このような方に向けて記事を書いています。
大卒で就職したものの仕事が合わなくてフリーターになった人、就職先が見つからずに仕方なくフリーターになった人。大卒でフリーターになった人には様々な事情があると思います。
でも、親にお金を出してもらって、せっかく大学を卒業したのだから、「大卒でフリーターは親不孝かも…」と感じる方も多いです。
この記事では、僕が大卒フリーターにインタビューした内容をもとに「大卒フリーターが親不孝といわれる理由」から「大卒フリーターから就職する方法」までを解説していきます。
記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の大卒フリーターでした。その後、IT業界に就職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに就職や転職に役立つ情報を発信しています。
僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計985名の方にインタビューしてきたので、大卒フリーターのリアルな情報をお伝えできると思います。
この記事を読めば、大卒フリーターの未来に不安を抱えている方でも、人生を変えるための一歩が踏み出せるようになります。
3分ぐらいで読める内容なので、さっそく見ていきましょう〜。
※『今すぐにフリーターから正社員に就職したい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
大卒フリーターが親不孝になる理由|26歳大卒フリーター男の失敗談
このような疑問もありますよね。
記事を書いている僕自身も、26歳まで大卒フリーターだったので、あなたの気持ちは痛いほどよくわかります。
結論をいうと、大卒フリーターが親不孝といわれる理由は、以下のとおりです。
- 経済的な不安定さ
- キャリアの停滞
- 社会的信用の低さ
- 定年までの安定した雇用が難しい
- 社会保障への影響
- 職業の選択肢が限られる
- 社会的孤立
- 未来への不安
- 就職できないリスク
ただし、今後もフリーターを続けるかどうかは、本人の価値観の問題なので、大卒フリーターが良いとか悪いとかの話ではありません。
でも、この記事を読んでいるあなたは、大卒フリーターの未来に不安を抱えているのだと思います。
ここからは、あなたがフリーターを辞めるべきかを判断できるように、『大卒フリーターが親不孝といわれる理由』を一つずつ解説していきますね。
大卒フリーターが親不孝になる理由①:経済的な不安定さ
親が一生懸命に注いだ愛情と努力、そして経済的な支援に応えられないという事実が、重くのしかかるのです。
経済的な不安定さは、大卒フリーターにとって避けられない現実です。
定職に就かず、アルバイトや派遣の仕事を渡り歩く生活は、収入が安定せず、将来の見通しも立ちにくい状況を生みます。
親は子どもの成功を信じ、大学という高い投資をしましたが、その期待に応えられない自分に対する罪悪感が、さらに親不孝の意識を強めます。
親にとって、子どもが経済的に自立することは大きな喜びであり、安心感を与えます。
子供が安定した収入を得て、自分の力で生活できるようになることを願うのは、どの親も同じです。
しかし、フリーター生活はその願いを裏切る形となり、親に心配をかけ続けることになります。
実際に大卒フリーターの方から聞いた、経済的な不安定さに対するコメントは、以下のとおりです。
Kさん(33歳男性・大卒フリーター)
地元の建設会社に勤めていましたが、会社が倒産してフリーターになりました。しかし、アルバイトでは月10万円ほどしか稼げず、派遣会社にも登録して日雇い労働もしています。現在はその日の食費を確保することしか考えられない状況です…。
ちなみに、DODAが公開する『20代男性・女性の平均年収』『30代男性・女性の平均年収』によると、大学卒業時の年齢である22歳以降の平均年収は以下のとおり。
- 22歳:277万円
- 23歳:286万円
- 24歳:305万円
- 25歳:331万円
- 26歳:351万円
- 27歳:369万円
- 28歳:383万円
- 29歳:395万円
- 30歳:407万円
- 31歳:416万円
- 32歳:427万円
- 33歳:431万円
- 34歳:434万円
- 35歳:442万円
- 36歳:454万円
- 37歳:462万円
- 38歳:472万円
- 39歳:471万円
