
『資格を取って稼げるようになりたい…』
『これから資格を取ろうと思っている…』
『お金に困らない資格が何かを知りたい…』
この記事は、このような方に向けて書いています。
結論からいうと、今から資格を取っても、貧乏になるだけです…。
なぜなら、資格ビジネスは『情報弱者をターゲットにしているから』です。
何も知らない低収入の人たちに対して、『資格を取れば稼げるようになりますよ〜!』と言って資格取得をすすめ、誰でも取得できるような資格を高額な費用で売りつける…ということもある。
資格を持っている人がたくさんいれば、資格を持っていることの希少価値は全くないので、当然収入も上がりません。
頑張って資格勉強の時間を増やしたり、資格取得のために多額の費用を投資したりしても、結局は時間とお金をムダにするだけなのです…。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。
僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計975名の方にインタビューしてきたので、資格を取得しても低収入から抜け出せない人のリアルな情報をお伝えできると思います。
この記事では、12個の資格を取っても低収入から抜け出せなかった僕が、『底辺の資格を取ると貧乏になる理由』から『資格を取らずに年収を上げる方法』までを解説していきます。
この記事を読めば、資格があっても収入が増えない理由がわかるので、時間とお金をドブに捨てずに済みます。
3分で読める内容なので、それではいきましょう〜。
※『今すぐに転職して年収500万稼げるようになりたい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
底辺の資格を取ると貧乏になる理由【貧乏人ほど資格を取りたがる!】

「資格を取れば稼げるようになる」という資格脳のままでは、確実に貧乏になってしまいます。
情報弱者をターゲットにした資格ビジネスもあるほどで、数十万円という高額な費用で無価値な資格を販売している会社もあるのです。
これに騙されてしまうと、時間とお金を無駄にしてしまうので、注意しておかなければいけません。
資格ビジネスの運営者たちは、「就職が決まらない」「自分には何の武器もない」と悩んでいる人に対して、「資格を取れば底辺人生から抜け出せる」というようなことを言って、資格取得をすすめているのです。
また、「やりたいことがなければ資格でも取れば?」という人もいますが、資格を取得したところで人生は何も変わりません。
もちろん、医者などの資格を持っている人は高収入なので、それくらい難易度の高い資格を持っていればいいかもしれませんが、資格取得までの道のりが難しすぎて、医師の資格を取得することは底辺の人にとっては非現実的です。
さらにいうと、医者になったとしても、結局は働かなければいけないのです。
お金や時間から解放されたいという方にとっては、最善の選択とはいえません。
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⇒低所得者あるある10選【底辺の人たちの特徴とは?】
やたらと資格を取りたがる人は資格貧乏になる!

どれだけ難易度の高い資格を持っていたとしても、サラリーマンである限り、結局は働かなければいけません。
医者などになれば、高収入にはなるかもしれませんが、収入は雇っている側に決められますし、時間の自由もありません。
何かの資格を取って働くというのは、ずっとサラリーマンとして働くことが大前提なのです。
つまり、すべてにおいて上限が設定されてしまうのです。
いっぽうで、ビジネスは必ずしも現場にいなくてもいいものなので、自分でビジネスをつくってお金を稼ぐことができれば、稼げるお金は自分次第で、時間も自由です。
底辺から人生を逆転させたい人が、今から医者を目指すのは非現実的です。
底辺の人が現実的に人生を豊かにするためには、起業するのが一番いいです。
むしろ、起業するしか底辺から抜け出す方法はないといってもいいでしょう。
起業には、学歴も家庭環境も経済環境もいっさい関係ありません。
自分のアイデアとやる気次第で、いくらでも稼げるようになるのです。

貧乏人ほど資格を取りたがる理由【資格を取ると貧乏になります!】

世に出回っている「誰でも取れる資格」を取得しても人生が楽になることはありません。
例えば、ファイナンシャルプランナーというお金のアドバイスをする資格がありますが、平均年収は300万円ほどなのが現実です。
お金の運用をアドバイスする人の年収が、たったの300万円というのは驚きですよね。
なぜ、こんなに年収が低いかというと、ファイナンシャルプランナーという資格を持っている人がめちゃくちゃ沢山いるからです。
同じ資格を持っている人だらけなので、そこに対して高額な報酬を払おうというお客様がいないということです。
皆が仕事を欲しがっているので、一番安いところに頼めばいい、という発想になってしまうということですね。
国家資格で仕事をすると国に給料が決められる

