「飛び込み営業を辞めたい…」
「個人宅への訪問営業はきつい…」
「営業の大変さと給料が見合ってない…」
このような方に向けて、『個人宅への飛び込み営業を辞めたいと思っている22歳男性の体験談』を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計985名の方にインタビューしてきたので、飛び込み営業を辞める人のリアルな情報をお伝えできると思います。
この記事では、個人宅への飛び込み営業をやっているマサトさん(22歳男性)の体験談をもとに『個人宅への飛び込み営業の仕事のリアル』から『飛び込み営業を辞めたいと思ったきっかけ』までを解説しています。
3分で読める内容ですので、それではいきましょう〜。
目次
私が個人宅への飛び込み営業を辞めたいと思った理由【体験談】
まずは今回紹介する、個人宅への飛び込み営業をやっている『マサトさん(22歳男性)』の簡単な経歴を紹介しておきます。
マサトさんは大学に通っていましたが、家庭の事情で学費が払えなくなり、大学3年生のときに大学を中退しました。
その後数ヶ月は、学生時代からやっていた飲食店で、アルバイトを続けていました。
しかし年齢が22歳になり、同年代が大学を卒業して就職するタイミングだったので、「このままフリーターを続けるのはマズい…」と思い、正社員になるために就職活動を始めました。
そして「どうせ働くなら稼げる仕事がいい!」と考えて、ベンチャー企業の飛び込み営業に就職を決めました。
マサトさんの具体的な仕事内容は、『個人宅に飛び込み営業をして、電力サービスの案内や受信料の回収をする』というものです。
だいたい1日300件ほどの個人宅に対して、飛び込み営業をおこなっています。
入社当初は思うような成果を出せず、営業トークの練習などをかなり努力したそうです。
その努力の結果、マサトさんは毎月70~80件の申し込みを獲得できるようになりました。
しかしそのいっぽうで、深夜0時までの残業、月2回の休日出勤、毎月70件の申し込みを獲得しても月給23万円しか稼げない…という状況に不満がたまっていきました。
そんなある日、副支店長と話す機会があり、思いきって給料の相談をしてみたのですが、そこで衝撃の事実を知ることになります。
なんと…副支店長の給料が『月給24万円』だったのです…。
「マジかよ、副支店長になっても今より1万円しか給料増えないのかよ…」と、マサトさんは未来の自分の給料に絶望しました。
これがきっかけで、マサトさんは個人宅への飛び込み営業を辞めたいと思い始めたそうです。
個人宅への飛び込み営業は頑張っても稼げないのがきつい…【体験談】
世の中的には、『稼ぎやすい仕事=営業職』というイメージがあるので、営業の仕事はお金を稼ぎたい方に人気があります。
ただし営業職には様々な種類があるので、どの営業職を選ぶかで、仕事の大変さや稼ぎやすさが違ってきます。
マサトさんの場合は、個人宅向けの飛び込み営業(訪問営業)をやっていましたが、訪問営業の中でも個人宅向けは特に難しいようです。
飛び込み営業の訪問営業には法人相手の仕事もありますが、法人相手の場合は訪問先に誰か人がいるので、お客様との接触回数を増やすことができます。
しかしそのいっぽうで個人宅向けの場合は、訪問先に人が誰もいないことも多く、とにかく訪問件数を増やす必要があります。
実際にマサトさんの場合は、毎日300件を訪問しているようです。
マサトさんが勤めてい営業会社の場合、訪問からの契約率の平均は次のとおりです。
飛び込み訪問:300件
↓
商談:10~15件
↓
契約:3〜5件
ただし、毎日必ず300件訪問して、必死になって毎月70件の契約をとっても、もらえる給料は月23万円だけでした…。
ちなみに、マサトさんが入社前に見た求人票には『入社1年目で年収500万円!』『年収1,000万円も夢じゃない!』という魅力的なキャッチコピーが書かれていたようです。
マサトさんは飛び込み営業の給料について、「仕事を頑張れば稼げると思っていましたが、毎日必死に頑張っても月給23万円以上を稼ぐのは無理ゲーでした…」と語ります。
飛び込み営業の新人時代は1日15時間労働でした【22歳男の体験談】
マサトさんが飛び込み営業を始めたばかりの新人だった頃、1日の労働時間は15時間を超えていたそうです。
ちなみにマサトさんの1日の流れは、次のとおりです。
8:00 会社に出社
↓
8:30~13:00 飛び込み営業
↓
13:00~14:00 昼休憩
↓
14:00~20:00 飛び込み営業
↓
20:00~22:00 帰社・MTG・翌日の準備
↓
22:00~24:00 営業ロープレ
上記のとおり、拘束時間は16時間で、実労働時間は15時間です。
ただし、給料には『みなし残業代』が入っているため、残業を含めても月給23万円しかもらえません。
求人票には『超過分は別途支給』と記載されていましたが、とても超過分を申請できる雰囲気ではないのだとか。
支店長を中心に「成長したいなら残業は買ってでもしろ!」という空気が社内にあるため、深夜0時ごろまで働く営業マンも多いようです。
個人宅への飛び込み営業は相手が誰かわからないから大変です…【体験談】
マサトさんは個人宅への飛び込み営業で1番大変なのは、『相手が誰かわからないこと』と言っています。
マサトさんが販売している商品は、個人宅向けの電力サービスで、導入前後で確実に電気料金が安くなるようなプランです。
そのためマサトさん自身は、仕事に対する後ろめたさは全く感じていません。
ただ、このようなご時世ということもあり、個人宅に住んでいる人の中にはインターホンを押しただけで、「警察を呼ぶぞ!」「今すぐ出ていけ!」「お前は詐欺師だろ!」などと怒鳴る人もいるようです。
マサトさんは飛び込み営業の大変さについて、「どんな人が出てくるかわかりませんし、突然大声で怒鳴られるとトラウマになりますよ…」と言っています。
現在のマサトさんは個人宅への飛び込み営業の仕事を続けながら、会社の休憩時間や休日をつかって、転職エージェントに相談したり、求人票をチェックしたりしているそうです。
…ということで、今回は以上です。
この記事が、あなたの転職活動のヒントになれば嬉しいです。
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