このような方に向けて記事を書いています。
結論からいうと、コールセンターはもう無理だ…と思っているなら、即辞めないと人生損します。
その理由は、コールセンターの仕事を何年続けても、コールセンターで活かせるスキルしか身に付かないからです。
僕が働いていた会社内にはコールセンターの部署がありましたが、実際にコールセンターで働いている人には、商談に行っても契約が全然取れない人や電話業務に満足して上昇意欲のない人がたくさんいました。
コールセンターの発信業務はめちゃくちゃきついですが、それ以上に『コールセンター経験がほかの仕事に転職するときにほとんど評価されない…』というのがきついです。
そのため将来コールセンター以外の仕事に転職するつもりなら、今すぐにコールセンターを辞めて、ほかの仕事でスキルや経験を積み上げるべきです。
記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。
僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計985名の方にインタビューしてきたので、コールセンターを辞める人のリアルな情報をお伝えできると思います。
この記事では、僕が実際に話を聴いた元コールセンター勤務の方の実体験をもとに、『コールセンターを即辞めないと損する理由』から『コールセンターから転職で失敗しない方法』までを紹介します。
この記事を読めば、コールセンターの未来に不安を抱えている方でも、人生を変えるための一歩が踏み出せるようになります。
3分で読める内容なので、それでは見ていきましょう〜。
※『今すぐ自分に合う仕事が知りたい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
コールセンターはもう無理!発信辞めたい人はめちゃくちゃ多い!
コールセンターには『お客様からの問い合わせに対応する仕事』と『自分からお客様に発信して営業をかける仕事』の2種類があります。
両方とも大変なのですが、特にコールセンターの発信はきついです。
僕が働いていた会社内のコールセンターで働いていた人は、いつも休憩中に『全然アポイントが取れない…』『断られ過ぎてメンタルがヤバい…』『早く帰りたい‥』と言っていました。
冷静に考えれば、コールセンターの発信の大変さはわかりますよね?
急に知らない会社から電話がかかってきて、一方的によくわからない話をされて、挙句の果てに商品を売りつけられる…。
こんな電話は、普通の人なら即断るはずです。
実際にコールセンター部門は、ネットにめちゃくちゃ悪口が書かれていました…。
たまに名指しで悪口を書かれている人もいて、こんなの見たら『自分は何のために仕事をしてるんだろう…』と思いますよね。
コールセンターの発信をきっかけに商品を購入する人がいるから、今でも発信の仕事をする人がいるわけですが、『こいつらは詐欺だ!』『高額商品を売りつけてくる会社!』とかネットで書かれると、本当につらいですよね…。
このような理由から、コールセンターの発信を辞めたいと思う人は多く、現実に離職率の高さは異常です。
コールセンターやめたほうがいい!尋常じゃないストレスになる
あなたが『コールセンターはもう無理…』と思っているなら、今すぐやめたほうがいいです。
コールセンターの仕事には、尋常じゃないストレスが降りかかります。
たとえば、次のとおり。
・急に怒鳴られる
・冷たくあしらわれる
・無言で電話を切られる
・クレーム対応になる
・電話がトラウマになる
・ネットに悪口を書かれる
・人をだましてる気持ちになる
・仕事にやりがいを感じない
毎日コールセンターで働いていると、心がすり減っていきます。
入社初日は元気だった若者が、1週間、1ヶ月、3ヶ月と日を追うごとに表情が暗くなり、覇気がなくなっていくんですよね。
コールセンターの発信業務の場合、時間ごとにガチガチに管理されていて、『1時間で電話を何件かけるか?』が決められています。
そのため『1日8時間働くなら必ず200件電話しなければいけない』というようなノルマが課せられおり、これを達成できないと『なぜ達成できなかったのか?』をめちゃくちゃ質問されます。
コールセンターで働くと、毎日断れれるストレスや発信件数の目標を追わされるプレッシャーと戦うことになるので、メンタルが弱い人はすぐに心が折れて、数日で辞めていきますね。
コールセンターは即日退職する正社員もいます!