国家資格で仕事をする人たちは、国が給料を決めるので、国家資格で仕事をしようとすると、自分の力だけでは給料を増やすことはできません。
保育士の給料が低いのは、この典型例なのです。
毎年、専門学校や大学で、国家資格の取得者が輩出されており、国家資格といえでも市場においては供給過多になってしまっているのです。
当然、供給過多なので給与水準も低くなりますし、もっと酷い状況だと資格を活かした就職先が見つからずに、結局資格と関係ない仕事に就くということもあります。
ですから、国家資格を取得したからといって、稼げるわけではないということです。
資格を取得する前に、世の中に対して希少価値が高いのか、そもそもの報酬が高いのかを確認しておかないと低賃金人生が確定するのです。

資格があっても稼げない!資格貧乏が嫌なら稼げる場所に移動しよう

資格を持っている人は、世の中にたくさんいます。
では、資格を活かしてお金を稼ぐためには、どうすればいいのでしょうか?
資格を活かしてお金を稼ぎたいなら、資格をつかって自分のビジネスや商品をつくってください。
資格を活かしてサラリーマンとして働くという道を選んでしまうと、一生、経済的に豊かになることはできません。
ですから、資格を使って稼ぎたいなら、サラリーマンとして働く道を選ぶのではなく、その資格を使って自分で商品やビジネスをつくるべきなのです。
資格の知識をYouTubeやブログで発信したり、その資格を活かしてスクールを展開するなど、自分のビジネスを展開していくのが稼ぐための唯一の方法です。
資格を持っていることは、「資格を持っていれば誰でもできることを、私もできますよ」という証明でしかありません。
資格の勉強よりお金の稼ぎ方を勉強するほうがコスパが高いです!

人生を豊にしたいのであれば、「自分の商品をつくること」から逃げてはいけません。
今の時代は、YouTube・ブログ・スクールなど、自分の商品をつくることはカンタンにできるような世の中になっています。
ですから、どうしても資格を取得したいのであれば、独立する前提で資格を取得しましょう。
「資格があれば生きていける」かもしれませんが、「人生が楽になる」わけではありません。
経済的な面や時間的な面で、人生を楽にしたいのであれば、起業して自分のビジネスを持つしかないのです。
起業するためには資格はいっさい必要ありません。
それでもあなたは資格を取得しますか?
今一度、本当に資格を取得するべきかどうか、考えてみてくださいね。

底辺の資格を取ると貧乏になる理由【まとめ】
最後に、この記事のまとめです。
- 底辺の資格を取っても貧乏になるだけ
- 貧乏人ほど資格を取りたがる
- やたらと資格を取りたがる人は資格貧乏になる
- 国家資格で仕事をすると国に給料が決められる
- 資格貧乏が嫌なら稼げる場所に移動するしかない
- 資格の勉強よりお金の稼ぎ方を勉強するほうがコスパが高い
もし今あなたが、何かの資格を取得しようと思っているなら、以下を自問自答してみてください。
『本当に資格を取得すれば年収が上がるのか?』
『世の中から重宝されている資格なのか?』
『転職など、他に年収を上げる方法はないのか?』
大切な時間とお金をかけて資格を取得しても、低収入から抜け出せないのでは、意味がないですよね?
記事を書いている僕自身が、民間資格を12個も取った結果、26歳まで年収190万円だった…という恥ずかしい失敗をしています。
僕はその後、IT業界に転職して年収500万円になり、仕事の経験を活かして副業も始めて、さらに年収アップができています。
せっかく記事を読んでくれたあなたには、僕と同じような失敗をしてほしくないので、ぜひこの機会に本当に資格を取るべきかを考えてみてくださいね。
