28歳 フリーター 就職
28歳でフリーターの人『28歳でフリーターはやばい、でも職歴がないから就職できる自信がない…。28歳が就職するにはどうすればいいの?』

このような方に向けて、記事を書いています。

一度は就職したものの仕事が合わなくてフリーターになった人、夢を叶えるためにフリーターになった人。28歳でフリーターを続けている方には様々な事情があると思います。

でも28歳になると、30代が目前になり、急に『28歳でフリーターのままだとやばい…』という危機感が強くなりますよね。

しかし、いざ就職しようと思っても、何から手をつけたらいいのかわからず、結局フリーターから抜け出せない人も多いです。

では 28歳のフリーターが人生やり直すためには、どうすればいいのか?

結論からいうと、28歳のフリーターが今すぐにやるべきことは、次の3つです。

  • 28歳フリーター向けの転職エージェントに無料登録する
  • 担当アドバイザーに無料で就職相談する
  • 自分に合う仕事を紹介してもらい応募してみる

上記のとおり。

世の中には、28歳フリーターの就職をサポートしてくれる『転職エージェント』があるので、とりあえずここに相談するのが1番早いです。

しかも全て無料で利用できるので、あなたのリスクはゼロ。これを利用しない手はないですよね。
28歳フリーターにおすすめの転職エージェント3社【すべて無料】

ドフラ
こんにちは。26歳までフリーターだった、ドフラです。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。

僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計978名の方にインタビューしてきたので、28歳フリーターのリアルな情報をお伝えできると思います。

この記事では、28歳でフリーターから就職した方の体験談を紹介しつつ、『28歳のフリーターが就職を成功させるコツ』から『28歳のフリーターにおすすめの就職先』までを解説していきます。

この記事を読めば、28歳のフリーターの未来に不安を抱えている方でも、人生を変えるための一歩が踏み出せるようになります。

3分で読める内容ですので、それではいきましょう~。

『今すぐにフリーターから正社員に就職したい!』という方は、以下の記事で『僕がフリーターから年収500万円のIT企業に就職した時に利用した転職エージェント』を紹介していますので、こちらのほうが早いかもです。

28歳フリーターは1年以内に就職しないとやばい?

28歳 フリーター 就職

僕がこれまでにインタビューした28歳フリーターの方は、ボウリング場、中古ゲーム店、学習塾、梅干し工場、リゾートホテル、日雇いバイト…などのアルバイトをしていました。

だいたい月給15〜20万円の方が多く、実家暮らしなら生活していける…という感じでした。

では、なぜ28歳フリーターは1年以内に就職しないとやばいのか?

28歳フリーターが1年以内に就職すべき最大の理由は、30代になると一気に就職が難しくなるから、です。

一般的に、20代は採用後の育成を前提にポテンシャル採用してもらえる可能性が高いですが、30代は即戦力としてスキルや経験を求められる場合が多いです。

そのため、28歳以降のフリーターは年齢が上がるほど、書類選考で落とされやすくなります。

実際に「労働政策研究・研修機構の調査結果」によると、2017年度に非正規雇用から正社員に移行した割合は、28歳が含まれる25〜29歳で25.5%、30~34歳は18.1%、35~39歳は15.5%となっています。

男女別に、非正規雇用から正社員に移行した割合をみると、以下のとおり。

【男性の正社員移行率】
25〜29歳:40.1%
30~34歳:34.3%
35~39歳:29.8%

【女性の正社員移行率】
25〜29歳:25.5%
30~34歳:18.1%
35~39歳:15.5%

(参照元:独立行政法人労働政策研究・研修機構「若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状3 -平成29年版「就業構造基本調査」より- p78」

上記のとおり、28歳以降のフリーターは、年齢上がるほど、正社員に就職するのが難しくなる傾向があります。

さらに、30代に近づくにつれて、未経験から応募できる求人数も少なくなるので、現在28歳の方は早めに就職しておきたいところです。

28歳のフリーターが就職しないとどうなるかをこちらの『28歳フリーターがやばい理由【人生終わった?手遅れ?失敗談あり】』で紹介していますので、あわせてご覧ください。

