
「30歳で工場を辞めたい…」
「工場勤務から転職を考えている…」
「30歳で工場から転職した人の話が聞きたい…」
このような方に向けて記事を書いています。
結論からいうと、30歳でも工場勤務から転職することは可能です。
ただし、30代は年齢が上がるにつれて、工場勤務からの転職が難しくなります。
ですから、すでに工場を辞めたい気持ちが固まっているなら「今すぐ」に行動しておくのが安全ですよ。
この記事では『30歳で工場勤務(しかも派遣社員)から電力会社の営業職に転職できた男性の体験談』を紹介しますので、工場を辞めたい30歳の方はぜひ参考にしてくださいね。

記事を書いている僕はもともと年収290万円の工場勤務(高卒)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生変わりました。現在は年収600万円まで上がっています。
この記事では、元工場派遣の田中泰裕さん(30歳男性・仮名)の体験談をもとに『工場を辞めたい30歳男性がとるべき行動』から『30歳男性が工場勤務から転職を成功させた方法』までを解説していきます。
この記事を読めば、工場で働く30歳男性の現実が理解できるので、今すぐに工場を辞めるべきかを判断できるはずです。
3分で読める内容なので、それではいきましょう〜。
※「今すぐに工場から転職したい!」という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
工場を辞めたい30歳男性がとるべき行動とは?【体験談あり】

元工場勤務の田中泰裕さん(30歳男性)が工場を辞めようと思った理由は、将来的に稼げる年収が低かったからです。
田中泰裕さんは派遣社員として工場に勤務しており、コピー機などのOA機器の組み立て、梱包、検査などのライン作業をおこなっていました。
仕事内容のストレスは全くありませんでしたが、将来を考えると給料に不安を感じていました。
田中泰裕さんは派遣社員として雇用されていましたが、年齢が30歳に差し掛かるタイミングで、派遣先の会社の正社員になる話をもらいました。
しかし、正社員雇用の条件の年収に、どうしても納得できなかったようです。
会社から提示されたのは、年収230万円程度で、手取り月収だと月15万円程度でした…。
ちなみに、派遣社員から正社員に切り替わった5年後に、ようやく新卒社員と同じ給料ラインに到達するという条件だったそうです。
田中泰裕さんは当時を振り返り、「35歳で新卒社員と同じ給料っていうのはさすがに厳しいですよね。でもこれが工場勤務の現実で、会社は工場勤務の中途社員に対して年収230万円の価値しか感じていないのだと痛感しました…」と語ります。

工場を辞めたい30歳は4年以内に転職するのがおすすめ

元工場勤務の田中泰裕さんは、「工場勤務は将来仕事を失うリスクがあると思いました」と言っています。
田中泰裕さんが工場で担当していた業務は、組立・梱包・検査などのライン作業だったため、将来的にAIやロボットに代替えされる可能性が高いと思ったそうです。
実際に決められたことを決められたとおりに行う作業は、AIやロボットが最も得意とする分野です。
工場勤務の方の中には「すぐには仕事を奪われないから大丈夫!」とポジティブに考えている人もいますが、実際に世の中の動きとして工場内にロボットを導入する企業が増えてきています。
ちなみに、食品工場の中に導入された協働ロボットの事例は、下記の動画のとおり。
田中泰裕さんは工場内にロボットが導入される時代の流れを受け止めて、以下のようにコメントしています。
「工場の人手不足の問題を解決するためにロボットが増えることは当然の流れだと思います。でも最悪なのは自分が40代以上になったときに仕事を奪われることです。40代まで工場のライン作業しかやったことがない自分を未経験枠で採用してくれる会社なんて見つからないと考えてしまいました。だから何としてでも30歳のうちに工場勤務から転職したいと思ったんです」
実際に未経験採用をしている企業の中には、対象年齢を『34歳まで』としている場合もあるため、30代で工場勤務から転職するなら1歳でも若いほうが安全です。
ちなみに、元工場勤務の田中泰裕さんは「工場勤務は将来仕事を失うリスクがあるかもしれない」と判断して、30歳で工場勤務からの転職活動をスタートさせました。
その結果、田中泰裕さんは30歳のうちに、工場勤務から電力会社の営業職に転職することができました。
次章からは、30歳で工場勤務から営業職に転職した田中泰裕さんが『どのように転職を成功させたか』を失敗談も踏まえて紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
30歳の工場勤務が転職するまでのステップ【失敗談あり】

元工場勤務の田中泰裕さんが内定を獲得するまでの流れは、大まかにいうと次のとおりです。
①自分で転職サイトや求人誌から求人を見つけて応募
②転職回数が多すぎて書類選考が通らない
③自分ひとりでは転職できないと判断
④転職エージェントに登録
⑤担当のキャリアアドバイザーに相談しつつ、求人を紹介してもらう
⑥書類応募10社→面接3社→内定2社
⑦電力関係の会社に入社を決める
上記のとおり。
田中泰裕さんは工場勤務からの転職を決意した後、約3ヶ月ほど自分ひとりで転職活動をしていました。
大手の転職サイトに登録したり、求人誌から求人を探して応募したりして、だいたい20社ほどに書類を応募しましたが、結局1社も書類選考が通らなかったそうです。
おそらく『年齢が30歳だったこと』や『転職回数が5回と多かったこと』がネックになっていたのだと思います。
田中泰裕さんは「このまま自分ひとりで転職活動を続けても、転職できないかもしれない…」と思い、自分の転職をサポートしてくれるような場所はないかと調べ始めました。
そして、いろいろ調べた結果、たどり着いたのが『転職エージェント』でした。
しかし『未経験からの転職』となると、20代向けを強調する転職エージェントが多く、そのような転職エージェントでは30歳向けの未経験求人の取り扱いが非常に少なかった…とのこと。
そのため30歳で工場勤務から転職する場合は、『30歳の未経験転職をサポートしてくれる転職エージェント』を利用するのがおすすめです。
実際に田中泰裕さんは『30歳向けの転職エージェント』を利用した結果、30歳で工場勤務から電力会社の営業職への転職を成功させました。
ということで、ここまでが『30歳で工場勤務から電力会社の営業に転職した田中泰裕さんの体験談』となります。
あなたが転職活動で失敗しないように、以下の記事に『工場から転職したい方におすすめの転職エージェント』を紹介しておきますので、ぜひチェックしておいてくださいね。
