
『フリーターの将来ってやばいのかな…』
『そろそろ正社員になるべきかな…』
『でもフリーターは楽だから迷っている…』
このような方に向けて記事を書いています。
希望の就職先から内定がもらえなかったり、正社員で働く気になれなかったりして、なんとなくフリーターになる方は多いです。
でも、そのままフリーターを続けていると、人生に絶望するリスクが高いです。
たとえば、29歳までフリーターを続けてしまうと、書類選考がほぼ通らなくなり、面接まで行けても、採用担当にバカにされて即落選…ということもあります。
転職市場には『フリーター期間=無職』という扱いをする会社もあるので、フリーターの方は何がなんでも、20代のうちに正社員になっておくべきです。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円のフリーターでした。その後、WEB業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。
僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計978名の方にインタビューしてきたので、フリーターとして生きる人のリアルな情報をお伝えできると思います。
この記事では、僕が実際にインタビューしたフリーターの石野将之さん(31歳男性・仮名)の実体験をもとに『将来に絶望するフリーターのリアル』から『絶対に20代で正社員になるべき理由』までを解説します。
この記事を読めば、フリーターのやばい末路がわかるので、今すぐに就職活動を始めるきっかけになると思います。
3分ぐらいで読める内容なので、さっそく見ていきましょう〜。
※『今すぐにフリーターから正社員に就職したい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
フリーターの将来は絶望しかない理由【絶対に20代で正社員になれ!】

まずは今回紹介する、フリーターの『石野将之さん(31歳男性・仮名)』の簡単な経歴を伝えておきます。
石野将之さんは4年生の大学を卒業後、希望の就職先から内定をもらえなかったので、就職浪人するためにフリーター生活を始めました。
大学3年生の後期から就職活動を始めていましたが、希望していた商社やメーカー系の会社から1社も内定がもらえず、一応内定をもらえたのは飲食業界と介護業界でした。
でも飲食や介護はブラックなイメージが強かったので、内定は辞退して、大学を卒業後も就活を続けることにしたのです。
しかし結局どこにも就職できず、気づけばフリーターのまま31歳になってしまいました…。
もちろん現在も、正社員になるために就職活動を続けているのですが、どこに応募しても書類選考でほぼ落選です。
『フリーター期間が8年以上あること』や『正社員経験がないこと』が、人生をやり直せない大きな壁になっています。
ここからは、石野将之さんの実体験をもとに『就職せずにフリーターを選んだ男性のリアル』を伝えていきますね。
正社員に受からないフリーターは人生に絶望する!29歳男性の体験談

石野将之さんは商社やメーカー系の会社に就職するために、フリーターを続けながら就職活動を頑張っていました。
でも不採用ばかりだったので、業界を機械、アパレル、食品、化学、銀行など広げていきましたが、それでもやっぱりダメでした…。
『今は景気が悪いから仕方ない…』
『時間が経てばそのうち就職できるだろう…』
このように自分を言い聞かせて、カラオケ店のアルバイトと宅急便の仕分けのアルバイトを掛け持ちしながら、フリーターを続けていたのです。
しかし、1年、2年、3年、5年経っても、全く就職できる気配はありませんでした…。
『このままだと一生フリーターから抜け出せない!』と思った石野将之さんは、その後は仕事を選ばずに、とにかく正社員になることだけを目的に、就職活動を続けました。
それが、29歳のときです。
石野将之さんは、なりふり構わず、あらゆる会社の選考を受けましたが、書類選考で落とされ続けました。
せっかく面接まで進んでも、面接官にバカにされて、即落選ばかり…。
『なんで6年もフリーターやってたの?』
『大学まで行って何を考えていたの?』
『考えが甘過ぎる!心を鍛え直した方がいい』
多くの面接官は、こんな感じでした。
これによって、石野将之さんは『29歳までフリーターを続けると、もうどこにも就職できないのか…』と痛感したそうです。

人生に絶望するかどうかは20代で決まる!30歳を超えると…

石野将之さんは30歳前後で、正社員になれない悩みに加えて、アルバイト先の職種も選べない…という悩みが増えました。
それは、なぜか?
石野将之さんは、カラオケ店でアルバイトをしていたのですが、店長は自分より1歳年下で、アルバイトの中でも最年長でした。
そのためバイト先の雰囲気的に、徐々に居場所がなくなりつつあったのです。
とはいえ、今からバイト先を変えようと思っても、30歳を超えた男性の場合、アルバイトでも職種を選べなくなっていきます。
そして行き着く場所が、倉庫作業や解体現場などの肉体労働…。
ですから何としてでも、20代のうちには正社員になっておきたいところですね。
ちなみに、石野将之さんは29歳のときに『仕事を選んでる場合じゃない!』と痛感して、それから職種に関係なく応募するようになりました。
でも、ぶっちゃけ遅すぎます…。
世の中の求人は、『20代が挑戦できる未経験求人』と『経験者が応募できる求人』の2種類しかないと思った方がいいです。
しかも未経験求人は、20代前半じゃないと、なかなか受からないです。
企業の採用担当者の中には、『フリーター期間=無職の期間』と判断する人もいるので、フリーターを続けるほど就職が難しくなります。
ですから、フリーターは『とにかく正社員になること』を目的に就職活動するべきです。
どんな仕事でもいいので、いったん正社員になっておけば、その後に選べる転職先も増えますからね。

