このような方に向けて、記事を書いています。
『なんとなく楽そうだから』という理由で、倉庫内作業の仕事を選ぶ人はたくさんいます。
確かに仕事は単純なのですが、そのいっぽうで『職場が底辺すぎて辞めたい…』と考える人も多いようです。
倉庫内作業には向き不向きがあるので、向いていない人にとっては、倉庫内作業のピッキングはきつい仕事以外の何ものでもありません。
今すぐに倉庫内作業をやめたほうがいい人の特徴は、次のとおり。
- 同じ作業のくり返しが苦痛で仕方ない
- 思考停止で働くことにストレスを感じる
- 成長できないとモチベーションが下がる
- いろいろな人と関わって仕事がしたい
- 自分の市場価値を高めていきたい
こちらの5つに当てはまる人が、倉庫内作業の仕事に就くと、ストレスがヤバくて辛いだけ。すぐに辞めるべきですね。
ほかに輝ける職場があるはずなので、さっさと倉庫内作業を辞めて、転職活動を始めるのがおすすめです。
記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。
僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計978名の方にインタビューしてきたので、倉庫内作業を辞める人のリアルな情報をお伝えできると思います。
この記事では、26歳で倉庫作業員からIT企業に転職した僕が『倉庫内作業はやめたほうがいい理由』から『倉庫内作業から転職で失敗しない方法』までを解説していきます。
この記事を読めば、倉庫内作業の未来に不安を抱えている方でも、人生を変えるための一歩が踏み出せるようになります
それでは、さっそく見ていきましょう〜。
※すぐに『倉庫内作業から転職で失敗しない方法』が知りたい方は、第6章『倉庫内作業から転職で失敗しない方法とは?』に進んでくださいね!
目次
倉庫内作業はやめたほうがいい理由【ピッキングは何歳まで?】
くり返しになりますが、今すぐに倉庫内作業をやめたほうがいい人の特徴は、こちらの5つです。
- 同じ作業のくり返しが苦痛で仕方ない
- 思考停止で働くことにストレスを感じる
- 成長できないとモチベーションが下がる
- いろいろな人と関わって仕事がしたい
- 自分の市場価値を高めていきたい
上記のような性格の方が、倉庫内作業のピッキングの仕事をすると、めちゃくちゃストレスがかかるので、今すぐ辞めるべきです。
倉庫内作業のピッキングは、毎日同じ作業のくり返しなので、とにかく楽な仕事がしたい方には人気があります。
倉庫内作業のピッキングの具体的な仕事内容は、次のとおり。
- 基本的に1日中倉庫の中で作業する。
- トラックで運ばれてきた荷物を降ろして、倉庫内の指定された棚に商品を運んで並べる。
- 出荷指示が書いてある伝票をもとに、各棚から商品をピックアップしてカートに入れていく。
この作業を1日中、何回もくり返すのが、倉庫内作業のピッキングです。
指示されたことをやればいいだけなので、本当に何も考えなくても、仕事ができてしまいます。
僕は倉庫内作業のアルバイトだった頃、『まるで自分は機械やロボットみたいだな…』とよく思っていましたね。
世の中的には『倉庫内作業のピッキング=楽な仕事』というイメージが強いですが、僕は今まで経験した仕事の中で1番きついと思っています。
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⇒物流倉庫は底辺?辞める人が多い理由【27歳男性の体験談】
倉庫内作業はやめたほうがいい理由:ピッキングは底辺で将来性がない
倉庫内作業のピッキングの仕事は、ずっと同じ作業、成長できない、スキルが身に付かない、人間関係が悪い、などのマイナスイメージがあります。
でも、1番の問題は『倉庫内作業の仕事には将来性がない』ことだと思います。
将来性がないとは、どういうことか?
世の中の流れとしては、倉庫の完全無人化の動きが進んでいます。
たとえば、ピッキングロボットの開発です。
ピッキングロボットがあれば、『さまざまな商品を取り出して移動させる』という、今まで人間がやっていた作業をロボットに代替えできます。
ただでさえ、日本の労働人口は減少傾向にあるので、今後は倉庫の無人化の流れが、さらに強まりそうです。
倉庫の無人化によって、仕事を失うタイミングが20代なら、まだ人生やり直すチャンスはあります。
しかし30代以降だと、そこから未経験の仕事に挑戦するのは、かなり難しくなります。
今すぐに、仕事を失うリスクはないかもしれませんが、長期的な未来を考えると不安ですよね…。
将来のことをよく考えて、倉庫内作業のピッキングの仕事を続けるべきかを判断しましょう。
【関連記事】
⇒倉庫作業員の将来性がない理由【仕事を失うリスクが高い】
倉庫内作業のピッキングが底辺だと思った体験談:人間関係がやばい…
倉庫内作業のピッキングの職場には、底辺の人たちが集まりやすいといわれており、人間関係に悩む人も多いです。
ここでは、僕が実際に話を聴いた、元倉庫作業員の倉橋哲也さん(19歳男性・仮名)の体験談を紹介します。
倉橋哲也さんは高校を卒業後、派遣会社の派遣社員に就職し、倉庫でピッキングをする仕事に配属されました。
仕事自体はめちゃくちゃ楽だったそうですが、職場の人間関係がとにかくひどくて、入社1ヶ月で辞めたそうです。
では、どれほど人間関係が悪かったのか?
