『ホテルフロントの仕事がきつい…』
『ホテルに就職して後悔している…』
『ホテル業界を辞めようか迷っている…』
このような方に向けて、記事を書いています。
ホテル業界の仕事に魅力を感じて就職したものの、実際に働いてみると、ホテル業界の離職率の高さや仕事のきつさに限界を感じる人も多いです…。
でも今までせっかく頑張ってきたのに、ここで本当にホテル業界を辞めてもいいのか…という気持ちもありますよね?
そんなときは、実際にホテル業界を辞めた人のリアルな話を聞くのが1番早いと思うので、僕が元ホテルマンの方に『なぜホテル業界がやばいのか?』をインタビューしてきました。
ぶっちゃけホテル業界から異業種に転職するなら、理想は25歳前後まで、最低でも20代のうちに行動しないと、結構厳しいのが現実です。
ですから、今の段階でホテル業界を辞めようか迷っている方は、行動を先延ばしにして後悔しないようにしてくださいね。
記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。
僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計985名の方にインタビューしてきたので、ホテル業界を辞める人のリアルな情報をお伝えできると思います。
この記事では、僕が実際に話を聞いた元ホテルマンの体験談をもとに、『ホテル業界がやばい理由』から『ホテル業界から転職で失敗しない方法』までを解説していきます。
この記事を読めば、ホテル業界の未来に不安を抱えている方でも、人生を変えるための一歩が踏み出せるようになります。
3分で読める内容ですので、それでは見ていきましょう〜。
※『今すぐ自分に合う仕事が知りたい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
ホテル業界がやばい理由【元ホテルマン8名の体験談を紹介します】
この記事では、僕が実際に8名の元ホテルマンの方にインタビューさせてもらった、ガチの体験談と退職理由を紹介しています。
ちなみに、元ホテルマンから聞いた『ホテル業界がやばい8つの理由』は、以下のとおりです。
- 25時間勤務が体力的にきつい
- 夜勤業務を1人でやるのが怖い
- 教育制度が整っていない
- 25時間勤務の後も残業がある
- 会員カード獲得のノルマがきつい
- 人手不足で過出勤が続いた
- ほぼ立ちっぱなしで休憩もとれない
- やることが多くてキャパオーバーになった
ここからは、それぞれ詳しく紹介していきますね〜。
ホテル業界がやばい理由①:25時間勤務が体力的にきつい
元ホテルフロント社員の小林千穂さん(25歳女性・仮名)が、ホテル業界がやばいと思った理由は『25時間勤務が体力的にきついから』です。
<本人のコメント>
体力に自信がある方ではなかったので、25時間勤務になかなか慣れず、大変でした…。一応仮眠する時間はありましたが、ソファーで寝ることも多く、体力的に厳しいと思ったのでホテル業界を辞めました。
仮眠や休憩時間があるとはいえ、25時間勤務があるのは結構きついですよね…。
実際に男女関係なく、『25時間勤務がきつい』という理由で、ホテル業界を辞める人は多いです。
ホテル業界で働く場合は、夜勤や長時間勤務など、生活リズムの変化に対応することを覚悟しておかないといけませんね。
ホテル業界がやばい理由②:夜勤業務を1人でやるのが怖い
元ホテルフロント社員の野田莉花さん(23歳女性・仮名)が、ホテル業界がやばいと思った理由は『夜勤業務を1人でやるのが怖いから』です。
<本人のコメント>
女性ひとりで夜勤を任されることも多く、もし犯罪などのトラブルがあったときに、自分では対処できないと思っていたので不安でした…。夜勤に対して給料が低い点も不満だったので、退職しました。
たしかに入社1年目とかで、ホテルフロントの夜勤を1人で任されるのは不安ですよね…。
また、夜勤シフトは体質的に合う合わないもあるので、ホテルに就職した後で、実際に夜勤を体験してみて、『やっぱり自分には夜勤は合わない…』となるパターンもあるようです。
ホテル業界がやばい理由③:教育制度が整っていない
元ホテルフロント社員の酒井恵理菜さん(23歳女性・仮名)が、ホテル業界がやばいと思った理由は『教育制度が整っていないから』です。
<本人のコメント>
新人研修をしっかり受けてないのに、ひとりでお客様の対応をさせられ、隣にいる先輩も忙しすぎて質問できない感じでした…。長期的なキャリアを考えた結果、退職しようと思いました。
ホテルのフロントはクーレム対応などもあるため、新人研修がなかったり、職場の先輩や上司を頼れないと心細いですよね…。
