

このような方に向けて、記事を書いています。
高校を卒業後、いろいろな事情で進学せずに就職を選ぶ人もいます。
そして、そのほとんどが高校の紹介で就職先を決めるので、工場や建設現場などの肉体労働系の仕事です。
しかしこれらの仕事は『3K職場』といわれており、『きつい・汚い・危険』な場合が多い…。
しかも『高卒だから』という理由で、給料もめちゃくちゃ安く設定されています。
このような現実に直面すると、高卒って人生終わりじゃん…とネガティブな思考になってしまいますよね。
でも別に高卒だからって、人生に絶望する必要はありません。
高卒でも大卒と対等に働く方法はありますし、世の中には大卒以上に稼ぐ高卒の人もたくさんいます。
実際に僕が勤めていたIT企業では、役員全員が高卒でしたからね。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円のフリーターでした。その後、WEB制作会社に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職に役立つ情報を発信しています。
僕はこのブログの内容を充実させるために、累計210名の方にインタビューしてきたので、就活や転職のリアルな情報をお伝えできると思います。
この記事では、高卒で会社の役員になった綾瀬浩二さん(29歳男性・仮名)のインタビュー内容を元に『高卒は人生終わりじゃない理由』から『高卒でも大卒と対等に働ける方法』までを解説します。
この記事を読めば、高卒の人生に絶望している方でも、今日から逆転するための一歩を踏み出せるはずです。
3分で読める内容なので、さっそく見ていきましょう~。
※『今すぐに転職して年収アップしたい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
高卒は人生終わり?高卒でも大卒と対等に働ける方法があります!

まずは今回紹介する、高卒の『綾瀬浩二さん(29歳男性・仮名)』の簡単な経歴をお伝えしますね。
綾瀬浩二さんは4人兄弟ということもあり、家庭の金銭的な事情によって、高卒で働くことが決まっていました。
高校を卒業して就職した職場は、自動車工場のライン作業です。
高校の紹介で入社したのですが、そこはまさに軍隊のような環境でした。
上下関係が鬼のように厳しく、現場では上司が机を蹴ったり、怒鳴り散らしたり…。
綾瀬浩二さんの仕事内容は、1日中車のボディにスプレーを塗る作業で、仕事が終わると両手は塗料で真っ黒でした。
しかも、手についた色や匂いは全然取れない。
毎日同じ作業をくり返して、ただ工場と寮を行き来するだけの生活…。
寮の周りには娯楽施設がひとつも無かったので、休日は部屋でゴロゴロ寝ているだけでした。
それでも何とか1年間は耐えたのですが、『もうこれ以上は無理だ…』と思い、20歳のときに転職を決意したのです。
高卒が人生詰んだと思う瞬間とは?視野を広げてみよう

綾瀬浩二さんは転職を決意したものの、1社目が高校の紹介での就職だったため、どうやって就職活動をすればいいのかわかりませんでした。
とりあえずネットで『〇〇市 + 就職』って検索したら、いろいろなサイトが出てきたので、その中で雰囲気が良さそうなサイトに登録しました。
このときに、綾瀬浩二さんが登録したのは『転職エージェント』です。
転職エージェントに登録した理由は、キャリアアドバイザーが面談してくれることや面接対策をやってくれることに魅力を感じたからです。
綾瀬浩二さんは、ほぼ初めての就職活動だったので、手厚くサポートしてくれる転職エージェントを心強く感じていました。
実際に担当アドバイザーと面談をしてみると、自分は工場のような単純作業ではなく、頭を使って仕事をする職場が向いていることがわかったのです。
でも綾瀬浩二さんは高卒だったので、『自分は高卒だから肉体労働しか選べないんじゃないか…』と思っていました。
しかし面談終了後に担当アドバイザーから提案された求人は、意外にも『IT企業での営業職』の仕事だったのです。
高卒の人生が楽しい人は何の仕事をしているのか?

綾瀬浩二さんは担当アドバイザーに向かって『高卒の自分でもIT企業に入れるんですか!?』と質問しました。
すると、『入社できるチャンスはあります!』と即答。
綾瀬浩二さんは『IT企業』も『営業職』も頭の中に無かったので、自分の新しい可能性に希望がふくらみました。
そして担当アドバイザーの手厚いサポートで、応募書類の作成から面接対策までをバッチリやってもらい、見事に『IT企業の営業職』への転職を成功させました。
綾瀬浩二さんは当時の就職活動について、以下のコメントをしています。
『あのとき転職エージェントに登録していなかったら、次も工場の仕事を選んでいたと思います。担当アドバイザーの方が自分の可能性を広げてくれたので本当に感謝していますね。まさに人生のターニングポイントでした。』
IT企業に転職した後の綾瀬浩二さんは、毎日上司や先輩社員に質問しまくって、ITの知識や営業ノウハウを身につけていきました。
その後、仕事で成果を出せるようになり、社内での評価も上がっていき、気付くと入社から9年が経っていました。
そして、このタイミングで、なんと会社の役員に抜擢されたのです。

低学歴でも人生終了しない!役員全員が高卒の会社もある!

綾瀬浩二さんは『高卒で何の取り柄もなかった自分が、まさかIT企業の役員になるなんて…』と驚きを隠せなかったそうです。
社長からは『献身的に後輩や部下の相談に乗れる姿勢や会社のことを最優先に考えれる八木は、これから会社を発展させていくために必要な人材だ!これからは役員として会社を引っ張っていってほしい!』と言われました。
つまり、学歴よりも仕事での実績が評価された、ということですね。
実際にこのIT企業では、出世や評価に学歴は一切関係なく、役員をはじめ幹部クラスのほとんどが非大卒の社員でした。
高卒のリーダーが率いるチームの中に、部下として高学歴の大卒社員がいるという構図は普通でした。
綾瀬浩二さんの実体験からもわかるように、低学歴でも人生は終了しないのです。
『どの職場を選ぶか?』と『どれくらい仕事を頑張れるか?』によって、高卒でも人生を逆転させれます。
あとは、やるかやらないか、だけですね。

高卒でも大丈夫!職場を変えれば絶望から抜け出せる!

『自分は高卒だから人生終わりだ…』
このように考えている方は、勉強と努力が足りていないですね。
今回お伝えした、綾瀬浩二さんのインタビュー内容からもわかるとおり、高卒でも会社の役員になれる人が実在するのです。
高卒の人生に絶望している時間があったら、今すぐに職場を変えて人生をやり直しましょう。
僕は210名の方のインタビューをしてきましたが、高卒で年収500万円以上稼いでいる方の仕事は『IT業界』が多めですね。
IT業界は若い人材が多く活躍する業界なので、低学歴でも仕事ができれば出世しやすい印象です。
もちろん、世の中には『大卒以上しか採用しない』という会社もあるので、高卒の方がどんな仕事にも挑戦できるわけではありません。
しかし、高卒でも大卒と対等、もしくは大卒以上に稼げる職場もあるので、高卒の方はそちらの道を選びましょう。
とはいえ、自分に合う仕事をひとりで見つけるのは、なかなか大変です。
『就職で失敗したくない!』という方は、とりあえず転職エージェントに相談してみましょう。
今行動しない人は、一生行動できません…。ぜひこの機会に行動してみてくださいね。
