警備員 人間のクズ
警備員の仕事がツラい人『警備員は世間的なイメージが悪すぎる。警備員は人間のクズとか言われると本当にむなしい…。なんでこんなに底辺の扱いを受けるの?』

このような方に向けて、記事を書いています。

結論からいうと、警備員が人間のクズだといわれる理由は、過去に一部のダメ人間が警備業界でやってきた失態の印象が強いからです。

たとえば、次のとおり。

・人が倒れているのに全然動かない
・不審者がいるのに何も対応しない
・適当な交通誘導で車を破損させた
・仮眠室をエアガンで穴だらけにした
・仕事中にスマホを触ってしまう

警備員の中には仕事に誇りを持って、スキル磨きや資格取得を頑張っている人もいます。

しかし上記のような『警備員=人間のクズ』というイメージが強すぎて、肩身の狭い思いをしている警備員も多いです…。

ドフラ
こんにちは。元倉庫作業員のドフラです。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。

僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計985名の方にインタビューしてきたので、警備員のリアルな情報をお伝えできると思います。

この記事では、警備員の仕事が辛くて悩んでいる方に向けて、『世間から見える警備員のイメージの実態』から『警備員から転職して人生を変える方法』までを紹介します。

この記事の内容は、『警備員を辞めるべきか迷っている…』という方の参考になると思います。

それでは、さっそく見ていきましょう〜。

すぐに『警備員から転職で失敗しない方法』が知りたい方は、第6章『警備員から異業種に転職する方法【失敗する理由は超簡単です】』に進んでくださいね!

警備員が人間のクズだといわれる理由【ダメ人間のイメージ強すぎ!】

警備員 人間のクズ

世の中的には、警備員のイメージは本当に悪いです…。

『警備員=人間のクズ』
『警備員=ダメ人間』

このように警備員に対して、底辺のイメージを持つ人も多く、『警備員の仕事をしている』と伝えると、だいたい見下されますね。

実際に警備の現場でも、お客さんから下に見られることは多々あります。

交通誘導で車の運転手から罵声を浴びたり、商業施設で完全になめられた態度をとられたりします。

ここからは、『なぜ警備員がそこまで底辺に思われるのか?』を深堀りしていきます。

ダメな警備員のせいで真面目な警備員が損する!

警備員 人間のクズ

『警備員=人間のクズ』だと思われる原因は、一部のダメな警備員たちのせいです。

警備員に限らず、どこの職場にも『ちゃんと仕事をする人』と『すぐにサボる人』がいますよね。

普通の会社なら『ちゃんと仕事をする人』が会社から評価されて、役職や給料が上がっていくと思います。

そのいっぽうで警備員の場合は、ちゃんと仕事をする人ほど損をする、という変な構造になっています。

どういうことかというと、警備員の仕事には緊急事態やトラブルに対応しなければいけない場面があるのですが、このときに全く動かない警備員がいるのです。

彼らが動かない理由は、『誰かがやってくれるだろう精神』で仕事をしているからです。

これによって、自分から行動できる警備員は、ほかの行動しない警備員たちから『あいつに任せておけば大丈夫だろう!』と思われるようになり、どんどん仕事を押し付けられます。