倉橋哲也さんは入社したばかりの頃、倉庫内の棚の位置がわからず、周りにいた先輩スタッフに『これ、どこの棚かわかりますか?』と質問していました。
しかし、そのときの周りの対応が、ひどかったのです。
『俺もわからないから他の人に聞いて!』
『忙しいから話しかけないで!』
こう言われて、誰も教えてくれませんでした。
しかも中には、完全に無視する人もいたそうです…。
倉橋哲也さんが働いていた倉庫には、自分の仕事でいっぱいいっぱいで、まったく余裕がなく、人とコミュニケーションをとるのが苦手な人ばかりでした。
質問しても答えてくれない、何も教えてもらえない…。
この状況に限界を感じた倉橋哲也さんは、入社1ヶ月で倉庫内作業のピッキングの仕事を辞めたのです。
ピッキングは何歳まで?【倉庫内作業を続ける最大のデメリット】
もし今の段階で、『ピッキングを辞めたい…』と思っているなら、即行動しないと人生損します。
なぜなら倉庫内作業のピッキングの仕事を何年続けても、人材としての市場価値が全く上がらないからです。
それどころか、倉庫内作業のピッキングを続けることによって、未経験から転職しやすい時期を逃すリスクがあります。
未経験から転職するなら『20代まで』がおすすめで、特に25歳前後までに行動しておくのがベストです。
20代後半からは年齢を重ねるほど、未経験者の採用枠を減らす企業が多いので、行動を先延ばしにすると、転職で選べる仕事が少なくなるのです。
これらの内容から、ピッキングを辞めたい人は、今すぐに行動しないと損する、といえますね
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⇒倉庫業から転職|物流業界から商社に転職した27歳の体験談
倉庫内作業はやめたほうがいいと思ったときにやっておくべきこと
今の段階で、『倉庫内作業の正社員はきつい…』『ピッキング作業がきつい…』と思っている方は、そもそも倉庫内作業が自分に向いてる仕事ではない可能性が高いです。
そして、自分に向いてる仕事に就職できない最大の原因は、自分の強みや弱みを理解できていないからです。
つまり、自己分析が足りていない、ということ。
とはいえ、今まで自己分析をやったことがない人が、自分の強みや弱みを分析するのは大変だと思います。
そんな方のために、世の中には自己分析ツールが多く存在します。
その中でも、特におすすめなのが、無料で適職診断テストが受けれる『転職サイト』ですね。
すべて無料で利用できますし、面談や履歴書などの手間もないので、あなたにリスクはありません。
簡単に『自分に向いてる仕事』や『自分の強みと弱み』を知ることができるので、めちゃくちゃ便利ですよ。
倉庫内作業から転職を考えている方は、ぜひ無料の適職診断テストを試してみてくださいね。
倉庫内作業から転職で失敗しない方法とは?
倉庫内作業から転職したい方は、絶対に自分ひとりで転職活動しないでください。
それはなぜか?
転職経験の少ない方が、自分ひとりで転職しようとすると、失敗するリスクが高いからです。
僕は初めて転職するときに、最初は自分ひとりで転職活動をしていたのですが、半年経っても、1社も内定がもらえませんでした…。
僕が転職活動に失敗した理由は、次のとおり。
- ハイクラス求人に応募していた
- 履歴書や職務経歴書の内容がスカスカだった
- 企業ごとの面接対策ができていなかった
上記のとおり、僕は転職活動をかなり甘く考えていました。
僕は運よく、友人に転職エージェントを紹介してもらい、担当アドバイザーのサポートのおかげで、無事にフリーターからIT業界の正社員に転職できました。
もちろん倉庫内作業の正社員で働く方が、フリーターだった僕と同レベルだとは思いませんが、失敗するリスクは低い方がいいですよね。
転職エージェントはすべて無料で利用できるので、あなたのリスクはゼロです。
とりあえず登録しておいて、損はしないと思いますよ。
倉庫内作業はやめたほうがいい理由【まとめ】
最後に『倉庫内作業はやめたほうがいい理由』をまとめておきます。
- 同じ作業をくり返すだけの毎日が苦痛になる
- 思考停止で働くことにストレスを感じる
- 成長できないからモチベーションが下がる
- 仕事でいろいろな人と関わることができない
- 人材としての市場価値が上がらない
- 倉庫の無人化で将来仕事を失うリスクがある
- 年齢が上がると倉庫内作業からの転職が難しくなる
今回の内容は、僕が元倉庫作業員の方から実際に聞いた話がもとになっています。
『精神的にも肉体的にも、倉庫内作業の仕事がきつくなってきた…』という方は、できるだけ若いうちに転職しておくのが安全です。
年齢を重ねるほど、未経験からの転職が難しくなるので、やり直せるうちに行動しておきたいところです。
この記事を書いた僕は、26歳で倉庫内作業からIT企業の営業職に転職して、『底辺な労働環境・年収190万円』という人生から『ホワイトな労働環境・年収500万円』という人生に移動することができました。
この生き方は、たくさんある中の一つのサンプルにすぎませんが、一番伝えたいのは『20代なら絶対に人生やり直せる』ということです。
まずは小さな一歩でもいいので、あなたにできることから始めてみませんか?
『自分の人生このままじゃいけない…』と思った方は、今日というより今から始めてみましょう。