清掃員 みじめ
清掃員を辞めようか迷っている人『仕事がラクそうだから清掃員に就職したけど、体力的にキツくなってきた…。清掃員からでも転職できるかな?』

このような方に向けて、記事を書いています。

結論からいうと、清掃員からでも未経験の業界や職種に転職することは可能です。

なぜなら、世の中には未経験からチャレンジしやすい仕事があるため、清掃員からの転職でも採用してもらえるチャンスは十分にあります。

ただし、未経験から転職する場合は「年齢がどれくらいか」によって転職の難易度が変わるので、清掃員から転職するなら早めに行動しておくのがおすすめですね。

ドフラ
こんにちは。26歳まで倉庫作業員だった、ドフラです。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。

僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計985名の方にインタビューしてきたので、清掃業から転職する人のリアルな情報をお伝えできると思います。

この記事では、元清掃員の錦戸浩二さん(28歳男性・仮名)の体験談をもとに『清掃員から転職しようと思った理由』から『清掃業から転職したい人におすすめの転職先』までを解説していきます。

この記事を読めば、清掃員の未来に不安を抱えている方でも、人生を変えるための一歩が踏み出せるようになります。

3分で読める内容ですので、それでは見ていきましょう〜。

『今すぐ自分に合う仕事が知りたい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。

清掃業から転職。異業種に転職した元清掃員(28歳男)の体験談

清掃員 みじめ

今回は元清掃員の『錦戸浩二さん(28歳男性・仮名)』の実体験をもとに、清掃員の正社員の実態を紹介していきます。

錦戸浩二さんは、過去に人間関係の問題で複数回の転職をくり返しており、『できるだけ人と関わらない仕事がいい!』という理由で、清掃業に転職することになりました。

錦戸浩二さんの担当業務は商業施設の清掃だったため、『掃除さえしていれば、人と関わらずに済むだろう』と思ったそうです。

しかし、実際に清掃員として働いてみると、商業施設内のイベント開催やフードコート利用によって、毎日かなり大量のゴミが出るため、想像以上にゴミの片付けは大変でした。

さらには、ゴミをゴミ箱に捨てないマナー違反のお客がいたり、ひどい時は植木の中にゴミが捨てられていることもありました…。

清掃員になって、人と直接話す機会は少なくなったものの、裏での人間の行動に嫌気が指すようになったのです。

清掃員を惨めに感じた瞬間とは?

清掃員 みじめ

世界的には『日本人=マナーが良い』というイメージがあります。

しかし、錦戸浩二さんは清掃員をやってみて、『本当に日本人はマナーが良いのか?』と疑問に感じたようです。

では、なぜそう思ったのか?

その理由は、商業施設では、誰も見ていないところなら、平気でゴミを捨てる人間が多かったからです。

たとえば、商業施設内のゴミ箱に家庭ゴミを大量に捨てようとしている人がいたり、トイレにゴミを放置する人がいたり…。

さらには、空き缶やビンを袋に入れて、外からではわからないようにして、燃えるゴミ専用のゴミ箱に捨てる人もいました。

錦戸浩二さんは、このようにマナーの悪い人だちが出したゴミを掃除している自分を客観的にみて、『なぜ自分は清掃員をやっているんだろう…』とかなり惨めな気持ちになったそうです。

最終的に錦戸浩二さんは、清掃員のストレスに耐えれなくなって、清掃の仕事を辞めることになりました。

清掃員でみじめな気持ちになった5人の体験談

清掃員 みじめ

ここからは、元清掃員の方たちが『清掃員をやっていて、みじめな気持ちになった瞬間』を紹介します。

鈴村康太さん(27歳男性・仮名)
自分がやっていた仕事は、ペットボトルや空き缶や生ゴミの回収、玄関ホールや階段の掃き掃除やモップ掛けなどの誰でもできる単純労働で、人の目に触れることも多かったです。『なんで20代の自分がこんな仕事をしてるんだろう…』と惨めな気持ちになることが多々ありました…。

篠原麻耶さん(24歳女性・仮名)
大学病院で清掃の仕事をしていたのですが、病院内の医師や看護師に挨拶してもほぼ無視でした。病室を掃除するときに看護師に確認をとるのですが、その時の態度もかなり冷たくて泣きそうでした…。

寺田由樹さん(35歳女性・仮名)
ある会社のオフィス清掃を担当していたのですが、ほとんどの社員が挨拶をしても無視でした。宅配便や弁当の宅配業者には挨拶をしているのに、なぜ自分には挨拶をしてくれないなろう…と惨めな気持ちになりました。

神野恭介さん(24歳男性・仮名)
夏は炎天下で作業しなければならず、冬は雪でも関係なく仕事でした。悪天候でも肉体労働しなければいけない現状をみじめに感じました…。清掃員は歳をとったら続けられないとも思ったので、辞めることにしました。

山村萌香さん(29歳女性・仮名)
ある会社のオフィス清掃の担当だったときに、女性社員から『掃除機のコードが椅子に当たってる!』『デスクの近くのホコリを早く掃除して!』と冷たい対応をされたり、舌打ちをされたりすることもありました。会社の全員から見下されているようで惨めでした…。

上記のとおり。

清掃業の仕事は成果が見えにくく、仕事の価値を過小評価されることが多いです。

清掃員が公共の場所や建物を清潔に保つことで、病気の予防や安全の確保ができているにも関わらず、清掃員の仕事の重要性は十分に認識されていない…。

また、清掃業は日常的に行われるため、人々はそれが当たり前だと思い、感謝の気持ちも忘れがちになります。

実際に、周りの清掃員に対する冷たい態度が原因で、仕事のモチベーションが下がり、清掃員を辞めてしまう人も多いです。

若い人は清掃員を辞めるべき?【失敗する理由は超簡単です】

清掃員 みじめ

世の中には『清掃員=給料が低い』というイメージもあり、若い人が清掃員になることに対して、否定的な意見を言う人が多いです。

では、若い人は清掃員を辞めるべきなのか?

