コールセンター 不向きな人
コールセンターを辞めようか迷っている人『コールセンターに就職したけど、とにかく仕事がきつい…。自分はコールセンターに不向きかもしれない…』

このような方に向けて記事を書いています。

明るい職場で楽しそうだからコールセンターに就職したものの、実際に働いてみたら想像以上に仕事が大変だった…と悩んでいる方は多いです。

結論からいうと、今の段階で『コールセンターは無理かも…』と思っている方は、今すぐにコールセンターから転職を考えるべきです。

なぜなら、コールセンターで働き続ける限り、あなたが今抱えているストレスは一生続くからです。

さらに、コールセンターで何年働いても、電話対応のスキルしか身につかないので、5年後10年後もコールセンター系のキャリアしか選べなくなります…。

ドフラ
こんにちは。26歳まで倉庫作業員だった、ドフラです。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。

僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計978名の方にインタビューしてきたので、コールセンターを辞める人のリアルな情報をお伝えできると思います。

この記事では、僕が実際に話を聞いた、元コールセンター社員の加藤涼香さん(22歳女性・仮名)の体験談をもとに『コールセンターに不向きな人の5つの特徴』から『コールセンターから転職で失敗しない方法』までを解説していきます。

この記事を読めば、コールセンターの未来に不安を抱えている方でも、人生を変えるための一歩が踏み出せるようになります。

3分ぐらいで読める内容なので、さっそく見ていきましょう〜。

『今すぐ自分に合う仕事が知りたい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。

コールセンターに不向きな人の特徴【辞める人が多い理由と失敗談】

コールセンター 不向きな人

今回僕がインタビューした、元コールセンター社員の加藤涼香さん(22歳女性・仮名)は『会社説明や面接官の雰囲気が良さそうで、仕事も楽しそうだったから』という理由で、新卒でコールセンターに就職しました。

入社して1ヶ月ほどは、研修がほとんどだったため、ストレスなく出勤していたのですが、実際に仕事に合流すると、入社前に抱いていたイメージとのギャップが大きかった…。

加藤涼香さんがやっていた業務は、建設業界の小規模の会社に電話をかけて、社長に電話を繋いでもらってホームページ制作の提案をする、というものでした。

もちろんコールセンターの業務内容は入社前に理解していたのですが、建設会社の社長たちは自分の仕事が終わらないと営業電話の相手をしてくれません。

そのため、社長に電話で営業するために、強制的に毎日2〜3時間の残業をしなければならず、プライベートの時間が全くないことにストレスを感じていました。

さらに、残業代は『みなし残業』ということで、残業しても月給は1円も増えず、会社に対する不信感が大きくなり、入社6ヶ月でコールセンターを辞めることになったのです…。

ここからは、加藤涼香さんの体験談をもとに『コールセンターに不向きな人の特徴』を解説していきますね。

コールセンターに不向きな人①:同じことのくり返しに耐えれない

コールセンター 不向きな人

コールセンターに不向きな人の特徴の1つ目は、『同じことのくり返しに耐えれない人』です。

加藤涼香さんがコールセンターでやっていた業務は、1日中ひたすら建設会社に電話をかけ続ける…というものでした。

朝9時から夜19時まで、ずっと電話をかけ続けるわけですから、工場のライン作業のような単純作業が苦手な人には、かなりきついですね。

しかも、電話で話す内容はマニュアル化されているため、仕事に変化がほとんどありません。

入社して数ヶ月は、仕事に刺激を感じられるかもしれませんが、ぶっちゃけ半年も同じ仕事をやっていると、それ以上の成長は難しいです…。

コールセンターで働き続ける限り、仕事中は『電話をかけるだけ』になるので、同じことのくり返しに耐えれない人はコールセンター に不向きですね。

コールセンターに不向きな人②:精神的なストレスに弱い

コールセンター 不向きな人

コールセンターに不向きな人の特徴の2つ目は、『精神的なストレスに弱い人』です。

加藤涼香さんは毎日、建設会社に営業電話をかけていたため、電話受付の人や社長たちに冷たくあしらわれたり、ぶっきらぼうな態度を取られたりすることも多く、メンタルをすり減らして仕事をしていました。

