美容師 稼げない

「美容師5年目だけど全然稼げない…」
「美容師の給料が低すぎて生活がきつい…」
「美容師は歳をとったらどうなるのか不安…」

この記事は、このような方に向けて書いています。

結論からいうと、美容師は何年続けても稼げない職業です。

美容師の平均年収が284万円と低いことからも、お金を稼げない仕事であることは明らかです。

美容師はオシャレですし、カッコいいので、美容師に憧れる若者はたくさんいます。

しかし、憧れだった美容師になっても、働き出してから3年〜5年経つと、「自分の将来、このままで本当に大丈夫か?」と思うようになります。

ドフラ
こんにちは。26歳まで年収190万円だった、ドフラです。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や人生に役立つ情報を発信しています。

僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計985名の方にインタビューしてきたので、美容師のリアルな情報をお伝えできると思います。

この記事では「美容師を何年続けてもお金を稼げない理由」から「低収入から抜け出す方法」までを解説しています。

この記事を読めば、美容師の未来に不安を抱えている方でも、人生を変えるための一歩が踏み出せるようになります。

3分で読める内容ですので、それではいきましょう〜。

『今すぐ自分の適正年収が知りたい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。

美容師が稼げない理由【男性美容師の行く末は?歳をとったら?】

美容師 稼げない

美容師は、お金を稼ぐことが難しい仕事です。

なぜなら、美容師の平均年収が284万円だからです。

平均年収が300万円を切っているので、かなり低賃金の仕事ということになります。

では、なぜ、美容師の仕事が稼げないのでしょうか?

それは、美容師の仕事が「人の髪を切る」という単価の安い単純労働だからです。

「人間が労働する」というのが、美容師の基本的な仕事になるので、付加価値がつけにくく、差別化も難しいので、労働単価が上げにくいのです。

労働単価が上がらないということは、給料が上がらないということです。

美容師の給料が低い原因は価格競争が激しいからです!

美容師 稼げない

美容院は価格競争が激しい業界なので、ユーザーの思考は「なるべく安くて、なるべく良いサービスを受けたい」となってしまっています。

これは当たり前の話で、どんどん安いものを求めていく仕組みになっています。

実際に、1,000円カットのようなサービスを提供するお店が増えており、安価なサービスを求めるユーザーが多いということがわかります。

このような市場なので、お金を稼ぐことが難しいのです。

さらに、美容師は、常に資格取得者が供給され続ける仕組みになっているので、供給過多となっているのも稼げない要因です。

もし、美容師の人数が少なければ、価格競争に巻き込まれなくなりますが、これだけ美容師が市場に溢れている状態では、価格競争はやむを得ないといえます。

美容師が稼げない理由は年収の上限が低いから!