28歳フリーターの割合は?【20代男性の8割は正社員です】

28歳 フリーター 就職

ここでは、28歳フリーターの割合をみていきましょう。

厚生労働省のデータによると、28歳が含まれる25〜29歳の正社員とフリーターの割合は、以下のとおり。

  • 25〜29歳の正社員:73.2%
  • 25〜29歳の正社員以外:26.8%

(参照元:厚生労働省「平成30年若年者雇用実態調査の概況 個人調査 1 現在の就業状況 表13 性、年齢階級・在学の有無・最終学歴、雇用・就業形態別若年労働者割合」

上記のとおり、28歳前後の7割以上が正社員として働いています。

ちなみに、男性の25〜29歳の正社員の割合は82.4%なので、20代男性の8割以上は正社員ということになります。

また、総務省統計局の労働力調査によると、2022年時点でフリーターの数は132万人となっており、日本における総人口の約1%の割合です。

つまり、フリーターは約100人に1人しかいない…ということです。

さらに、2021年から2022年にかけて、フリーターの数は約6万人も減少しているため、今後もフリーターを続ける人は少なくなりそうですね…。

また、28歳のフリーターと正社員では、生涯年収の格差、社会保障や福利厚生の格差、身につく経験やスキルの格差などもあります。

就職活動を先延ばしにするほど、人生の損失は大きくなっていくので、28歳のうちに行動しておきましょう。

ドフラ
僕は26歳の時に下記の転職エージェントを利用して、フリーターから年収500万円のIT企業に就職できましたよ。

28歳フリーターが職歴なしのまま就職しない7つのリスク

28歳 職歴なし
28歳でフリーターの人『28歳でフリーターから正社員に就職する人と、職歴なしのままフリーターを続ける人では、具体的にどんな違いがあるの?』

このような疑問もありますよね。

ここからは、『28歳フリーターが職歴なしのまま就職しない7つのリスク』を解説しますので、28歳のフリーターと正社員の違いを比べてみてください。

雇用が安定しない

28歳 フリーター 就職

28歳フリーターが就職しないリスクの1つ目は、『雇用が安定しない』です。

正社員は一度採用されると、特別な事情がない限り解雇されません。

いっぽうで、フリーターは企業の業績が悪化したり、自分の勤務態度が良くなかったりすると、突然クビにされることがあります。

『いつクビになるかわからない…』という状況で働くのは、精神的にもキツいですよね。

28歳のうちに正社員に就職することで、収入や生活が安定し、将来的に結婚や子育て、マイホームの購入といった人生設計も立てやすくなります。

給料・生涯年収が低くなる

28歳 フリーター 就職

28歳フリーターが就職しないリスクの2つ目は、『給料・生涯年収が低くなる』です。

厚生労働省が発表した「令和4年賃金構造基本統計調査の概況」によると、フリーターを含む非正規雇用の平均月収は22万1,300円、正社員の平均月収は32万8,000円となっています。

つまり、正社員の月収はフリーターの約1.5倍、ということです。

年齢別に、正社員とフリーターを含む非正規雇用の平均月収を比較すると、以下のとおり。

20〜24歳の正社員:22万1,000円
20〜24歳の非正規:19万6,200円

25〜29歳の正社員:25万5,900円
25〜29歳の非正規:21万2,300円

30〜34歳の正社員:28万8,400円
30〜34歳の非正規:21万5,500円

35〜39歳の正社員:32万3,500円
35〜39歳の非正規:21万3,300円

40〜44歳の正社員:34万7,500円
40〜44歳の非正規:21万7,600円

(参照元:厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概要『雇用形態別にみた賃金』第6-1表 雇用形態、性、年齢階級別賃金、対前年増減率及び雇用形態間賃金格差」