大卒フリーターは時給で働いているため、毎日シフトを入れて長時間労働しても、年収250〜300万円ぐらいしか稼げません。
そのため、大卒のフリーターは歳をとるほど、正社員との経済的な格差が大きくなり、劣等感が強くなっていきます。
※大卒フリーターから販売職に就職した24歳男性の体験談をこちらの「24歳大卒フリーターの就職体験談:正社員経験なしから就職に成功!」で紹介しているので、あわせてご覧ください。
大卒フリーターが親不孝になる理由②:キャリアの停滞
親は子どもが成功し、安定したキャリアを築くことを期待して大学教育に投資しましたが、その期待が実現しない現実に対する罪悪感が、親不孝の意識を強めるのです。
フリーターとして働くことは、キャリアの停滞を意味します。
定職に就かず、アルバイトや派遣の仕事を続けることで、スキルや経験を積む機会が限られ、長期的なキャリア形成が難しくなります。
親は子どもの将来を思い、教育という最大の投資をしましたが、その成果が見えないことに対する不安が、親不孝の感情を増幅させます。
キャリアの停滞は、将来の展望を閉ざすものです。
親は、自分がいなくなった後も子どもが自立し、幸せに生きていけるよう願っています。
しかし、フリーター生活はその保証を与えることができず、親の心に深い不安を残します。
親の期待に応えられない自分に対する罪悪感が、さらに親子関係を複雑にします。
また、キャリアの停滞は経済的な不安定さとも直結しています。
安定した職業に就かず、収入が不安定な状態が続くことで、親に頼らざるを得ない状況が続きます。
親は子どもの自立を望んでいますが、その願いが叶わない現実は、親に対する心の負担を増やします。
※大卒フリーターから研究機材メーカーに就職した24歳男性の体験談をこちらの「24歳大卒フリーターの就職体験談:教員採用試験に落ちて一般企業へ!」で紹介しているので、ぜひご確認ください。
大卒フリーターが親不孝になる理由③:社会的信用の低さ
大学を卒業し、社会に出た若者たちがフリーターとして生活することは、親にとって大きな心の痛みです。
その一因は、社会的信用の低さにあります。
フリーターという働き方は、安定した収入や将来の展望が見えにくいことから、社会的な信用を得るのが難しいのです。
親は、子どもが立派に成長し、社会で尊敬される存在になることを願って大学まで通わせました。
しかし、フリーターとしての生活は、その期待を裏切る結果となります。
社会的信用が低いと、住宅ローンやクレジットカードの審査にも影響が出ることがあり、生活の質を向上させるチャンスを逃してしまうこともあります。
親は、子供が経済的にも精神的にも自立し、幸せな人生を送ることを望んでいます。
その期待に応えられない自分に対する罪悪感が、親不孝の意識を強めるのです。
※大卒フリーターからデザイン会社に就職した27歳男性の体験談をこちらの「27歳男性の体験談:フリーターからデザイン会社のルート営業に就職」で紹介しているので、ぜひご覧ください。
大卒フリーターが親不孝になる理由④:定年までの安定した雇用が難しい
大学を卒業し、希望に満ちた未来を描いていた若者が、フリーターとして生きる現実に直面するとき、親の胸には深い悲しみと不安が広がります。
その一因は、定年までの安定した雇用が難しいという事実です。
親は子どもが安定した職業に就き、安心して老後を迎えることを願い、大学までの教育に大きな投資をしてきました。
しかし、フリーターとしての生活はその期待に応えられず、将来的な職業の安定が見込めません。
これは、親にとって大きな失望となり、子どもに対する不安を増幅させます。
親は自分がいなくなった後も子どもが経済的に自立し、幸せに生きていけることを望んでいます。
安定した雇用が得られない現実は、その願いを裏切る形となり、親の心に深い痛みを残します。
親の愛と期待に応えるためにも、安定した職を目指す努力が求められます。
実際に大卒フリーターの方から聞いた、フリーターの雇用の不安定さに対するコメントは、以下のとおりです。
Hさん(24歳男性・大卒フリーター)
パチンコ店でアルバイトをしていたのですが、会社の業績不振でほかの店舗が閉店になりました。その後、閉店した店舗から社員が自分の店舗に移動することになり、社員に追い出される形でアルバイトを突然クビになりました…。
さらに、大卒フリーターは『給料が低いから貯金できない』『お金が余らないから投資もできない』『国民年金だから年金支給額が少ない』などの金銭的な問題も抱えているため、将来に対する不安は大きいです。
