
『低所得者になりたくない…』
『底辺の人生から抜け出したい…』
『給料を増やす方法が知りたい…』
このような方に向けて記事を書いています。
低所得者から抜け出したいと思いながらも、どうすればいいのかわからず、底辺労働者として生きている人たちはたくさんいます。
では、なぜ低所得者になってしまうのか?
結論からいうと、その人の性格や思考が、所得の金額に大きな影響を与えるからです。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。
この記事には、僕が年収190万円の倉庫作業員だった頃に、周囲にいた低所得者の人たちの性格や特徴をまとめてあります。
この記事を読めば、『低所得者の実態』や『底辺から抜け出す方法』がわかります。
それでは、さっそく見ていきましょう〜。
※『今すぐ自分に合う仕事が知りたい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
低所得者あるある10選【底辺の人たちの特徴とは?】
『低所得者になりやすい人の特徴』を10項目でそれぞれ紹介していきます。
自分が低所得者の予備軍になっていないかも、チェックしてみてくださいね。
低所得者あるある①:宝くじをよく買う
低所得者は、宝くじをよく買います。

しかし、宝くじは外れる確率の方が高いので、ほとんどの人がトータルで負け越しています。
低所得者には、ギャンブルが好きな人が多いです。
パチンコ、スロット、競馬、競艇などのギャンブルを趣味にしており、休日は朝から晩までギャンブルに時間をつかっています。
このようなギャンブルも負ける確率の方が高いので、お金を捨てるためだけに、自分の貴重な時間をつかってしまっているのです。
このような生活を続けている限り、低所得者からは抜け出せません。
宝くじをよく買う人は、気をつけてくださいね。
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低所得者あるある②:タバコを吸う
低所得者は、タバコを吸う人が多いです。

たとえば、1日に10本のタバコを吸う人の場合、1本のタバコを吸う時間が5分~10分くらいなので、1日に50分~100分の時間をタバコを吸うという無生産な時間につかっているということになります。
しかも会社勤めの場合、喫煙室でタバコを吸うことになるので、副流煙を吸いまくっている状態です。
タバコ代でお金は無くなりますし、時間は無駄になりますし、副流煙によって健康被害も受けやすくなります。
厚生労働省の調査結果によると、年収200万円未満の低所得者層の喫煙率は、年収600万円以上の高所得者層よりもはるかに高い数値になっています。
低所得者から抜け出すための第一歩は、禁煙かもしれませんね。
低所得者あるある③:肥満体型になりやすい
低所得者層は、肥満体型な人が多いです。
低所得者の食生活には「米・パン・麺をよく食べて、肉や野菜をあまり食べない」という傾向があるからです。

低所得者の収入は限られているので、食費に割り当てられるお金も限られてきます。
年収300万円以下だと手取りが200万円~250万円くらいになるので、お金がないからカップラーメンを主食にしたり、安くてたくさん入っているパンを主食にしたり、という食生活になりやすいです。
これらは糖質の多い食べ物になるので、肥満にもなりやすくなりますね。
低所得者あるある④:朝食を取らない
低所得者は、朝食を取りません。
低所得者は常にぼーっとした状態で仕事をしているので、仕事で成果を出せず、昇給や昇格などの出世もできません。
いつまで経っても、役職を持たない末端の労働者のままです。
朝食を食べないと仕事に対するエネルギーが出てこないので、ずっと低所得者から抜け出せないのです。
低所得者の人生を変えたいなら、まずは朝食を食べるようにしましょう。
低所得者あるある⑤:運動が嫌い
低所得者は、運動が嫌いです。
低所得者は基本的に意欲や行動力がないので、運動しようとも思いません。