上記をみると、どの年齢層においても、正社員の給料はフリーターを上回っています。

28歳のフリーターは正社員と比べて、毎月4万3,000円ほど給料が低いですね…。

また、正社員は年齢が上がるにつれて給料も増えますが、フリーターは年齢が上がっても給料は横ばいの状態です。

そのため、フリーターと正社員の収入差は、年齢が上がるほど大きくなるといえます。

実際に、労働政策研究・研修機構の「ユースフル労働統計2022」によると、フリーターと正社員の生涯年収の格差は最大1億円です。

大卒・高卒の正社員とフリーターの生涯年収の格差は、以下のとおり。

【大卒男性の生涯年収の格差】
正社員:2億6,000万円
フリーター:1億6,000万円

【高卒男性の生涯年収の格差】
正社員:2億1,000万円
フリーター:1億3,000万円

【大卒女性の生涯年収の格差】
正社員:2億1,000万円
フリーター:1億2,000万円

【高卒女性の生涯年収の格差】
正社員:1億5,000万円
フリーター:1億円

(参照元:労働政策研究・研修機構 ユースフル労働統計労働統計加工指標集2022(p317、P336)

正社員は基本給が高いだけでなく、賞与や手当、退職金などももらえるため、フリーターよりも生涯年収が高くなるのです。

上記の給料や生涯年収の格差をしっかり考えた上で、28歳以降もフリーターのままで問題ないかを判断してくださいね。

福利厚生を受けられない

28歳 フリーター 就職

28歳フリーターが就職しないリスクの3つ目は、『福利厚生を受けられない』です。

フリーターでも一部の企業で福利厚生を受けられる場合がありますが、一般的には正社員の方が多くの福利厚生を受けることができます。

福利厚生の例は、以下のとおりです。

  • 家族手当
  • 社員食堂
  • 家賃補助・社宅・独身寮
  • 健康診断
  • 託児施設
  • 財形貯蓄制度
  • 慶弔・災害見舞金
  • 宿泊施設やレジャー施設の代金補助
  • ジムやマッサージの代金補助
  • 資格支援・図書手当

福利厚生は金銭的な補助に加えて、託児施設の利用など日常生活をサポートするものや、社員のキャリアアップやスキルアップに役立つものも含まれています。

28歳フリーターの場合は、上記の福利厚生はほとんどありません…。

社会保障を受けられない

28歳 フリーター 就職

28歳フリーターが就職しないリスクの4つ目は、『社会保障を受けられない』です。

正社員は基本的に社会保険に加入が必須ですが、フリーターは加入条件を満たしていないと加入することができません。

社会保険は、以下の4つから成り立っています。

  • 健康保険:仕事以外の怪我や病気に対する補償であり、治療費の一部が補助される。出産時には出産手当金や傷病手当金として、給与の3分の2程度を受け取れる制度もある。
  • 厚生年金保険:全ての国民が支払い義務のある、国民保険に加えられる保険で、厚生年金保険受給者の方が将来の受給額が高い。企業は保険料の半額を負担し、配偶者は保険料を払わずに保障の対象になることも可能。
  • 雇用保険::失業時に給付金を受け取れる保険で、失業保険とも呼ばれる。失業した場合に一定期間にわたり給付金を受け取れる。
  • 労災保険:仕事中や通勤中のケガや病気に対する保険で、対象の怪我や病気の治療費が全額補償される。雇用者本人や遺族が保険金を受け取れる。

28歳のうちに正社員に就職すれば、上記の保険を早い段階で受けられるので、安心して普段の生活を送ることができます。

社会的信用が低い

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28歳フリーターが就職しないリスクの5つ目は、『社会的信用が低い』です。

