ホテル業界 きつい
ホテルの仕事を辞めたい新卒社員『ホテルに就職したけど仕事がきついからもう辞めたい…。でもまだ入社して間もないから辞めない方がいいのかな…。どうすればいいんだろう?』

このような方に向けて、記事を書いています。

旅行が好きだからホテルに就職した人、人と話すのが好きだからホテルに就職した人など。毎年たくさんの新卒社員がホテル業界に入ってきます。

でも実際に3ヶ月ほど働いてみると、長時間の拘束時間や不規則な休みによって、肉体的な疲労がきつくなっていきます。

そして、先輩社員が自分よりも夜遅くまで働いていたり、休みが少なかったりする姿を見て、『この仕事は長く続けれないな…』と思うようになります。

しかし新卒で入社したばかりだと、『今辞めても転職できないんじゃないか?』と思い、なかなか行動に踏み出せないですよね。

では、新卒社員がホテルを辞めたいと思ったときは、どうすればいいのか?

結論からいうと、キャリアアドバイザーに相談してみるのが1番早いです。

転職エージェントに無料で登録して、担当アドバイザーに無料で転職相談する、という流れですね。

たしかに新卒入社して間もない方が、転職を成功させるのは簡単ではありません。

なぜなら企業の採用担当者から、『うちの会社でも嫌なことがあったらすぐに辞めるんじゃないか?』と思われるからです。

でも納得できる転職理由があったり、次の転職に対する熱意が強かったりすると、転職がうまくいくケースもあります。

ですから『今の自分の状態からでも転職できるのか?』を確認する意味でも、とりあえず転職エージェントに相談してみるのがおすすめなのです。

ドフラ
こんにちは。26歳までフリーターだった、ドフラです。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。

僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計975名の会社員の方にインタビューしてきたので、ホテル業界で働く人のリアルな情報をお伝えできると思います。

この記事では、僕が実際に話を聴いた、元ホテル勤務の田辺聡一さん(23歳男性・仮名)の体験談をもとに、『ホテル業界がきつい理由』から『ホテルから転職で失敗しない方法』までを解説していきます。

この記事を読めば、ホテル業界で働き続ける未来に不安を感じている方が、これから何をするべきかがわかります。

3分で読める内容ですので、それではいきましょう~。

『今すぐにホテルから転職したい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。

ホテル業界はきつい?新卒が辞めたいと思う理由【体験談あり】

ホテル業界 きつい

まずは今回紹介する、元ホテル勤務の『田辺聡一さん(23歳男性・仮名)』の簡単な経歴を伝えておきます。

田辺聡一さんは大学を卒業後、旅行が好きだからという理由で、某リゾートホテルの正社員に就職しました。

田辺聡一さんの主な業務は、ホテル内にあるレストランでの接客で、お客様から注文をとったり、料理を運んだりすることでした。

もともと人と話すことが好きだったので、仕事自体は楽しかったのですが、労働環境に問題がありました。

まずは、拘束時間の長さです。間に中休憩が4時間あるものの、朝6時~夜23時まで拘束されることも多々ありました。

また、プライベートの予定が立てられないことにも、大きなストレスを感じていました。

『明日出勤して!』と急に頼まれることもあり、常にいつ仕事が入るか分からない状況だったので、プライベートの予定は何も入れれませんでした。

この結果、田辺聡一さんは『休日が固定している点』と『拘束時間が今よりも短い点』を重視して、転職活動を始めました。

転職活動では14社に応募して、書類選考に通過して面接に進んだのが8社、内定を獲得したのが2社、という結果でした。

そして、最終的に『システム設計会社の正社員』に転職し、土日休みとプライベートの時間を手に入れました。

ここからは、元ホテル勤務の田辺聡一さんの体験談をもとに、『なぜホテル業界がきついのか?』を詳しくみていきますね~。

ホテルに新卒入社したけど1ヶ月で辞めたいと思った【23歳男性の実話】

ホテルに入社した新卒社員の多くが、入社1ヶ月で辞めたい…と思うようです。

僕がインタビューしてきた、元ホテル勤務の方の退職理由は、次のとおり。

・拘束時間が長すぎる
・プライベートの予定が立てれない
・連休が取れない
・人手不足で社員の負担がきつい
・体力的にきつい
・夜勤が辛い
・モチベーションが上がらない
・将来性に不安を感じる