※大卒フリーターから建設業界に就職した27歳男性の体験談をこちらの「27歳男性の体験談:フリーターから建設業界の施工管理に就職」で紹介しているので、ぜひご一読ください。
大卒フリーターが親不孝になる理由⑤:社会保障への影響
親は子どもが安定した職業に就き、将来にわたって安心できる生活を送ることを願っています。
しかし、フリーターとして働くことは、社会保障の面で多くの不利な状況を招きます。
正社員と比較して、年金や健康保険などの社会保障が不十分であり、将来の生活に対する不安が大きくなります。
特に年金制度においては、フリーターとしての収入は一般的に低く、年金の受給額もそれに伴って低くなる傾向があります。
これにより、老後の生活設計が難しくなり、親は子どもの将来を深く案じることになります。
親自身も高齢になるにつれ、自分が支えられるだけでなく、子供もまた安心して暮らせることを願っています。
その期待に応えられない現実は、親不孝と感じられる大きな理由となります。
さらに、医療保険に関しても、フリーターの立場では十分な保障を受けることが難しく、病気やケガに対する不安が常に付きまといます。
親は子どもが健康で幸せに生きていくことを願っていますが、その願いが社会保障の不十分さによって脅かされる現実は、親にとって大きな心の痛みです。
※大卒フリーターからIT業界に就職した26歳男性の体験談をこちらの「26歳は手遅れ?僕が26歳の未経験転職で人生やり直した方法」で紹介しているので、あわせてご覧ください。
大卒フリーターが親不孝になる理由⑥:職業の選択肢が限られる
親は子どもが大学で学び、幅広い知識とスキルを身につけ、将来のキャリアにおいて多くの選択肢が広がることを期待しています。
しかし、フリーターとして働くことは、その期待に反して職業の選択肢を大きく制限する結果を招きます。
短期的なアルバイトや派遣の仕事に依存することで、専門的なスキルや経験を積む機会が限られ、将来的に正社員として働くことが難しくなるのです。
親は子どもが自分の力で安定した職業を見つけ、将来にわたって安心して生活できるようになることを望んでいます。
しかし、フリーターとしての生活はその期待を裏切り、親の心に深い不安を残します。
安定した収入や職業的な成長の見込みが少ない現実は、親にとって大きな心配の種です。
また、職業の選択肢が限られることで、将来的なキャリアパスが見えにくくなり、子どもの将来のビジョンが曖昧になります。
親は子どもが夢を持ち、その夢を実現するための努力を続けることを望んでいます。
しかし、フリーターとしての生活はその夢を遠ざけ、現実の厳しさに押しつぶされることが多いのです。
親が抱く「子供が立派に成長し、自立して幸せに暮らす」という願いは、職業の選択肢が限られることで実現しにくくなります。
大卒フリーターが親不孝になる理由⑦:社会的孤立
親は子どもが大学で多くの知識とスキルを身につけ、社会で成功し、多くの人々と繋がりながら充実した生活を送ることを期待しています。
しかし、フリーターとして働くことは、職場環境や働く時間が不規則であることが多く、社会的なネットワークを築く機会が限られます。
正社員のような長期的な人間関係を築くことが難しくなり、社会的孤立を感じることが多いのです。
社会的孤立は、精神的なストレスや不安を引き起こし、心の健康にも影響を与えます。
親は子どもが精神的にも健康であり、社会の中で豊かな人間関係を築きながら生きていくことを望んでいます。
しかし、その期待が実現しない現実は、親にとって大きな心配の種となります。
また、社会的孤立は、将来的なキャリアの発展や個人の成長にも悪影響を及ぼします。
親は子どもが社会で活躍し、多くの人々と協力し合いながら自己実現を果たしてほしいと願っています。
しかし、フリーターとしての生活は、その夢を遠ざけ、親の期待に応えられない結果を生むことが多いのです。
親が抱く「子供が社会で尊敬され、豊かな人間関係の中で幸せに暮らす」という願いは、社会的孤立によって実現しにくくなります。
実際に大卒フリーターの方から聞いた、大卒フリーターの社会的孤立についてのコメントは、以下のとおりです。
Yさん(28歳大卒フリーター男性)
音楽の夢を追いかけながら宿泊施設でアルバイトをしていたのですが、職場には18~22歳の大学生が多くて肩身が狭かったです。職場にいたパートの50代女性から『あんたは28歳にもなって何をやってるの?大学生の子たちを見習いなさいよ!』と言われて、ものすごく惨めな気持ちになりました…。