正社員はフリーターと比べて、仕事と収入が安定しているため、社会的信用を得やすい傾向があります。

この社会的信用は、クレジットカードの審査や転職などにも影響します。

クレジットカードを作る場合、返済能力や現在の働き方などが審査され、正社員はフリーターと比べて審査が通りやすいです。

また、将来的に車やマイホームを購入するときなども、正社員はローンの審査を通過しやすいです。

さらに、転職する際も正社員の実績があれば、「この人は正社員として働ける能力がある」と信頼されやすくなり、転職がスムーズに進む場合が多いです。

いまの時代はどんな仕事をしていても、一生安泰というのはあり得ません。将来的には『転職してキャリアの選択肢を広げる』という考え方も大事になります。

28歳でフリーターから就職しておくことで、あなたが世の中からどう見られるかが、大きく変わるということですね。

スキルアップ・キャリアアップが難しい

28歳 フリーター 就職

28歳フリーターが就職しないリスクの6つ目は、『スキルアップ・キャリアアップが難しい』です。

フリーターは好きなときに自由に働けますが、そのせいで責任のある仕事を任せてもらえず、ずっと同じ単純作業をくり返している人が多い。

そのため、フリーターを数年続けたけど、何もスキルが身につかなかった…というのはよくある話です。

いっぽうで、正社員は社内で研修を受けれたり、幅広い業務を深く経験できたりするので、専門的な知識や個人のスキルが身につきます。

28歳のうちに正社員に就職した人は、早い段階で人材の市場価値を高めることができます。

若手として見てもらえなくなる

28歳 フリーター 就職

28歳フリーターが就職しないリスクの7つ目は、『若手として見てもらえなくなる』です。

フリーターから正社員に就職する場合、未経験から採用してもらえる求人に応募することになります。

しかし、年齢が上がるにつれて、未経験から挑戦できる仕事は少なくなります。

その理由は、年齢の高い社員が入社すると、企業側の社員が年上の部下を持つことになり、年上の部下に対して「部下として扱いづらい」「仕事を頼みにくい」と感じるからです。

また、20代の若いうちに就職しておけば、「まだ若いから仕方ないよね〜」と職場で許してもらえることも多いです。

いっぽうで、年齢が30歳に近づくと、即戦力として期待されることも増えるので、「何でこんなこともできないの?」と厳しい目で見られることもある…。

上記のとおり、「就職のしやすさ」や「入社後の働きやすさ」を考えると、28歳のうちに行動しておくのがおすすめですよ。

ドフラ
28歳フリーターから就職に失敗したくない人は、以下の記事で紹介する転職エージェントを利用するのがおすすめですよ。

28歳フリーターが就職しやすい4つの職種を紹介

28歳 フリーター 就職

28歳のフリーターから就職を成功させるコツは、「未経験OKの求人」や「28歳フリーターの就職実績が多い求人」を選ぶことです。

世の中には、経験がないと就職が難しい職業もあるため、まずは経験やスキルを積むことから始めるのがおすすめです。

ここからは、28歳のフリーターが就職しやすい職種を4つ紹介しますので、自分に合いそうな仕事を考えてみてくださいね。

営業職

28歳 フリーター 就職

28歳フリーターが就職しやすい職種の1つ目は、『営業職』です。

営業職は、自社の商品やサービスを提案してお客様の課題を解決する仕事で、どの業界でも『会社の売上をつくる重要な職種』として需要が高まっています。

また、営業職は就職するにあたり、特別な資格や専門的な知識・スキルが不要なため、28歳のフリーターでも採用してもらえる可能性が高いです。

企業によっては、インセンティブ制度が用意されており、成果に応じて基本給以上の給与を得ることもできます。

営業の仕事を経験すると、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力などのビジネスの基本スキルが身につくため、将来的にどの業界でも転職しやすくなるというメリットがあります。

営業職にはルート営業や新規開拓営業、内勤営業など様々な形態が存在するので、自分に合った働き方を見つけやすいです。

フリーターから営業職に就職した20代男性の体験談を、こちらの「大学中退の26歳が就職できた体験談【資格なしでも就職できる!】」で紹介していますので、あわせてご覧ください。

