このような方に向けて、記事を書いています。
アパレル業界の離職率は高く、多くの方が20代半ばで異業種へ転職していきます。
そんな中、30代までアパレル一筋で頑張ってきたあなたの継続力はすごいです。
でもこの記事を読んでいるということは、そのままアパレルの仕事を続けていくことに限界を感じているのですよね?
結論からいうと、30代でもアパレルから転職することは可能です。
この記事では『30代でアパレル店長から営業に転職した男性の体験談』を紹介しますので、30代でアパレルから転職したい方はぜひ参考にしてみてくださいね。
僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計985名の方にインタビューしてきたので、30代でアパレルから転職する人のリアルな情報をお伝えできると思います。
この記事では、元アパレル店長のリョータさん(32歳男性)の体験談をもとに『30代でアパレルからの転職を成功させる方法』から『アパレルから転職した後の30代が直面する悩み』までを解説していきます。
この記事を読めば、アパレルから転職した後のリアルや、30代でアパレルから転職するための具体的なステップがわかりますよ。
それでは、さっそく見ていきましょう〜。
※「今すぐにアパレルから転職したい!」という方は、第3章の『アパレル店長から営業に転職するためにやったこと【30代の私の体験談】』から先に目を通してくださいね!
目次
30代でアパレルから転職したい人の転職理由は?
ファッションが好きでアパレル業界で頑張ってきた結果、気づいたら30代になっていた…という方もいると思います。
30代までアパレルで働いていた方の中には、店長や副店長などの役職を与えられている方も多いですよね。
しかし店長や副店長をずっと続けていると、あることに気づきます。
「仕事は増えるけど給料が上がらない…」
アパレル店員の出世ルートは『店員→チーフ→副店長→店長→エリアマネージャー』という形で進んでいきます。
最初は昇格を目指して頑張るのですが、上のポジションに行けば行くほど席が空いていません。
そのため『店長や副店長で何年も留まっている人』はたくさんいます。
エリアマネージャーまで昇格できないと、昇給しない場合が多く、給料が数年変わらないこともあるようです…。
役職や給料が上がらなくても人間は歳をとっていくので、30代になれば結婚や住宅購入などのライフイベントが訪れます。
30代でアパレルから転職する人の転職理由は、「この給料じゃ家族を養えない…」「住宅ローンを払うと生活できない…」などが多いです。
ちなみに、32歳までアパレル店長だったリョータさんの場合も、『結婚して子どもが2人できたこと』と『住宅ローンで戸建てを購入したこと』がきっかけで転職を決意したそうです。
30代でアパレル店長から営業に転職した私の体験談【32歳男性】
ここからは、僕がインタビューした元アパレル店長のリョータさん(32歳男性)が、30代でアパレルから転職した体験談を紹介していきますね。
リョータさんは専門学校を卒業後、新卒でアパレル企業に就職して、アパレルショップの店長として10年間働きました。
リョータさんの担当業務は、お客様への接客販売・売上管理・スタッフマネジメント・顧客管理・在庫管理・店頭レイアウト・ディスプレイ…などさまざまでした。
新卒で入社してから32歳までアパレル店長として働きましたが、リョータさんの給料は残業手当や賞与を含めても、年収310万円しかありませんでした。
結婚して子どもが2人いましたし、住宅ローンで戸建も購入していたので、「いまの給料のままでは金銭的にきつい…」と判断して、リョータさんは32歳のときにアパレル店長を辞めました。
30代でアパレルから転職するのは不安でしたが、「少しでも若いうちに転職しないと手遅れになるかもしれない…」という危機感が強かったので、もう行動するしかなかったそうです。
その後、リョータさんはアパレル店長からチャレンジできる求人を中心に転職活動し続け、最終的にIT企業の営業職に転職することができました。
転職してからの数ヶ月は仕事に慣れるまでに苦労したものの、入社後は2週間ほど研修があり、職場の先輩や上司も親切だったため、とても働きやすかったようです。
このおかげで、リョータさんは徐々に自分ひとりでも商談をこなせるようになり、入社2年目には役職がついて、6名の営業チームのリーダーを任されるようになりました。
ちなみに、リョータさんの年収はインセンティブや賞与を含めると、入社2年目で年収560万円稼げるようになったそうです。
リョータさんは30代でアパレルから転職したことを振り返って、以下のようにコメントしています。
「お客様との商談ではアパレル時代に身につけたコミュニケーションスキルがかなり役に立っていますし、アパレル店長とチームリーダーの役割もけっこう似ているので、前職でアパレルを経験しておいて良かったと実感しています。土日祝休みの仕事に転職したおかげで、休日に家族や子どもと過ごせる時間が増えたのも嬉しいですね!」
リョータさんは32歳まで年収310万円のアパレル店長だったので、リョータさんと同じような境遇の方やもっとマシな経歴の方なら、必ず人生を変えれますよ!
次章からは、リョータさんがどうやって転職活動を進めていったのかを中心に解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
アパレル店長から営業に転職するためにやったこと【30代の私の体験談】
30代でアパレルから異業種に転職するためには、具体的に何をすればいいのか?