実際に将来のキャリアプランを考えて、20代のうちにホテル業界から異業種への転職を考える人も多いです。
ホテル業界がやばい理由④:25時間勤務の後も残業がある
元ホテルフロント社員の安田朱音さん(23歳女性・仮名)が、ホテル業界がやばいと思った理由は『25時間勤務の後も残業があるから』です。
<本人のコメント>
25時間勤務をやるだけでも体力的にキツイのに、その後に客室清掃をやらされたり、ミーティングに参加しなければいけない日もありました…。肉体的に限界を感じたので、仕事を辞めました。
ただでさえ25時間勤務は体力的にきついのに、その後も残業をやらされるのは、精神的にも肉体的にもストレスがかかりますよね。
とはいえ、ホテル業界は離職率の高さや人手不足の問題を抱えているので、既存社員の負担が大きくなるのは仕方がないのかも…。
ホテル業界がやばい理由⑤:会員カード獲得のノルマがきつい
元ホテルフロント社員の村上夕希さん(25歳女性・仮名)が、ホテル業界がやばいと思った理由は『会員カード獲得のノルマがきついから』です。
<本人のコメント>
ノルマはないと聞いていましたが、実際は会員カードの獲得ノルマが月10件もあり、達成できないと朝礼で文句を言われました…。ほかの社員と比較されるのもストレスだったので、退職を決めました。
日々のホテル業務で忙しいのに、その中でノルマも課せられるのは、なかなかのプレッシャーですよね…。
実際に会員獲得のプレッシャーに耐えられず、ホテルフロントの仕事を辞めていく人は多いです。
ホテル業界がやばい理由⑥:人手不足で過出勤が続いた
元ホテルフロント社員の田崎瑞季さん(26歳女性・仮名)が、ホテル業界がやばいと思った理由は『人手不足で過出勤が続いたから』です。
<本人のコメント>
入社してからずっと人手不足で、1勤2休の過出勤の状態が続いており、休憩時間もモニターチェックや電話対応をしていました…。ゆっくり休めず疲労がたまっていたので、仕事を辞めることにしました。
ホテル業界が人手不足とはいえ、それを既存社員の出勤でカバーしないといけない環境は、なかなかきついですね…。
『人手不足→社員の業務量が多くなる→離職率が高くなる→さらに社員の業務量が増える』という負のスパイラルに入ると、そこから抜け出すのはめちゃくちゃ難しいです。
ホテル業界がやばい理由⑦:ほぼ立ちっぱなしで休憩もとれない
元ビジネスホテル社員の山村麻衣さん(24歳女性・仮名)が、ホテル業界がやばいと思った理由は『ほぼ立ちっぱなしで休憩もとれないから』です。
<本人のコメント>
4日に1回の勤務と聞いていたので、プライベートが充実すると思ったら、その1回は25時間勤務でした…。仕事中は立ちっぱなしで、休憩できずに食事を取れないこともあったので、退職しました。
ずっと立ちっぱなしで、休憩や食事も取れないと、『この仕事は体力的にきついから、年をとったら続けられないかも…』って不安になりますよね。
実際に入社前に抱いていたホテル業界のイメージと、入社後に体感するホテル業界の実態にギャップを感じて、ホテルの仕事を辞める人も多いです。
ホテル業界がやばい理由⑧:やることが多くてキャパオーバーになった
元ビジネスホテル社員の遠藤武良さん(23歳男性・仮名)が、ホテル業界がやばいと思った理由は『やることが多くてキャパオーバーになったから』です。
<本人のコメント>
フロントなのに自販機の商品の発注や補充、客室清掃、朝食準備などをやらされることもありました…。現場の人手不足が改善されると思えなかったので、退職を決意しました。
ホテルのフロント業務だけでも忙しいのに、その中でほかの業務もこなしていくのは、かなり大変ですよね。
現場が人手不足だから仕方がないとはいえ、その人手不足が改善される目処が立たないなら、もう辞めるしか選択肢はないのかも…。
ホテル業界がやばい8つの理由【まとめ】
最後に、ホテル業界がやばい8つの理由をまとめておきます。
- 25時間勤務が体力的にきつい
- 夜勤業務を1人でやるのが怖い
- 教育制度が整っていない
- 25時間勤務の後も残業がある
- 会員カード獲得のノルマがきつい
- 人手不足で過出勤が続いた
- ほぼ立ちっぱなしで休憩もとれない
- やることが多くてキャパオーバーになった
自分に向いてない仕事を選んでしまうと、『頑張っても成果が出ない』『モチベーションが上がらない』『毎日がストレスとの戦い』などの問題に直面します。
ですから、転職で失敗しないためにも、今のうちに『自分に向いてる仕事』と『自分に向いてない仕事』をしっかり分析しておくのがおすすめですよ。