【人手不足→拘束時間が長くなる→ワークライフバランスが崩れる→モチベーションが下がる→将来が不安になる→退職を決意する】という流れで、多くの人がホテルを辞めていくようです。

元ホテル勤務の田辺聡一さん(23歳男性・仮名)の場合も、やはり拘束時間の長さワークライフバランスの崩壊が原因で、退職にいたりました。

田辺聡一さんの場合は、特にリゾートホテルに勤務していたこともあり、周りに楽しめる場所が何もなかったそうです。

田辺聡一さんは当時の状況について、『社員寮とホテルを行き来するだけの毎日がきつかったですね…』と言っていました。

ホテル勤務で身に付くスキルとは?転職で何をアピールできる?

ホテル 新卒 辞めたい

ホテル勤務で身に付くスキルは、対人コミュニケーションスキルですね。

ホテルの仕事を通して、お客様に対する言葉遣い基本的なビジネスマナーを学ぶことができます。

転職市場では、コミュニケーションスキルの高い人材の評価が高いので、転職でも自身のコミュニケーションスキルをアピールするのが効果的です。

アピールする内容の例としては、次のとおり。

・どのようなお客様に対して接客してきたのか?
・接客スキルを高めるためにどんな努力をしたか?
・職場の人とどのように連携をとっていたか?
・仕事でトラブルがあったときにどうやって乗り越えたか?

このあたりをコミュニケーションスキルを絡めつつ、アピールするのがおすすめです。

アピールするときのコツは、『ホテルで身に付けたコミュニケーションスキルを御社の仕事でどうやって活かせそうか?』まで伝えることです。

新卒入社した会社を短期退職したネックを自分からさらけ出す

新卒で入社した会社を1年以内で辞める人は、『短期離職』という最大のネックを抱えています

『なぜ、そんなに早く会社を辞めるのか?』

この質問は、確実に面接で聴かれます。

いくら隠そうとしても、どうせ聴かれるわけですから、自分からさらけ出す方が、面接官の印象が良くなります。

たとえば、志望動機で次のように伝えるパターンです。

『私は前職が短期離職となってしまったため、次の職場は長期的に働くことを重視して転職活動をしております。御社では〇〇という社会課題に対して、〇〇という形で社会に貢献されており、その事業内容が素晴らしいと感じました。ぜひ御社のような専門性の高い会社で、〇〇職としてのキャリアをスタートさせたいと考え、この度志望させていただきました。私には前職で身に付けたコミュニケーション能力がありますので、このスキルを活かして、御社の〇〇職として貢献させていただきたいと考えております。』

上記のとおり、冒頭で『自分が短期離職になったことは浅はかだったと理解しています。だから次は長く勤められるように慎重に転職活動しています!』と伝えるのです。

これによって、転職に対する本気度が伝わり、短期離職というネックをカバーすることができます。

ドフラ
自分に向いてる仕事が知りたい方は、以下の記事で紹介する『無料適職診断テスト』を受けるのがおすすめですよ。

ホテルから転職で失敗しない方法とは?

ホテルから転職

ではホテルから転職したい人は、具体的にどのように転職活動を進めていけばいいのか?

結論をいうと、とりあえず転職エージェントに登録して、担当のキャリアアドバイザーに転職相談してみるのが1番早いです。

いきなり会社を辞めたり、いきなり自分で転職活動を始めたりするのは、失敗するリスクが高いのでやめたほうがいいです。

まず最初にやるべきなのは、転職のプロであるキャリアアドバイザーに相談して、『今の自分の状態で本当に転職できるのか?』と『転職できるとしたらどんな仕事か?』を確認しておくことです。

これらの情報は、自分ひとりではなかなか集められないので、転職市場のど真ん中で仕事をしている、転職エージェントからリアルな情報をもらいましょう。

転職できる可能性が高く、チャレンジできる転職先にも納得できそうなら、担当アドバイザーのサポートを受けつつ、転職活動を進めていけばOKです。

『ホテルの仕事を辞めたい…』という悩みを抱えている方は、ぜひ一度転職のプロに相談してみてくださいね。

ドフラ
ホテルから転職で失敗したくない方は、こちらの記事で紹介する転職エージェントを利用するのがおすすめですよ。