

このようなお悩みをもつ方向けの記事です。
結論からいうと、自分が底辺かどうかは、職場の人間を見ればわかります。
その理由は、職場の人間は自分の映し鏡のような存在だからです。
一緒にいる時間が長い人たちの思考や行動や習慣が、知らず知らずに自分の当たり前になってしまいます。
例えば、職場にいる人間に腐ったミカンのような人間がいると、自分自身も腐ったミカンになってしまうということがあります。
底辺から抜け出したいと思いながらも、改善策がわからずに、そのまま底辺生活を続けている人も多いです。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。
僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計975名の方にインタビューしてきたので、底辺の職場で働く人のリアルな情報をお伝えできると思います。
この記事には『自分が底辺かどうかを確認する方法』から『底辺職場にいる人の特徴』や『底辺から抜け出す方法』までを解説しています。
この記事を読めば、自分が底辺かどうかを知ることができ、底辺から抜け出す行動もできるようになります。
それでは、さっそく見ていきましょう〜。
※『今すぐ自分に合う仕事が知りたい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
自分が底辺かどうかは職場の人間を見ればわかる理由

あなたは自分のことを底辺だと思いますか?
あなたが底辺かどうかは、あなたの職場の人間を見ればわかります。
自分の立ち位置や自分がどういう人間なのかは、職場にどんな人間がいるかによって決まります。
例えば、職場に以下のような人間しかいないなら、あなたは底辺である可能性が高いです。
- 向上心がない
- 会話のレベルが低い
- ギャンブルばかりやっている
- 仕事のための勉強をしない
- 低収入で生活レベルも低い
- 会社の文句ばかり言っている
- 将来のことを考えていない
- 世の中の仕組みを理解していない
- 自分の市場価値を理解していない
このような人間しかいない職場にいると、あなたの人生は底辺になり、気づくと底辺から抜け出せなくなってしまいます。

その理由は、底辺の人に囲まれていると、底辺であることが正解のように感じてしまうからです。
日本人は同調圧力が強いので、自分一人だけが周囲と違う行動をすると「なんでお前だけ違う行動をするんだ!」「みんなもこれをやっているんだからお前も同じようにしろ!」と言われます。
これらの発言に根拠があればいいのですが、大抵は「みんなもやっているんだから」という理由だけです。ただの同調圧力ですね。
しかし、日本人の多くが、子どもの頃に「集団行動ができる人が正義」という学校教育を受けてきたので、本質的にそれが正しいかどうかではなく、職場の雰囲気的にそれが正しいという基準で行動してしまうのです。
職場の全員が、本当は心のどこかで「底辺から抜け出したい」と思っているのに、ずっと底辺から抜け出せずにいる理由の正体は「同調圧力」です。
底辺から抜け出すためには周囲と違うことをしなければいけない
底辺に落ちてしまうと、なかなか底辺から抜け出せなくなりますが、底辺から抜け出す方法がないわけではありません。
本当は底辺職場にいる人間全員に、底辺から抜け出すチャンスがあります。
しかし、多くの人が行動に移せません。
それはなぜか?
その理由は、底辺から抜け出すためには、周囲と違うことをしなければいけないからです。
底辺から抜け出すためには、世の中の仕組みを知るために勉強をしないといけません。
世の中のことを知らないと、なぜ自分が底辺になっているかがわからないのです。
自分が底辺になっている理由がわからないと、底辺の現状を変えることはできません。
しかし、世の中の会社員の100人中99人は、自分の仕事のための勉強をしません。
ですから仕事のための勉強をすれば、周囲と違うことをしていることになります。
仕事のための勉強をすると、世の中にどんな仕事があるのかわかってくるので、底辺から抜け出すための方法も見えてきます。

底辺の人は転職しても底辺を横に移動しているだけ

底辺から抜け出すためには、底辺の人間がいる職場から離れる必要があります。

しかしながら、底辺の人たちの転職の9割以上が、ただ底辺を横に移動しているだけになってしまっています。
ある研究データによると、「転職する人の10人中9人が、転職をくり返すほど、待遇の悪いところに転職していく」というデータが出ているからです。
僕は累計210名の転職希望者にインタビューしましたが、「今の職場が嫌だ」という理由で転職をする人がほとんどです。
この人たちは転職先でもまた嫌なことが出てきて、転職をくり返すことになります。
転職理由が「転職して新しいスキルを身につけたい」「自分の市場価値を高めたい」などのポジティブな理由であれば、その転職は成功する確率が高いです。
なぜなら転職先で多少の嫌なことがあっても、我慢して自分の目的を達成しようとするので、結果的にその転職が成功するからです。
底辺から抜け出すための転職をするときは、転職する理由や転職先で手に入れたいものを明確にしておくことが重要になります。
あなたも転職の目的を明確にしてから、次の職場を決めてくださいね。

