

こういった疑問に答えます。
いつかは正社員になろうと思っていても、就職するきっかけがなくて、フリーターを何年も続けてしまっている人も多いです。
結論からいうと、フリーターが許されるのは「28歳まで」です。
その理由はこちらです。
- 未経験OK求人は20代限定が多い
- 30代手前で動けば焦らず就職できる
- 29歳以降はフットワークが悪くなる
- フリーターは実績が評価されにくい

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。
この記事では『フリーターが許されるのは何歳まで?』という疑問に答えています。
この記事を読むことで、フリーターから正社員になって、年収500万円を稼ぐまでをイメージできるようになります。
「いつかは正社員にならないとなぁ」と思っていた僕を救ってくれたのが転職です。たまたま転職して人生が変わった僕が、転職に感謝の気持ちを込めつつ、記事を書きます。
それでは、さっそく見ていきましょう。
※『今すぐにフリーターから正社員に就職したい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
フリーターいつまで許される?【28歳過ぎると人生失敗する理由】


人生の価値観は人それぞれです。
しかし、客観的に考えた結論をいうと、フリーターは28歳までが限界です。

特に未経験の場合は、これが顕著にでます。
30代のフリーターだと、選べる求人はさらに少なくなります。
たとえば、高卒&未経験で応募できる正社員の求人数を比較すると、こんな感じです。(※僕が某転職エージェントの方から聴いた求人数です。)
20歳:96件
21歳:103件
22歳:116件
23歳:134件
24歳:137件
25歳:156件
26歳:157件
27歳:160件
28歳:160件
29歳:159件
30歳:146件
31歳:140件
32歳:140件
33歳:138件
34歳:134件
35歳:121件
36歳:92件
37歳:90件
38歳:90件
39歳:87件
40歳:70件
28歳が求人数のピークで、29歳からはどんどん求人が減ってますね。
これが世間の目です。
つまり、フリーターは28歳までに正社員になった方がいい、ということです。
28歳を超えると未経験採用が厳しくなる理由
先ほどの求人数データを見てもわかるように、28歳を超えると未経験者の採用は厳しくなります。
なぜ28歳を超えると厳しくなるのか?
28歳を超えると未経験採用が厳しくなる理由はこちらです。
- 体力が衰えていく
- 頭が固くなる
- 年上の部下は嫌がられる
- 責任のない立場が長いと信用されない
この中でも、特に「責任のない立場が長い」というのが、採用担当に嫌がられます。
同じ仕事内容でも、正社員雇用か、アルバイト雇用かで、企業からの信頼度は大きく異なります。
アルバイトは時間給で働いているので、仕事が途中でも、時間がきたら帰れますよね?
この無責任な立場が、信頼度を落としてしまいます。
一般的に30歳以上は、経験やスキルをもとに、即戦力であることが求められます。
「転職は35歳まで」といわれますが、これは正社員経験がある人たちの話です。

フリーターの実態とは?

あなたは、なぜフリータになりましたか?

株式会社マイナビが発表した「フリーターの意識・就労実態調査(対象:15歳から44歳の既卒の男女)」によると、フリーターになった理由はこちらです。
- 正社員で働くより楽だから:22.0%
- 明確な職業を思い描けなかった:18.6%
- 正社員として雇ってくれるところがなかった:17.8%
- 家庭の事情のため:16.9%
- 正社員としての仕事がなかった:15.2%
- 会社を退職・離職したため:14.8%
非就労者の91.1%が就職したいと思っているにも関わらず、62.3%が求職活動をしていません。求職活動をしない理由の46.7%が「知識・能力に自信がないから」というデータもありました。(引用:フリーターの意識・就労実態調査)
しかし、20代なら知識も能力もない、未経験のフリーターを受け入れてくれる会社があります。
ちなみに、20代向けの高卒&未経験でも応募できる求人数がこちらです。 (※僕が某転職エージェントの方から聴いた求人数です。)
20歳:96件
21歳:103件
22歳:116件
23歳:134件
24歳:137件
25歳:156件
26歳:157件
27歳:160件
28歳:160件
29歳:159件
このデータを見てもわかるように、知識や能力がなくても、就職できる可能性は十分にあります。
就職を諦めないでくださいね。

フリーターの末路とは?
厚生労働省が発表した「若年者雇用対策の現状等について」によると、フリーターの人口は143万人です。(平成30年)
- 15~34歳、男性は卒業者、女性は卒業者で未婚
- 雇用者のうち「パート・アルバイト」の者
- 失業者のうち探している仕事の形態が「パート・アルバイト」の者
- 非労働力人口で、家事も通学もしていない「その他」の者のうち、就業内定しておらず、希望する仕事の形態が「パート・アルバイト」の者
引用: 若年者雇用対策の現状等について
15~34歳の労働力人口は、2017年で1,711万人です。フリーターの割合は8.3%になるので、10人に1人くらいの割合です。
フリータの数は、5年連続で減少しています。
「フリーターのままだとヤバいかも…」って、ちょっと焦りますよね。