営業電話の95%以上は断られるため、『営業電話を断られる=自分を否定される』という感覚になり、自己肯定感が下がってしまう人も多いです。

実際に加藤涼香さんと同期で入社した新卒社員も、日に日に元気がなくなり、昼休憩の時は会社の悪口を言うことが増えていきました。

さらに、営業電話でアポイントが取れないと、チームのリーダーから『なぜアポイントが取れなかったのか?』を詰められるので、これも相当なプレッシャーです。

このようにコールセンタースタッフは、営業電話を断られたり、ノルマ未達を詰められたりするので、精神的なストレスに弱い人はやめたほうがいいですね。

コールセンターに不向きな人③:相手を説得できない

コールセンター 不向きな人

コールセンターに不向きな人の特徴の3つ目は、『相手を説得できない人』です。

加藤涼香さんの場合、まだ取引のない会社にいきなり電話をかけて、どうにかして社長をつかまえて、商品を買ってもらうわけですから、普通に電話をしてもまともに相手をしてもらえません。

営業電話で商品を買ってもらうためには、以下のハードルがあります。

  • 電話受付の人に断られる
  • 電話受付の人が社長に繋いでくれない
  • 社長が帰ってくる時間を教えてくれない
  • 社長がまともに電話の相手をしてくれない
  • 社長に商品を案内した後に断られる

上記をすべてクリアできないと、仕事の成果にならないわけですが、これがめちゃくちゃ難しいです。

『人と話すのが好き』とか『コミュ力が高い』というレベルでは話にならず、相手に説明して納得させる能力が必要になります。

ですから、相手を説得するのが苦手な人は、コールセンターに不向きな可能性が高いですね。

コールセンターに不向きな人④:プライベートを充実させたい

コールセンター 不向きな人

コールセンターに不向きな人の特徴の4つ目は、『プライベートを充実させたい人』です。

加藤涼香さんが働いていたコールセンターでは、定時が18時半なのに19時までは強制的に電話をかけなければならず、終礼は19時15分〜19時30分に行われていました。

そして、お客様へのアポイントが取れない日は『なぜアポイントが取れなかったのか?』を上司と話し合い、翌日までに改善しなければいけませんでした。

さらに、翌日に電話をかけるリストも準備しなければいけないので、毎日20時〜21時まで残業するのは当たり前で、上司たちは22時とか23時まで残業している様子でした…。

事業部の営業ノルマが週ごとに設定されており、目標に対して進捗が遅れていると、土曜出勤させられることもありました。

これにより、加藤涼香さんは、平日の終業後はもちろん、休日の予定を立てることも難しく、プライベートは全く充実しなかったそうです。

どんな会社のコールセンターに就職するかにもよると思いますが、プライベートを充実させたい方は、コールセンターには不向きな可能性がありますね。

コールセンターに不向きな人⑤:自己成長やキャリアアップを求める

コールセンター 不向きな人

コールセンターに不向きな人の特徴の5つ目は、『自己成長やキャリアアップを求める人』です。

加藤涼香さんが働いていたコールセンターでは、入社2ヶ月の新卒社員も入社5年目の先輩社員も『1日中ひたすら電話をかける』という全く同じ業務をやっていました。

そのため、加藤涼香さんは『コールセンターで働き続ければ、電話対応はうまくなるかもしれないけど、スキルが全然身につかない…』と思ったそうです。

また、コールスタッフから上の役職に昇進しても、チームメンバーの電話業務を管理するだけなので、『長く働いても自己成長もキャリアアップも難しい…』と判断しました。

ですから『コールセンターの仕事を一生続ける!』という人以外は、スキルアップできる仕事への転職を考えるのが良いかもです。

※コールセンターから設備会社のルート営業に転職した29歳男性の体験談を「コールセンターの正社員がきつい理由【元コールセンター社員の体験談】」で紹介していますので、あわせてご覧ください。