一般的に大学卒業者のほとんどが、新卒社員として企業に就職するため、同世代で大卒の正社員として働く人と大卒フリーターの自分を比較して、自己評価が下がる瞬間も多くなります。
さらに、大卒フリーターは20代半ばになると、家族や友人から『早く就職しろ!』『いつまでフラフラしてるんだ!』と言われることも増えるので、周りからのプレッシャーによって、精神的なストレスや孤立感が大きくなることもあります。
大卒フリーターが親不孝になる理由⑧:未来への不安
大卒フリーターがやばい理由の8つ目は、『未来への不安』です。
親は子どもが大学で学び、多くの知識とスキルを身につけ、安定した職業に就き、安心して将来を築いていくことを期待しています。
しかし、フリーターとしての生活は、その期待に反して、未来への大きな不安を伴います。
アルバイトや派遣の仕事は、収入が不安定で、将来の見通しが立たないため、安心して生活を送ることが難しいのです。
未来への不安は、経済的な面だけでなく、精神的な面にも大きな影響を与えます。
将来の見通しが立たないことで、子ども自身が抱えるストレスや不安は増し、親もまたその不安を共有し、心配が募るばかりです。
親は子どもが安定した生活を送り、将来に対する希望を持ちながら生きていくことを願っていますが、その期待が実現しない現実は、親にとって大きな心痛です。
さらに、未来への不安は、結婚や家庭の形成、老後の生活設計にも影響を及ぼします。
親は、自分がいなくなった後も子どもが幸せに暮らせることを望んでいますが、フリーターとしての生活はその保証を与えることができません。
この現実は、親の心に深い不安を残し、親不孝と感じられる要因となります。
大卒フリーターが親不孝になる理由⑨:就職できないリスク
親は子どもが大学で多くの知識とスキルを身につけ、将来安定した職業に就き、社会で成功することを期待しています。
しかし、フリーターとして働くことは、安定した就職のチャンスを逃しやすくなります。
短期的なアルバイトや派遣の仕事に依存することで、履歴書に長期的なキャリアの空白が生じ、将来的な正社員のポジションを得るのが難しくなるのです。
短期間の雇用歴やアルバイトの経験が、長期の正規雇用と比べて評価されにくいことも多く、大卒フリーターは求職者としての競争力が低下する可能性が高いです。
はじめて就職活動をする大卒フリーターでも、転職市場に出て行かなければならず、そこでは正社員経験のある人やハイキャリア人材も多く転職活動している。
そのため、大卒フリーターは、求人市場での競争において不利な立場になり、希望する職種や条件を得ることができないこともあるのです。
この現実は、親にとって大きな心配の種です。
親は子どもが自立し、安定した生活を送ることを望んでいますが、その期待が実現しない現実は、親に深い不安を与えます。
特に、将来の不安定さや経済的な困難は、親にとって大きなストレスとなります。
就職できないリスクは、経済的な安定だけでなく、精神的な安定にも影響を及ぼします。
将来の見通しが立たないことで、子ども自身も大きなストレスを抱え、それが親に対する心配や負担となります。
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ちなみに、記事を書いている僕は、フリーターのときに自分ひとりで就活して、30社応募しても内定ゼロという失敗をしています…。
僕のような失敗をしたくなければ、最初からプロに頼るのがおすすめですね。
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行動しないと、人生は何も変わりません。むしろフリーター期間が長いほど、損することが増えていきます。
『今すぐフリーターを辞めろ』とは言いませんが、徐々に行動して変えていかないとですね。
大卒フリーターで終わるな!今すぐに行動しないと親不孝です
『いつかフリーターを抜け出したい…』と思いつつ、なかなか行動できない人もいますよね?
でも、もしあなたが20代なら、今すぐにフリーターを辞めるべきです。
なぜならフリーターから正社員に就職するときに、『年齢が高いほど不利になるから』です。
未経験の人材を採用する企業側は、『入社後の教育のしやすさ』や『活躍できる期間の長さ』を評価します。
そのため、23歳の人材と28歳の人材を比較したときに、両者の指導のしやすさや将来性を考えて、年齢の若い23歳の人材が採用されやすいです。
ですから、人生を振り返って後悔したくない方は、今すぐに行動しておいてくださいね。
あとは、あなた次第です。
今から行動して、あなたの理想の未来を手に入れませんか?