26歳 フリーター 実家暮らし
26歳フリーターで実家暮らしの人『26歳まで実家暮らしのフリーターを続けてきたけど、周りからいい歳して自立してないと思われてそう…。やっぱり26歳で実家暮らしのフリーターはやばいですか?』

このような方に向けて、記事を書いています。

結論からいうと、26歳で実家暮らしをしていることよりも、26歳以降もフリーターの状態が続くことを深刻に考えるべきです。

なぜなら18〜34歳のうち、実家ぐらしの割合が『男性:65.9%、女性:72.1%』なのに対し、フリーターの割合は『約5.3%』しかいないからです。

ドフラ
こんにちは。26歳まで実家ぐらしのフリーターだった、ドフラです。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に就職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに就職や人生に役立つ情報を発信しています。

この記事では、『なぜ26歳フリーターの実家暮らしがやばいのか?』から『26歳フリーターは実家暮らしより就職を優先すべき理由』までを解説していきます。

3分で読める内容ですので、それではいきましょう~。

『今すぐにフリーターから正社員に就職したい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。

26歳フリーターの実家暮らしはやばい?独身は就職を優先すべき理由

26歳フリーターの実家暮らしはやばい理由は、以下の5つです。

  • 経済的な自立が難しい印象
  • キャリア形成の遅れ
  • 社会参加度の低さ
  • 将来への計画不足
  • 社会的な期待に応えていない印象

ここからは、26歳フリーターの実家暮らしが世間的に印象が悪い理由を一つずつ解説していきます。

26歳フリーターの実家暮らしがやばい理由①:経済的な自立が難しい印象

26歳 フリーター 実家暮らし

26歳フリーターの実家暮らしがやばい理由の1つ目は、『経済的な自立が難しい印象がある』です。

26歳でフリーターのまま実家に住んでいると、一般的には経済的な自立が難しいという印象が強まります。

社会的な期待や常識から外れていると見られる可能性もあり、将来への不安も拭えません。

仕事においても、安定的な収入が得られないため、経済的な自立が難しいとみなされることがあります。

この状況から抜け出すことが難しく、自立のために努力する姿勢が見えないと、就職や社会的な信頼などにマイナスのイメージになることも…。

記事を書いている僕も26歳まで実家暮らしのフリーターでしたが、年収190万円しか稼げていなかったので、一人暮らしとかは無理ゲーでしたね。

その後、26歳のうちに正社員に就職して、その2年後に年収500万円になり、ようやく実家を出て一人暮らしができるようになりました。

ドフラ
僕は26歳の時に下記の転職エージェントを利用して、フリーターから年収500万円のIT企業に就職できましたよ。

26歳フリーターの実家暮らしがやばい理由②:キャリア形成の遅れ

26歳 フリーター 実家暮らし

26歳フリーターの実家暮らしがやばい理由の2つ目は、『キャリア形成の遅れ』です。

通常、26歳という年齢では、社会において一定の職歴や専門知識を積むことが期待されます。

しかし、26歳でフリーターである場合、職務経験やスキルの蓄積が不足している印象を与えがちです。

これが将来的な就業のチャンスを狭め、キャリアの発展が阻害される要因となることもある。

また、同世代の他者が早期に社会で経験を積み、キャリアを形成している中で、自身が停滞しているというコンプレックスや焦りも生まれやすいです。

このような状況では、求職活動や適切なキャリアの選択を怠ることが多く、結果として自分の進むべき方向が見えにくくなります。

さらに、他者との競争が激しくなる中で、適切なポジションを見つける難しさもあります。

とはいえ、適切な進路の選択やスキルの向上、積極的なキャリア形成に取り組めば、26歳フリーターからでも人生を変えることはできます。

焦らずに着実に努力し、個々のペースで成長を遂げることが重要です。

他者との比較ではなく、自らの可能性を信じて前進することがキャリア形成の成功につながります。

※26歳フリーター3名の就職体験談を「26歳フリーターでも正社員になれる理由|3名の体験談と就職方法」で紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

