

このような方に向けて、記事を書いています。
世の中的には『警備員=離職率が高い』というイメージがあり、実際に毎年多くの若手社員が警備会社を辞めていきます。
警備員の離職率が高い理由は、次のとおりです。
- 拘束時間が異常に長い
- 夜勤や24時間勤務が体力的にきつい
- 労働時間と給料が見合ってない
- ほかの会社で活かせるスキルが身につかない
どこの警備会社に勤める警備員も、上記のような悩みを抱えているようです。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。
僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計975名の方にインタビューしてきたので、警備業界で働く人たちのリアルな情報をお伝えできると思います。
この記事では警備員を辞めようか迷っている方に向けて、『警備員が離職率が高い理由』や『警備員を辞めるタイミング』までを解説しています。
『警備員の仕事がきつくて、長く続けられる自信がない…』という方の参考になると思うので、ぜひ最後まで読んでみてください。
それでは、さっそく見ていきましょう〜。
※『今すぐに警備員から転職したい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
警備員の離職率が高い4つの理由とは?【元警備員にやめた理由を聞いてみた】
世の中的には『警備員=底辺』という印象が強いですが、実際に警備業界の労働環境はかなり過酷ですよね。
警備員が自分のことを底辺だと思う理由は、次のとおりです。
・拘束時間が長くてプライベートの時間がない
・長時間残業と休日出勤で体力的にきつい
・勤務時間に対してもらえる給料が少なすぎる
・何年続けてもスキルが身につかない
警備員の仕事は肉体労働なので、長時間働けば、20代でも年収500万円くらいは稼げます。
しかし、休日は体力を回復させるために家で寝るだけ、勤務時間が長すぎて家族と時間が取れず離婚…という人もいるので、何を優先するかですね。
ここからは、『警備員の離職率が高くなる4つの理由』をそれぞれ解説していきますね。
警備員をやめた理由は夜勤と24時間勤務がきついから!

警備員をやっている人の中には、『警備員の自分は人生終了してる…』と嘆く人もいます。
では、なぜ警備員だと人生終了なのか?
その理由は、夜勤と24時間勤務がきついから、です。
実際に警備員で働いていた人の話を聴くと、次のような意見がありました。
・夜勤が3日続いたときは体力的にきつかった
・拘束時間が16時間になることも多かった
・日勤と夜勤で36時間勤務は本当にやばかった
・常に睡眠不足で仕事も集中できなかった
・次の勤務を気にして遊ぶのも控えていた
・夜勤や24時間勤務でも夜勤が取れなかった
・残業時間が80時間超えるのは日常だった
上記のとおり。
『夜勤や長時間労働がきつい』という理由で、警備員を辞めていく人が多いですね。
警備業界は世の中にセキュリティサービスを提供しているため、どうしても24時間体制での警備が必要になります。
これによって、警備員は夜勤や24時間勤務を強制されるわけですが、そのせいで警備員が辞めてしまい、慢性的な人手不足になります。
この人手不足によって、辞めずに頑張っている警備員の負荷がさらに重くなり、長時間残業や休日出勤が増えてしまうのです。
20代ならやれるかもしれませんが、30代40代になると、警備員の仕事は体力的にきついですね…。
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警備員の退職理由には『業務量がキャパオーバーだった』も多い

『警備員は楽そう』というイメージを持たれることもありますが、実際は業務量がかなり多いです。
実際に業務量がキャパオーバーになって、警備員を辞める人もたくさんいます。
警備員の業務内容は現場での警備業務のほかに、事務作業、見積作成、クレーム処理など幅広い業務に対応しなければいけません。
実際に元警備員から話を聴くと、次のような退職理由も多かったです。
・業務量の多さに身も心も疲弊した
・事務処理などの業務も多くて合わなかった
・覚えることが多すぎて自分には無理だった
・ひとり立ちが早くてプレッシャーがきつかった
・終電で帰れない先輩を見て将来性がないと判断した
上記のとおり。
常駐警備をやっている人の中には、『1日中立っているだけで仕事がつまらない』という意見もありましたが、警備員全体としては想像以上に業務量が多いですね。
警備員をすぐ辞める人は労働時間と給料に不満がある!

警備員をすぐ辞める人の中には、『労働時間に対して給料が見合わない…』という不満をもつ方が多いです。
警備員は夜勤や24時間勤務をやらなければならず、基本的には長時間労働になります。
さらに日常的に残業がありますし、日勤と夜勤の組み合わせで36時間勤務、中には72時間勤務をする人もいるので、とにかく労働時間が長いです。
警備員の魅力としては、『20代でも年収500万円稼げる』という点があります。
しかし実際は『この業務量で年収500万円しかもらえないの?』という不満が出るほど、労働時間と給料のバランスが合わないと感じる人が多いです。
警備員の給料は、たしかに20代のうちは同世代と比べて年収は高めですが、30代以降になると年収は逆転されます。
警備員の仕事は単純作業なので、何年続けても『自分じゃないとできない』という仕事はありません。
そのため人材としての市場価値が上がらず、一定のところで給料は頭打ちになるのです。
警備員はくだらない仕事だと言われる理由とは?

20代で警備員をやっている人に話を聞くと、家族や友人から『なんで若いのに警備員なんて選んだの?』とか『警備員はくだらない仕事だからやめたほうがいい!』などと言われることも多いようです。
では、なぜ『警備員=くだらない仕事』と思われるのか?
その理由は、『ほかの会社で活かせるスキルが身につかないから』です。
警備員をずっと続けていくつもりなら良いですが、将来的に異業種への転職を考えているなら、スキルが身につかないのは致命的です。
警備員の仕事は基本的に単純作業ですし、警備業界に特化しすぎているので、ほかの会社で活かせる知識やスキルはほぼありません。
20代の警備員の多くは、警備会社で働く30代40代の先輩社員たちが終電で帰れない姿を見たり、夜勤や24時間勤務で辛そうな姿を見たり、業務量の多さに疲弊する姿を見たりして、警備員は将来性がないと判断するようです。
実際に警備業界は20代の離職率が高く、30代40代の中堅社員たちがその穴を埋めるように長時間労働する、という構図になっています。
30代40代の警備員が転職しないのは、ほかの会社で活かせるスキルがなく、年齢的にも未経験から転職できる会社が見つからないからです。
若いうちに将来のキャリアプランを考えて行動しないと、『年齢的にもう手遅れで警備員を辞められない…』となってしまうのですね。

まとめ:警備員を辞めるなら20代のうちに!
最後に『警備員の離職率が高くなる4つの理由』をまとめておきます。
- 拘束時間が長くてプライベートの時間がない
- 長時間残業と休日出勤で体力的にきつい
- 勤務時間に対してもらえる給料が少なすぎる
- 何年続けてもスキルが身につかない
世間的には『警備員は楽そう』『警備員は誰でもできそう』というイメージもありますが、実際にやってみると過酷ですよね。
あなたがもし、『警備員の仕事を一生続けたい!』『警備会社の中で出世していきたい!』と考えているなら、警備員を辞める必要は全くないと思います。
しかし警備員の未来に希望を持てないのであれば、今すぐに警備員から転職するべきです。
警備員を何年続けても、ほかの会社で活かせるスキルが身につかないので、異業種に転職するなら20代のうちに行動しないと手遅れになります。
なぜなら未経験採用をする企業の多くが、20代の人材を採用したいと考えるからです。
あなたの会社にいる先輩社員は、あなたの5年後10年後の未来です。
ここに納得できないなら、徐々にでも行動しないとですね