結論をいうと、清掃員の仕事を選ぶかどうかは、本人の価値観の問題なので、清掃員を辞めるかどうかは、あなた次第です。

つまり、清掃員の仕事が良いとか悪いとかの話ではない、ということ。

しかし現実問題として、清掃員には以下のデメリットがあります。

  • スキルが身につかない
  • 社会的な評価が低い
  • 給料が安い
  • 体力的にきつい
  • キャリアアップが難しい

この中でも、特に『給料の安さ』に限界を感じて、清掃員を辞める人が多い印象です。

清掃員の平均年収は270〜290万円ほどなので、日本の平均年収443万円と比較すると、170万円近くも年収が低いことになります。

たとえば、DODAが発表する『20代男性・女性の平均年収』によると、20代の平均年収は以下のとおり。

  • 20歳:271万円
  • 21歳:267万円
  • 22歳:277万円
  • 23歳:286万円
  • 24歳:305万円
  • 25歳:331万円
  • 26歳:351万円
  • 27歳:369万円
  • 28歳:383万円
  • 29歳:395万円

上記の年収をみると、清掃員として働く人は、24歳以上の平均年収を稼ぐことが難しいということになります。

将来的に年収アップやキャリアアップを考えるなら、若いうちに清掃業から収入の高い業界に転職するほうが良さそうですね。

ドフラ
ちなみに僕は下記の転職エージェントを利用して、フリーターから年収500万円のIT企業に転職できましたよ。

清掃員からの転職におすすめの仕事

清掃員から転職

ここでは、清掃員から転職するときにおすすめの仕事を紹介します。転職活動の仕事選びで迷わないためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね。

清掃員経験を活かせる仕事

清掃員としての経験を活かせる仕事として、ビルメンテナンスや施設管理の職種が挙げられます。

これらの職種では、清掃業務だけでなく、建物や設備の点検・修繕、さらには清掃の指導や管理など、広範な業務に携わることが求められます。

清掃員として培った細やかな観察力や、清潔な環境を保つための知識は、ビルメンテナンスにおいて非常に重要なスキルです。

また、施設管理の仕事では、さまざまな設備の管理が必要となるため、既に清掃業務に従事している方にとっては、ステップアップとして挑戦しやすい職種です。

特に、大規模な商業施設や病院など、クリーンな環境が求められる場所では、清掃員としての経験が高く評価されるでしょう。

未経験OKの仕事

未経験でも挑戦しやすい仕事としては、カスタマーサポートや事務職が挙げられます。

これらの職種では、特別な専門知識が不要なため、清掃員の経験しかない場合でも新しいキャリアに踏み出しやすいのが特徴です。

カスタマーサポートでは、電話やメールを通じて顧客対応を行うため、清掃業務で培った対人スキルが活かせる場面も多くあります。

また、事務職では、データ入力や書類整理など、細かな作業が求められるため、清掃員としての几帳面さが役立つことがあります。

未経験からの転職であっても、これまでの職歴や経験をどのように活かせるかを考えることで、新しい仕事に適応しやすくなります。

人手不足の傾向がある業界の仕事

人手不足が深刻化している業界として、介護やIT業界が挙げられます。

介護業界では、慢性的な人手不足が問題となっており、未経験者でも採用されやすい環境が整っています。

清掃員として働いていた方が持つ、体力や忍耐力は、介護職において大いに役立つでしょう。

また、IT業界でもプログラミングや技術的なスキルが求められるポジションだけでなく、サポート業務や営業職など、未経験からでもスタートできる職種が増えています。

IT業界では特に、これからのキャリアを考えたときに安定した需要が見込まれるため、将来的なキャリアパスを考える上でも魅力的な選択肢です。

これらの業界は、働き手のニーズが高まっているため、転職活動の際には注目すべき分野です。

ドフラ
自分に向いてる仕事が知りたい方は、以下の記事で紹介する『無料適職診断テスト』を受けるのがおすすめですよ。

まとめ

最後に、この記事のまとめです。

  • 清掃員は仕事の価値を過小評価されることもあり、清掃員の中にはみじめな気持ちになる人もいる
  • 清掃員から転職するなら「年齢がどの程度か」によって転職難易度が変わるため早い方が有利になる
  • 清掃員からの転職におすすめの仕事は「清掃員経験を活かせる仕事」「未経験OKの仕事」「人手不足の傾向がある業界の仕事」
  • 清掃員から転職する前に無料適職診断テストを受けて、自分に向いてる仕事をチェックしておくのがおすすめ

今回の内容は、僕が元清掃員の方から実際に聞いた話がもとになっています。

「精神的にも肉体的にも、清掃員の仕事がきつくなってきた…」という方は、できるだけ若いうちに転職しておくのが安全です。

年齢を重ねるほど、未経験からの転職が難しくなるので、やり直せるうちに行動しておきたいところです。

せっかくご縁があって、この記事を読んでくれたあなたには後悔してほしくありません。

ぜひこの機会に行動して、あなたの理想の未来を手に入れてくださいね。

ドフラ
今すぐ転職できない方は、以下の記事で『無料適職診断テスト』を紹介していますので、試しにやってみてくださいね。

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