このような方に向けて、記事を書いています。
『未経験でも月収30万円稼げる!』『独身寮が無料!』という甘い言葉に誘われて、期間工になる人はたくさんいます。
でも実際に期間工をやってみると、『毎日の肉体労働がきつい…』という理由で、未来に不安を感じる人もいるようです。
ずっと同じ体勢で作業をくり返したり、毎日自動車のボディを手作業で100個運んだり…。とにかく体力をつかいます。
10代20代の若いうちなら、体力的にも余裕があるかもしれませんが、20代後半になると、疲れが取れないことも多くなり、『ずっとは続けられないな…』と思うようになるのです。
30代40代になったときのことを考えると、できるだけ20代の早いうちに、期間工から肉体労働ではない仕事の正社員に転職するのが理想です。
記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や人生に役立つ情報を発信しています。
僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計978名の方にインタビューしてきたので、期間工を辞めた人のリアルな情報をお伝えできると思います。
この記事では、僕が実際に話を聴いた、元期間工の島谷直人さん(27歳男性・仮名)の体験談をもとに、『期間工の将来性がない理由』から『期間工から人生をやり直す方法』までを解説していきます。
3分で読める内容ですので、それではいきましょう~。
※『今すぐに期間工から転職したい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
期間工を辞めたい人へ【期間工から人生やり直す方法を3分で解説】
まずは今回紹介する、元期間工の『島谷直人さん(27歳男性・仮名)』の簡単な経歴を伝えておきます。
島谷直人さんは『未経験から月収30万円稼げる!』というキャッチコピーに魅力を感じて、26歳のときに期間工に就職しました。
当初は『期間工で貯めたお金で、自分のお店を始めるのもいいな~』と、なんとなく思っていました。
でも実際に期間工の仕事を始めてみると、予想以上に肉体労働が多く、体力的にめちゃくちゃきつかったのです。
島谷直人さんが担当していた業務は、毎日自動車のボディを指定の場所から指定の場所に運ぶ、という作業でした。
手作業で1日100個ほどのボディを運ばないといけないので、1日仕事が終わると肉体疲労がヤバい状態でした。
それでもお金を稼ぐために、期間工の仕事を続けていき、結局1年が経っていました。
しかし、ちょうどその頃、期間工での肉体労働の積み重ねで、腰を痛めてしまい、仕事を続けるのが辛くなりました。
島谷直人さんはこれがきっかけで、『期間工はもう続けられない…』と判断して、退職を見据えて、転職活動をスタートしたのです。
20代のうちに期間工から抜け出さないとヤバい理由
『期間工は長く続けられない…』
このように考えている方は、今すぐに行動しましょう。
ぶっちゃけ転職市場のことを考えると、20代のうちに期間工から抜け出しておかないと、正社員に就職するのが難しくなります。
ざっくりいうと、正社員経験のない20代と30代では、応募できる求人数に約2倍の差があるイメージです。(※実際に転職エージェントで働く方に聴いた情報です。)
これは、なぜか?
期間工から転職する場合、未経験からチャレンジできる求人に応募することになります。
未経験者を採用する企業側の立場で、考えればわかると思いますが、同じ未経験者を採用するなら、できるだけ若い人材を採用したいと思いますよね?
なぜなら、若い人材の方が思考が柔軟で教育しやすそうですし、定年までの期間を考えると活躍できる期間も長いですからね。
以上のことから、期間工から転職したいなら、20代のうちに行動するのがおすすめだといえます。
期間工は転職で何をアピールすればいいのか?
では、期間工から転職したい人は、転職で何をアピールすればいいのでしょうか?
失礼ながら、期間工の仕事は単純労働なので、基本的には毎日同じ作業のくり返しです。
1日中部品の組立て、1日中部品の検査、1日中自動車ボディを運ぶ…。正直この作業経験を活かせるのは、期間工と同じような工場での仕事ですね。
でも期間工を辞める理由が、『体力的にきつくて長くは続けられないと思ったから…』なら、工場の正社員に転職するのは違いますよね。
工場の仕事も肉体労働なので、体力的にきついのは、期間工と同じです。
将来性を考えると、営業職やITエンジニアなどのオフィスワークに転職できるのが理想ですね。
工場とは全く異なる職種へのキャリアチェンジになるので、残念ながら、工場での単純労働の経験は、何のアピールにもなりません。
では、どうすればいいのか?
