私は現役で偏差値45くらいの大学に入学しましたが、事故で1年半留年してしまい、就活もうまくいきませんでした。
結局、大学を卒業後は内装のアルバイトと代行運転のアルバイトを掛け持ちするフリーターになりました。
それから1年経ったぐらいで、コールセンターの契約社員として2年ほど働き、26歳で貯金を150万円貯めることができました。
そして、そのお金でアメリカに行き、アメリカで語学学校に通いながら、飲食店でアルバイトをする生活を1年半ほど続けました。
18歳から音楽をやっていたので、当時は音楽でご飯を食べていきたい気持ちもありました。
アメリカに住んでいたときは部屋で曲作りをして音源をネットにアップしたり、クラブに交渉してDJをやらせてもらったこともあります。
帰国後はピザのデリバリーのアルバイトを半年やって、それからは飲食店で皿洗いのバイトやホテルのバイトなどを転々として、現在は単発バイトをやっています。
年齢的にもフリーターのままでいるのは将来が不安なので、「30歳までには正社員に就職したい」というのが今の目標です。
私のような28歳のフリーターでも正社員に就職できますか?
今回は、この質問にお答えします。
結論からいうと、28歳フリーターからでも正社員になれます。
ただし、28歳まで職歴がないフリーターの方の場合、正社員への就職活動で苦労することも多いです。
この記事では、フリーターのTさん(28歳男性)からの相談内容に回答しつつ、「28歳フリーターから就職を成功させるポイント」をお伝えします。
僕は26歳まで年収190万円のフリーターでした。その後、IT業界に就職して年収500万円になり人生が変わりました。現在はフリーターの就職に役立つ情報を発信したり、就職相談に乗ったりしています。
「28歳まで職歴なしフリーターの現実」や「28歳でフリーターから就職しないリスク」も解説するので、ぜひ一番若い今から行動しておいてくださいね。
3分ぐらいで読める内容なので、それではみていきましょう〜。
※「今すぐにフリーターから正社員に就職したい!」という方は、下記の記事に進んでください。
目次
28歳職歴なしの大卒フリーターでも就職できますか?28歳男性の体験談
まず、Tさん(28歳男性)のこれまでの経歴を整理してみましょう。
Tさんは大学を卒業したものの、就職活動がうまくいかず、その後は様々なアルバイトを経験してきました。
内装業や代行運転のアルバイト、コールセンターの契約社員としての勤務、さらにアメリカでの語学留学と飲食店でのアルバイト、音楽活動と多岐にわたる経験を積んでいます。
これらの経験は、一見すると職歴としての統一性が欠けているように見えるかもしれません。
しかし、それぞれの経験はTさんのスキルセットを広げ、人間的な成長を促すものとなっています。
これらの経験をどのように活かし、アピールするかが、正社員としての就職を成功させる鍵となるでしょう。
※20代後半フリーター3名の就職成功体験談を「20代後半のフリーター男でも正社員になれる理由【3名の体験談】」で紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
28歳フリーターから正社員就職のための5つのステップ
ここからは、Tさん(28歳男性)の事例をもとに「28歳フリーターから正社員就職のための5つのステップ」を解説していきます。
1. 自己分析を行う
まずは自己分析を行い、自分の強みやスキルを明確にしましょう。
Tさんのように多様な経験を持つ場合、その中から特にアピールできる点を見つけ出すことが重要です。
例えば、コールセンターでの経験からはコミュニケーション能力や問題解決能力、アメリカでの生活からは異文化適応能力や語学力を強みとして挙げることができます。
2. 希望する業界や職種を明確にする
次に、どの業界や職種に就職したいのかを明確にしましょう。
これにより、応募先企業の選定や面接対策がスムーズに進みます。
Tさんの場合、過去の経験から接客業やカスタマーサポート、または語学力を活かした国際業務などが考えられます。
音楽活動で培った創造力や交渉力も、クリエイティブ業界や営業職で活かせるでしょう。
3. 履歴書と職務経歴書の作成
自己分析と希望職種が定まったら、履歴書と職務経歴書を作成しましょう。
これらの書類では、Tさんの多様な経験を具体的に記載し、それぞれの経験がどのように応募先の仕事に役立つかを強調します。
特に、コールセンターでの経験や語学力、異文化適応能力は大きなアピールポイントとなるでしょう。
4. 求人情報の収集と応募
次に、求人情報を収集し、応募を開始します。
求人サイトや企業の採用ページ、転職エージェントを活用して、多くの情報を集めましょう。
自分に合った企業を見つけるために、広くアンテナを張ることが重要です。
また、転職エージェントに相談することで、プロの視点からのアドバイスや求人情報を得ることができます。
5. 面接対策
応募が進んだら、次は面接対策です。
面接では、これまでの経験やスキルをどのように仕事に活かせるかを具体的に説明できるように準備しましょう。
自信を持って話すことが大切ですが、自己中心的にならず、企業のニーズにどのように応えられるかを意識することが重要です。
企業がフリーターを採用する理由
企業がフリーターを採用する理由には、いくつかのポイントがあります。
これらのポイントを理解し、自分自身をアピールする際に活かすことができます。
柔軟性と適応力
フリーターとして様々な職種や環境で働いてきた経験は、柔軟性と適応力の高さを示しています。
企業にとって、この適応力は大きなメリットです。
コミュニケーション能力
コールセンターや接客業での経験は、対人スキルやコミュニケーション能力の高さを証明します。
これらのスキルは、どの職種においても重要です。
自己管理能力
フリーターとしての生活は、自分自身でスケジュールを管理し、効率的に働く能力を育てます。
自己管理能力が高い人材は、企業にとって貴重です。
新しい視点
多様な経験を持つフリーターは、新しい視点やアイディアを企業に提供することができます。
特に、クリエイティブな業界や変化の激しい業界では、このような視点が求められます。
28歳フリーター・Tさんに向けた具体的なアドバイス
ここからは、28歳フリーター・Tさんに向けて、就職するための具体的なアドバイスをしていきます。
自己PRのポイント
Tさんの経歴を振り返ると、以下の点が自己PRの強力なポイントとなります。
- コミュニケーション能力: コールセンターでの経験から、顧客対応能力や問題解決能力をアピールしましょう。
- 語学力と異文化適応能力: アメリカでの生活と語学学校での学び、そして異文化の中で働いた経験は、国際業務やグローバル企業での強みとなります。
- 多様な経験: 様々なアルバイト経験から、柔軟性と適応力を強調します。特に、音楽活動やクリエイティブな経験は、創造力や発想力をアピールする材料となります。
求人先の選び方
求人先を選ぶ際には、自分の強みを活かせる企業を見つけることが重要です。
例えば、以下のような業界や企業が考えられます。
- カスタマーサポートやコールセンター業務: Tさんのコミュニケーション能力を活かせる職場。
- 観光業や国際業務: 語学力と異文化適応能力を活かせる職場。
- クリエイティブ業界: 音楽活動や創造力を発揮できる職場。
※フリーター向けの求人情報が多い就職サイトを「フリーターにおすすめの就職サイト4選〜正社員になれる求人が多い〜」で紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
転職エージェントの活用
転職エージェントを活用することで、自分に合った求人情報を効率的に収集できます。
プロのキャリアアドバイザーからアドバイスを受けることで、自己PRのブラッシュアップや面接対策も強化できます。
特に、第二新卒やフリーター専門のエージェントを利用すると、自分に合ったサポートを受けられるでしょう。