厚生労働省の調査結果によると、年収が低いほど、1日に歩く歩数が少なくなるというデータも出ています。
運動をしないと生活習慣を改善することはできません。
しかし低所得者は、そもそも健康診断を受けないので、自分が不健康なことも把握できないようです。
低所得者あるある⑥:歯の数が少ない
低所得者は、歯の数が少ないです。
これは低所得者層の生活習慣が悪いことと、そもそも歯を治療するお金がない、というのが大きな要因です。
歯を磨くのを忘れてしまったり、夜中までダラダラとお菓子を食べながらテレビを観て寝てしまったり、色々なことが重なって虫歯になります。
普通なら歯医者に行って治療をしますが、歯医者に行くお金がないので、治療せずにそのまま放置することになります。
そして、歯がなくなっていくのです。
低所得者あるある⑦:部屋や身なりが汚い
低所得者は、部屋が汚く、身なりを気にしません。
低所得者はだらしない私生活を過ごしているので、必然的に部屋が汚くなっていきます。
ゴミは放置、モノが散乱、服もぐちゃぐちゃ…。こんな生活なので、どこに何があるかわからず、部屋で過ごす多くの時間をモノを探す時間につかっています。

低所得者は高級レストランやコンサートなどのお金のかかる趣味を持っていないので、小ぎれいにして出かけるという習慣がないのです。
誰かから見られるという環境にいないので、どんどん手抜きになっていき、それが負のスパイラルになっていきます。
身なりのだらしない人に、いいチャンスはまわってこないので、ずっと低所得者から抜け出せません、
低所得者あるある⑧:計画的にお金を使えない
低所得者は、計画的にお金を使えない人が多いです。
パチンコ・スロット・競馬などのギャンブルを趣味にしている人が多く、お金を計画的に使えないのです。
給料が入ったら、すぐにお金を使ってしまうので、貯金はもちろんないですし、給料日前は金欠でギリギリの生活になります。
低所得者から抜け出すためには、特別なスキルや経験を身に付けて、自分の市場価値を高めなければいけません。

計画的にお金が使えない人は、自分の価値を高めることができないので、ずっと低所得者のままなのです。
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低所得者あるある⑨:自己投資をしない
低所得者は、自己投資をしません。
自分の知識を増やすために本を買ったり、セミナーを受講したり、勉強会に参加したり、というのにお金をいっさい使いません。
自分の欲望を満たすためのギャンブルや低レベルな趣味にお金をつかってしまい、自己投資のために使えるお金が余らないのです。
そんなことよりも、給料日前の食費をやりくりするのに必死です。
低所得者から抜け出したいなら、まずは本を買うためのお金を確保しましょう。

低所得者あるある⑩:現状を変えるための行動をしない
低所得者は、現状を変えるための行動をしません。
これが一番致命的な問題です。
低所得者の人生を変えたいなら、自分から行動するしかありません。
待っていても現状は変わりませんし、むしろ悪くなるいっぽうです。
給料が安いなら、給料の高い仕事に転職しなければいけませんし、スキルが低くて底辺の仕事しか選べないなら、勉強をして、経験を積み重ねることで、自分の市場価値を高めなければいけません。
残念ながら、行動できない人はずっと低所得者のままです。

底辺の人たちの3つの特徴とは?

低所得者と呼ばれる底辺の人たちには、以下の3つの特徴があります。
- 変えられない
- 始められない
- 挑戦できない
この3つの特徴に当てはまる人は、社会の底辺になっている可能性があります。
底辺から抜け出せない最大の理由は、自分が底辺になっていることに気づけないからです。
底辺労働者の人たちはバイトや派遣社員など、低賃金の仕事をしてお金を稼いでいます。

自分に甘くなってしまうと、ダラダラと生活したり、勉強しなくなったり、パチンコなどのギャンブルに通うようになってしまったり、と負のスパイラルに入っていってしまいます。
底辺の人たちは、勉強をしないので知識やスキルは上がりませんし、ギャンブルにお金を使うので、当然貯金も貯まりません。
一度でも負のスパイラルに入ってしまうと、その日暮らしの状態から抜け出せなくなります。
ここからは、底辺の人たちの3つの特徴をそれぞれ解説していきます。
自分を変えられないから底辺から抜け出せない
底辺の人たちは、自分を変えることができません。
底辺の人たちには「変われない」「始めない」「挑戦しない」「自分自身に甘くなる」という特性があります。

