのプログラミングスキルは、AI技術が進展する未来においても有益なものであり、一生もののスキルとして活かせます。
ただし、IT技術は進化のスピードが早いため、就職した後も継続的に学び続けることが必要です。
そのため、プログラミングに高い好奇心を持てる方や変化に対応するのが苦にならない方は、ITエンジニアに向いています。
参考記事:フリーターからITエンジニアに就職した20代女性の体験談
施工管理
19歳フリーターが就職しやすい職種の4つ目は、『施工管理』です。
施工管理は安全な建築物を建設できるよう、建築現場において指揮し、管理する仕事です。
建設のスケジュール管理や予算の管理、安全面の管理や事務的な手続きなど、建築工事をトータルで管理します。
『管理の仕事=ハードルが高い』という印象があるかもしれませんが、無資格・未経験でも挑戦できる仕事の一つです。
施工管理の仕事を経験することで、スケジュールを調整する能力やトラブルへの対応力、現場を指揮するマネジメント力が身につきます。
さらに、ある程度の実務経験を積んだ後は国家資格を取得することも可能で、平均年収は400万円〜600万円。
施工管理の中には、年収700万円以上を稼ぐ人もいます。
「安定的にキャリアも収入もアップしていきたい」「将来的には人をまとめるリーダーの役割に挑戦したい」という方は、施工管理が特におすすめです。
※フリーターから施工管理に就職した方の体験談を、こちらの「コンビニバイトから転職できた体験談【27歳で正社員になれた!】」で紹介していますので、あわせてご覧ください。
介護職
19歳フリーターが就職しやすい職種の5つ目は、『介護職』です。
おそらく多くの方がご存知かと思いますが、介護業界は特に深刻な人材不足に悩まされており、介護職は未経験から挑戦しやすい職種です。
特に介護職は一定の体力が必要となるにもかかわらず、平均年齢が高いため、若さと体力をアピールできる19歳フリーターの方には有利です。
また、介護業界には資格取得のサポートが充実する企業も多く、無資格から介護職に就職したあと、働きながら資格を取得できるメリットもあります。
資格を取得すれば、業務の幅が広がるだけでなく、資格手当の支給も期待できます。
介護職は「自分が人や社会の役に立っていること」を実感しやすいため、誰かの役に立ちたいと思っている方におすすめです。
コールセンター
19歳フリーターが就職しやすい職種の6つ目は、『コールセンター』です。
コールセンターでは、電話やメールなどを通じて、お客様の対応をします。
資格や経験がない人材でも採用している企業が多いため、19歳のフリーターでも就職しやすい仕事です。
コールセンターには、以下の2種類があります。
- インバウンド:お客様からの問い合わせ、注文、苦情などを受ける電話対応
- アウトバウンド:お客様に商品やサービスの紹介をする電話営業
上記のどちらも、パソコンスキルやビジネスコミュニケーション能力を身につけられるメリットがあります。
コールセンターの仕事は、社会人としての基本スキルを身につけたい方におすすめです。
19歳の高卒でも稼げる仕事は?高卒が勝ち組になれる職業と体験談
ここでは、「19歳の高卒でも稼げる仕事」という視点から、おすすめの職業を紹介していきます。
まずは、厚生労働省が発表した「令和4年賃金構造基本統計調査」のデータをもとに、高卒の平均年収をみていきましょう。
高卒の平均年収を年齢別にみると、次のとおり。
- 19歳まで:221万5,200円
- 20~24歳:246万2,400円
- 25~29歳:273万7,200円
- 30~34歳:298万2,000円
- 35~39歳:321万1,200円
ちなみに全世代をまとめると、高卒の平均年収は約328万円(高卒男性:約357万円、高卒女性:約267万円)となっています。
つまり、19歳の高卒フリーターから就職するなら、30代までに年収330万円稼げるようになっていれば、とりあえず同年代の年収と同じくらいにはなれる、ということですね。
でも、『どうせならもっと稼ぎたい!』と思う人もいますよね?
たとえば、大卒の平均年収より稼げたら、ちょっと嬉しくないですか?
「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、大卒全体の平均年収は約435万円(大卒男性:約470万円、女性:約352万円)となっています。
ですから高卒で年収500万円稼げれば、大卒の平均年収よりも稼げていることになります。
では、高卒でも年収500万円稼げる仕事はどれか?
結論をいうと、『IT業界の営業職』に就職するのがおすすめです。
その理由は、次のとおり。
- IT業界は利益率が高いから給料も高くなりやすい
- 営業職は成果を出せば昇給がしやすい
- IT業界も営業職も未経験の若手採用を積極的にやっている
上記の3つの理由から、19歳の高卒フリーターが年収500万円を目指すなら、IT業界の営業職に就職するのがおすすめといえます。
実際に僕が就職したIT企業は、約7割が高卒社員で、そのうち半数が年収500万円以上を稼いでいました。
もちろん就職後に努力しなければいけませんが、「高卒で年収500万円を稼ぐ」という目標はわりと達成しやすいかと。
ちなみに、僕の場合はIT業界の営業職を選びましたが、ITエンジニアや施工管理も年収500万円を狙いやすい仕事ですよ。
19歳フリーターが就職で失敗しない方法を伝えます!
では19歳フリーターの方が、就職で失敗しないためには、具体的にどうすればいいのか?