ITエンジニア

28歳 フリーター 就職

28歳フリーターが就職しやすい職種の2つ目は、『ITエンジニア』です。

「ITエンジニアは難しそう…」「ITエンジニアは未経験だと無理そう…」というイメージを持っている方も多いと思います。

しかし最近は、時代の変化とともに、多様なニーズに対応するITエンジニアが不足しており、未経験者を採用する企業も増えています。

実際に、未経験OKのITエンジニアの求人は多く、入社後に研修を受けながら学べるなど、教育体制が整っている企業は特におすすめです。

ITエンジニアのプログラミングスキルは、AI技術が進展する未来においても有益なものであり、一生もののスキルとして活かせます。

ただし、IT技術は進化のスピードが早いため、就職した後も継続的に学び続けることが必要です。

そのため、プログラミングに高い好奇心を持てる方や変化に対応するのが苦にならない方は、ITエンジニアに向いています。

参考記事:フリーターからITエンジニアに就職した20代女性の体験談

施工管理

28歳 フリーター 就職

28歳フリーターが就職しやすい職種の3つ目は、『施工管理』です。

施工管理は安全な建築物を建設できるよう、建築現場において指揮し、管理する仕事です。

建設のスケジュール管理や予算の管理、安全面の管理や事務的な手続きなど、建築工事をトータルで管理します。

『管理の仕事=ハードルが高い』という印象があるかもしれませんが、無資格・未経験でも挑戦できる仕事の一つです。

施工管理の仕事を経験することで、スケジュールを調整する能力やトラブルへの対応力、現場を指揮するマネジメント力が身につきます。

さらに、ある程度の実務経験を積んだ後は国家資格を取得することも可能で、平均年収は400万円〜600万円。

施工管理の中には、年収700万円以上を稼ぐ人もいます。

「安定的にキャリアも収入もアップしていきたい」「将来的には人をまとめるリーダーの役割に挑戦したい」という方は、施工管理が特におすすめです。

フリーターから施工管理に就職した20代男性の体験談を、こちらの「27歳フリーターがやばい理由【手遅れ?就職活動の現実と失敗談】」で紹介していますので、あわせてご覧ください。

介護職

28歳 フリーター 就職

28歳フリーターが就職しやすい職種の4つ目は、『介護職』です。

おそらく多くの方がご存知かと思いますが、介護業界は特に深刻な人材不足に悩まされており、介護職は未経験から挑戦しやすい職種です。

特に介護職は一定の体力が必要となるにもかかわらず、平均年齢が高いため、若さと体力をアピールできる28歳フリーターの方には有利です。

また、介護業界には資格取得のサポートが充実する企業も多く、無資格から介護職に就職したあと、働きながら資格を取得できるメリットもあります。

資格を取得すれば、業務の幅が広がるだけでなく、資格手当の支給も期待できます。

介護職は「自分が人や社会の役に立っていること」を実感しやすいため、誰かの役に立ちたいと思っている方におすすめです。

ドフラ
『28歳フリーターにおすすめの転職エージェント』が知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

28歳の職歴なしでも稼げる仕事の選び方【人生やり直したい方向け】

28歳 フリーター 就職

ここでは、「28歳の職歴なしでも稼げる仕事」という視点から、職種選びのポイントを紹介していきます。

まずは、厚生労働省が発表した「令和4年賃金構造基本統計調査」のデータをもとに、高卒の平均年収をみていきましょう。

高卒の平均年収を年齢別にみると、次のとおり。

  • 20~24歳:246万2,400円
  • 25~29歳:273万7,200円
  • 30~34歳:298万2,000円
  • 35~39歳:321万1,200円

ちなみに全世代をまとめると、高卒の平均年収は約328万円(高卒男性:約357万円、高卒女性:約267万円)となっています。

つまり、28歳のフリーターから就職するなら、30代までに年収330万円稼げるようになっていれば、とりあえず同年代の高卒の年収と同じくらいにはなれる、ということですね。

でも、『どうせなら大卒の平均年収より稼ぎたい!』と思う人もいますよね?