26歳フリーターの実家暮らしがやばい理由③:社会参加度の低さ

26歳 フリーター 実家暮らし

26歳フリーターの実家暮らしがやばい理由の3つ目は、『社会参加度の低さ』です。

世の中的に26歳では、社会での活動や人間関係の構築が期待されますが、実家に住み続けることで、これが制約されがちです。

社会参加度が低いと、仕事や学びの場での人脈や経験が不足し、個人のスキル向上や成長が妨げられる可能性があります。

また、社会参加が不足すると、他者とのコミュニケーションや協力が十分に得られず、コミュニケーション能力や協調性も身につきません。

これが将来的な仕事や人間関係においてハンデとなり、自己表現や社会的な成功の妨げになることもある。

さらに、社会に出ることで直面する様々な価値観や文化に触れる機会も減少し、個々の視野が狭まる可能性があります。

これが社会全体との共感や理解を難しくし、他者とのつながりを築く上で障害となることが懸念されます。

とはいえ、主体的に外部活動に参加し、積極的に人との交流を図ることで、社会参加度を高めることはできます。

地域や趣味のサークルなどを通じて、新しい経験を積むことで、より豊かな人間関係や自己成長が期待できます。

他者とのコミュニケーションを大切にし、多様な価値観に開かれた態度で社会に参加することが、良い印象を与える手段となるでしょう。

※26歳以降もフリーターを続けるリスクを「26歳フリーターがやばい理由【26歳で就職は遅い?失敗談あり】」で解説しているので、ご一読ください。

26歳フリーターの実家暮らしがやばい理由④:将来への計画不足

26歳 フリーター 実家暮らし

26歳フリーターの実家暮らしがやばい理由の4つ目は、『将来への計画不足』です。

一般的に26歳という年齢では、将来のビジョンや目標を持ち、それに向けての計画を進めることが期待されます。

しかし、実家に住み続けることで将来の展望が不透明になり、計画を立てる動機や必要性が薄れがちです。

計画不足の影響によって、職業やキャリアの方向性が不確定となります。

具体的な目標がないまま適当な仕事に就くことが増え、結果として職業的なスキルや経験が蓄積されず、将来へのステップアップが難しくなるのです。

26歳以降もフリーターを続けていくと、経済的な安定や自己成長の機会を逃してしまうリスクもある。

将来の生活設計や資産形成においても計画が不足すると、貯蓄や投資、住まいの独立などが適切に進めなくなり、社会的・経済的な自立も厳しくなります。

とはいえ、自分の将来のビジョンを見つめ直し、目標を設定することで、計画不足を解消できます。

職業的な道筋やスキルの向上を考え、経済的な安定を図るための計画を練ることが大切です。

具体的なステップを踏むことで、将来への不安を減少させ、実家からの独立や自立に向けた努力が可能となります。

※20代後半フリーター3名の就職成功体験談を「20代後半のフリーター男でも正社員になれる理由【3名の体験談】」で紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

26歳フリーターの実家暮らしがやばい理由⑤:社会的な期待に応えていない印象

26歳 フリーター 実家暮らし

26歳フリーターの実家暮らしがやばい理由の5つ目は、『社会的な期待に応えていない印象』です。

年齢が26歳になると、社会からの期待に応じて、一定の職業や生活のステータスを築くことが期待されますが、実家に住み続けることはその期待に沿っていないと見なされがちです。

