
「20代高卒だけど年収500万稼ぎたい…」
「高卒でも稼げる職業を探している…」
「高卒だけど年収で大卒に負けたくない…」
このような方に向けて記事を書いています。
結論からいうと、高卒でも稼げる職業は「ベンチャー企業の営業職」です。
その理由は、ベンチャー企業の営業職の求人は高卒でも応募できる求人が多く、経営層や幹部たちにも高卒が多いからです。

この記事を書いている僕は、26歳まで年収190万円のフリーターでした。その後、IT系ベンチャー企業の営業職に転職して年収500万円になり、人生をやり直すことができました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。
実際に僕が転職したベンチャー企業の場合だと、営業職の8割以上が高卒で、20代で年収500万円稼ぐ社員はたくさんいました。
この記事では、僕の経験をもとに『20代高卒でも年収500万稼げる職業の選び方』から『20代高卒が転職で失敗しない方法』までを解説しています。
この記事を読めば、20代高卒の方が、年収500万稼ぐための具体的な行動がわかるようになります。
3分で読める内容なので、それではいきましょう。
※『今すぐ自分に合う仕事が知りたい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
20代高卒でも年収500万稼げる職業とは?元フリーターが教えます

「高卒だとなかなか稼げる仕事がないんじゃないか?」と思っている20代の高卒の人はたくさんいらっしゃいます。
「稼げる仕事=エリート会社員」というイメージが強くて、最初から稼ぐのは無理だと諦めてしまっているのです。
高卒の人は、自分は稼げないという固定概念をどこかでぶっ壊さないと、一生低収入の人生から抜け出すことはできません。
くり返しになりますが、高卒の人でも稼げる職業は「ベンチャー企業の営業職」です。
20代未経験の高卒でも年収500万円稼げる職業には、エンジニアや施工管理などもありますが、ベンチャー企業の営業職が圧倒的におすすめですね。
その理由は、営業職には特別な資格やスキルも必要ありませんし、稼ぎたければ自分次第でいくらでも稼げるからです。
高卒と大卒の年収のちがい
高卒の平均年収を考えるときに、比較されやすいのが大卒の平均年収です。
ここでは高卒と大卒のそれぞれの平均年収を見ていきたいと思います。
高卒の初任給の平均は手取りで月15万円程度です。これに対して、大卒の初任給の平均は手取りで月20万円程度です。
これを年収にすると、高卒が平均年収180万円~230万円、大卒が平均年収250~300万円ということになります。
つまり、高卒と大卒では初任給の手取りで5万円、年収で50万円~70万円の差があるということになります。
さらに、20代から60代の正社員の高卒と大卒の平均年収を比較すると、両者には「120万円~150万円」の差があります。
これは、大手企業などの比較的収入が高い会社の新卒求人の応募条件が「大卒以上」となっている影響が大きいです。
ですから、高卒で稼げる仕事を探すときは、新卒採用ではなく中途採用で求人を探すべきということです。
【関連記事】
⇒新卒で入るべき会社と中途で入るべき会社の違い
高卒で稼げる職業はベンチャー企業の営業職

中途採用の求人にはさまざまな職業がありますが、高卒の人が応募できるのは「高卒以上」という応募条件の求人だけです。
高卒の人が応募できる求人には、警備員、ドライバ―、倉庫管理、施工管理、エンジニア、販売員、介護スタッフなどがありますが、稼げる職業で1番おすすめなのは「営業職」です。
その中でも特に「ベンチャー企業の営業職」です。
大卒の人たちの多くは、「安定した会社で働きたい」「大手企業で働きたい」などの会社に安定を求める傾向が強いので、明日どうなるか分からないベンチャー企業をあまり就職先として選びません。
そのためベンチャー企業は、人員確保のために大卒だけではなく高卒の人たちも採用するのです。
さらに、ベンチャー企業は営業手法や社内の仕組みが整っていないことも多いので、高卒も大卒もフラットな立ち位置から競争をスタートすることができます。
高卒の人が抱える「学歴がない」というコンプレックスを気にすることなく、仕事の成果だけに集中できる環境があるのです。
20代高卒でも年収500万円以上稼ぐ人は多い
「ベンチャー企業の営業職なら高卒でも応募できることはわかったけど、本当に稼げるのか?」と疑問に思った方もいるのではないでしょうか。
結論をいうと、ベンチャー企業の営業職は年収500万円くらいなら稼ぎやすいです。
その理由は、社内にいる8割以上の社員が高卒だからです。

高卒が多いベンチャー企業というのは、ビジネスモデルがとてもシンプルに設計されています。頭で考えずに行動数をこなせば結果が出るような営業スタイルを採用している企業が多いです。
「とにかく電話をかけまくる」「とにかく飛び込み営業をしまくる」「とにかく商談に行きまくる」などのように、とにかく行動することを重視します。
そのため、その営業スタイルが合わない人はすぐに辞めていくので、結果的に離職率は比較的高めになります。
しかし、「行動量さえ確保すれば、誰でもできる」という仕組みなので、若くて経験が浅い人でも、残業や休日出勤などで時間をかけることで、先輩よりも好成績をおさめることが可能です。
これらの点からも、高卒で稼げる職業を探している人には「ベンチャー企業の営業職」はおすすめだといえるのです。