美容師 稼げない

そもそも美容師は、「労働しないと稼げない仕事」です。

ものすごく技術レベルの高い美容師がいたとしても、せいぜい時給1万円くらいです。

この人が1日8時間労働で、月20日間の稼働をしたとしても、1ヶ月の売上は120万円です。

ここから諸経費を引くと、手元に残る年収は1500万円~2,000万円が限界です。

これが、最も稼げる美容師の年収です。

ここが限界なのです。

もちろん、こんなに稼げる美容師はほとんどいなくて、たいていの美容師は低賃金で働き続けています。

男性美容師の行く末は?【美容師は歳をとったら独立するしかない】

男性美容師の行く末

美容師が、低賃金から抜け出すためには、独立するしかありません。

会社に雇用されている限り、低賃金で搾取され続けるのは変わらないので、低賃金から抜け出したければ、フリーランスや個人事業主になるしかありません。

または、美容院の経営者になるという方法もあります。

美容師として現場に立つのではなく、従業員を雇用して、美容院を経営する立場になれば、年収を上げることも可能になります。

さらに、「美容師のサロン」「商品販売に特化する」「美容師のスクールを運営する」などで稼ぐという方法もあります。

この方法で稼いでいる美容師の人は、「美容師として髪を切る」という仕事を副業としてやっている人たちです。

ドフラ
自分の市場価値が知りたい方は、以下の記事で紹介する『ミイダスの無料年収診断』を受けるのがおすすめですよ。

有名で人気の美容院ほど美容師の給料が低くなる

美容師 稼げない

会社に雇用されている美容師は、平均年収284万円です。

男性美容師は平均年収307万円、女性美容師は平均年収270万円となっています。

一般企業のサラリーマンは平均年収400万円ほどなので、これと比べると美容師の年収はかなり低いということがわかります。

ちなみに、有名で人気の美容院になるほど、働きたい人が集まるので、給料は低くなる傾向があります。

その理由は、給料が低くても、そこで働きたいという方がたくさんいるからです。

ドフラ
『何の仕事がしたいかわからない…』という20代の方は、以下の記事が参考になりますよ。

美容師アシスタントは特に給料が低い!手取り10~13万円レベルです…

美容師 給料低い

特にアシスタントと呼ばれる見習い期間中の美容師は、めちゃくちゃ給料が安いです。

美容師は、アシスタントのままだと、月給16~18万円くらいで、手取りは10~13万円となります。

アシスタントとして働いている人の中には、今の美容院の中にスタイリストがたくさんいて、なかなかアシスタントから役職が上がらない、という方も多いです。

20代半ばになっても、ずっとアシスタントのまま働いている人もいるので、スタイリストになれないと、かなり悲惨な経済状況になってしまいます。

実際に、転職相談にやってくる美容師の方で最も多いのは、アシスタントの方です。

ちなみに、このようなアシスタントの方は、美容院で培ってきたコミュニケーションスキルがあるので、一般企業の営業職などに転職すれば、年収400万円まで給料をアップさせることが可能です。

仕事の選択肢は無限にあるので、現状が厳しい状況なら、目の前のことだけに縛られずに、視野を広げて考えてみてくださいね。

ドフラ
転職で年収アップできるか知りたい方は、以下の記事で紹介する『ミイダスの無料年収診断』を受けるのがおすすめですよ。

美容師から転職で失敗しない方法とは?

美容師から転職

美容師から転職したい方は、絶対に自分ひとりで転職活動しないでください。

それはなぜか?

転職経験の少ない方が、自分ひとりで転職しようとすると、失敗するリスクが高いからです。

これは僕の失敗談です。僕は初めて転職するときに、最初は自分ひとりで転職活動をしていたのですが、半年経っても、1社も内定がもらえませんでした…。

僕が転職活動に失敗した理由は、次のとおり。

  • 自己分析ができていなかった
  • 業界や職種の知識がゼロだった
  • ハイクラス求人に応募していた
  • 履歴書や職務経歴書の内容がスカスカだった
  • 企業ごとの面接対策ができていなかった

上記のとおり、僕は転職活動をかなり甘く考えていました。

僕は運よく、友人に転職エージェントを紹介してもらい、担当アドバイザーのサポートのおかげで、無事にフリーターからIT業界の正社員に転職できました。

もちろん美容師の方が、フリーターだった僕と同レベルだとは思いませんが、失敗するリスクは低い方がいいですよね。

転職エージェントはすべて無料で利用できるので、あなたのリスクはゼロです。

とりあえず登録しておいて、損はしないと思いますよ。

ドフラ
僕は26歳の時に下記の転職エージェントを利用して、フリーターから年収500万円のIT企業に転職できましたよ。

美容師が稼げない理由【まとめ】

この記事のまとめです。

  • 美容師を何年続けてもお金を稼げない
  • 価格競争が激しいから美容師は稼げない
  • 美容師は労働しないと稼げない仕事
  • 美容師が稼ぐためには独立するしかない
  • 有名で人気の美容院ほど給料が安くなる
  • アシスタントの手取りはたったの月10~13万円

今回は、「美容師を何年続けてもお金を稼げない理由」について話しました。

美容師の仕事に価値があるとか、価値がないとかいう話ではなく、美容師の仕事は、お金を稼げない構図になっているという話です。

美容師の仕事自体は、夢があって素晴らしい仕事ですが、経済的な面を考えると、なかなか厳しいのが現実です。

特に雇用された美容師のままでは、一生を低賃金で働き続けることになります。

美容師は年齢が上がっても、スキルが上がっても、報酬にそれほど大きな変動はありません。

「このまま美容師を続けていてもいいのか…」と将来に不安を感じている方は、ぜひこの機会に行動しておいてくださいね。

ドフラ
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