コールセンターに就職する人は、退職スピードが衝撃的に早いです。
どれくらい早いかというと、即日退職する正社員が普通にいるんです…。
『アルバイトが次の日から来なくなる』という話は普通にありそうですが、『正社員の人が即日辞める』なんて普通はあり得ないことです。
しかも、その後に音信不通になりますからね…。
僕の印象だと即日退職する正社員の8割は、その後に連絡が取れなくなります。
『若い人が多くて楽しそう!』『明るい職場で仲良くやれそう!』という軽い気持ちでコールセンターに就職すると、入社前と入社後のギャップが半端じゃないです。
即日退職すると履歴書が汚れてしまい、その後の転職でも不利になるので、本当にデメリットだらけです。
とはいえ、コールセンターを頑張ってもメリットは少ないので、コールセンターは無理だ…と思うなら、今すぐ辞めたほうがいいです。
コールセンターを頑張っても時間のムダ!即辞めないと人生損する
『せっかく入社したのだから辛くても頑張らないと!』と考えて、もう無理だと思いながらもコールセンターを続ける人もいます。
でも、ぶっちゃけコールセンターを頑張っても時間のムダですね。
コールセンターの仕事は『ひたすら電話で話すこと』なので、この経験は『電話で話す仕事』でしか活かせません。
そのためコールセンターで何年働いても、人材の市場価値は上がらず、ほかの仕事に転職するときにアピールできることも少ないです。
『将来ずっとコールセンターで働き続ける!』というビジョンを持っている人は、コールセンターを辞めなくていいと思います。
しかし『コールセンターで働き続けるのは無理だ…』と思う人は、今すぐにコールセンターを辞めて、個人の知識やスキルが身に付く仕事に転職したほうがいいですよ。
コールセンターから転職する前にやっておくべきこと
今の段階で、『コールセンターはもう無理…』『コールセンターを辞めたい…』と思っている方は、そもそもコールセンターの仕事に向いてない可能性が高いです。
そして、自分に向いてない仕事を選んでしまう最大の原因は、自分の強みや弱みを理解できていないからです。
つまり、自己分析が足りていない、ということ。
とはいえ、今まで自己分析をやったことがない人が、自分の強みや弱みを分析するのは大変だと思います。
そんな方のために、世の中には自己分析ツールが多く存在します。
その中でも、特におすすめなのが、無料で適職診断テストが受けれる『転職アプリ』ですね。
すべて無料で利用できますし、面談や履歴書などの手間もないので、あなたにリスクはありません。
自分に向いてる仕事を順番に教えてくれたり、適性の低い職種も表示してくれるので、自分に合わない仕事を選ぶリスクも回避できます。
また、自分の個性や特徴を数値化してくれるので、客観的なデータをもとに自己分析も可能ですよ。
コールセンターを辞めたいと思っている方は、転職する前に無料適職診断テストで『自分に向いてる仕事』や『自分の強みと弱み』を調べておいてくださいね。
コールセンターから転職で失敗しない方法とは?
コールセンターから転職したい人は、絶対に自分ひとりで転職活動しないほうがいいです。
それはなぜか?
転職経験の少ない方が、自分ひとりで転職しようとすると、失敗するリスクが高いからです。
僕は初めて転職するときに、最初は自分ひとりで転職活動をしていたのですが、半年経っても、1社も内定がもらえませんでした…。
僕が転職活動に失敗した理由は、次のとおり。
- ハイクラス求人に応募していた
- 履歴書や職務経歴書の内容がスカスカだった
- 企業ごとの面接対策ができていなかった
上記のとおり、僕は転職活動をかなり甘く考えていました。
僕は運よく、友人に転職エージェントを紹介してもらい、担当アドバイザーのサポートのおかげで、無事にフリーターからIT業界の正社員に転職できました。
もちろんコールセンターで働く方が、フリーターだった僕と同レベルだとは思いませんが、失敗するリスクは低い方がいいですよね。
転職エージェントはすべて無料で利用できるので、あなたのリスクはゼロです。
とりあえず登録しておいて、損はしないと思いますよ。
まとめ:コールセンターはもう無理だと思う人は今すぐに行動しよう
最後に『コールセンターはもう無理だと思うなら即辞めないと損する理由』をまとめておきます。
- コールセンターの発信業務はきついし、尋常じゃないストレスが降りかかる
- 99%以上は断られるし、ネットに名指しで悪口を書かれることもある
- 毎日プレッシャーとの戦いでメンタルが弱い人は心が折れてしまう
- コールセンターの仕事を何年続けても、コールセンターで活かせるスキルしか身に付かない
- コールセンターで働いた経験が、他の仕事に転職する時にほとんど評価されない
- 1歳でも年齢の若いうちに行動しないと未経験からの転職が難しくなる
今回の内容は、僕が元コールセンター社員(新規開拓の発信業務)の方から実際に聞いた話がもとになっています。
『精神的にも肉体的にも、コールセンターの仕事がきつくなってきた…』という方は、できるだけ若いうちに転職しておくのが安全です。
年齢を重ねるほど、未経験からの転職が難しくなるので、やり直せるうちに行動しておきたいところです。
僕が実際にインタビューした元コールセンター勤務の武村朋之さん(仮名)は、29歳でコールセンターから設備会社のルート営業に転職して、『過酷な労働環境・年収350万円』という人生から『ホワイトな労働環境・年収450万円』という人生に移動することができました。
この生き方は、たくさんある中の一つのサンプルにすぎませんが、一番伝えたいのは『20代なら絶対に人生やり直せる』ということです。
まずは小さな一歩でもいいので、あなたにできることから始めてみませんか?
『自分の人生このままじゃいけない…』と思った方は、今日というより今から始めてみましょう。