入社初日 退職

4月は多くの新卒社員が入社する時期ですが、そのいっぽうで4月は入社したばかりの新卒社員が早期退職を考える時期でもあります。

毎年4月になると、入社初日で退職する新卒社員って、こんなに多いんだな〜とびっくりします。

入社初日で退職する人の多くが、『決断は早いほうがいいと思って!』といいますが、ぶっちゃけてしまうと、正社員を初日で辞めてしまうと、人生詰むリスクが高いです…。

その理由は、入社初日で退職してしまった人は、そのあとの転職で底辺職種しか選べないからです。

「年間休日が少なかった」「残業があった」「仕事内容がイメージしていたのと違った」などの理由から、入社初日で退職する人も多いですが、退職した後の自分の人生をよく考えてみてくださいね。

ドフラ
こんにちは。26歳まで底辺人生を送っていた、ドフラです。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。

僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計329名の会社員の方にインタビューしてきたので、様々な業界で働く人のリアルな情報をお伝えできると思います。

今回は、僕が実際に話を聞いた新卒社員の事例を踏まえて、「入社当日で退職する新卒社員の実態」を解説していきたいと思います。

3分で読める内容なので、それではいきましょう〜。

『今すぐ自分に合う仕事が知りたい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。

入社初日で退職はやばい?【正社員を初日で辞めると人生詰む理由】

入社初日 退職

入社初日で退職する新卒社員が選べる転職先は、「底辺職種だけ」です。

その理由は、「転職をくり返すごとに、どんどん悪い条件の転職先に転落していく」という統計データがあるからです。

前職に対する何かしらの不満が転職理由になっている人は、高確率でもっと悪条件の会社に転職することになります。

「残業をしたくない」「年間休日は120日以上ほしい」などの理由で転職をする人は、新しい転職先でも絶対に不満が出てきます。

この人たちの最大の問題は、自分の市場価値を理解していないことです。

特に新卒で入社した会社を初日で辞めてしまった人たちは、転職市場において全く市場価値がありません…。

人材を採用する企業側になって考えればわかると思いますが、せっかく就職活動を頑張って入った会社を初日で辞めるような人間を採用したいと思うでしょうか?

普通は採用したくないですよね。絶対にまた辞めそうですから…。

入社初日で退職した新卒社員を採用してくれる会社とは?

では、入社初日で退職した新卒社員でも、採用してくれる会社とは、どんな会社なのでしょうか?

結論からいうと、入社してくれるなら誰でもいいと考えている会社です。

たとえば、「大量募集」「経験不問」「学歴不問」「転職回数不問」などの応募ハードルがめちゃくちゃ低い求人ですね。

このようなキャッチコピーを求人で使っている会社は、離職率の高い職種や人気のない職種を募集している傾向があります。

新卒採用をしている会社は、新卒を育てるための研修制度が整っていますし、すぐに売上をつくれない新卒を雇い入れるだけの資金的な体力があります。

客観的な視点で、中途社員の大量募集をする会社と新卒社員をじっくりと育てる会社を比較したときに、どちらに入りたいと思いますか?

もちろん、どちらの会社にも、メリットとデメリットがあるので、どちらを選ぶかはあなたの価値観次第です。正解はありません。

しかし、「残業が嫌だ」「休日がたくさんほしい」と考えている人にとっては、新卒で入る会社の方が魅力的に感じるはずです。

退職したら、自分の立場がどうなるかまでを、しっかりと考えて行動したほうがいいですね。

ドフラ
自分に向いてる仕事が知りたい方は、以下の記事で紹介する『無料適職診断テスト』を受けるのがおすすめですよ。

入社初日で退職するなら最初から就職しない方がマシ!

