このような方に向けて記事を書いています。
自己分析が大事なのはわかっているけど、どうやって自己分析をすればいいのかわからず、結局何もできてないという人はたくさんいます。
結論からいうと、1000の質問に答えるだけで、自己分析は完了します。
自己分析とは、今の自分が何を考えていて、将来どのような人生を送りたいかを確認する作業です。
ですから、自分の中にある答えを見つけることが、最重要の課題になります。
記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や人生に役立つ情報を発信しています。
この記事では、「1000の質問に答えると自己分析の効果が絶大になる理由」を解説していきます。
3分で読める内容なので、それではいきましょう〜。
※『今すぐ自分に合う仕事が知りたい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
1000の質問に答えると自己分析の効果が絶大になる理由
「自己分析をしたいけど、具体的にどうやってやればいいかわからない…」
この記事を読んでいるあなたも、こんな悩みを抱えているのではないでしょうか?
結論をいうと、効果的な自己分析をしたいなら、自分に質問を1000問投げかけてください。
自己分析をするうえでは、自分に対して質問をすることがめちゃめちゃ大事です。
自分で自分に質問をして、それらに答えていくことで、自分がどのような人間なのかが、少しずつわかってきます。
ちなみに、あなたは今まで、どのような自己分析をしてきましたか?
ほとんどの日本人は、就職活動をするときにしか自己分析をしません。
しかも、1日で終わるくらいのカンタンな自己分析しかしていないのです。
これは、武器を持たずに戦場に行くようなものです。
就職活動をするときにおこなう、自己分析の主な目的はこちらです。
- あなたにはどんな仕事が向いているのか?
- あなたにはどんな会社が向いているのか?
- あなたにはどんな業界が向いているのか?
仕事を決めるという行動は、人生の中でとても重要な選択です。
仕事をしている時間は、1日の中の3割〜5割くらいの時間になるので、自分の仕事を決めることは、人生に関わる3割〜5割の重要な決断をしているということなのです。
それほど大切な選択なのに、たった1日の自己分析で、仕事を決めてしまう人が多いです。
自己分析の量が足りていないと、自分のことが理解できていない状態で仕事をしているということになるので、いつもこのような悩みを抱えることになります。
- このまま仕事を続けていても大丈夫なのか?
- 自分はどんな仕事に向いているのだろうか?
頭の中にこのような悩みがあると、目の前にある仕事に集中できないので、パフォーマンスが上がらず成果が出ません。さらにモチベーションが低いままだと、負のスパイラルに陥ってしまいます。
こうならないためにも、徹底的に自己分析をすることが重要なのです。
徹底的な自己分析の手段として効果的なのが、自分に1000問の質問をすることです。
ここからは、具体的にどのような質問を自分に投げかけていくかを話していきます。
1000の質問に全て答える覚悟が自己分析の質を高める
あなたが過去に自己分析をした時は、いくつの質問を自分に投げかけましたか?
この質問に対して、たいていの方が10個くらいと答えます。
はっきり言って、10個程度の質問では、あなたの本質を見ることはできません。
あなたの人生は、そんなに薄っぺらいものではありません。
あなたの人生は、10個程度の質問では語れないほど、複雑で密度の濃い人生なので、あなたが自分のことを知るためには、もっと深く掘り下げて自分を分析する必要があるのです。
自己分析のポイントは、就職するための自己分析ではなく、「人生の目的を知るための自己分析にする」という意識を持つことです。
自分の人生の目的がわかれば、その目的を達成するために、自分がどんな仕事をするべきかがわかります。
人生の目的がわかる領域にたどり着くための自己分析をするには、自分に1000個の質問を投げかけるくらいの覚悟を持たないといけません。
なぜなら、それくらいの覚悟を持って自己分析をしないと、途中で挫折してしまうからです。
自己分析をするための覚悟ができたら、実際に自分に対して質問を投げかけていきましょう。
自己分析のための質問【1000問】
あなたが自己分析で、自分に投げかける質問は次のような質問です。
- 将来の夢は?
- 目の前の目標は?
- 憧れの人は?