フリーターは資格を取っても無駄!若さだけが唯一の武器です

『フリーターでも資格があれば就職できるんじゃないの?』
このように考える方もいますが、資格を取っても無駄です。
実際に石野将之さんは、ハローワークの職業訓練校やパソコン教室などに通って、簿記3級とパソコン検定2級の資格を取りました。
でも資格取得後の書類選考も、ほとんど通過しなかった…。
では、なぜ資格を取っても正社員になれないのか?
結論をいうと、フリーターの武器は『若さだけ』だからです。
企業の採用担当者は、フリーターに対して、アルバイト経験も保有資格も期待していません。
フリーターを採用するときに確認するのは、『そのフリーターが何歳か?』ぐらい。
正社員経験のない人材をイチから教育するわけですから、せめて若くないと企業にメリットがない…と判断されるのですね。
たとえば、大卒の正社員と大卒のフリーターには、以下のようなキャリアの差があります。
- 24歳:2年の職務経験
- 25歳:3年の職務経験
- 26歳:4年の職務経験
- 27歳:5年の職務経験
- 28歳:6年の職務経験
- 29歳:7年の職務経験
- 30歳:8年の職務経験
20代前半なら気持ちと行動量で、職務経験の差をカバーできるかもしれません。
でもキャリアの差が5年以上になると、もう無理ゲーですね…。
フリーターの方が知っておくべきことは、年齢を重ねるほど、実務経験の豊富な人材と転職市場で戦わないといけない、ということです。
たとえば、29歳で就職活動を始めたフリーターの場合、7年のキャリアを積んだ正社員と比べられます。
どう考えても、勝ち目がないですよね…。
実際に31歳でフリーターの石野将之さんは、以下のようにコメントしています。
『1日経つごとに自分の価値が下がっていく感じがする。ずっとこのままだったらどうしようという怖さがありますね…』
フリーターの将来が不安な方は、正社員とキャリアの差が開かないうちに、何がなんでも就職しておくべきですね。
20代なら人生の絶望から立ち直れる理由【元フリーター7人の事例】

現在フリーター生活をしている人でも、手遅れになる前に行動すれば、人生をやり直すことができます。
僕が実際にインタビューした、フリーターから人生やり直せた人たちの就職成功例は、次のとおり。
【21歳男性】
テレアポ営業バイト→機械メーカーの正社員
【24歳男性】
飲食店バイト→ベンチャー企業の正社員
【26歳男性】
カラオケ店バイト→建設会社の正社員
【26歳男性】
パチンコ店バイト→IT企業の正社員
【26歳男性】
倉庫作業員バイト→WEB制作会社の正社員
【27歳男性】
コンビニバイト→建設会社の正社員
【28歳男性】
倉庫作業バイト→商社の正社員
『25歳前後』なら、まだ間に合います。
実際に書類を応募してみると痛感しますが、年齢が28歳を超えたあたりから、書類選考で落とされることが増えていきます。
でも年齢が26歳ぐらいなら、『まだ若いから仕方ないよね〜』という感じで、フリーターを許容してもらえることもある。
『若い』と言ってもらえるうちが、勝負です。
手遅れになってしまうと、正社員への道が絶たれますからね。
この記事で紹介した、フリーターの石野将之さん(31歳男性・仮名)は、残念ながらまだ正社員になれる見込みがありません…。
フリーターの最悪な末路を避けるためにも、あなたは今すぐに行動して、なんとか人生をやり直してくださいね。

フリーターの将来は絶望しかない理由【まとめ】
最後に、この記事の内容をまとめておきます。
- フリーターの就職は難しい
- 20代で就職しないと手遅れになる
- 理想は25歳前後で就職すること
- 30歳以上はバイトの職種も選べない
- フリーターは仕事を選べる立場じゃない
- 正社員になることを最優先に考える
- 資格を取っても就職できない
- フリーターの武器は若さだけ
- 将来が不安なら今すぐに就職すべき
- 20代ならまだ人生はやり直せる
なんとなくフリーターになって、なんとなくフリーターを続ける人は多いです。
でも『今が楽だから…』と言って、行動を先延ばしにしていると、取り返しのつかないことになります。
『フリーターの世界に足を踏み入れると、なかなかフリーターから抜け出せない』といわれるほど、フリーターから正社員になるのは難しいです。
この記事で紹介した、31歳までフリーターを続けた石野将之さんの状況をみれば、フリーターを続けるリスクがわかりますよね?
あとは、あなた次第です。
今から行動して、あなたの理想の未来を手に入れませんか?
