「食品工場の正社員はきつい…」
「食品工場はスキルが身につかない…」
「食品工場を辞めた人の話が聞きたい…」
このような方に向けて記事を書いています。
食品工場の正社員は楽なので、ほとんどストレスなく働ける点がメリットです。
しかし20代後半になると、年収が低いことやスキルアップできないことが原因で、「食品工場の正社員のままではきつい…」と感じるようになります。
結論から言うと、食品工場の正社員がきついと思ったら、すぐに転職活動を始めるべきです。
なぜなら、食品工場の正社員を何年続けても、転職活動でアピールできることがほとんどないので、年齢が若いうちに行動しておかないと、手遅れになるリスクがあるからです。
記事を書いている僕は28歳まで年収296万円の食品工場勤務でした。その後、IT業界に転職して年収400万円台になり人生が変わりました。現在はWeb制作会社で営業職をやってます。
この記事では、実際に食品工場で10年働いた僕が「食品工場の正社員を退職した理由」から「食品工場の正社員から転職で失敗しない方法」までを解説しています。
この記事を読めば、食品工場の正社員がきつい理由を理解した上で、今すぐに食品工場を辞めるべきかを判断できるようになります。
３分で読める内容なので、それではいきましょう〜。
※すぐに「食品工場から転職で失敗しない方法」が知りたい方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
食品工場の正社員はきつい？10年働いた僕の退職理由【失敗談あり】
食品工場の正社員がきつい理由は、「とにかく給料が安いから」です。
ここからは、食品工場の正社員を10年目で辞めた僕の体験談を紹介していきます。
僕は高校を卒業後、高校の紹介で食品工場の正社員に就職して、そのまま同じ食品工場で10年間働き続けました。
しかし、入社10年目のタイミングで、食品工場の正社員を辞めることになります。
なぜ、せっかく10年も働いたのに退職したのか？
退職理由は「入社10年目でも年収296万円しか稼げなかったから」です。
僕は社内で上から数えた方が早いほど、社歴が長かったにも関わらず、年収300万円未満だったのです。
DODAが公開する「年齢別の平均年収」をみると、28歳男性の平均年収は「約430万円」なので、それと比較すると、食品工場の正社員はかなり年収が低いですね。
しかも僕の場合は、ただでさえ低い年収に、会社の業績不振が重なったこともあり、食品工場の正社員を辞める決断をしました。
僕は28歳だったので、年齢的にも未経験から転職できるラストチャンスだと思って、本気で転職活動に取り組みました。
その後、転職活動を約1か月半続けた結果、食品工場の揚げ物担当からIT業界の営業職に、転職することができました。
僕の転職体験談は別記事で紹介済みなので、下記をどうぞ。
>>食品工場から転職して人生変わった僕の体験談。失敗する理由は簡単です
食品工場の正社員は業績不信による給料カットがきつい【28歳男の実話】
僕の食品工場10年目の年収は「296万円」でした。
たしかに入社10年目で年収296万円はきついですが、社員寮があって生活コストを抑えられていたので、それでも何とかやっていけていました。
しかしある時、景気の影響で会社の業績が急に悪くなり、給料が大幅にカットされてしまったのです。
これによって、僕の給料は、約半分になってしまいました…。
減給後は月給10万円弱だったので、さすがに生活できなくなり、食品工場で働きながら、副業で倉庫作業の深夜バイトもやっていました。
このダブルワークを6ヶ月ほど続けた結果、体力的に限界になり、僕は食品工場の正社員を辞めたのです。
食品工場の正社員はスキルが身につかないからきつい【10年働いた現実】
食品工場の正社員がきつい理由は、何年働いてもスキルが身に付かないから、です。
食品工場の正社員の業務内容は、「1日中ひたすら料理をつくること」です。
1日中揚げ物を揚げたり、1日中弁当の盛り付けをしたり、1日中ご飯を炊いたり、1日中野菜を切ったり、1日中肉や魚を焼いたり…など。
僕の業務は、1日中揚げ物を揚げることだったのですが、これを10年続けていました。
「冷凍の唐揚げや白身フライをひたすら揚げ続ける」を10年続けていただけなので、転職活動でアピールできるスキルは何もありませんでした。
実際に転職活動が始まってみると、ネクタイの締め方がわからない、履歴書の書き方がわからない、面接での受け答えの仕方が分からない、、、などの課題も山積みでした。
せっかく10年同じ会社で頑張ってきたのに、何もスキルが身に付いていないのは、めちゃくちゃ辛かったですね…。