入社初日 退職

あなたが「新卒」というカードを使えるのは一度だけです。

新卒社員は、何もスキルがないですし、社会人経験もないので、人材的な価値だけでいうと、市場価値はめちゃくちゃ低いです。

しかし、大きな武器があります。

それが「新卒」というカードです。

日本の労働市場では、新卒というだけで重宝されて、仕事ができなくても、大手企業に入社するチャンスがあります。

しかし、このカードが使えるのは一度だけ…。

入社初日で退職した新卒社員は、新卒という唯一の武器を失っているので、市場価値でいうと底辺レベルです。

転職市場には、経験豊富な人材やスキルの高い人材が、うじゃうじゃと転職活動をしています。

この競合ひしめく転職市場で、あなたは勝ことができると思いますか?

申し訳ないですが、絶対に勝てません。

スキルも経験もない人材にとって、唯一の最強カードが『新卒カードだった…』というわけですね。

入社初日で退職した人が転職市場で戦うのは実績豊富な経験者たち

入社初日で退職した新卒社員は、転職市場でアピールできるものが何もありません。若さと健康くらいですね。

中途採用では即戦力が求められるので、学生時代の就活みたいな「部活で〇〇を頑張りました」「〇〇の勉強をしました」というアピールは通用しません。

社会人経験のある求職者たちは「前職では売上〇〇万円の実績があります」「〇〇業界で5年の経験があります」という具体的な実績を武器に転職活動をしています。

そんな巨人たちに対して、雑魚レベルのスキルや経験しかない元新卒社員が戦いを挑んでも、絶対に勝てるわけがないのです。

学生時代の就活でうまく内定を獲得できた人も、転職市場では実践を積み重ねた猛者たちが相手になるので、為す術がなく撃沈します。

ここまで具体的に想像した上で、『せっかく新卒で入った会社を退職してもいいのか?』を考えてみてください。

入社初日の退職はデメリットが多すぎる!

入社初日 退職

新卒で入った会社が、『ブラック企業すぎて会社のことを考えると恐怖で眠れなくなる…』という場合は、すぐに辞めたほうがいいと思います。

しかし、そこまでのレベルじゃないなら、今の職場で何かしらの実績を残すまでは、頑張ったほうがいいですね。

高待遇&高収入の求人は人気なので、多くの人が応募します。

その中で、内定を勝ち取ろうと思うと、実績や経験がない状態ではかなり厳しい…。

ですから、新卒で入社した会社で、何かしらの実績をつくってから転職するほうが安全です。

とはいえ、新卒で入社した会社をすぐに辞めるかどうかは、あなたが決めることです。

あなたは未来のために、今日からどんな行動をしますか?

ドフラ
「どうしても退職したい!」という方は、退職する前に転職エージェントに相談してみるのがおすすめですよ。

入社初日で退職する新卒社員の実態【まとめ】

今回のまとめです。

  • 入社初日で退職する新卒社員は底辺職種しか選べない
  • 大多数は浅はかな考えで就職活動をしている
  • 誰でもいいから採用したい会社が転職先になる
  • 新卒というカードを使えるのは一度だけ
  • 元新卒社員が転職市場で戦うのは実績のある巨人たち
  • 新卒入社した会社で実績を残してから転職するべき

今回は、『入社初日で退職する新卒社員は底辺職種しか選べない理由』について話しました。

僕がインタビューしてきた『入社初日で退職してしまった新卒社員の方たち』は、就職に対する考え方がかなり浅かったです。

人材を採用する企業の立場になって考えると、『うちに入社しても、またすぐに辞めてしまうのではないか?』となって、なかなか採用できないのが本音です。

とはいえ、『もう辞めてしまった…』という新卒社員の方もいると思うので、そのような方は転職のプロを頼るのがおすすめです。

キャリアアドバイザーに『なぜ前回の就職で失敗したのか?』を分析してもらえば、同じ失敗をくり返さずに済みます。

企業の採用担当の中には、就職に対する熱意を伝えれば、内定を出してくれる人もいるので、転職のプロにサポートしてもらいつつ、あなたは仕事をする覚悟を決めましょう。

あとは、あなた次第です。

今のうちに行動して、あなたの理想の未来を手に入れませんか?

ドフラ
短期離職からの転職で失敗したくない方は、以下の記事で紹介する転職エージェントを利用するのがおすすめですよ。