経営層や上層部に高卒がいる会社を選ぶべき

高卒の人が稼げる職業を選ぶときのポイントとして、「経営層や上層部に高卒が多いかどうか?」を確認しておくというのがあります。
なぜ、このような確認をするのかというと、自分と同じ高卒の境遇の人が活躍しやすい会社かどうかを知るためです。
高卒の経営者が経営する会社には高卒社員が多く、大卒の経営者が経営する会社には大卒社員が多くなる傾向があります。
上層部に高卒の人が多く揃っているということは、高卒の人が入社した後もそのポジションを狙うことができるということです。
上層部に高卒の人が一人もいない場合は、高卒の人が出世していくことはかなり難しいといえます。
稼ぐために学歴は必要ない

「高卒だから稼げない」「学歴がないから稼げない」と思っている方がいるかもしれませんが、その考えは間違っています。
お金を稼ぐために学歴はいっさい必要ありません。
高卒でも上場企業の社長になって億万長者になっている人はいくらでもいますし、大卒でもアンダークラスといわれる底辺人生を送っている人もいます。
大事なのは「稼ぐための行動をとっているかどうか」だけです。
本気で稼ぎたいと考えているなら、「どこで、何を、どれだけやれば、いくら稼げるのか?」を知っておく必要があります。
何も調べずに自分の低収入を嘆いているだけでは現実は何も変わりません。
自ら情報を取りに行って、自分の思考を変えて、自分の行動を変えていかない限り、底辺人生から抜け出すことはできないのです。
低収入なのを高卒のせいにしているだけでは、何も変わりません。
稼ぐためには、学歴は必要ないのです。
行動できるかできないかで、人生には雲泥の差が開きます。
あなたは、どちらの人生を歩みたいと思いますか?

年収600万円以上稼ぐベンチャー企業の役員はほぼ社畜状態
ここまでは、高卒で年収500万円稼ぐなら、ベンチャー企業の営業職を選ぶのがおすすめという話をしてきました。
高卒で稼げる職業を探している人で、営業経験がない人や社会人経験がない人は、まずこの選択をするべきだと思います。
しかしその後、年収500万円以上を稼ごうと思うと、営業職のままではなかなか厳しくなります。
その理由は、年収600万円~800万円、もしくは年収1000万円以上稼ぐためには、会社の役員か社長にならないと難しくなるからです。
ちなみに、ベンチャー企業の役員には、毎日深夜残業で土日祝日も出勤という生活を送っている人が多く、年収が高くなっても時給換算すると、社員とどちらがいいのか分からなくなります。
その会社を心から愛している人や、会社を社長のために上場させたいと本気で思っている人は、その生活でも幸せかもしれません。
しかし、そうではない人は、役員以上になるとプライベートがほぼなくなります。おまけに従業員のマネジメントもしなければいけなくなり、心身のストレスは計り知れません。
これでは年収600万円以上あっても、実際はほぼ社畜状態なのです。
高卒で稼げる職業の究極は経営者になること

では、年収600万円以上を目指したい方はどうすればいいのでしょうか?
年収500万円で満足できなくなった人は、自分の事業をもつ経営者になるのがおすすめです。
ベンチャー企業の営業で鍛えられた営業スキルが備わっていると、自分で起業しても、その営業力を活かして事業を軌道に乗せることができます。
ベンチャー企業の高卒経営者の多くが営業経験者です。
また、経営者といっても別に大所帯の会社をつくる必要はなく、自分ひとりの会社でもいいので、とにかく自分の事業で稼げるようになることが大事です。
これから先は正社員だからといって安泰という時代ではないので、自分で稼げるスキルを持っていることにはめちゃくちゃ価値があります。
会社に雇用されずに稼ごうとすると、稼げる金額に上限がなくなるので、年収600万円~1000万円は実現しやすい目標なのです。
独立するパターンで多いのは、「ベンチャー企業の営業職時代に扱っていた商材や類似商材を販売する」という事業で起業するパターンです。
せっかくベンチャー企業の営業職を経験するなら、ぜひ将来的な独立起業を視野に入れて取り組んでくださいね。
まとめ
今回のまとめです。
- 高卒の20代で年収500万円稼げる仕事がある
- 高卒と大卒の年収のちがい
- 高卒で稼げる職業はベンチャー企業の営業職
- 高卒の20代でも年収500万円以上稼ぐ人は多い
- 経営層や上層部に高卒がいる会社を選ぶべき
- 稼ぐために学歴は必要ない
- 高卒で稼げる会社は離職率が高い
- 高卒で稼げる職業の究極は経営者になること
今回は「20代高卒で稼げる職業」について話しました。
20代高卒で年収500万円稼ぎたい人は、ベンチャー企業の営業職になるのがおすすめです。
その理由は、僕自身も20代フリーターからベンチャー企業の営業職に転職して、年収500万円稼ぐことができたからです。
実際に転職先には、20代高卒で年収500万円以上稼ぐ人がたくさんいました。
この記事を読んでいるあなたも、年収500万円稼ぎたいと思っているなら、「今日というより今」から行動してみましょう。