社会的な期待に応えないことで、同世代との差異が際立ち、個人の成熟度や自立心に疑問符がつくことがあります。

また、他者とのコミュニケーションや仕事、経済的な自立において一定の基準を満たしていないと見られ、社会的な信頼や評価を得られません。

さらに、社会からの期待に応えないと、将来的なキャリア形成や生活設計においても課題が生まれます。

適切なステップを踏まずに時間を過ごすことで、将来への準備不足が生じ、進んでいかないことが問題視されることもあります。

ただし、『社会的な期待に応えること=正しい』とは限りません。

個々の状況や価値観によって生き方は異なるので、あくまでも一般論の話です。

『26歳フリーターの実家暮らしが周りからどう見られているか?』を考えるよりも、自らの進むべき道を見つけ、自分に合ったペースで前進することの方が重要です。

他者の期待だけに縛られず、自分の理想や価値に忠実になりながら、社会とのバランスを取ることで、良い印象を築く一歩となります。

※フリーターのデメリットを詳しく知りたい方は「フリーターのデメリットを26歳までフリーターを経験した僕が解説します」をご覧ください。

26歳独身の実家暮らしの割合と26歳フリーターの割合を比較

26歳 フリーター 実家暮らし

記事を書いている僕も、26歳まで実家暮らしのフリーターだったので、『26歳フリーターの実家暮らしはどう思われてるんだろう…』という悩みを抱えていました。

でも、26歳のフリーターだと、月収15万円前後くらいしか稼げないので、一人暮らしをして、家賃・光熱費・水道代・ガス代・水道代…とかを払っていたら破産しますよね…。

では、26歳で実家暮らしの割合はどれくらいなのか?

国立社会保障・人口問題研究所が公開したデータによると、18〜34歳の未婚者で親と同居する割合は『男性:65.9%、女性:72.1%』です。

  • 2021年:男性65.9%、女性72.1%
  • 2015年:男性72.2%、女性78.2%
  • 2010年:男性69.7%、女性77.2%
  • 2005年:男性70.3%、女性76.4%
  • 2002年:男性69.5%、女性76.4%

引用元::第16回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)|国立社会保障・人口問題研究所

上記のとおり。

『18〜34歳の約7割が実家ぐらし』なので、26歳で実家ぐらしをしている状態は、そこまで恥ずかしくないことではありません。

しかし、総務省統計局の「労働力調査」によると、2022年の日本におけるフリーター数は『約132万人』となっています。

日本の総人口(約1.2億人)と比べると、フリーターは国内に『約1.1%』しかいないということになります。

ただし、内閣府ではフリーターの年齢を『15~34歳』と便宜上定義して集計しているため、フリーターの正しい割合を求めるには、15~34歳の人口と比較する必要があります。

総務省統計局が集計した「人口推計」において、2022年8月時点の15~34歳人口は2,467万5,000人でした。

そのため、2022年の時点で、15~34歳に占めるフリーターの割合は『約5.3%』だとわかります。

  • 15~34歳の人口:約2,467万人
  • 15~34歳のフリーター:約132万人

ここまでの内容から考えると、26歳で実家暮らしをしていることよりも、26歳でフリーターを続けていることの方が、世間的に印象が良くないということになる。

実際に世の中には、30代でも実家暮らしをしている独身の人は多いので、『26歳のうちにフリーターから就職すること』を優先に行動するほうが良さそうですね。

※フリーターから正社員になれる求人が多い就職サイトを「フリーターにおすすめの就職サイト9選|タイプ別の比較と選び方」で紹介しているので、まずは求人情報だけでもチェックしておきましょう。

まとめ:26歳フリーターは一人暮らしよりも就職を急ぐべきです

26歳フリーターの実家暮らしがやばいといわれる理由は、下記のとおりです。

  • 経済的な自立が難しいと思われる
  • キャリア形成が遅れる
  • 社会参加度が低い印象になる
  • 将来への計画不足になる
  • 社会的な期待に応えられない

ただし、日本人の26歳のリアルをみると、26歳の独身は実家暮らしがわりと多めです。

ですから26歳のフリーターの人は、自分が実家暮らしであることを、そこまで気にしなくていいかと思います。

でも将来のキャリアのことを考えるなら、26歳のうちに就職しておくのが安全ですね。

なぜなら、26歳ならまだ若いと思ってくれる企業が多いからです。

もっと年齢が上がると、過去の実績や経験を評価基準にする企業が多くなるため、フリーターからの就職が難しくなります。

特に30代になると、書類選考を通過するのが、めちゃくちゃ厳しくなります…。

もしあなたが「いつかは正社員で働きたい…」と思っているなら、ぜひこの機会に行動しておいてくださいね。

26歳なら、まだ間に合いますよ!

ドフラ
僕は26歳の時に下記の転職エージェントを利用して、フリーターから年収500万円のIT企業に就職できましたよ。