こんにちは、トッシーと申します。
僕は私立大学を卒業後、リゾートホテル内のレストランでホールスタッフとして1年勤務した後、転職して現在は土日祝休みのルート営業職として働いています。
この記事では、僕がホテル業界に就職して「もう無理だ」とギブアップし、方向転換をして法人営業として働くことを選んだ理由や転職活動の振り返り、転職した後の新しい職場での生活などを書かせていただきます。
ホテル業界から転職しようか迷っている方や、サービス業から土日休みの仕事への転職を検討している方の参考になれば幸いです。
3分で読める内容なので、それでは見ていきましょう〜。
※「今すぐにホテル業界から転職したい!」という方は、第3章の『ホテル業界から転職するためにやったこと』から先に目を通してくださいね。
目次
新卒でホテル業界を選んだ理由と感じたギャップ
僕は私立大学の現代社会学部 (偏差値40くらい)を卒業後、リゾートホテル内のレストランに就職しました。
ホテル業界を就職先に選んだのは、単純に「観光や旅行に興味があったから」です。
大学時代に旅行会社を受けましたが、残念ながら不採用。
そこで、「旅行に関わる仕事ならホテル業界もいいかも」と思い、新卒でリゾート系ホテルのレストランで働くことにしました。
最初はお客様の笑顔にやりがいを感じ、観光地ならではの賑やかな雰囲気も楽しんでいました。
ただ、次第に感じたのは、長時間の拘束時間と休みの少なさです…。
僕が勤務していたホテルの場合、12時間の拘束時間は普通で、繁忙期や人手が足りないときは拘束時間が18時間になることもありました。
途中で4時間以上の休憩時間が用意されているとはいえ、早朝6時にホテルに出勤して退社は深夜0時過ぎ…という日もあり、体力的に限界を感じました。
また、僕はホテル近くの社員寮に住んでいたので、昼休憩の4時間に部屋に戻って食事や仮眠をとり、夕方にまたホテルに戻る、という生活をしていたのですが、休憩中でも緊急で呼び出されることもありました。
そのため、休憩時間でも完全には気が休まらず、もちろんお酒なんて絶対に飲めませんでした。
休憩時間は労働から解放されている時間なので勤務時間には含まれませんが、しっかり拘束はされていました。
休憩時間に食事や睡眠をとっておかないと体力は回復しませんし、休憩後は再び社員寮からホテルに出勤しないといけないので、当時は「1日に2回出勤している」感覚でした。
加えて、先輩や上司たちは、何もない時期は余裕があるので優しく対応してくれるのですが、ゴールデンウイークやお盆などの長期連休の時期は普段の倍以上のお客様が利用するため、とにかく忙しくて社員は目が血走り、職場の雰囲気はピリついていました。
そのため、特に仕事に慣れていない新人たちは、職場の人間関係が良くないことにストレスを感じてしまい、新卒1年目で辞めていく人も多かったです。
さらに、シフト制のため友人と休みが合わず、休日に遊ぶ予定を立てるのが難しかったのもストレスの原因でした。
ちなみに、厚生労働省が発表した『令和4年雇用動向調査結果』によると、宿泊・飲食サービス業は『離職率 26.8%』となっており、全業界の中でも離職率は高いようです。
僕がホテル業界から転職を決意した3つの理由
僕が最終的にホテル業界から転職を決意した理由は、次の3つです。
長時間労働が続く生活に限界を感じた
連日の早朝出勤と夜遅くまでの勤務で体力が持たず、プライベートの時間も確保できない日々が続きました。
新しいことに挑戦したいと思った
ホールスタッフとしての経験しかない僕が、このままでは社会人としてのスキルを広げられないと感じ、思い切って環境を変えようと思いました。
休みが不規則で友人と予定が合わなかった
僕がホテル業界から転職を決意した理由の中で、これが1番大きいです。
学生時代からの友人たちとスポーツや音楽や旅行を楽しむのが好きだったのですが、土日休みの友人とは予定が合わせづらく、孤独を感じることが多くなりました。
ホテル業界に就職したため、休日が不規則になることは覚悟していましたが、実際に生活してみると、友達と遊べないことは結構キツかったです。
僕が勤務していたホテルは人手不足だったため、なかなか連休が取れず、新卒1年目だったこともあり、先輩に気を遣って休日の希望も出せませんでした。
地元を離れて社員寮で一人暮らしをしていたため、日帰りで地元に帰るのは大変で、「まあいいか…」と部屋でゴロゴロして日ごろの疲れを癒すためだけに、休日を潰すようになりました。
しかし、次第に「このままだと友達がいなくなる…」という危機感か強くなり、転職の準備を少しずつ始めていきました。