ちなみに『ちゃんと仕事をする人』と『すぐにサボる人』の給料はほぼ同じなので、もらえる給料に対する労働対価を考えると、真面目に仕事を続ける方が不利になります。

こうやって考えると、真面目に警備員の仕事をしているのが馬鹿らしくなってしまいますよね…。

警備員が馬鹿にされる理由はコミュニケーション能力が低いから

警備員 人間のクズ

世間的に、警備員は馬鹿にされることも多いです。

馬鹿にされる最大の理由は、コミュニケーション能力の低さですね。

警備員の仕事は、基本的に受け身です。

受付にお客様がくるのを対応したり、巡回中に道を聞かれて対応したり。相手から話しかけられて、それに対応することがほとんどです。

そのため緊急事態やトラブルが起こっても、自分から行動できない人が多いのです。

『コミュニケーション能力が低くて、言われたこと以外はやらない』という警備員は馬鹿にされやすいですね。

ただし自分の仕事を淡々とこなす警備員の方が、要領よく会社から評価を得られることもあります。

警備以外の仕事ならチームで動くことも多いので、お互いに協力して仕事をフォローし合いますよね。

でも警備員は『他人の仕事は他人の責任』と割り切っている人が多いので、下手に積極性を出すと、会社から全く評価されない仕事ばかり押し付けられて、うまく出世できないこともあるのです。

ちょっと変わった価値観ですが、警備業界で働くなら割り切るしかないですね。

警備員は変わり者が多い?警備に誇りを持っている人もいます

警備員 人間のクズ

世の中的には、『警備員=変わり者が多い』というイメージもありますよね。

とはいえ、変わり者はどの業界にもいます。

では、なぜ警備員に変わり者が多いというイメージが強いのか?

その理由は、あらゆるタイプの人間が集まるからです。

警備員の人数は50万人以上いて、20代から70代まで幅広い世代が働いています。

また『どの会社からも採用されなかった人がたどり着く職業』ともいわれており、実際に警備会社の採用基準も低めです。

そのため多種多様な人が集まり、結果的に変わり者も多くなる、ということです。

しかしそのいっぽうで、警備員の仕事に誇りを持っている人がいるのも事実です。

警備員のスキル磨きや資格取得に励む人や、警備の仕事のために武道の経験を積む人もいます。

でも皮肉なのが、誇りを持って警備員をやっている人も、『警備員は人間のクズ』というイメージによって、肩身の狭い思いをしていることです。

真面目に警備員の仕事を続ければ、家族を養うこともできますし、家を購入することもできるのですが、世間的なイメージの悪さと肩身の狭さで挫折する人も多いようです…。

もし今の段階で、『警備員の仕事を続けるのは無理だ…』と思う方は、できるだけ早めに行動しておきましょう。

30歳を過ぎて年齢が上がるほど、未経験の仕事に転職するのが難しくなりますからね。

ドフラ
自分に向いてる仕事が知りたい方は、以下の記事で紹介する『無料適職診断テスト』を受けるのがおすすめですよ。

警備員から転職できる職種5選【警備員から転職した体験談あり】

警備員 クズの集まり

僕が実際に話を聞いた、警備員から転職した人たちは、警備員から以下の職種に転職していました。

  • 営業職
  • ITエンジニア
  • 事務職
  • ドライバー
  • 工場勤務

元警備員の中山直斗さん(24歳男性・仮名)は、新卒で貴重品輸送の警備員を続けていましたが、不規則なシフトや残業でプライベートを充実させることができなくなり、入社2年目で警備員を辞めました。

その後、中山直斗さんはコミュニケーション力や忍耐力をアピールして、警備員からメーカー企業のルート営業に転職することができました。

現在は土日休みで残業がほとんどなく、友人と会う機会も増えて、プライベートにゆとりのある生活ができるようになったそうです。

元警備員の冴木英史さん(26歳男性・仮名)は、新卒で施設警備員を続けていましたが、24時間体制や夜勤で体力的にきつくなり、入社4年目で警備員を辞めました。

その後、冴木英史さんは面接で人柄や誠実さを評価してもらい、警備員から福祉業界のルート営業に転職することができました。

現在は土日休みで、残業はあっても月20時間ほどのホワイトな環境で働けており、お客様から直接感謝の言葉をもらえる機会も多くて、仕事にやりがいを感じているそうです。

元警備員の木村康児さん(27歳男性・仮名)は、商業施設やイベント会場の施設警備員を続けていましたが、不規則な生活や収入面を考えると将来が不安になり、入社4年目で警備員を辞めました。