底辺の人は変わることを嫌がるので、勉強もしないですし、転職しようともしません。
「変わらないといけない」と頭ではわかっていても、結局パチンコに行ったり、ゲームをしたり、ダラダラな生活をしたりしてしまうのです。
現状維持を続けている限りは、底辺の現状が続くだけです。
底辺から抜け出したいなら、自分を変えなければいけません。
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⇒派遣社員が底辺だといわれる理由【3分で解説します】
何も始められないから底辺から抜け出せない
底辺の人たちは、何も始められません。
底辺の周りには「口だけの人」「上昇志向のない人」「行動しない人」という底辺思考の人しか集まってきません。
職場だけでなく、プライベートも底辺の人たちと一緒に過ごすようになってしまうと、これはもう最悪の状況です。
なぜなら自分の周囲に底辺の人しかいない環境だと、今の状況が底辺だということに違和感を感じなくなってしまうからです。
「今の状況がおかしい」と思わなくなってしまったら、底辺人生から抜け出せないのが確定します。

そのためには何か新しいことを始めなければいけません。
職場を変えてみる、付き合う人を変えてみる、趣味を変えてみる、読む本を変えてみるなど。
新しいことを始めない限り、底辺人生は続きます。
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挑戦できないから底辺から抜け出せない
底辺の人たちは、何も挑戦しません。
いつまで経ってもダラダラとした生活をしていると、社会人として最低限必要な知識やマナーなどを身に付けないまま、30代40代になってしまいます。
「この状況ではまずい!」と思って、30代後半から転職活動を始めたとしても、PCスキルが低かったり、社会人マナーがわからなかったり、入社試験の受け答えの仕方がわからなかったり、という転職できない条件ばかりが揃っているので、どこにも採用されず、底辺労働を続けるしかなくなるのです。

転職活動を始めると、自分の市場価値がどれくらいかを知ることができます。
特に転職エージェントを利用すると、担当のキャリアアドバイザーが相談に乗ってくれるので、ひとりで転職するよりも安心です。
キャリアアドバイザーはあなたのスキルや経験に応じた求人を紹介してくれるので、その求人票の年収欄を確認すれば、転職市場での自分の値段がわかります。
キャリアアドバイザーが紹介してくれる求人の年収が、今のあなたの市場価値なのです。
自分の市場価値が低いことが悪いのではなく、それに気づけずに何年もダラダラと過ごしてしまうのが悪いのです。
自分と同世代の人に比べて、自分の市場価値が低いということに気づければ、あとは自分の市場価値を高めるために勉強したり、正社員として就職したり、という行動にうつせると思います。
何かに挑戦しない限り、自分のレベルの低さに気づけず、どんどん底辺から抜け出せなくなります。
本気で底辺から抜け出したいなら、とにかく行動することが大事です。

底辺の人たちは3Kの職場しか選べない
自分を変えることができず、チャレンジすることができず、20代30代をずっと底辺労働者として生き続けてしまった人は、3Kの職場しか選べなくなります。
「キツイ」「臭い」「汚い」という労働環境の悪い職場で、働くことしかできないということです。
20代~30代前半のうちは、未経験からでも採用してくれる企業はあります。
しかし、30代後半以降になると、一気に未経験からチャレンジできる仕事が減っていきます。
30代後半から未経験でチャレンジできる仕事は、倉庫作業や自動車製造のライン工場など、入社試験がないような誰でもできるカンタンな仕事がメインになります。