令和4年賃金構造基本統計調査」によると、大卒全体の平均年収は約435万円(大卒男性:約470万円、女性:約352万円)となっています。

ですから、28歳で就職した後に年収500万円稼げれば、大卒の平均年収よりも稼げていることになります。

では、28歳のフリーターからでも就職できて、年収500万円稼げる仕事はどれか?

結論をいうと、『IT業界の営業職』に就職するのがおすすめです。

その理由は、次のとおり。

  • IT業界は利益率が高いから給料も高くなりやすい
  • 営業職は成果を出せば昇給がしやすい
  • IT業界も営業職も未経験の若手採用を積極的にやっている

上記の3つの理由から、28歳のフリーターが年収500万円を目指すなら、IT業界の営業職に就職するのがおすすめといえます。

実際に僕が就職したIT企業は、約3割が元フリーターで、そのうち半数が年収500万円以上を稼いでいました。

もちろん就職後に努力しなければいけませんが、『28歳の職歴なしから就職して年収500万円を稼ぐ』という目標はわりと達成しやすいと思いますよ。

ちなみに、僕の場合はIT業界の営業職を選びましたが、ITエンジニアや施工管理も年収500万円を狙いやすい仕事ですよ。

ドフラ
僕は26歳の時に下記の転職エージェントを利用して、フリーターからIT企業の営業職に就職できましたよ。

28歳のフリーターが就職で失敗しない方法を伝えます!

28歳 フリーター 就職

では28歳のフリーターの方が、就職で失敗しないためには、具体的にどうすればいいのか?

結論をいうと、『28歳フリーターに特化した転職エージェント』に無料登録すればOKです。

28歳フリーターの就活の流れは、次のとおりです。

  • 28歳フリーター向けの転職エージェントに無料登録する
  • 担当アドバイザーに無料で就職相談する
  • 自分に合う仕事を紹介してもらい応募してみる

転職エージェントに登録すれば、あとは担当アドバイザーが就職までサポートしてくれるので、めちゃくちゃ楽です。

でも就活を自分ひとりでやろうとすると、企業選びから面接対策まで全部自分でやらないといけないので、かなり大変です。

ちなみに、記事を書いている僕は、フリーターのときに自分ひとりで就活して、30社応募しても内定ゼロという失敗をしています…。

僕のような失敗をしたくなければ、最初からプロに頼るのがおすすめですね。

28歳フリーターに特化した転職エージェントには、フリーターからの就職事例がたくさんあるので、とりあえず登録してみて、『自分にはどんな仕事が選べるのか?』を聴いてみるのはいかがですか?

行動しないと、人生は何も変わりません。むしろフリーター期間が長いほど、損することが増えていきます。

『今すぐフリーターを辞めろ』とは言いませんが、徐々に行動して変えていかないとですね。

ドフラ
『28歳フリーターにおすすめの転職エージェント』が知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

28歳職歴なしの就職活動の現実【28歳フリーターから就職できる人と就職できない人の体験談】

ここからは、実際に僕が28歳フリーターの方にインタビューした体験談をもとに「28歳フリーターの就職活動のリアル」を紹介していきます。

28歳のフリーターから就職できる人と就職できない人の違いを比較して、あなたの就職活動の参考にしてみてくださいね。

28歳フリーターの失敗談:就職は手遅れかもしれない…

28歳 フリーター 就職

フリーターの石垣真司さん(28歳男性・仮名)は、高校3年生で進路を決めるときに、担任の先生から「お前の学力では進学は無理だから就職した方がいい」と言われて、機械メーカーの採用試験を1社だけ受けました。

しかし、面接では「なんか元気がないよね〜」「やる気を感じられないな〜」「本当に就職したいの?」と言われて、結果は不採用でした。

石垣真司さんは高校を卒業後、就職せずにフリーターとなり、コンビニ店員、パチンコのホールスタッフ、居酒屋チェーン店、古本屋、ディスカウントストア、ネットカフェ、カラオケ店、工場、宅急便、倉庫…などのバイトを転々とし、10年間フリーター生活を続けました。