底辺労働者を10年続けても給料は絶対に増えない
底辺労働者として働いている人たちは、たとえ10年以上働いたとしても何もできるようにはなりません。
工場勤務や倉庫作業など単純労働は「与えられた作業」をただこなすだけでいいので、身体さえ動けば誰でもできる仕事です。
僕も過去に倉庫作業を経験したことがありますが、決められた時間に決められた動作をし続けるだけなので、正社員も契約社員もパートもアルバイトも全員同じ作業をやっているなと思った記憶があります。

誰でもできる仕事を何年続けても、誰でもできる仕事しかできない人にしかなれません。
企業は誰でもできる仕事しかできない人に対して、高額な報酬を与えてくれません。
ですから給料は入社からずっと変わりませんし、転職しても絶対にキャリアップはできません。
たとえば、倉庫作業の仕事から転職して、営業などのホワイトカラーの仕事にチャレンジしようと思っても、倉庫作業しか経験していないと、名刺の渡し方やパソコンの使い方などのビジネススキルがいっさい身についていません。
人材を採用する企業側は「一定のビジネススキルが身についている人」と「何も身についていない人」を比較したときに、絶対に前者を採用したいと思うのです。
ですから、底辺労働を続ければ続けるほど、そこから抜け出すのが難しくなるということです。
【関連記事】
⇒低所得者あるある10選【底辺の人たちの特徴とは?】
底辺の人間になりたくないなら自分から情報を取りに行こう

ここまで「底辺になる理由」や「底辺から抜け出せない理由」について話してきました。
ここまで読んだあなたは「底辺に一度落ちたら結局抜け出せないのか…」と諦めていませんか?
まだ諦めてはいけません。あなたにも底辺から抜け出せるチャンスはあります。
それは「自分から情報を取りに行く習慣を身に付けること」です。
自分で情報を取りに行けるかどうかで、人生は決まります。世の中は知らないと損をすることが、めちゃくちゃたくさんあるのです。
書籍を読んだり、ビジネス系動画を観たりすれば、底辺になる理由や底辺から抜け出す方法を知ることができます。
そのような情報はテレビを観ていても入ってきませんし、待っていても誰も教えてくれません。
ですから自分から情報を取りに行けない人は、一生損をし続けることになるのです。
今はほぼ無料で、偉人たちのノウハウや思考を手に入れることができる時代です。
あとは「その情報を自分から取りに行って、行動に移せるかどうか」です。

底辺から抜け出したい人は何から始めるべき?

『底辺の職場で働き続けるのがヤバいのはわかったけど、何から始めればいいかわからない…』
このような方もいますよね。
底辺から抜け出したいなら、とりあえず今よりも給料が高くて、専門スキルが身につく職場に転職しましょう。
転職しやすい仕事として、工場、倉庫作業、清掃員などの肉体労働もありますが、絶対に頭を使う仕事じゃないとダメです。
そうしないと、底辺から抜け出せません。
でもぶっちゃけ、底辺の職場から肉体労働ではない仕事に転職するのは、めちゃくちゃ難しいです。
じゃあ、どうすればいいのか?
底辺から抜け出せる確率が1番高い方法は、高卒やフリーターの就職に強い転職エージェントに登録することです。
転職エージェントに登録すると、担当アドバイザーが求人選びから面接対策まで手厚くサポートしてくれます。
ただ覚悟しないといけないのは、底辺の職場から頭を使う仕事に転職するのが難しいことには変わりないので、転職エージェントから紹介してもらえる求人数が少ないこともあると思います。
そのような場合も想定して、できるだけ多くの転職エージェントに登録して、多くの求人を紹介してもらえる環境を作っておくことが重要です。
とにかくチャレンジできる求人に応募しまくって、どんな会社でもいいので、とりあえず頭を使う仕事に転職しましょう。
いったん肉体労働ではない仕事に就職できれば、なんとか人生をやり直すことができますよ。

まとめ
今回のまとめです。
- 自分が底辺かどうかは職場の人間を見ればわかる
- 脱底辺のためには周囲の人と違うことをしなければいけない
- 底辺の人は転職しても底辺を横に移動しているだけになる
- 底辺労働者を10年続けても何もできるようにならない
- 底辺の人間になりたくないなら自分から情報を取りに行こう
- 底辺から抜け出したいなら転職エージェントが1番はやい
今回は「自分が底辺かどうかは職場の人間を見ればわかる理由」について様々な角度から解説しました。
底辺の人間しかいない職場から離れ、底辺から抜け出すための転職先を選び、底辺から抜け出すために自ら情報を取りに行くのが大事だ、という話です。
要するに「自分で考えて行動できるかどうか」ですね。
自分で考えて行動する人だけが、充実した人生を送ることができるのです。
あなたも考え方と行動を変えるだけで、人生をやり直すことができます。
ただし、底辺の職場から転職するなら、理想は『25歳前後』です。
30代になると、書類選考がなかなか通らなくなりますからね…。
ですから未経験から転職したい方は、最悪でも20代のうちに行動しておかないと手遅れになります。
『本気で人生を変えたい!』という方は、今日とは言わず、今すぐに行動しておきましょう。