結論をいうと、『19歳フリーターに特化した転職エージェント』に無料登録すればOKです。
19歳フリーターの就活の流れは、次のとおりです。
- 19歳フリーター向けの転職エージェントに無料登録する
- 担当アドバイザーに無料で就職相談する
- 自分に合う仕事を紹介してもらい応募してみる
転職エージェントに登録すれば、あとは担当アドバイザーが就職までサポートしてくれるので、めちゃくちゃ楽です。
でも就活を自分ひとりでやろうとすると、企業選びから面接対策まで全部自分でやらないといけないので、かなり大変です。
ちなみに、記事を書いている僕は、フリーターのときに自分ひとりで就活して、30社応募しても内定ゼロという失敗をしています…。
僕のような失敗をしたくなければ、最初からプロに頼るのがおすすめですね。
19歳フリーターに特化した転職エージェントには、19歳フリーターからの就職事例がたくさんあります。
とりあえず登録してみて、『自分にはどんな仕事が選べるのか?』を聞いてみるのが良いですよ。
転職エージェントはすべて無料なので、あなたのリスクはゼロです。
ちなみに、転職エージェントの選び方にはコツがあるので、よろしければ、こちらの記事もどうぞ。
19歳フリーターはやばい?【19歳フリーターの体験談を紹介】
ここからは、実際に僕が19歳のフリーターの方にインタビューした、『19歳でフリーターはやばいと思った体験談』や『19歳でフリーターから正社員に就職した体験談』を紹介していきいます。
19歳フリーターの就職体験談:彼女と友人への劣等感がなくなった!
高卒で元フリーターの土橋幹雄さん(19歳男性・仮名)は、高校を卒業後、本当はオーストラリアにワーキングホリデーに行く予定でした。
しかし、社会情勢の影響でそれが延期になってしまい、とりあえずお金を稼ぐために、レストランのホールスタッフと宅急便の仕分けのアルバイトを始めました。
土橋幹雄さんはコミュ力が高いため、どちらのバイト先でも先輩や上司に可愛がられ、アルバイト生活を楽しめていました。
しかし、半年経ってもワーキングホリデーの予定が決まらず、「このままフリーターを続けていたらヤバいかも…」と思うようになります。
さらに追い打ちをかけるように、お付き合いしている方が公務員になったり、友人が就職したり大学生になったりして、フリーターの自分に対する劣等感が強くなっていきました…。
その後、土橋幹雄さんは「スーツを着る仕事がしたい!」「就職して安定したい!」と思い、19歳のタイミングで正社員に就職することを決意します。
両親に就職の相談をしてみたら、ハローワークや求人誌を勧められたので、とりあえずそれで就職活動を始めました。
しかし、自分で10社ほど応募した結果、書類落ちが9社、面接が1社で落選…という結果で、どこにも就職できませんでした。
「このままじゃ一生就職できない…」と焦った土橋幹雄さんは、インターネットでいろいろ調べていくうちに『転職エージェント』というサービスがあることを知り、すぐに登録しました。
その後、担当のキャリアアドバイザーにカウンセリングをしてもらい、高卒フリーターの19歳でも就職できる業界や職種を教えてもらいました。
さらには、履歴書や職務経歴書を作ってもらったり、応募する求人を一緒に考えてもらったり、面接を受ける企業1社ずつの面接対策までやってもらったそうです。
このおかげで、土橋幹雄さんは転職エージェントに登録してから18日後に、『IT系ベンチャー企業の営業職』に就職することができました。
現在の土橋幹雄さんは、正社員として年収430万円稼いでおり、さらなるキャリアアップを目指しているそうです。
土橋幹雄さんは、以前のフリーター生活を振り返り、以下のようにコメントしています。
アルバイトは楽しかったのですが、彼女が公務員になり、友だちも就職や大学生になっていたので、自分だけ取り残されている気がしてかなり焦りました…。現在は就職して金銭的にも余裕がでたので、ずっとやりたかったひとり暮らしを始めています!
上記のとおり、フリーター期間が1年以内なら就職もしやすいので、ここで就職活動をスタートできるかどうかで、その後の人生は大きく変わりますね。
まとめ:19歳フリーターでも就職できる!今すぐに行動しよう
最後に、この記事のまとめです。
- フリーター期間が長くなると就職できないリスクが高まる
- 19歳までは6割以上、20代は7割以上が正社員で働いている
- フリーターは日本の総人口の約1%しかいない
- 19歳フリーターが就職するメリットは『雇用の安定・給料&生涯年収アップ・福利厚生・社会保障・社会的信用・スキルアップ&キャリアアップ』
- 19歳フリーターが就職しやすい職種は『営業職・接客販売・ITエンジニア・施工管理・介護職・コールセンター』
- 19歳の高卒でも稼ぎやすい仕事のおすすめは『IT業界の営業職・ITエンジニア・施工管理』
- 19歳フリーターが就職で失敗しないためには『19歳フリーターに特化した転職エージェント』に無料登録すればOK
「いつかフリーターを抜け出したい…」と思いつつ、なかなか行動できない人もいますよね?
でも、もしあなたが19歳なら、今すぐにフリーターを辞めるべきです。
なぜならフリーターから正社員に就職するときに、『フリーター期間が長いほど不利になるから』です。
フリーターを採用する企業側は、「本気で正社員に就職したいのか」や「採用してもすぐに辞めないか」を判断します。
そのため、「フリーター歴が1年の人材」と「フリーター歴が2年の人材」を比較したときに、両者の指導のしやすさや将来性を考えて、フリーター期間の短いフリーター歴が1年の人材が採用されやすいです。
ですから、人生を振り返って後悔したくない方は、今すぐに行動しておいてくださいね。
あとは、あなた次第です。
今から行動して、あなたの理想の未来を手に入れませんか?