ちなみに、10年間で就職活動をした経験はほぼゼロで、現在はレンタルDVDショップで時給970円で働いています。

石垣真司さんは28歳になるまで、「30歳になってから正社員になればいいでしょ!」という考えでフリーターを続けていました。

しかし、最近は『職場にいる8人のバイトの中でフリータは自分ひとり、それ以外は大学生か専門学生のアルバイト』という状況になり危機感が強くなっています。

職場で会話はあるものの、学生バイトとは年齢が離れすぎていますし、完全なフリーターは石垣真司さんだけなので、本音では話せていません。

また、石垣真司さんは現在バイトを続けて約1年になりますが、1週間前に入ってきた学生バイトと時給は全く同じ。それに対して怒りたくはなりますが、文句を言ったら「不満なら明日から来なくていいよ」と言われるから我慢するしかない…という状況です。

石垣真司さんは年に数回、ハローワークに行って仕事を探すこともありますが、『事務職の正社員で月給25万円以上』の仕事を希望しているため、なかなか仕事が見つかりません。

それでも石垣真司さんは『仕事が楽そう』という理由から、現在も事務職の希望を変えずに就職活動を続けています。

石垣真司さんは、現在のフリーター生活について、以下のようにコメントしています。

年齢的にも正社員に就職しなきゃいけない気持ちはあるのですが、自分はサボりぐせがありますし、正社員の中でやっていける自信もありません。今まで正社員経験が一度もないので、就職は手遅れかもしれないとも思っています。最近は一生フリーターで過ごすことも少し視野に入れています。

上記のとおり、フリーター期間が長くなると、正社員ばかりの職場についていけないかも…という不安が強くなり、就職を諦めてしまうこともありますね。

28歳の就職が手遅れといわれる理由をこちらの「28歳の就職は手遅れといわれる理由【職歴なしの解決策と体験談】」で解説していますので、あわせてご覧ください。

28歳フリーターの就職体験談:みじめな30代になりたくない!

28歳 フリーター 就職

元フリーターの酒井隆二さん(28歳男性・仮名)は、大学を卒業してから『アルバイトでお金を貯める→海外に旅行する→またアルバイトでお金を貯める』というフリーターになりました。

その後、カナダ、イギリス、フィリピン、オーストラリアなどへの海外旅行を経験し、26歳の時にリゾートバイトを始めます。

リゾートバイトは数ヶ月で辞める予定でしたが、居心地が良かったのと、バイト先から「もっと働いてほしい!」とお願いされたこともあり、そのまま2年ほどリゾートバイトを続けていました。

リゾートバイトの職場には、短期のアルバイト、フリーター、派遣社員、正社員など、いろいろな人がいて楽しかったのですが、ある日の出来事をきっかけに、酒井隆二さんは本気で正社員への就職を考えることになります。

それは、リゾートバイトの中にいた、39歳の派遣社員の人が、23歳の正社員の人にめちゃくちゃ怒られている場面を見たことです。

「このままフリーターを続けていたら、自分もあの派遣社員の人みたいになるかもしれない…」と思うと、どうしても嫌でした。

それからすぐに地元に戻って、『絶対に28歳のうちに就職する!』という強い気持ちで、就職活動をスタートさせました。

その後、転職エージェントに登録して、キャリアアドバイザーに就職活動をサポートしてもらい、就職活動を始めてから約2ヶ月後に注文住宅の営業職から内定をもらうことができました。

酒井隆二さんは、28歳までのフリーター生活を振り返り、以下のようにコメントしています。

アルバイトをしながら海外旅行をする生活は楽しかったですし、リゾートバイトも自由で気楽でしたが、自分が39歳になったときに23歳に怒られている未来はどうしても納得できませんでした。あの時に就職活動を先延ばしにしなくて本当に良かったです。いまは仕事の中で成長も実感できていますし、職場の雰囲気もすごく良いので働きやすいです!