フリーターを長く続けている人たちの末路がこちらです。
- クレジットカードの審査が通らない
- カーローンに通らない
- 社会的信用がない
- 月収が安定しない
- 貯金がほとんどない
- バイト先に10歳年下が入ってきて居づらくなる
- 家族の目が冷たくなる
- 正社員になった友達が離れていく
- 将来に不安しかない
- 彼女と結婚を考えられない
- フリーター歴が長くて就職できない
- 底辺生活から抜け出せなくなる
- 生きていくことで精いっぱいになる

フリーターの人の相談に乗っていると、「なんとなく」という理由でフリーターを続けている人が多いです。
何かのきっかけがないと、フリーター生活は抜け出せません。
記事を書いている僕自身も、フリーター経験があるので、この気持ちは痛いほどよくわかります…。
しかし、フリーター期間が長くなると、就職率が下がるのも事実です。

フリーター期間が長くなるほど就職率が低くなる

フリーター期間と就職率の関係を調べた「独立行政法人労働政策研究・研修機構(東京都在住・20~29歳・フリーター)」 統計データがこちらです。
- 6ヶ月以内……64.0%
- 7ヶ月~1年……58.3%
- 1年~2年……52.2%
- 2年~3年……58.9%
- 3年以上……48.9%
このデータからもわかるように、フリーター期間が長くなるほど、正社員での就職が厳しくなります。
3年以上フリーターを続けている人は、就職率50%を切っているので、特に注意です。

でも、何をやればいいんだろう?
続いては、この疑問に答えていきます。
フリーターが正社員になるための方法とは?
フリーターが正社員になるためには、何をすればいいのでしょうか?

はい、そうですね。
では、どうやって仕事を探しますか?

仕事を探す方法はさまざまです。
- ハローワークで探す
- 求人誌から探す
- 求人のWEBサイトから探す
- インターネットから探す
- 転職エージェントに登録する
- 知り合いに紹介してもらう
仕事をを探す方法は「自分で求人を探すのか」と「誰かに求人を探してもらうのか」の2つです。
ハローワーク、求人誌、求人メディア、インターネット検索は、自分で求人を探す方法です。
社会人経験のないフリーターの人が、自分ひとりで求人を探すのは、かなり大変です。
あなたは、無数にある求人の中から、自分に合う仕事を見つける自信がありますか?

途方もない作業に感じますよね。
自分で求人を探すときに、つまずく点がこちらです。
- 求人が多すぎて選べない
- どの業界がいいのかわからない
- どの職種がいいのかわからない
- 自分に合う仕事がわからない
- 自己PRが思いつかない
- 志望動機がつくれない
- 書類選考が全然通らない
- 面接の仕方かがわからない
- 面倒くさくなってフリーターを続ける
初めての就職は、ひとりだと不安ですよね。
フリーターから正社員に就職するのは、想像以上に難しいです。
ですから、根気よく求人を探せる人でない限り、フリーターの人が仕事を選ぶときは、転職エージェントを利用するのが安全です。
転職エージェントではプロのアドバイスをもらいながら、就職活動を進めることができますよ。

フリーターに特化した転職エージェントに登録しよう


転職エージェントって、たくさんあるから、どこに登録すればいいか迷いますよね。
大手の転職エージェントから中小零細の転職エージェントまで、本当にたくさんあります。
では、フリーターは、どの転職エージェントに登録するべきだと思いますか?

結論からいうと、3社の転職エージェントに登録しておいたほうがいいです。
1社は大手の転職エージェント、2社はフリーターに特化した転職エージェントです。
なぜなら、フリーターが就職を成功させるためには、フリーターが受かりやすい求人に応募することが必須だからです。
そのためフリーターは転職エージェントの中でも、フリーターの就職に特化した転職エージェントに登録する必要があります。

- 大卒や経験者の登録が多く、フリーターにとってはライバルが強すぎて、なかなか内定が獲得できない。
- エージェントは内定を獲得しやすい登録者を優先的にフォローするので、フリーターの対応は後回しになる
- フリーター専用の求人数やノウハウが少ない
ですから大手の転職エージェントに登録するのは、情報収集と受かればラッキーくらいの立ち位置でいいと思います。
フリーターの人は転職の激戦区で戦うと、確実に負けます。
フリーターは自分が勝てる転職市場で、正社員を目指すべきです。
フリーターに特化した転職エージェントには、過去にフリーターから正社員に就職させた実績やノウハウが多数あり、フリーターのための求人もたくさん扱っています。
ですから、フリーターの人は『フリーターに特化した転職エージェント』を利用して、就職活動するのがおすすめです。

まとめ:とりあえず行動しておくのが安全です
今回のまとめです。
・フリーターが許されるのは28歳まで
・28歳すぎると応募できる求人数が減る
・フリーターはデメリットが多い
・フリーター期間が長いと就職率が下がる
・フリーター特化型の転職エージェントに登録するべき
僕自身が26歳のときに、転職エージェントを利用して、年収200万円のフリーターから正社員に就職して、年収500万円を達成できました。
あのときに、正社員に就職していなかったら、今ごろ人生ヤバかったと思います…。
フリーターの方は、早めに行動するのがおすすめですよ。
30歳に近づくほど、フリーターからの就職は難しくなるので、人生が手遅れになることもあります…。
フリーター人生に不安のある方は、『とりあえず転職エージェントに相談してみる』という一歩から始めてみてはいかがですか?