結論をいうと、転職エージェント経由で転職するのが1番おすすめです。
転職エージェントとは、無料の転職支援サービスで、仕事を探したい転職者と人材を採用したい企業をマッチングしてくれる場所です。
転職者はカウンセリングや非公開求人の紹介、応募書類の添削や面接対策、さらには適職診断テストまでを無料で利用することができます。
実際に32歳までアパレル店長だったリョータさんの場合も、転職エージェントを利用して、アパレルから異業種への転職を成功させています。
転職エージェントを利用すれば、専任のキャリアアドバイザーがフルサポートしてくれるので、ハイクラス求人を紹介してもらえるなど、転職先の選択肢も広がりますよ。
リョータさんの場合は年収アップの希望しかなかったため、担当アドバイザーから『アパレル店長の経験が有利になる転職先を教えてもらえたこと』が特に良かったそうです。
リョータさんは転職エージェントを活用したことについて、以下のようにコメントしています。
「アパレル時代に身につけたコミュニケーションスキルはもちろん、アパレル店長のマネジメント経験も強みになると言ってもらえて、転職先の選択肢が広がりました。最初は転職後の目先の年収のことしか考えていませんでしたが、それだと長期的なキャリア形成は難しいと言われ、『自分の強みを活かせる+中途採用でも昇格しやすい』という転職の軸を決めてもらえたのはとても良かったです!」
このおかげで、最終的にリョータさんはIT企業の営業職に転職することができ、その2年後には年収560万円稼げるようになったのです。
リョータさんの経験からもわかるとおり、30代でアパレルから転職する場合は、とりあえず転職エージェントに相談してみるのがおすすめですよ。
ちなみに、リョータさんが利用した転職エージェントはハイクラス求人が豊富に揃っている『 リクルートエージェント 』です。
下記に紹介しておくので、30代でアパレルから転職したい方はぜひ無料登録してみてくださいね。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは、アパレル店長をはじめとした30代の転職に強いエージェントです。
厳選された非公開求人を21万件以上も保有しているため、ハイクラス求人を豊富に取り扱っており、大手や上場企業の求人が揃っているのも特徴ですね。
転職サポートを利用した人の60%以上が年収アップを実現しており、転職支援実績も41万1,000人以上です。
30代でアパレル業界の経験しかない場合は、リクルートエージェントを利用して専門コンサルタントのフルサポートを受けるのが良いかと思います。
自分の強みを活かせるハイクラス求人を紹介してもらえるので、転職先の選択肢が広がり、前向きに転職活動を進められますよ。
リクルートエージェント :30代の転職に強い。ハイクラス求人が豊富。専門コンサルタントのフルサポートあり。
30代がアパレルからの転職成功率を高めるコツ【32歳男の体験談】
元アパレル店長のリョータさん(32歳男性)は、30代がアパレルから転職を成功させるためには、アパレル時代の経験や実績を数値でアピールすることが大事、と言っています。
また、面接時に『アパレルで培ったコミュニケーション能力』を存分に発揮することも重要だそうです。
基本的に30代の中途社員には、即戦力が求められます。
そのため、30代以降の転職は『広告業界の営業職→IT業界の営業職』『小売業の人事担当→自動車販売業の人事担当』など、同じ職種で転職するケースが多いです。
そんな中で、30代でアパレルから異業種に転職する場合は、即戦力としてアピールできるわかりやすいスキルや知識がありません。
ですから『仕事に対する取組み方』や『目標達成に対する姿勢』など、どんな職場でも応用できるようなアピールポイントを準備しておく必要があるようです。
ちなみに、元アパレル店長のリョータさんが、面接でアピールした内容は次のとおりです。
「店舗の売上目標500万円を達成できるように毎日店舗スタッフで振り返りを行い、お客様への声掛けや提案する商品についての改善をしていました。月間目標は週目標、日目標に落とし込んでスタッフ間で共有し、自分が先頭に立って売上を伸ばしていました。毎月スタッフごとの面談を行い、各スタッフのモチベーション管理もおこなっていました。」
上記のように『目標に対して工夫しながら行動していた』と仕事に対する姿勢をアピールできれば、採用担当者に『転職後も同じように頑張ってくれそうだ』という印象を持ってもらえます。
さらに面接の場で、アパレル時代に培ったコミュニケーション能力を活かして面接官の質問に回答したり、相手を不快にさせない会話を実践したりすることで、採用される確率もグッと高まります。
実際にリョータさんは上記のアピールポイントを面接で伝えた結果、30代でアパレル店長からIT企業に転職することができました。
30代でアパレルから転職する人は覚悟も必要です【32歳男性のリアル】
元アパレル店長のリョータさん(32歳男性)は、30代でアパレルから転職することは可能だが、中には30代でアパレルから転職しないほうがいい人もいる、と語ります。
次のような考えの人は、30代でアパレルから転職すると失敗するかもしれない、と言う。
- 年下にタメ口を使われたくない
- 年下に指示されることを受け入れられない
- 年下から教えてもらうことは何もないと思っている
30代でアパレルから異業種へ転職する場合、高い確率で先輩や上司が年下になるため、先輩や上司が20代や年下でも気にしない人じゃないと、やっていけないそうです。
実際に32歳でアパレルからIT企業に転職したリョータさんの場合も、直属の上司は20代後半、先輩社員の7割は20代だったようです。
リョータさんは年下の人から教えてもらうことにそこまで抵抗がなかったので、20代後半の上司にタメ口を使われても、20代の先輩社員に指摘されても、特に何とも思わなかったのだとか。
しかしプライドが高い人は、これが我慢できないようで、30代で異業種から転職してきた人の中には、半年経たずに辞めてしまう人もいるようです。
そのためリョータさんは「先輩や上司が20代や年下であることを我慢できない人は、30代でアパレルから転職するのはやめたほうがいいかもしれません」と言っています。
ただし、リョータさんはわりと早い段階で実力が認められ、入社2年目でチームリーダーのポジションまで昇格することができました。
ですから、リョータさんのように社歴よりも実力を評価してくれる会社を選べば、すぐに年下問題は解消される可能性がありますね。
あとは、あなた次第です。
今から行動して、あなたの理想の未来を手に入れませんか?
リクルートエージェント :30代の転職に強い。ハイクラス求人が豊富。専門コンサルタントのフルサポートあり。
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