上記のとおり、28歳でフリーターや非正規雇用で働く場合、年下の若い正社員から指示されたり注意されたりすることが多くなり、これがストレスで正社員への就職を決意する人もいますね。

フリーターはいつまで許されるのかをこちらの「フリーターはいつまで許される?【28歳過ぎると人生やばい理由】」で解説していますので、ぜひご一読ください。

28歳フリーターの就職体験談:フリーターのまま30歳になるのはやばい!

28歳 フリーター 就職

元フリーターの安藤浩太さん(28歳男性・仮名)は、高校を卒業後、俳優になるために、イベント運営のアルバイトをしながら、劇団で活動を続けていました。

高校を卒業してから10年間、フリーターを続けながら俳優を目指しましたが、なかなか俳優として芽は出ず、気づけば年齢が28歳になっていました。

安藤浩太さんは28歳のタイミングで、「夢を諦めるのは辛いけど、フリーターのまま30歳になるのはやばい…」と考え、真剣に就職と向き合うことになります。

その後、自分なりに就職活動を始めてみたものの、『高卒・28歳まで職歴なし』という経歴だったため、自分ひとりで就職を成功させるのは無理だ…と思い、転職エージェントを利用することにしました。

転職エージェントに登録したあとは、担当アドバイザーから履歴書や職務経歴書の書き方を教えてもらったり、自己PRや面接の練習をしてもらったりして、就職活動は順調に進んでいきました。

その結果、安藤浩太さんは、最終的に28歳で職歴なしのフリーターから施工管理の正社員に就職することができました。

安藤浩太さんは、28歳までのフリーター生活を振り返り、以下のようにコメントしています。

夢に見切りをつけるのは寂しかったですが、フリーターのまま30歳になるのはやばいと思うので、あの時に行動しておいて本当に良かったです。いまの会社は入社後に約1ヶ月の研修があり、建設業界や仕事内容をしっかり学べる環境があるので助かりました。覚えることが多くて大変な部分もありますが、やりがいのある仕事なので頑張っていきたいです!

上記のとおり、28歳は正社員を目指せるギリギリのタイミングなので、ここで就職活動をスタートできるかどうかで、その後の人生は大きく変わりますね。

ドフラ
28歳フリーターから就職で失敗したくない方は、以下の記事で紹介する就転職エージェントを利用するのがおすすめですよ。

まとめ:28歳フリーターでも今すぐに行動すれば就職できます!

最後に、この記事のまとめです。

  • 28歳フリーターは1年以内に就職するのがおすすめ
  • 30代になるとフリーターから就職するのが一気に難しくなる
  • 28歳は7割以上、20代男性は8割以上が正社員で働いている
  • 28歳フリーターが就職しないリスクは『雇用が安定しない・給料&生涯年収が低い・福利厚生や社会保障を受けれない・社会的信用が低い・スキル&キャリアアップが難しい・若手扱いしてもらえない』
  • 28歳フリーターが就職しやすい職種は『営業職・ITエンジニア・施工管理・介護職』
  • 28歳の職歴なしでも稼げる仕事のおすすめは『IT業界の営業職・ITエンジニア・施工管理』
  • 28歳フリーターが就職で失敗しないためには『28歳フリーターに特化した転職エージェント』に無料登録すればOK

「いつかフリーターを抜け出したい…」と思いつつ、なかなか行動できない人もいますよね?

でも、もしあなたが28歳なら、今すぐにフリーターを辞めるべきです。

なぜならフリーターから正社員に就職するときに、『年齢が高いほど不利になるから』です。

未経験の人材を採用する企業側は、『入社後の教育のしやすさ』や『活躍できる期間の長さ』を評価します。

そのため、28歳の人材と29歳の人材を比較したときに、両者の指導のしやすさや将来性を考えて、年齢の若い28歳の人材が採用されやすいです。

ですから、人生を振り返って後悔したくない方は、今すぐに行動しておいてくださいね。

あとは、あなた次第です。

今から行動して、あなたの理想の未来を手に入れませんか?

ドフラ
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