警備員時代にパソコンで書類作成をするのが好きで、エンジニアの知り合いから仕事の話も聞いていて関心もあったため、せっかくなら好きなことを仕事にしようと思い、ITエンジニアへの転職を決意しました。

その後、木村康児さんは未経験からITエンジニアへの転職をサポートしてくれる無料の転職支援サービスを利用して、警備員からITエンジニアに転職することができました。

現在はリモートワークも可能な環境で、スマホアプリや業務アプリの開発を担当しており、毎日楽しみながら学習も仕事もできているそうです。

上記のとおり。

これは数ある人生のサンプルの三つですが、一番伝えたいのは『行動すれば絶対に人生変えれる』ということです。

警備員から異業種に転職する方法【失敗する理由は超簡単です】

警備員 クズの集まり

ここまでの内容から、警備員からでも異業種に転職できることを、理解していただけたと思います。

とはいえ、具体的にどうやって転職活動すればいいのかわからない…という方もいますよね?

結論からいうと、警備員が異業種に転職するまでの、具体的なステップは次のとおりです。

①未経験向けの転職エージェントに無料登録する
②担当アドバイザーにカウンセリングしてもらう
③担当アドバイザーにキャリアプランを考えてもらう
④担当アドバイザーに求人を提案してもらう
⑤担当アドバイザーに応募書類の作成を手伝ってもらう
⑥担当アドバイザーに面接対策をやってもらう
⑦企業の面接を受ける
⑧担当アドバイザーに選考結果のフィードバックをもらう
⑨担当アドバイザーに相談しつつ、内定が出た企業の中から転職先を決める

上記のとおり、転職エージェントに登録すれば、自己分析・求人選び・書類作成・面接対策まで全部やってくれるので、めちゃくちゃ楽に転職活動を進めていけます。

ただし、世の中には『経験者の転職に強いエージェント』と『未経験者の転職に強いエージェント』があり、ここを選び間違えると失敗するので、注意が必要です。

警備員から転職に失敗したくない方が登録すべきなのは、『未経験者の転職に強いエージェント』ですね。

実際に記事で紹介した木村康児さんも、警備員を辞めたあとに『未経験者の転職に強いエージェント』を利用して、ITエンジニアへの転職を成功させています。

転職エージェントは、無料で全て利用できるので、あなたにリスクはありません。

とりあえず迷ったら、転職エージェントに登録してみるのが安全ですね。

ドフラ
『木村康児さんが利用した転職エージェント』はこちらの記事で紹介していますので、あわせてご覧ください。

まとめ:警備員を頑張っても肩身が狭くて辛い…が本音です

最後に、この記事のまとめです。

  • 警備員は人間のクズだといわれる
  • 警備員はダメ人間のイメージが強い
  • ダメな警備員のせいで真面目な警備員が損する
  • 警備員が馬鹿にされる理由はコミュ力が低いから
  • 警備員は変わり者が多いけど誇りを持つ人もいる
  • 警備員を頑張っても肩身が狭いのはツラい
  • 警備員から転職するなら20代30代のうちに行動すべき

今回は失礼ながら、『警備員が人間のクズだといわれる理由』について解説しました。

あくまでも今回の内容は、『警備員の仕事が悪い』とか『警備員の仕事がダメ』とかいう話ではなく、世間的な警備員のイメージの話です。

実際に警備員の仕事をしている人の中には、家族を養ったり、家を買ったりできている人もいますので、そこそこの生活はできます。

さらに資格を取得したり、スキルや経験を積んだりすることで、警備業界でのキャリアアップも可能です。

とはいえ、警備員の世間的なイメージの悪さは、簡単には変わらないので、肩身の狭い思いに耐えられない人は、できるだけ若いうちに警備から転職するのがおすすめですよ。

『警備員の仕事がツラい…』と悩んでいる方は、ぜひこの機会に行動してみてくださいね。

ドフラ
警備員から転職で失敗したくない方は、以下の記事で紹介する転職エージェントを利用するのがおすすめですよ。