僕は食品工場からの転職活動を始めてみて、「こんなことならもっと早く転職しておけば良かった…」と本気で後悔しました。
食品工場の正社員はきついから20代で9割が辞めていく…【体験談あり】
僕が勤めていた食品工場では、正社員の9割は20代のうちに辞めていました。
辞める理由は「給料の安い」「スキルアップできない」「将来が不安」などです。
誤解しないでほしいのですが、僕は別に「食品工場の正社員になるな！」と言っているわけではありません。
食品工場の正社員には、「仕事が楽」「仕事で頭を使わなくてもいい」などのメリットがあります。
要するに、食品工場で働くメリットとデメリットを比較して、メリットの方が大きければ、食品工場の正社員になればいいのです。
実際に20代前半までの僕は「給料は安くていい、スキルアップに興味ない。その代わり、とにかく楽な仕事がしたい。」という感じだったので、自分の人生にはそこそこ満足していました。
でも年齢が上がるにつれて、「今の給料でずっと生活していけるかな…」「個人のスキルが身についてないけど大丈夫かな…」という将来への不安も大きくなりますよね。
僕は30歳手前で食品工場からの転職活動を始めましたが、「もっと若いうちに行動しておけばよかった」と思う場面が何度もありました。
なぜなら未経験から転職する場合、やっぱり年齢が若いほうが採用してもらえるチャンスが多いですし、業界や職種の選択肢も広がりますからね。
ですから、もし今の段階で、食品工場の正社員を続ける自分の未来に納得できないのなら、今すぐに転職活動を始めておくのがおすすめですよ。
ちなみに、僕は28歳のときに転職エージェントを利用して、『食品工場の揚げ物担当→IT系企業の営業職』への転職を成功させることができました。
自分の意識と行動だけで、意外と人生はどうにでもできますね。
食品工場の正社員から転職で失敗しない方法を伝えます！
では、食品工場の正社員から転職で失敗したくない方は、どうすればいいのか？
結論をいうと、「転職エージェントを利用する」の一択です。
失礼ながら、食品工場で働いている方の多くは、まともに就職活動をした経験がないと思います。
実際に僕が働いていた食品工場の高卒社員のほとんどが、学校の紹介や先輩の紹介で入社していました。
しかし、転職活動を進めるにあたっては、次のような作業が必要になります。
- 自己分析をする
- 業界や職種を調べる
- 応募する企業を選ぶ
- 履歴書や職務経歴書を作る
- 書類を応募する
- 企業と面接日時の調整をする
- 面接対策をする
- 企業と面接をする
- 内定が出た企業に内定承諾をする
- 入社前の準備をする
上記のとおり、転職活動はめちゃくちゃやることが多いです。
ぶっちゃけ食品工場で働いた経験しかない人が、自分ひとりで全部やろうとするのは無理があります…。
実際に元食品工場勤務の僕も、転職エージェント経由でIT企業の営業職への転職に成功しました。
転職活動を終えて、僕は「もし転職エージェントを利用していなかったら、自分は転職できなかっただろうな…」と思いました。
そのため、食品工場の正社員から転職で失敗したくない方は、最初から転職エージェントを利用するのが安全です。
しかも無料で全て利用できるので、あなたのリスクはゼロ。これを利用しない手はないですよね。
ちなみに、転職エージェントの選び方にはコツがあるので、よろしければ、こちらの記事もどうぞ。
ちなみに、僕がおすすめする転職エージェントは別記事で解説済みなので、下記をどうぞ。
>>食品工場の正社員から異業種に転職するための具体的な方法とは？
食品工場の正社員がきついといわれる理由【まとめ】
この記事のまとめです。
- 食品工場の正社員は給料が安い
- 業績不振になると減給のリスクもある
- 食品工場の仕事はスキルが身につかない
- 食品工場の正社員の9割が20代で辞めていた
- 食品工場から転職するなら若いほうが有利
- 行動しないときつい人生はずっと続く
- 迷ったら転職エージェントに相談するのがおすすめ
なんとなく食品工場に就職したものの、給料や将来性に限界を感じている方も多いと思います。
でも環境を変えるのは勇気がいるので、今のままではマズイと思いながらも、なかなか行動できない気持ちもわかります。
しかしそのまま放置していると、未経験からチャレンジできる正社員の転職先がどんどん少なくなります。
食品工場から転職して新しい未来を手に入れるか、将来に不安を抱えたまま食品工場で働き続けるか…。
人によって価値観はちがうので、どちらを選んでもOKです。
あとは、あなた次第。
今から行動して、あなたの理想の未来を手に入れませんか？