※第二新卒で転職した人の体験談は、以下の記事でまとめて紹介しています。
ホテル業界から転職するためにやったこと
ホテル業界からの転職活動は、転職エージェントに相談するところから始めました。
初回面談では担当のキャリアアドバイザーと1時間ほど話をして、無料で適職診断テストも受けさせてもらい、自分の性格や強みを分析してもらいました。
その結果、以下のようなアドバイスを受けました。
- スキルを広げる職種に挑戦すべき
→「ホールスタッフの経験だけではスキルアップが難しいため、営業職や施工管理など、対企業とのやり取りが増える職種に移行した方が良い」とアドバイスをもらいました。 - 土日休みの求人を重視
→「友人と予定が合うように」という希望を考慮し、土日祝休みの仕事を探すことにしました。
加えて、担当のキャリアアドバイザーに職務経歴書を添削してもらい、上記のアドバイスをもとに求人も紹介してもらいました。
書類選考が通ったあとは、企業ごとに面接対策もしてもらい、面接後のフィードバックで改善ポイントも共有してもらいました。
また、僕は転職エージェントとは別に、自分でも直接、転職情報サイトから求人に応募していたのですが、担当のキャリアアドバイザーの方はその相談にも乗ってくれました。
今考えると、あれは多分、担当のキャリアアドバイザーの方がやる仕事ではなかったと思うのですが、嫌な顔せず対応してくれて感謝しかないですね。
ちなみに、僕がおすすめする転職エージェントは、10時間以上のフォローがある『第二新卒エージェントneo』です。
第二新卒エージェントneo :20代の転職に強い。未経験OKの求人が豊富。10時間以上の手厚いフォローあり。
ホテル業界からの転職活動の結果と振り返り
そんな感じで転職エージェントのサポートを120%くらいの勢いで頼りながら、自分での直接応募も含めて、いろいろな求人に応募しました。
たとえば、キャッシュレスサービスの営業、求人広告の営業、電気設計、施工管理、電化製品の商社、人材紹介の営業など。
そして、最終的に8社に応募して2社から内定をいただき、結局最後は年間休日が多い方に行くことにしました。
測量器械の販売・修理・レンタルを行う会社のルート営業職で、土日祝休みなので友人と予定を立てやすいのが大きな魅力でした。
担当のキャリアアドバイザーの方にはかなりお世話になったので、結果的に転職エージェントから紹介してもらった会社を選ぶことになって良かったです。
ホテル業界から転職後の生活と変化
ホテル業界から転職して新しい職場に移ってから、僕の生活は大きく変わりました。
まず、土日祝が休みになったことで、友人との予定が格段に合わせやすくなり、趣味のテニスや音楽、旅行を楽しむ時間が増えました。
これが、僕にとって一番嬉しい変化です。
また、ルート営業はリゾートホテル時代と比べて、自分でスケジュールを調整しながら働けるため、精神的な余裕が生まれました。
これまでの接客経験が活き、スムーズにお客様と関係を築けている点も良かったです。
まとめ:ホテル業界から転職して自分に合った働き方ができるようになった
ホテル業界で働いている人に限らず、世の中には「長時間労働に疲れた」「土日休みの仕事に就きたい」と考えている人は多いと思います。
僕自身、ホテル業界で働いていた頃は「転職なんて自分には無理…」と思っていました。
でも一歩踏み出してみると、意外と新しい道が見えてくるものです。
「何かを得るには、新しいことに挑戦する勇気が必要だ。」
これはアメリカの哲学者ラルフ・ワルド・エマーソンの言葉です。
現在の働き方に悩んでいる方は、自分の理想の生活をもう一度見直してみるのが良いかと思います。
土日休みやスキルアップを目指して転職することで、仕事とプライベートのバランスが取れた新しい人生がきっと見つかるはずです。
僕もまだまだこれからですが、新しい挑戦を続けていきたいと思っています。
この記事では、世の中によくある「転職ノウハウ」ではなく、僕が実際に経験した転職体験談をそのまま書かせていただきました。
かつての僕と同じように悩んでいる方の背中を、少しでも押せたなら嬉しいです。
あとは、あなたのご判断にお任せします。
あなたの転職活動がうまくいき、あなたの理想の未来に近づくことを祈っています。
※ホテル業界から転職を考えている方は、下記の転職エージェントに無料相談してみるのがおすすめですよ。
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