底辺給料

『転職で失敗したくない…』
『給料が底辺になるのは絶対に嫌だ…』
『今すぐ底辺の生活から抜け出したい…』

このような方に向けて記事を書いています。

結論からいうと、底辺の給料になりやすい職種は、以下の3つといわれています。

・飲食店スタッフ:年収305万円
・アパレル販売:年収316万円
・美容師:年収270万円

※上記は20代後半の平均年収です。

dodaが公開する『20代男性・女性の平均年収』によると、29歳の平均年収は395万円、そのうち29歳男性は平均年収422万円なので、これと比較すると、上記の3職種はかなり年収が低めですよね。

世の中にはビジネスモデルの問題で、どんなに頑張っても給料が上がらない職種があります。

ですから、底辺の年収になりたくない方は、その業界や会社が『儲かりやすいビジネスをしているかどうか?』まで調べておくことが大切です。

ドフラ
こんにちは。26歳まで年収190万円だった、ドフラです。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。

僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計978名の方にインタビューしてきたので、低収入に悩んでいる人のリアルな情報をお伝えできると思います。

この記事では、僕が実際に話を聞いた人たちの体験談をもとに、『誰でもできる仕事を選ぶと底辺になる理由』から『底辺年収から抜け出すためにやるべきこと』までを解説しています。

この記事を読めば、低収入のまま働き続ける未来に不安を抱えている方でも、人生を変えるための一歩が踏み出せるようになります。

3分で読めるので、それではいきましょう〜。

『今すぐ自分の適正年収が知りたい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。

底辺給料になる三大底辺職とは?【誰でもできる仕事は底辺になる理由】

誰でもできる仕事 底辺

あなたの給料が底辺なのは、あなたのスキルが足りないわけでも、学歴や経験が足りないわけでもありません。

底辺の給料になる理由は、そもそも『稼げない職種を選んでいるから』です。

底辺業界に就職してしまうと、その中でどれだけ仕事を頑張っても、まったく稼げません。

転職会議』を参考にして、職種別に全年代の平均年収を並べてみると、以下のようになります。

  • マーケティング:年収639万円
  • 海外営業:年収620万円
  • アプリケーション設計:年収508万円
  • 商品企画:年収481万円
  • 法人営業:年収464万円
  • 飲食店スタッフ:年収310万円
  • アパレル販売:年収309万円
  • 美容師:年収289万円

上記のとおり、どの職種を選ぶかによって、稼げる年収の上限が決まってしまうのです。

新卒社員の頃は、夢や希望に満ち溢れているので、底辺給料でも頑張れるかもしれません。

しかし、20代後半に差し掛かるタイミングで、多くの人が『この給料だと将来やばいかも…』と不安になり、転職を考えるようになります。

このとき転職に動き出すタイミングが、20代ならまだ間に合いますが、30代になると手遅れになってしまい、ずっと底辺給料から抜け出せない…というリスクもあります。

ですから、就職先を選ぶときは『その業界や会社で働くと、どれくらい稼げるのか?』も調べておくのが安全ですね。

底辺給料になりやすい業界は【飲食・アパレル・美容】です

底辺給料

底辺給料になりやすい業界の代表例として、飲食業界・アパレル業界・美容業界があります。

これらの業界の中でも、特に『店頭で仕事をする職業』は底辺給料になる可能性が高いです。

実際に飲食・アパレル・美容の仕事をしている人は、全世代でも平均年収300万円ほどで、ほかの職種と比べると圧倒的に年収が低いです。

ですから、どれだけ優秀で仕事ができる人であっても、この業界の中で年収400万円を稼ぐのは無理ゲー…ということになります。

では、なぜ飲食・アパレル・美容業界が底辺給料になるのか?

その理由は、利益率が低いビジネスモデルだからです。

底辺年収になる理由は会社の利益率が低いから!