期間工から転職するときは、『どんな職業にでも応用できるような仕事に対する姿勢や取り組み方』をアピールするのが効果的です。
たとえば、次のとおり。
・作業時間を毎日チェックして、どうすれば業務効率が高まるのかを考えて、実行していました。
・仕事で困ったことやわからないことがあれば、すぐに上司や先輩に確認して、業務のミスを最小限にする努力をしていました。
・休憩時間などを利用して積極的に職場のメンバーと会話して、業務が円滑にまわるように心がけていました。
・自分のスキルアップのために資格取得に挑戦したり、仕事ができる先輩に指導を求めたりしていました。
こんな感じですね。これならどんな職種に転職したときでも、応用できます。
とはいえ、『こんなことやってないよ…』という方もいますよね?
そんなときは、今から期間工の現場で少しずつ実践すればOKです。
そうすれば、ウソにはなりませんからね。
あとは『正社員になりたい!』という熱意や『人生やり直したい!』という気持ちを、面接で思いきり伝えることです。
本気で人生を変えたいと思っている人の言葉は、人事担当の心を動かしますからね。
期間工でも人生諦めるな!無理だと思ったら人生終わる!
『自分は期間工だから正社員に転職するなんて無理だ…』
このように、諦めてしまっている方もいるかもしれません。
でも、諦めたら人生終わりです。
たしかに期間工から正社員になるのは難しいと思いますが、諦めずに選考を受け続ければ、いつか正社員になれます。
あとは、あなたの覚悟の問題です。
本気で『期間工から人生やり直したい!』と思っているなら、仕事を選んでいる場合ではありません。
もちろん最初から営業職やITエンジニアなど、希望の仕事に転職できれば最高ですが、転職市場の状況によっては、なかなか内定をもらえないこともあります。
そんなときは販売章や施工管理など、採用基準が低めの職種にも視野を広げて、『とにかく正社員としての経験を積むこと』を最優先に考えましょう。
『今が期間工だから…』というのは、全く問題ではありません。
『絶対に正社員になる!』という覚悟を持って転職活動すれば、3ヶ月以内には正社員になれると思いますよ。
期間工から人生やり直すための具体的な行動とは?
期間工から人生をやり直すために、最も効果的な方法は『転職エージェントを利用すること』ですね。
実際に元期間工の島谷直人さん(27歳男性・仮名)は、転職エージェントを利用した結果、約2ケ月でITベンチャー企業の営業職の正社員への転職に成功しています。
期間工から転職する方法には、ハローワークを利用する、転職ポータルサイトから応募する、求人誌から探す、などがあります。
でもこれらは基本的に、自分ひとりで転職活動を進めなければいけません。
失礼ながら、今まで期間工で働いてきた方は、ほぼ転職活動をしたことがないと思います。
何も知識がない状態で転職活動を進めてしまうと、いつまで経っても転職できない…という悲劇になります。
ちなみに元フリーターの僕も、自分ひとりで転職活動したことがありますが、30社に応募して28社が書類落ち、2社が面接で説教されて落選、内定ゼロ…で絶望した経験があります。
僕が転職で失敗した理由は、完全な準備不足です。
転職活動には『求人の選び方』『応募書類のつくり方』『企業ごとの面接対策』など、準備することが結構あるんですよね…。
でも、これを自分でやるのって大変じゃないですか?
そんなときに頼りになるのが『転職エージェント』です。
転職エージェントは全て無料で利用できるサービスで、『求人の選び方』『応募書類のつくり方』『企業ごとの面接対策』などを手厚くサポートしてくれます。
実際に元期間工の島谷直人さんは、転職エージェントを利用したおかげで、転職を成功させています。
あなたも『本気で人生やり直したい!』と思うなら、今すぐに転職エージェントに登録するのがおすすめですよ。
行動を後回しにすると、リスクしかないですからね。