コールセンターから転職する前にやっておくべきこと

コールセンター 不向きな人

今の段階で、『コールセンターの正社員はきつい…』『コールセンターはストレスがやばい…』と思っている方は、そもそもコールセンターの仕事に向いてない可能性が高いです。

そして、自分に向いてない仕事を選んでしまう最大の原因は、自分の強みや弱みを理解できていないからです。

つまり、自己分析が足りていない、ということ。

とはいえ、今まで自己分析をやったことがない人が、自分の強みや弱みを分析するのは大変だと思います。

そんな方のために、世の中には自己分析ツールが多く存在します。

その中でも、特におすすめなのが、無料で適職診断テストが受けれる『転職アプリ』ですね。

すべて無料で利用できますし、面談や履歴書などの手間もないので、あなたにリスクはありません。

自分に向いてる仕事を順番に教えてくれたり、適性の低い職種も表示してくれるので、自分に合わない仕事を選ぶリスクも回避できます。

また、自分の個性や特徴を数値化してくれるので、客観的なデータをもとに自己分析も可能ですよ。

コールセンターを辞めたいと思っている方は、転職する前に無料適職診断テストで『自分に向いてる仕事』や『自分の強みと弱み』を調べておいてくださいね。

ドフラ
自分に向いてる仕事が知りたい方は、以下の記事で紹介する『無料適職診断テスト』を受けるのがおすすめですよ。

コールセンターから転職で失敗しない方法とは?

コールセンターから転職

コールセンターから転職したい方は、絶対に自分ひとりで転職活動しないでください。

それはなぜか?

転職経験の少ない方が、自分ひとりで転職しようとすると、失敗するリスクが高いからです。

ドフラ
これは僕の失敗談です。

僕は初めて転職するときに、最初は自分ひとりで転職活動をしていたのですが、半年経っても、1社も内定がもらえませんでした…。

僕が転職活動に失敗した理由は、次のとおり。

  • ハイクラス求人に応募していた
  • 履歴書や職務経歴書の内容がスカスカだった
  • 企業ごとの面接対策ができていなかった

上記のとおり、僕は転職活動をかなり甘く考えていました。

僕は運よく、友人に転職エージェントを紹介してもらい、担当アドバイザーのサポートのおかげで、無事にフリーターからIT業界の正社員に転職できました。

もちろんコールセンターで働く方が、フリーターだった僕と同レベルだとは思いませんが、失敗するリスクは低い方がいいですよね。

転職エージェントはすべて無料で利用できるので、あなたのリスクはゼロです。

とりあえず登録しておいて、損はしないと思いますよ。

ドフラ
僕は26歳の時に下記の転職エージェントを利用して、フリーターから年収500万円のIT企業に転職できましたよ。

コールセンターに不向きな人の5つの特徴【まとめ】

最後に、コールセンターに不向きな人の5つの特徴をまとめておきます。

  • 同じことのくり返しに耐えれない
  • 精神的なストレスに弱い人
  • 相手を説得できない人
  • プライベートを充実させたい人
  • 自己成長やキャリアアップを求める人

今回の内容は、僕が元コールセンター社員(新規開拓の発信業務)の方から実際に聞いた話がもとになっています。

『精神的にも肉体的にも、コールセンターの仕事がきつくなってきた…』という方は、できるだけ若いうちに転職しておくのが安全です。

年齢を重ねるほど、未経験からの転職が難しくなるので、やり直せるうちに行動しておきたいところです。

この記事で紹介した元コールセンター勤務の武村朋之さん(仮名)は、29歳でコールセンターから設備会社のルート営業に転職して、『過酷な労働環境・年収350万円』という人生から『ホワイトな労働環境・年収450万円』という人生に移動することができました。

この生き方は、たくさんある中の一つのサンプルにすぎませんが、一番伝えたいのは『20代なら絶対に人生やり直せる』ということです。

まずは小さな一歩でもいいので、あなたにできることから始めてみませんか?

『自分の人生このままじゃいけない…』と思った方は、今日というより今から始めてみましょう。

ドフラ
僕は26歳の時に下記の転職エージェントを利用して、フリーターから年収500万円のIT企業に転職できましたよ。