底辺年収

飲食・アパレル・美容業界は、利益率の低いビジネスモデルの業界です。

利益とは『売上から経費を差し差し引いて、会社に残ったお金のこと』。

利益が残りにくいビジネスモデルだから、従業員の給料に還元できるお金が少ない…ということですね。

各業界の売上構造を考えればわかると思いますが、飲食店なら客単価1,000円〜3,000円ぐらい、アパレルショップなら客単価は3,000円〜5,000円ぐらい、美容業界なら客単価4,000円〜6,000円ぐらいです。

毎月の来店客数が決まっていて、客単価も決まっているわけですから、毎月の売上額も決まってきます。

その売上から、仕入れ・人件費・店舗運営費などの諸経費を差し引いていくと、残る利益はほんのわずかです…。

『数千円の商品を販売する業界』と『数百万円のものを販売する業界』では、残る利益が全然ちがいます。

この利益の差が、従業員の給料の差になる、というわけですね。

誰でもできる仕事を選ぶと底辺給料になる理由とは?

誰でもできる仕事 底辺

底辺給料から脱却するためには、『誰でもできる仕事は底辺になりやすいこと』を知っておく必要があります。

就職するハードルが低く、就業人口の多い職業は、底辺給料になるリスクが高いです。

なぜなら、『誰でもできる仕事をしている人=人材の市場価値が低い』と思われるからです。

企業の立場で考えると、誰でもできる仕事は簡単に人材を確保できるので、わざわざ高額な報酬を支払おうとは思いません。

特にアパレル業界や美容業界は、外から見るとキラキラして見えるので、憧れを抱いて多くの若者が毎年入社してきます。

そのため20代後半に差し掛かった社員が、将来に不安を抱いて辞めていっても、毎年入社してくる若手社員でその欠員を補える、という構造になっています。

さらに店頭での仕事の問題点は、『差別化が難しいこと』です。

たとえば、1年目の新人社員と5年目の社員を比較しても、販売スキルに多少の差はあるかもしれませんが、それ以外の差を見つけるのは難しいです。

もっというと、社員とアルバイトの差も曖昧です。

実際に、自分がお客さんの立場でお店を利用した時に、相手が正社員かアルバイトかよくわかりませんよね?

店舗の仕事は、差別化が難しくて、誰にでもできる仕事だから、底辺給料になってしまう…ということですね。

底辺年収が嫌なら手遅れになる前に職種を変えよう!

底辺年収

『底辺給料に不満を抱えながらも、転職する勇気がなくて行動できなかった…』という方もいると思います。

記事を書いている僕自身も、26歳まで行動できなかったので、あなたの気持ちは痛いほどよくわかります。

でも、行動を先延ばしにして、『年齢が手遅れにならないように』だけ注意してください。

異業種へのキャリアチェンジをする場合、20代ならまだ間に合いますが、30代だと手遅れになるリスクが高いです…。

なぜなら、未経験者を採用する企業の多くが、『未経験なら20代の若手人材を採用したい!』と考えているからです。

20代の人材は30代よりも、入社した後に定年まで働ける期間が長いため、『できるだけ若い人材を採用して、自社で長く活躍してほしい!』となるわけですね。

ですから、あのとき転職しておけばよかった…と後悔しないためにも、ぜひこの機会に行動しておいてくださいね。

ドフラ
サービス業から転職で失敗したくない方は、以下の記事で紹介する転職エージェントを利用するのがおすすめですよ。

まとめ

最後に、この記事のまとめです。

  • 稼げない職種を選ぶと底辺給料になる
  • どの職種を選ぶかで年収の上限が決まる
  • 年収が低い業界は飲食・アパレル・美容
  • 会社の利益率が低いと底辺年収になる
  • 誰でもできる仕事を選ぶと底辺給料になる
  • 底辺年収が嫌なら手遅れになる前に職種を変えよう

あなたの給料が低いのは、あなたに能力がないわけでも、学歴や経歴が足りないわけでもありません。

あなたが底辺年収になる理由は、そもそも『稼げない職種を選んでいるから』です。

どの職種を選ぶかによって、あなたが稼げる年収の上限は決まります。

『自分のやりたいことや好きなことを仕事にしたい!』という気持ちもわかりますが、仕事選びでは『その業界や会社がどれくらい稼げるのか?』も大事です

もし今あなたが、底辺から抜け出したいと思っているなら、ぜひこの機会に行動しておいてくださいね。

ドフラ
転職で年収アップできるか知りたい方は、以下の記事で紹介する『ミイダスの無料年収診断』を受けるのがおすすめですよ。