- どんな職業に就きたいか?
- どんな職業には就きたくないか?
- どんな会社で働きたいか?
- どんな会社では働きたくないか?
- 理想の年収は?
- 理想の食生活は?
- 理想の住まいは?
- いま何が欲しいか?
- 結婚したいか?
- 子供は欲しいか?
- 死ぬまでに実現したいことは何か?
- どんな人間になりたいか?
- 自分の好きなところは?
- 自分の嫌いなところは?
- 自分の性格を一言でいうと?
- 自分の自慢できるところは?
- 自分のコンプレックスは?
- 内向的か社交的か?
- 持続力があるか飽きっぽいか?
- 好きなことは?
- 嫌いなことは?
- 今までにやってきた趣味は?
- 家族との関係は?
- どんな友人がいるか?
- 好きな場所は?
- 好きな本は?
- 好きな音楽は?
- 好きな言葉は?
- 学生時代に1番嬉しかったことは?
- 学生時代に1番楽しかったことは?
- 学生時代に1番悔しかったことは?
- 学生時代に1番悲しかったことは?
- 学生時代に人生を変えた1番のできごとは?
- なぜいまの会社に就職したのか?
- 社会人になって1番嬉しかったことは?
- 社会人になって1番楽しかったことは?
- 社会人になって1番悔しかったことは?
- 社会人になって1番悲しかったことは?
- 社会人になって人生を変えた1番のできごとは?
- 自分の座右の目は?
- 自分の信念は?
このような質問を自分に投げかけて答えていくことで、自分がどのような人間なのかが少しずつわかってきます。
さらに、自己分析で大切なのが、「今の自分」だけではなく「過去の自分」にも注目することです。
今の自分のことはわかりやすいので、今の自分のことしか自己分析をしない方が多いです。しかし、過去の自分を理解することで、自分への理解度がさらに深くなっていくのです。
理想的な自己分析の方法は、「幼少期・小学生・中学生・高校生・大学生・社会人」という各年代のあなたが、何を考えて、どんな行動をとっていたかをそれぞれ分析することです。
過去のあなたの延長線上に、今のあなたが存在して、さらにその先に未来のあなたが存在するので、過去にさかのぼって自己分析をするほうが、効果は大きくなります。
仮にあなたが今30歳だとすると、「1歳のあなた〜30歳のあなた」に対して、それぞれ同じ質問を投げかけるのです。
- 1歳のあなたが何を考えていたのか?
- 2歳のあなたはどうか?
- 3歳のあなたは?
- 10歳のあなたは?
- 20歳のあなたは?
- 30歳のあなたは?
1歳〜30歳のあなたに対して、それぞれ同じ質問を投げかけるだけで、質問の数は膨大になります。
しかし、本当の自分を知るためには、これくらいの覚悟を持って、自己分析に取り組んだほうがいいということです。
自己分析に終わりはないので、今回で自己分析をやりきったとしても、半年や1年で人間の心や考えは変わることが多いので、ある程度の期間が空いたら、自己分析をくり返すことも大切です。
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1000の質問に答えると自己分析の効果が絶大になる理由【まとめ】
最後に「1000の質問に答えると自己分析の効果が絶大になる理由」の要点のまとめです。
- 自分に1000問の質問をすると自己分析の効果は絶大になる
- 甘い自己分析の結果をもとに仕事を選ぶのはリスクが高い
- 人生の目的を知るために自己分析をする
- 今の自分だけでなく過去の自分にも注目して自己分析をするべき
- 半年〜1年経ったら繰り返し自己分析を行って自分の理解を常に深めておく
自己分析がしっかりできている人は、自己分析ができていない人と比べて、人生の中で「自分はこのままでいいのだろうか?」と悩む回数が圧倒的に少ないです。
自分が何者なのかをしっかりと理解している人は、人生の中でどのような選択をするときも、明確な理由があるから迷わないのです。
ぜひあなたも今回の内容を参考にしながら、自己分析をやってみてください。
自分のことが何となくわかってきたら、次は自分に合った仕事を探してみましょう。