底辺の人の転職はキャリアアップではなく、底辺の仕事を横に移動していくだけの転職です。
3Kの仕事をずっと続けていくのであればいいのですが、50代60代になると体力的に限界がくるので、それ以降の働き先を考えると絶望的です。
大変なことや面倒なことを後回しにして、簡単なことばかりを選んでいると、将来的に自分の首をしめることになります。
今の自分を変えるのは、エネルギーが要ります。
しかし底辺から抜け出したいなら、そこは踏ん張って、新しいことに挑戦していくことが大切です。
後悔のない人生を送りたいなら、徐々に行動しないとですね。

低所得者は性格の影響で生活習慣も悪くなる

厚生労働省が発表した平成30年「国民健康・栄養調査」の結果によると、低所得者ほど生活習慣が悪いというデータが出ています。
この調査は調査対象を、世帯の年間所得が200万円未満、200~400万円未満、400~600万円未満、600万円以上の4つに分けており、それぞれの生活習慣(食生活、運動、喫煙、飲酒、睡眠、健診、体型、歯の本数)の状況を調べたものです。
たとえば、習慣的に喫煙をしている人の割合、健診未受診者の割合、歯の本数が20歯未満の人の割合は、世帯所得200万未満の人たちが多くなっています。

その反対に運動量のベースになる歩数の平均値は、世帯所得600万円以上の人たちが多くなっています。
つまり、低所得の人たちは生活習慣が悪くなっており、歯の数が少ないことからも、健康状態が悪いということです。
低所得者の基準とは?
低所得者の基準は、一般的に「年収300万円以下の人」だといわれています。

厚生労働省の「国民健康・栄養調査」では、世帯所得200万円未満を低所得層としています。
しかし実際の生活では、年収300万円以下だと生活に余裕はないので、一般的には低所得者と呼ばれることが多いです。
国税庁の調査によると、年収300万円以下の人たちは全体の約4割を占めており、年々増加傾向にあります。
低所得者が増えている背景には、正社員の減少、パート・アルバイト・非正規雇用の増加などの影響があります。
僕はキャリアアドバイザーの仕事をしていますが、転職相談にくる低所得者に多い職業は以下のとおりです。
- フリーター
- ニート
- 倉庫作業員
- 警備員
- スーパー社員
- ショップ店員
- 美容部員
- 美容師アシスタント
- 一般事務
- 飲食店社員
- 小規模会社の社員
このような職種の人は、年収250万円以下であることが多いです。
世の中には稼げる仕事と稼げない仕事がありますので、低所得者になりたくない方は慎重に就職先を選びましょう。
ここまでの内容を読んで、自分は低所得者かもしれない…と思った方は、1日も早くそこから抜け出すのがおすすめです。
低所得者のままでいると、生活が苦しい、結婚できない、スキルが身につかない、将来の不安が消えない、などデメリットしかありませんからね。
何かひとつでも行動できると、その一歩が人生のターニングポイントになったりますよ。

低所得者の性格【まとめ】
最後に「低所得者になりやすい性格」をまとめておきます。
- 宝くじをよく買う
- タバコを吸う
- 肥満体型になりやすい
- 朝食を取らない
- 運動が嫌い
- 歯の数が少ない
- 部屋や身なりが汚い
- 計画的にお金を使えない
- 自己投資をしない
- 現状を変えるための行動をしない
今回の内容は、僕が年収190万円の底辺フリーターとして、働いていた時の実体験がもとになっています。
「精神的にも肉体的にも、底辺の人生がきつくなってきた…」という方は、できるだけ若いうちに転職しておくのが安全です。
年齢を重ねるほど、未経験からの転職が難しくなるので、やり直せるうちに行動しておきたいところです。
この記事を書いている僕は26歳のときに転職して、年収190万円のフリーターから年収500万円のIT社員になることができました。
この生き方は、たくさんある中の一つのサンプルにすぎませんが、一番伝えたいのは「20代なら絶対に人生やり直せる」ということです。
あとは、あなた次第です。
今から行動して、あなたの理想の未来を手に入れませんか?
